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アイドル少女
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「私のサインが欲しければ、お友達になりなさい!」
ファンクラブの入会用紙をファン(お友達)に記入させようとする真理亜。ただ今、お友達急増中。アハッ!
「あ、あ、あ、アイドル!?」
珍しく部員が5人揃ったお友達部。
「そう! アイドルよ! お友達部の存在をお知らせするための広報活動よ! アハッ!」
真理亜的にいうと、親愛なるアハ教徒を増やすための布教活動である。
「アリアちゃん! どうして真理亜ちゃんを止めなかったんだ!?」
「え? 私の性?」
「だってアリアちゃんは毎日学校に来ているだろう!?」
「私も恥ずかしいから嫌だって言ったんだけど。」
「これは責任問題だ!」
「分かった。責任を取って副部長を辞任するよ。誰か変わって。」
「・・・・・・。」
魔法少女アリアは副部長のままである。
「ちょっと待って!」
「どうしたの? イリアちゃん。」
ゾンビ少女のイリアが質問がある。
「私、太陽の陽ざしで溶けちゃうから、お昼にアイドル活動できないんだけど? それに夜はアルバイトの夜勤があるんだけど?」
「大丈夫。お昼は私とアリアちゃんの創作した対太陽光スーツ改良版でバリア効果があるから大丈夫。それにバイト先のコンビニでアイドル活動すれば夜も大丈夫だよ!」
「夜のアイドルか、私にできるかな?」
「大丈夫! イリアちゃんならできるよ! だって私たちお友達だもん! アハッ!」
「真理亜ちゃん。私がんばる! お友達だもんね!」
イリアはアイドルを受け入れた。
「私はやるぞ!」
コンビニオーナー少女ウリアはアイドル活動を受け入れた。
「おお!? ウリアちゃんが燃えている!?」
ちなみに初期からウリアのコンビニの名前は、〇〇少女ワールド・コンビニである。〇〇少女ワールドの放映権からキャラクター使用料、特許、肖像権、グッツの独占販売権を持っている。言い換えればアイドルの事務所。アハ教の総本山である。○○少女ワールド・コンビニはアニオタの聖地である。
「コンビニ店員をアイドルにすればいい!」
カリスマ店員の時代は終わった。
「お店に来れば、アイドルの店員がいて働いている姿が見れたり、握手会チケット100万円で売りつけたり、2ショット写真チケットを1億円で売りつけたり、隠し撮りする悪い奴は盗撮で警察に訴えてやる! 示談するなら1兆円払え! ガッチリ儲けてお金持ちになるぞ! アハッ!」
「こいつ、お金の話ばっかりだな。」
少し嫌気がさしている真理亜。
「真理亜ちゃん、何か言った? なんなら時給下げてもいいんだよ?」
「ええ~!? 働きます! 働きます! だって私たちはお友達じゃない! だから時給を下げるのだけは勘弁してください! お許しください! ウリア様!」
コンビニオーナー少女の立場はコンビニアルバイト少女より強い。
「私はアイドルよりも「いいね!」がいいな。」
いいね少女のエリアはアイドルに消極的だった。
「エリアちゃん、お友達の私のお願いなの。お友達を助けると思って、みんなでアイドル活動をしましょうよ。ね、ね、ね。」
「ごめん。真理亜ちゃん。やっぱり、私はお友達より「いいね!」が欲しい。」
いいね絶対主義者のエリア。
「エリアちゃん。お友達が増えれば、あなたのSNSの投稿に「いいね!」がたくさん付くわよ。」
「なんですと!?」
「当たり前じゃない。お友達のあなたの投稿を応援するために、お友達みんなが「いいね!」を押すわよ。そうすれば不味い料理屋も美味しい食堂ランキングで1位! ミシュラン7つ星もゲット! 面白くない小説も不正・やらせ、出来レースでネット小説投稿サイトのランキングで1位を取って大賞を受賞! そのまま書籍化されるのよ!」
「すごい!」
「これもお友達が多ければ多いほど「いいね!」がエリアちゃんのSNS投稿に集まるのよ!」
「すごい! お友達パワー! やるよ! アイドル! だって「いいね!」がたくさん欲しいんだもの!」
エリアもアイドル活動をすることを承諾した。
「いや~お友達はすごいな。まるで世界を笑顔で平和にする魔法の言葉だ。」
「すごいのは真理亜ちゃんの勧誘力だ。」
「アハッ!」
こうしてお友達部は始動する。
つづく。
ファンクラブの入会用紙をファン(お友達)に記入させようとする真理亜。ただ今、お友達急増中。アハッ!
「あ、あ、あ、アイドル!?」
珍しく部員が5人揃ったお友達部。
「そう! アイドルよ! お友達部の存在をお知らせするための広報活動よ! アハッ!」
真理亜的にいうと、親愛なるアハ教徒を増やすための布教活動である。
「アリアちゃん! どうして真理亜ちゃんを止めなかったんだ!?」
「え? 私の性?」
「だってアリアちゃんは毎日学校に来ているだろう!?」
「私も恥ずかしいから嫌だって言ったんだけど。」
「これは責任問題だ!」
「分かった。責任を取って副部長を辞任するよ。誰か変わって。」
「・・・・・・。」
魔法少女アリアは副部長のままである。
「ちょっと待って!」
「どうしたの? イリアちゃん。」
ゾンビ少女のイリアが質問がある。
「私、太陽の陽ざしで溶けちゃうから、お昼にアイドル活動できないんだけど? それに夜はアルバイトの夜勤があるんだけど?」
「大丈夫。お昼は私とアリアちゃんの創作した対太陽光スーツ改良版でバリア効果があるから大丈夫。それにバイト先のコンビニでアイドル活動すれば夜も大丈夫だよ!」
「夜のアイドルか、私にできるかな?」
「大丈夫! イリアちゃんならできるよ! だって私たちお友達だもん! アハッ!」
「真理亜ちゃん。私がんばる! お友達だもんね!」
イリアはアイドルを受け入れた。
「私はやるぞ!」
コンビニオーナー少女ウリアはアイドル活動を受け入れた。
「おお!? ウリアちゃんが燃えている!?」
ちなみに初期からウリアのコンビニの名前は、〇〇少女ワールド・コンビニである。〇〇少女ワールドの放映権からキャラクター使用料、特許、肖像権、グッツの独占販売権を持っている。言い換えればアイドルの事務所。アハ教の総本山である。○○少女ワールド・コンビニはアニオタの聖地である。
「コンビニ店員をアイドルにすればいい!」
カリスマ店員の時代は終わった。
「お店に来れば、アイドルの店員がいて働いている姿が見れたり、握手会チケット100万円で売りつけたり、2ショット写真チケットを1億円で売りつけたり、隠し撮りする悪い奴は盗撮で警察に訴えてやる! 示談するなら1兆円払え! ガッチリ儲けてお金持ちになるぞ! アハッ!」
「こいつ、お金の話ばっかりだな。」
少し嫌気がさしている真理亜。
「真理亜ちゃん、何か言った? なんなら時給下げてもいいんだよ?」
「ええ~!? 働きます! 働きます! だって私たちはお友達じゃない! だから時給を下げるのだけは勘弁してください! お許しください! ウリア様!」
コンビニオーナー少女の立場はコンビニアルバイト少女より強い。
「私はアイドルよりも「いいね!」がいいな。」
いいね少女のエリアはアイドルに消極的だった。
「エリアちゃん、お友達の私のお願いなの。お友達を助けると思って、みんなでアイドル活動をしましょうよ。ね、ね、ね。」
「ごめん。真理亜ちゃん。やっぱり、私はお友達より「いいね!」が欲しい。」
いいね絶対主義者のエリア。
「エリアちゃん。お友達が増えれば、あなたのSNSの投稿に「いいね!」がたくさん付くわよ。」
「なんですと!?」
「当たり前じゃない。お友達のあなたの投稿を応援するために、お友達みんなが「いいね!」を押すわよ。そうすれば不味い料理屋も美味しい食堂ランキングで1位! ミシュラン7つ星もゲット! 面白くない小説も不正・やらせ、出来レースでネット小説投稿サイトのランキングで1位を取って大賞を受賞! そのまま書籍化されるのよ!」
「すごい!」
「これもお友達が多ければ多いほど「いいね!」がエリアちゃんのSNS投稿に集まるのよ!」
「すごい! お友達パワー! やるよ! アイドル! だって「いいね!」がたくさん欲しいんだもの!」
エリアもアイドル活動をすることを承諾した。
「いや~お友達はすごいな。まるで世界を笑顔で平和にする魔法の言葉だ。」
「すごいのは真理亜ちゃんの勧誘力だ。」
「アハッ!」
こうしてお友達部は始動する。
つづく。
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