6 / 27
ポーちゃんとゴースト
しおりを挟む
「今度こそ! 中トロの洞窟をクリアするぞ!」
「だからお寿司のネタじゃないってば。」
ポーちゃんは再び伝説の勇者トロの洞窟に挑む。
「もうコウモリなんか怖くないもんね。」
剣を投げれるようになったポーちゃんの前に空を飛ぶコウモリは敵ではなくなった。
ピキーン!
その時、ポーちゃんが何かを感じとる。
「なんだ!? この感覚は!? コウモリ? いや、違う!」
「ゴーゴー!」
現れたのはゴーストだった。
ゴースト
レベル4
全ステータス8
お金40円
「剣を投げれるようになった私に空飛ぶ敵は怖くないわ! いでよ! 歩兵さん!」
「おお!」
ポーちゃんはゴットカードから歩兵さんを召喚する。
「いくよ! 歩兵さん!」
「おお! 必殺! 投剣!」
歩兵さんが剣を投げる。
「ゴーゴー!」
ミス、ゴーストの体を剣が通り抜けてしまった。
「なんですと!?」
ゴーストはお化けなので物理攻撃は効かない。僧侶の神聖魔法で浄化するか、魔法で攻撃しないとダメージを与えられない。弱点は聖か火である。
「ゴーゴー!」
ゴーストの攻撃。
「痛くない!」
ポーちゃんはダメージを受けない。ポーちゃんは歩兵さんのゴットカード2枚被りで防御力が8から2倍の16で計算されるからである。
「ゴー!」
ゴーストの様子が変だ。
「ゴーゴー!」
ゴーストは仲間を呼んだ。新しいゴーストが現れた。
「ゴー!」
そして2体のゴーストは1体に合成した。
ゴースト
レベル8
全ステータス16
お金80円
「なんですと!?」
ゴーストのゴットカード2枚被り全ステータス2倍の完成である。これで全ステータス8が16で計算され、ポーちゃんの防御力16と同じになり、攻撃されるとダメージを受けやすくなった。
「ポーちゃん、戦いが長引けば長引くほど不利だ。もしも後1体ゴーストを呼ばれたら合体されたら、3枚かぶりで全ステータスが3倍の化け物ができるぞ!?」
ゴースト3枚被り時の攻撃力は24。ポーちゃんを2撃であの世に送り届けることができる。
「ちょっと待ってよ!? そんな機能今までなかったじゃない!?」
祝! 初実装!
「こっちにゴットカード被りで全ステータスが倍になるなら、相手もゴットカードが被れば全ステータスが倍になるのは公平だ。」
さすがゴットカード。誰でも遊びやすい公平なカードゲームです。
「考えろ! 考えるんだ! きっとピンチをチャンスに変える方法があるはずだ!」
ポーちゃんは一生懸命に考える。
ピキーン!
その時、ポーちゃんは何か閃いた。
「そうだ! 投剣だ! 投剣なんだから乱舞よ! 必殺! 投剣乱舞よ!」
ポーちゃんは新しい必殺技を思いついた。
「後で武器屋に剣を買いに行かなくっちゃ。」
しかし戦闘中の現在は剣は1本しか持っていないので乱舞はできない。
「ゴーゴー!」
ゴーストの攻撃。
「キャアアアアアアー!」
ポーちゃんはダメージを2受けた。
「やばい! このままではじり貧だわ!」
ピヨピヨ。
「目の前でヒヨコが目を回し始めた・・・・・・投剣の役立たず。」
ポーちゃん絶体絶命の危機。
ピキーン!
その時、またポーちゃんが何か閃いた。
「投剣・・・・・・剣で石を投げる・・・・・・剣で石を叩くと摩擦で火花が飛び散る・・・・・・剣に火を宿せるんじゃないだろうか?」
ポーちゃんの子供だからできる無限の可能性を信じた発想力である。
「よし! やってみよう! 歩兵さん!」
「おお!」
歩兵さんが剣で石を打ちつけた。
「火がついた!」
歩兵さんの剣に火が宿った。
「いける! これならゴーストにも勝てる!」
ポーちゃんに勝機が見えた。
「いくよ! 歩兵さん!」
「おお! 必殺! 火投剣!」
歩兵さんが火のついた剣を投げて攻撃する。
ピキーン!
ポーちゃんのコズミックパワーが覚醒する。
「当たれー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
剣がゴーストに命中する。
「ギャアアアアアアー!」
ゴーストを倒した。
「正義は勝つ!」
勝ち名乗りをあげる歩兵さん。
「やったー! 勝った! わ~い!」
大喜びのポーちゃん。
「そうだ。ステータス・ポイントを振り分けしなくっちゃ。」
ポーちゃんはステータス・ポイントを振り分ける。
ポーちゃん
23戦19勝
お金290円
歩兵(下記のステータスに2枚被りの全ステータスが2倍が適応される。)
レベル4
HP8
MP8
攻撃力8
防御力8
素早さ8
魔法力8
運8
スキル
投石
投剣
火投剣
ピロピロピー!
ポーちゃんのレベルが4に上がった。
「やったー! レベルアップだ! わ~い!」
ポーちゃんは少し強くなった。
「今度こそ伝説の勇者トロの石碑を見つけるぞ!」
「おお!」
ポーちゃんの大冒険はつづく。
「でも、ちょっとレベルが不安だな。もう1レベル上げるためにオート戦闘で7戦しとくか。」
ポーちゃんはゴーストと7回戦って7勝した。
ポーちゃん
30戦26勝
お金570円
歩兵(下記のステータスに2枚被りの全ステータスが2倍が適応される。)
レベル5
HP10
MP10
攻撃力10
防御力10
素早さ10
魔法力10
運10
スキル
投石
投剣
火投剣
ピロピロピーピーピー!
ポーちゃんのレベルが5に上がった。
「やったー! レベルアップだ! わ~い!」
ポーちゃんは少し強くなった。
「オート戦闘! 最高!」
ポーちゃんはたくましく成長していく。
つづく。
「だからお寿司のネタじゃないってば。」
ポーちゃんは再び伝説の勇者トロの洞窟に挑む。
「もうコウモリなんか怖くないもんね。」
剣を投げれるようになったポーちゃんの前に空を飛ぶコウモリは敵ではなくなった。
ピキーン!
その時、ポーちゃんが何かを感じとる。
「なんだ!? この感覚は!? コウモリ? いや、違う!」
「ゴーゴー!」
現れたのはゴーストだった。
ゴースト
レベル4
全ステータス8
お金40円
「剣を投げれるようになった私に空飛ぶ敵は怖くないわ! いでよ! 歩兵さん!」
「おお!」
ポーちゃんはゴットカードから歩兵さんを召喚する。
「いくよ! 歩兵さん!」
「おお! 必殺! 投剣!」
歩兵さんが剣を投げる。
「ゴーゴー!」
ミス、ゴーストの体を剣が通り抜けてしまった。
「なんですと!?」
ゴーストはお化けなので物理攻撃は効かない。僧侶の神聖魔法で浄化するか、魔法で攻撃しないとダメージを与えられない。弱点は聖か火である。
「ゴーゴー!」
ゴーストの攻撃。
「痛くない!」
ポーちゃんはダメージを受けない。ポーちゃんは歩兵さんのゴットカード2枚被りで防御力が8から2倍の16で計算されるからである。
「ゴー!」
ゴーストの様子が変だ。
「ゴーゴー!」
ゴーストは仲間を呼んだ。新しいゴーストが現れた。
「ゴー!」
そして2体のゴーストは1体に合成した。
ゴースト
レベル8
全ステータス16
お金80円
「なんですと!?」
ゴーストのゴットカード2枚被り全ステータス2倍の完成である。これで全ステータス8が16で計算され、ポーちゃんの防御力16と同じになり、攻撃されるとダメージを受けやすくなった。
「ポーちゃん、戦いが長引けば長引くほど不利だ。もしも後1体ゴーストを呼ばれたら合体されたら、3枚かぶりで全ステータスが3倍の化け物ができるぞ!?」
ゴースト3枚被り時の攻撃力は24。ポーちゃんを2撃であの世に送り届けることができる。
「ちょっと待ってよ!? そんな機能今までなかったじゃない!?」
祝! 初実装!
「こっちにゴットカード被りで全ステータスが倍になるなら、相手もゴットカードが被れば全ステータスが倍になるのは公平だ。」
さすがゴットカード。誰でも遊びやすい公平なカードゲームです。
「考えろ! 考えるんだ! きっとピンチをチャンスに変える方法があるはずだ!」
ポーちゃんは一生懸命に考える。
ピキーン!
その時、ポーちゃんは何か閃いた。
「そうだ! 投剣だ! 投剣なんだから乱舞よ! 必殺! 投剣乱舞よ!」
ポーちゃんは新しい必殺技を思いついた。
「後で武器屋に剣を買いに行かなくっちゃ。」
しかし戦闘中の現在は剣は1本しか持っていないので乱舞はできない。
「ゴーゴー!」
ゴーストの攻撃。
「キャアアアアアアー!」
ポーちゃんはダメージを2受けた。
「やばい! このままではじり貧だわ!」
ピヨピヨ。
「目の前でヒヨコが目を回し始めた・・・・・・投剣の役立たず。」
ポーちゃん絶体絶命の危機。
ピキーン!
その時、またポーちゃんが何か閃いた。
「投剣・・・・・・剣で石を投げる・・・・・・剣で石を叩くと摩擦で火花が飛び散る・・・・・・剣に火を宿せるんじゃないだろうか?」
ポーちゃんの子供だからできる無限の可能性を信じた発想力である。
「よし! やってみよう! 歩兵さん!」
「おお!」
歩兵さんが剣で石を打ちつけた。
「火がついた!」
歩兵さんの剣に火が宿った。
「いける! これならゴーストにも勝てる!」
ポーちゃんに勝機が見えた。
「いくよ! 歩兵さん!」
「おお! 必殺! 火投剣!」
歩兵さんが火のついた剣を投げて攻撃する。
ピキーン!
ポーちゃんのコズミックパワーが覚醒する。
「当たれー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
剣がゴーストに命中する。
「ギャアアアアアアー!」
ゴーストを倒した。
「正義は勝つ!」
勝ち名乗りをあげる歩兵さん。
「やったー! 勝った! わ~い!」
大喜びのポーちゃん。
「そうだ。ステータス・ポイントを振り分けしなくっちゃ。」
ポーちゃんはステータス・ポイントを振り分ける。
ポーちゃん
23戦19勝
お金290円
歩兵(下記のステータスに2枚被りの全ステータスが2倍が適応される。)
レベル4
HP8
MP8
攻撃力8
防御力8
素早さ8
魔法力8
運8
スキル
投石
投剣
火投剣
ピロピロピー!
ポーちゃんのレベルが4に上がった。
「やったー! レベルアップだ! わ~い!」
ポーちゃんは少し強くなった。
「今度こそ伝説の勇者トロの石碑を見つけるぞ!」
「おお!」
ポーちゃんの大冒険はつづく。
「でも、ちょっとレベルが不安だな。もう1レベル上げるためにオート戦闘で7戦しとくか。」
ポーちゃんはゴーストと7回戦って7勝した。
ポーちゃん
30戦26勝
お金570円
歩兵(下記のステータスに2枚被りの全ステータスが2倍が適応される。)
レベル5
HP10
MP10
攻撃力10
防御力10
素早さ10
魔法力10
運10
スキル
投石
投剣
火投剣
ピロピロピーピーピー!
ポーちゃんのレベルが5に上がった。
「やったー! レベルアップだ! わ~い!」
ポーちゃんは少し強くなった。
「オート戦闘! 最高!」
ポーちゃんはたくましく成長していく。
つづく。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
パパー!紳士服売り場にいた家族の男性は夫だった…子供を抱きかかえて幸せそう…なら、こちらも幸せになりましょう
白崎アイド
大衆娯楽
夫のシャツを買いに紳士服売り場で買い物をしていた私。
ネクタイも揃えてあげようと売り場へと向かえば、仲良く買い物をする男女の姿があった。
微笑ましく思うその姿を見ていると、振り向いた男性は夫だった…
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
平凡なSubの俺はスパダリDomに愛されて幸せです
おもち
BL
スパダリDom(いつもの)× 平凡Sub(いつもの)
BDSM要素はほぼ無し。
甘やかすのが好きなDomが好きなので、安定にイチャイチャ溺愛しています。
順次スケベパートも追加していきます
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる