77 / 101
唯一無二の絶対神
しおりを挟む
「バカな!? この天空神の私が押されている!? 気圧されているだと!?」
天界の最深部。最強の神の天空神ゼウスと、邪神ルシファーの戦いが行われていた。
「強くなり過ぎたかね? 一方的じゃないか。私の力は。キャッハッハ!」
これまでの激しい戦いを繰り返してきたルシファーの戦闘力が上がっており、神で最強のゼウスも子供扱いだった。
「あり得ん!? 絶対にあり得ない!? この神の中の神!? この私が邪神如きに負けるなんて!? きっと何かの間違いだ!?」
自分より強い者に初めて会って動揺するゼウス。
「認めなくてもいいよ。おまえは死ぬだけだからな。キャッハッハ!」
誰も天界でルシファーを止めることができる者はいなかった。
「天界でも私に対抗できると思われた者が、ゼウスとポセイドーンだった。既に魔界にいる時に冥王ハーデースには魔界をやるから大人しくしておくという密約は済んでいる。」
「ハーデース!?」
「そうだ。だからおまえに援軍は来ない。諦めるんだな、ゼウス。キャッハッハ!」
冥王ハーデースはゼウスやポセイドーンの兄弟であるが助けにはやってこない。
「いいか、他の神々も聞くがいい。私は唯一無二の絶対神になる。ゼウスに従って死を選ぶもよし。私にひれ伏して命乞いをして生き残るか、好きな方を選べ。」
ルシファーは他の神々に踏み絵を求めた。
「私は、ルシファー様に忠誠を誓います。」
神ヘーラーがルシファーに忠誠を誓う。
「私も忠誠を誓います!」
「私も!」
一人がゼウスを裏切ると次々と雪崩式に神々は手のひらを返し、ルシファーに忠誠を誓った。
「おまえたち!? 私を裏切る気か!?」
ゼウスは他の神々に失望する。
「キャッハッハ! おい、ゼウス。みんな自分が可愛いですって。こんな簡単に尻尾を振られては、神も人間も変わらないな。」
「クッ!?」
自分より強い相手にどうすることもできないゼウス。
「ゼウス。おまえは用済みだ。もう死んでいい。」
「グワア!?」
ルシファーは剣でゼウスの心臓を一突きする。ゼウスはオリュンポス12神の中で1番早く死を迎えた。
「あなた方は正しい選択をしました。言うのを忘れていましたが、海王ポセイドーンも既に私のカワイイ使途が殺していますから。」
「!?」
他の神々に恐怖という戦慄が走る。
「努力をしないで人間に殺し合いをやらせて遊んでいたあなたたちでは、ここにいる二人にも敵いませんよ。」
エディとアナスタシアも覚醒し、ルシファーの使途になっていた。
つづく。
天界の最深部。最強の神の天空神ゼウスと、邪神ルシファーの戦いが行われていた。
「強くなり過ぎたかね? 一方的じゃないか。私の力は。キャッハッハ!」
これまでの激しい戦いを繰り返してきたルシファーの戦闘力が上がっており、神で最強のゼウスも子供扱いだった。
「あり得ん!? 絶対にあり得ない!? この神の中の神!? この私が邪神如きに負けるなんて!? きっと何かの間違いだ!?」
自分より強い者に初めて会って動揺するゼウス。
「認めなくてもいいよ。おまえは死ぬだけだからな。キャッハッハ!」
誰も天界でルシファーを止めることができる者はいなかった。
「天界でも私に対抗できると思われた者が、ゼウスとポセイドーンだった。既に魔界にいる時に冥王ハーデースには魔界をやるから大人しくしておくという密約は済んでいる。」
「ハーデース!?」
「そうだ。だからおまえに援軍は来ない。諦めるんだな、ゼウス。キャッハッハ!」
冥王ハーデースはゼウスやポセイドーンの兄弟であるが助けにはやってこない。
「いいか、他の神々も聞くがいい。私は唯一無二の絶対神になる。ゼウスに従って死を選ぶもよし。私にひれ伏して命乞いをして生き残るか、好きな方を選べ。」
ルシファーは他の神々に踏み絵を求めた。
「私は、ルシファー様に忠誠を誓います。」
神ヘーラーがルシファーに忠誠を誓う。
「私も忠誠を誓います!」
「私も!」
一人がゼウスを裏切ると次々と雪崩式に神々は手のひらを返し、ルシファーに忠誠を誓った。
「おまえたち!? 私を裏切る気か!?」
ゼウスは他の神々に失望する。
「キャッハッハ! おい、ゼウス。みんな自分が可愛いですって。こんな簡単に尻尾を振られては、神も人間も変わらないな。」
「クッ!?」
自分より強い相手にどうすることもできないゼウス。
「ゼウス。おまえは用済みだ。もう死んでいい。」
「グワア!?」
ルシファーは剣でゼウスの心臓を一突きする。ゼウスはオリュンポス12神の中で1番早く死を迎えた。
「あなた方は正しい選択をしました。言うのを忘れていましたが、海王ポセイドーンも既に私のカワイイ使途が殺していますから。」
「!?」
他の神々に恐怖という戦慄が走る。
「努力をしないで人間に殺し合いをやらせて遊んでいたあなたたちでは、ここにいる二人にも敵いませんよ。」
エディとアナスタシアも覚醒し、ルシファーの使途になっていた。
つづく。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
天才女薬学者 聖徳晴子の異世界転生
西洋司
ファンタジー
妙齢の薬学者 聖徳晴子(せいとく・はるこ)は、絶世の美貌の持ち主だ。
彼女は思考の並列化作業を得意とする、いわゆる天才。
精力的にフィールドワークをこなし、ついにエリクサーの開発間際というところで、放火で殺されてしまった。
晴子は、権力者達から、その地位を脅かす存在、「敵」と見做されてしまったのだ。
死後、晴子は天界で女神様からこう提案された。
「あなたは生前7人分の活躍をしましたので、異世界行きのチケットが7枚もあるんですよ。もしよろしければ、一度に使い切ってみては如何ですか?」
晴子はその提案を受け容れ、異世界へと旅立った。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
夫から国外追放を言い渡されました
杉本凪咲
恋愛
夫は冷淡に私を国外追放に処した。
どうやら、私が使用人をいじめたことが原因らしい。
抵抗虚しく兵士によって連れていかれてしまう私。
そんな私に、被害者である使用人は笑いかけていた……
異世界のんびり料理屋経営
芽狐@書籍発売中
ファンタジー
主人公は日本で料理屋を経営している35歳の新垣拓哉(あらかき たくや)。
ある日、体が思うように動かず今にも倒れそうになり、病院で検査した結果末期癌と診断される。
それなら最後の最後まで料理をお客様に提供しようと厨房に立つ。しかし体は限界を迎え死が訪れる・・・
次の瞬間目の前には神様がおり「異世界に赴いてこちらの住人に地球の料理を食べさせてほしいのじゃよ」と言われる。
人間・エルフ・ドワーフ・竜人・獣人・妖精・精霊などなどあらゆる種族が訪れ食でみんなが幸せな顔になる物語です。
「面白ければ、お気に入り登録お願いします」
異世界転移「スキル無!」~授かったユニークスキルは「なし」ではなく触れたモノを「無」に帰す最強スキルだったようです~
夢・風魔
ファンタジー
林間学校の最中に召喚(誘拐?)された鈴村翔は「スキルが無い役立たずはいらない」と金髪縦ロール女に言われ、その場に取り残された。
しかしそのスキル鑑定は間違っていた。スキルが無いのではなく、転移特典で授かったのは『無』というスキルだったのだ。
とにかく生き残るために行動を起こした翔は、モンスターに襲われていた双子のエルフ姉妹を助ける。
エルフの里へと案内された翔は、林間学校で用意したキャンプ用品一式を使って彼らの食生活を改革することに。
スキル『無』で時々無双。双子の美少女エルフや木に宿る幼女精霊に囲まれ、翔の異世界生活冒険譚は始まった。
*小説家になろう・カクヨムでも投稿しております(完結済み
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
【完結】魔王を倒してスキルを失ったら「用済み」と国を追放された勇者、数年後に里帰りしてみると既に祖国が滅んでいた
きなこもちこ
ファンタジー
🌟某小説投稿サイトにて月間3位(異ファン)獲得しました!
「勇者カナタよ、お前はもう用済みだ。この国から追放する」
魔王討伐後一年振りに目を覚ますと、突然王にそう告げられた。
魔王を倒したことで、俺は「勇者」のスキルを失っていた。
信頼していたパーティメンバーには蔑まれ、二度と国の土を踏まないように察知魔法までかけられた。
悔しさをバネに隣国で再起すること十数年……俺は結婚して妻子を持ち、大臣にまで昇り詰めた。
かつてのパーティメンバー達に「スキルが無くても幸せになった姿」を見せるため、里帰りした俺は……祖国の惨状を目にすることになる。
※ハピエン・善人しか書いたことのない作者が、「追放」をテーマにして実験的に書いてみた作品です。普段の作風とは異なります。
※小説家になろう、カクヨムさんで同一名義にて掲載予定です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる