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〇〇幼女ワールド少女
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「あの時、誓った! 絶対にお友達は守る! お友達になろうよ! アハッ!」
真理亜、お友達100万人キャンペーン実施中。
「甘い!」
この物語の主人公は真理亜の妹の小学一年生になったばかりの楓。
「真理亜お姉ちゃんは甘い!」
楓は姉に対してお怒りだった。
「私はおバカなお姉ちゃんとは違う!」
決意漲る小学一年生。
「私が小学校をしめる!」
一年生になったら、小学生になったら、小学校を支配する。
「超能力が使えれば楽勝よ!」
○○幼女ワールドが始まる。
「アハッ!」
笑い方も超能力者であることも姉の真理亜と同じである。
「この学校は私のものだ!」
○○幼女ワールド学園に入学した楓。
「おはようございます。先生。」
「おはよう。今日も一日がんばりましょうね。」
学校の正門では先生少女が立っていて、登校してくる生徒を迎えていた。
「出たな!? 門番!?」
楓には先生が門番に見える。
「笑顔でニコニコしているくせに、本当は何を考えているか分からない!?」
子供から見える先生は不気味な存在である。
「よし! 先生の心の中を覗いてみよう! インスピレーション!」
姉の真理亜同様、楓は超能力で相手の心の世界に入ることができる。
(ああ~、うざい。なんで朝からガキ相手に笑顔を振りまかないといけないのよ。教師って、面倒臭い。)
これが朝の校門に立つ先生の本音であった。
「ガーン!? なんてアバズレ教師なの!? 子供たちに夢も希望ないじゃない!?」
教師少女の心に衝撃を受けて苦しむ楓。
「私の野望を邪魔する者は、何人たりとも許さねえ!」
沸々と愛と悲しみのサイキック・オーラを醸し出す楓。
「我、超能力少女、楓の名において命じる。門番を吹き飛ばせ! スキップ!」
楓は超能力のサイコキネシスを使用する。
「え? ええ!? 体が浮いてる!?」
門番教師の体が宙に浮く。
「この世から消えてなくなれ!」
楓の超能力が炸裂する。
「ギャアアアアアアー!?」
門番教師はお空の遥か彼方に吹き飛ばされ、星になって消えた。
「やったー! 門番を倒したぞ!」
楓は正門を手に入れた。
「私はおバカのお姉ちゃんとは違う! 必ず小学校を自分の物にしてみせる!」
小学生が超能力を使えると恐ろしいことを想像する。
「アハッ!」
それでも小学生。普通に笑っている分にはカワイイのだ。
「私が小学校も先生も、みんな、みんな、ぶっ飛ばす!」
この物語は、姉は「お友達」と「悲しみ」を蹴り飛ばすのに対し、妹の楓は超能力幼女としての本分「支配欲」や「野心」を全うする。
「超能力があれば何でもできる! いくわよ! 1! 2! 3! ダー!」
戦争なんて無くても、生きることは戦いばっっかりだ。
つづく。
真理亜、お友達100万人キャンペーン実施中。
「甘い!」
この物語の主人公は真理亜の妹の小学一年生になったばかりの楓。
「真理亜お姉ちゃんは甘い!」
楓は姉に対してお怒りだった。
「私はおバカなお姉ちゃんとは違う!」
決意漲る小学一年生。
「私が小学校をしめる!」
一年生になったら、小学生になったら、小学校を支配する。
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○○幼女ワールド学園に入学した楓。
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楓には先生が門番に見える。
「笑顔でニコニコしているくせに、本当は何を考えているか分からない!?」
子供から見える先生は不気味な存在である。
「よし! 先生の心の中を覗いてみよう! インスピレーション!」
姉の真理亜同様、楓は超能力で相手の心の世界に入ることができる。
(ああ~、うざい。なんで朝からガキ相手に笑顔を振りまかないといけないのよ。教師って、面倒臭い。)
これが朝の校門に立つ先生の本音であった。
「ガーン!? なんてアバズレ教師なの!? 子供たちに夢も希望ないじゃない!?」
教師少女の心に衝撃を受けて苦しむ楓。
「私の野望を邪魔する者は、何人たりとも許さねえ!」
沸々と愛と悲しみのサイキック・オーラを醸し出す楓。
「我、超能力少女、楓の名において命じる。門番を吹き飛ばせ! スキップ!」
楓は超能力のサイコキネシスを使用する。
「え? ええ!? 体が浮いてる!?」
門番教師の体が宙に浮く。
「この世から消えてなくなれ!」
楓の超能力が炸裂する。
「ギャアアアアアアー!?」
門番教師はお空の遥か彼方に吹き飛ばされ、星になって消えた。
「やったー! 門番を倒したぞ!」
楓は正門を手に入れた。
「私はおバカのお姉ちゃんとは違う! 必ず小学校を自分の物にしてみせる!」
小学生が超能力を使えると恐ろしいことを想像する。
「アハッ!」
それでも小学生。普通に笑っている分にはカワイイのだ。
「私が小学校も先生も、みんな、みんな、ぶっ飛ばす!」
この物語は、姉は「お友達」と「悲しみ」を蹴り飛ばすのに対し、妹の楓は超能力幼女としての本分「支配欲」や「野心」を全うする。
「超能力があれば何でもできる! いくわよ! 1! 2! 3! ダー!」
戦争なんて無くても、生きることは戦いばっっかりだ。
つづく。
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