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神の日記ともっとシンプルに
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「退屈だな。」
今日も地球神アースは暇を持て余していた。
「それ、ゲリラ豪雨だ! 日照りで干ばつにしてやる!」
異常気象の全ては神の悪戯。神の暇つぶしだった。
「ワッハッハー! 私は偉いのだ!」
神様の自尊心のためだけに多くの人間がいじめられた。
「物語でも書くか。」
退屈な神様は小説を書くことを趣味にしていた。
「全ては神の私が決めるのだ!」
小説のタイトルは「人間は神の手の平で踊っている。」である。
「もう少し悪魔を深堀しないと、ちょい出て倒されて終わりだな。」
しかし意外と神様なので真面目に取り組んでいる。
「1話の物語の配分を考えよう。仮面ライダー、戦隊ヒーロー、ガンダムはラスト5分で戦闘。アンパンマンはバイキンマンをラストに星にする。実に感慨深い。」
いつも同じことの繰り返しを乗り越えて、その先を考え始めた神様。
「ということは!? ラスト5分だけで1500字以上も完成しているということか!?」
外出してカフェでモーニングをしてリフレッシュした神が再び筆を執る。
「ということは、新しいゲストキャラクター、若しくは新しい秘密道具の登場、エピソードからの、悪役登場のいじめ。それを助けるヒーローからの、ピンチや危機を乗り越えて悪役を倒し、毎回話ハッピーエンドな物語。」
ほぼドラえもんやアンパンマンです。全話まででいうと乙女教師バルゴの会話部分が新しいエピソードになるのだが、その部分が短すぎるということなのだろうか?
「しかし、その工程を加えると1話が超長くなってしまう・・・・・・まあ、いいか。だって、私は神だもの。」
まさに物語創作の世界で作者は神である。良くも悪くも自由にできるのだから。
「今回は悪魔のエピソードを描こう。」
こうして冒頭は出番が欲しいキャラクターの奪い合いということになった。
「意義あり!」
七人の悪魔たちの井戸端会議が始まる。
「おかしいだろ!? 俺たちの出番は倒されて終わりばかりって!?」
傲慢のルシファー。
「ケッケッケ! 俺なんか既に3回も出演したもんね!」
強欲のマモン。
「勝手にどうぞ。やる気ねえ・・・・・・。」
怠惰のベルフェゴール。
「俺の出番はいつなんだ!? 早く出させろ!」
憤怒のサタン。
「いいな。出番のある人は。ジェラシー感じちゃう。」
嫉妬のレヴィアタン。
「ご飯はまだ? お腹空いた。」
暴食のベルゼブブ。
「こんなお子様向けの緩い作品ではエロシーンはあるのか!? 俺の出番は無理だろうが!?」
色欲のアスモデウス。
「まあ、これで我々の自己紹介が終わった訳だが・・・・・・これでも冒頭の挨拶が長すぎないか? 大丈夫か? この物語。」
尺を心配する余裕な悪魔たち。
「意義あり!」
「そうだ! 意義ありだ!」
「元々は悪魔が強くて、主人公の周りの人間を殺していく恐怖と殺戮の残酷物語だったはず!? それなのに、どこで間違えたのか、週刊少年雑誌みたいな緩い作品になってしまったんだ!?」
お子様向けの誰にでも分かりやすい作品ということで。
「俺の力は、傲慢はプライド・パワー。」
傲慢ルシファーならプライド。悪魔の必殺技か悪魔の力だな。「プライド・アタック!」邪悪なオーラだ。
「ちょっと待てい!? 既に3000字を超えている!? 尺オーバーだ!? 1話5000字でやるつもりか!?」
ここいらで悪魔さんの紹介を終えなければいけないだろう。ということはこれからの毎回同じが文字数が多く長いということか?
「次回に続くじゃ!」
地球神アースは日記を書くのをやめた。
「ということで。」
「どういうことですか?」
「今回も修学旅行としてモンスター退治に行ってもらいます。」
「今回はどこの国ですか?」
「アメリカの自由の女神像です。第9月戌組はモンスター退治に出撃してください。」
乙女教師のバルゴが第9月戌組に新たなミッションを告げる。世界遺産の数だけ舞台はあるのだ。
「zzz。」
いつも通り長月は寝ている。
「ワンッ!?」
(起きろ!? 長月!?)
長月の師匠が戌の干支ドック。
「無理ですよ。長月は寝たら起きないんだから。」
諦めているのが長月の親友セプテンバー。
「ワンッ!」
(そんなことはない!)
ガブッと長月を噛みまくるドック。
「長月ってバカね。」
「やっぱりサファイア様じゃないと。」
「そうそう、役者が違うのよ。」
クラスの女子、リンドウ、芙蓉、桔梗はサファイア親衛隊である。
「事件? 事件は私にお任せください! 私が華麗に解決して見せましょう! ワッハッハー!」
自信満々なサファイア。
「キャアアアアアアー! サファイア様!」
熱狂的なファンのサファイア親衛隊。
「ワッハッハー! 私に不可能はない!」
「キャアアアアアアー!」
これがサファイアの日常。
「はあ・・・・・・。後始末するの俺なんだけど。」
アイオライトはサファイアの不幸な陰である。
「zzz。」
長月はドックにかじられながらも眠っていた。少し血は流れている。
「でやあー! 私を相手にしたことを恨むがいい!」
サファイアたちがモンスターと戦っている。
「がんばれー! サファイア様!」
親衛隊は応援している。
「私の必殺技を見せてやろう! サファイア! マーベラス・アタック!」
ドカーンっと必殺技をかますサファイア。
「ああ・・・・・・周辺が粉々だ。誰が復旧作業をすると思っているんだ? まったく。」
負傷したアイオライトは戦後の後始末を考えていた。いつものことだ。
「グルグル~。」
パワーを使い果たしたサファイア、衝撃の被害に巻き込まれたサファイア親衛隊は目を回して倒れていた。
「カッカッカー! 地獄のアメリカ3丁目へ、ようこそ!」
そこに悪魔が現れる。
「私は怠惰のベルフェゴール。」
「まが新しい悪魔だぞ!?」
「面倒臭いので素早く死んでください。ここをおまえたちの墓場にしてやろう!」
現れたのは七つの大罪の悪魔ベルフェゴール。。
「死ね! 人間ども! スロース・ビーム!」
襲い掛かるベルフェゴール。
「ここまでか!?」
死を覚悟するアイオライト。他のサファイアたちは気絶している。
「はあ・・・・・・はあ・・・・・・無理。棺桶を引きながら泳いで海を渡って、さらにアメリカに上陸して西海岸から棺桶を引いて、やっとたどり着いたぞ。自由の女神像。」
そこにセプテンバーが棺桶を引いてやって来た。
「なんだ!? おまえは!?」
「棺桶引士だ。」
呪われた棺桶引士。
「棺桶がどうしたというのだ?」
「この中には俺たちの希望が入っているんだ!」
セプテンバーは棺桶を開ける。
「はあはあはあ!? 窒息して死ぬかと思った!?」
中から長月が現れる。
「いいかげん空気穴くらいは開けてくれ!? って、ここはどこだよ!?」
「すまん。ここはアメリカだ。」
「アメリカ!?」
まだ棺桶には空気を吸う穴がなかったようだ。さすがの眠れる長月も目が覚めた。
「待たせたな。」
状況が理解できない長月。
「そういえばアメリカなら悪魔はトランプ大統領とかでいいはずだ。なぜ悪魔の私が登場しているんだろう?」
首を傾げるベルフェゴール。
「俺は戌の干支の干支守だ! ・・・・・・俺の・・・・・・俺の眠りを妨げる奴は許さねえー!」
眠っている間にエネルギーを充電する長月の力が爆発する。
「俺はただ寝たいだけなんだー!」
長月は刀を構える。
「戌干支流奥義! これが本当のアメリカンドック!」
強大なエネルギー破がベルフェゴールに向けて飛ばされる。
「ギャアアアアアアー!? 忘れてくれ~。」
悪魔は撤退した。
「やったー! 勝ったぞー! 長月!」
喜ぶセプテンバー。
「zzz。」
「・・・・・・もう寝てる。」
勝利に喜ぶどころか長月は眠りに入った。
「おまえも大変だな。」
「俺もおまえの気持ちが分かるぞ。」
「どうやって日本に帰るんだよ!?」
慰め合うセプテンバーとアイオライト。
「そういえばドックは一緒じゃないんだな?」
「ずっと骨をしゃぶっているよ。」
「ワン!」
(美味しい!)
いつも戌の干支様のドックは大好物の骨に夢中で世界平和を忘れていた。
「私にかかれば、どんな事件でも解決してみせます! ワッハッハー!」
手柄は自分のモノにするサファイアに悪気はない。
「サファイア様! 素敵!」
サファイア親衛隊もサファイアが事件を解決したものと思っている。
「zzz。」
なぜなら長月は眠っているので反論しないからだ。
つづく
今日も地球神アースは暇を持て余していた。
「それ、ゲリラ豪雨だ! 日照りで干ばつにしてやる!」
異常気象の全ては神の悪戯。神の暇つぶしだった。
「ワッハッハー! 私は偉いのだ!」
神様の自尊心のためだけに多くの人間がいじめられた。
「物語でも書くか。」
退屈な神様は小説を書くことを趣味にしていた。
「全ては神の私が決めるのだ!」
小説のタイトルは「人間は神の手の平で踊っている。」である。
「もう少し悪魔を深堀しないと、ちょい出て倒されて終わりだな。」
しかし意外と神様なので真面目に取り組んでいる。
「1話の物語の配分を考えよう。仮面ライダー、戦隊ヒーロー、ガンダムはラスト5分で戦闘。アンパンマンはバイキンマンをラストに星にする。実に感慨深い。」
いつも同じことの繰り返しを乗り越えて、その先を考え始めた神様。
「ということは!? ラスト5分だけで1500字以上も完成しているということか!?」
外出してカフェでモーニングをしてリフレッシュした神が再び筆を執る。
「ということは、新しいゲストキャラクター、若しくは新しい秘密道具の登場、エピソードからの、悪役登場のいじめ。それを助けるヒーローからの、ピンチや危機を乗り越えて悪役を倒し、毎回話ハッピーエンドな物語。」
ほぼドラえもんやアンパンマンです。全話まででいうと乙女教師バルゴの会話部分が新しいエピソードになるのだが、その部分が短すぎるということなのだろうか?
「しかし、その工程を加えると1話が超長くなってしまう・・・・・・まあ、いいか。だって、私は神だもの。」
まさに物語創作の世界で作者は神である。良くも悪くも自由にできるのだから。
「今回は悪魔のエピソードを描こう。」
こうして冒頭は出番が欲しいキャラクターの奪い合いということになった。
「意義あり!」
七人の悪魔たちの井戸端会議が始まる。
「おかしいだろ!? 俺たちの出番は倒されて終わりばかりって!?」
傲慢のルシファー。
「ケッケッケ! 俺なんか既に3回も出演したもんね!」
強欲のマモン。
「勝手にどうぞ。やる気ねえ・・・・・・。」
怠惰のベルフェゴール。
「俺の出番はいつなんだ!? 早く出させろ!」
憤怒のサタン。
「いいな。出番のある人は。ジェラシー感じちゃう。」
嫉妬のレヴィアタン。
「ご飯はまだ? お腹空いた。」
暴食のベルゼブブ。
「こんなお子様向けの緩い作品ではエロシーンはあるのか!? 俺の出番は無理だろうが!?」
色欲のアスモデウス。
「まあ、これで我々の自己紹介が終わった訳だが・・・・・・これでも冒頭の挨拶が長すぎないか? 大丈夫か? この物語。」
尺を心配する余裕な悪魔たち。
「意義あり!」
「そうだ! 意義ありだ!」
「元々は悪魔が強くて、主人公の周りの人間を殺していく恐怖と殺戮の残酷物語だったはず!? それなのに、どこで間違えたのか、週刊少年雑誌みたいな緩い作品になってしまったんだ!?」
お子様向けの誰にでも分かりやすい作品ということで。
「俺の力は、傲慢はプライド・パワー。」
傲慢ルシファーならプライド。悪魔の必殺技か悪魔の力だな。「プライド・アタック!」邪悪なオーラだ。
「ちょっと待てい!? 既に3000字を超えている!? 尺オーバーだ!? 1話5000字でやるつもりか!?」
ここいらで悪魔さんの紹介を終えなければいけないだろう。ということはこれからの毎回同じが文字数が多く長いということか?
「次回に続くじゃ!」
地球神アースは日記を書くのをやめた。
「ということで。」
「どういうことですか?」
「今回も修学旅行としてモンスター退治に行ってもらいます。」
「今回はどこの国ですか?」
「アメリカの自由の女神像です。第9月戌組はモンスター退治に出撃してください。」
乙女教師のバルゴが第9月戌組に新たなミッションを告げる。世界遺産の数だけ舞台はあるのだ。
「zzz。」
いつも通り長月は寝ている。
「ワンッ!?」
(起きろ!? 長月!?)
長月の師匠が戌の干支ドック。
「無理ですよ。長月は寝たら起きないんだから。」
諦めているのが長月の親友セプテンバー。
「ワンッ!」
(そんなことはない!)
ガブッと長月を噛みまくるドック。
「長月ってバカね。」
「やっぱりサファイア様じゃないと。」
「そうそう、役者が違うのよ。」
クラスの女子、リンドウ、芙蓉、桔梗はサファイア親衛隊である。
「事件? 事件は私にお任せください! 私が華麗に解決して見せましょう! ワッハッハー!」
自信満々なサファイア。
「キャアアアアアアー! サファイア様!」
熱狂的なファンのサファイア親衛隊。
「ワッハッハー! 私に不可能はない!」
「キャアアアアアアー!」
これがサファイアの日常。
「はあ・・・・・・。後始末するの俺なんだけど。」
アイオライトはサファイアの不幸な陰である。
「zzz。」
長月はドックにかじられながらも眠っていた。少し血は流れている。
「でやあー! 私を相手にしたことを恨むがいい!」
サファイアたちがモンスターと戦っている。
「がんばれー! サファイア様!」
親衛隊は応援している。
「私の必殺技を見せてやろう! サファイア! マーベラス・アタック!」
ドカーンっと必殺技をかますサファイア。
「ああ・・・・・・周辺が粉々だ。誰が復旧作業をすると思っているんだ? まったく。」
負傷したアイオライトは戦後の後始末を考えていた。いつものことだ。
「グルグル~。」
パワーを使い果たしたサファイア、衝撃の被害に巻き込まれたサファイア親衛隊は目を回して倒れていた。
「カッカッカー! 地獄のアメリカ3丁目へ、ようこそ!」
そこに悪魔が現れる。
「私は怠惰のベルフェゴール。」
「まが新しい悪魔だぞ!?」
「面倒臭いので素早く死んでください。ここをおまえたちの墓場にしてやろう!」
現れたのは七つの大罪の悪魔ベルフェゴール。。
「死ね! 人間ども! スロース・ビーム!」
襲い掛かるベルフェゴール。
「ここまでか!?」
死を覚悟するアイオライト。他のサファイアたちは気絶している。
「はあ・・・・・・はあ・・・・・・無理。棺桶を引きながら泳いで海を渡って、さらにアメリカに上陸して西海岸から棺桶を引いて、やっとたどり着いたぞ。自由の女神像。」
そこにセプテンバーが棺桶を引いてやって来た。
「なんだ!? おまえは!?」
「棺桶引士だ。」
呪われた棺桶引士。
「棺桶がどうしたというのだ?」
「この中には俺たちの希望が入っているんだ!」
セプテンバーは棺桶を開ける。
「はあはあはあ!? 窒息して死ぬかと思った!?」
中から長月が現れる。
「いいかげん空気穴くらいは開けてくれ!? って、ここはどこだよ!?」
「すまん。ここはアメリカだ。」
「アメリカ!?」
まだ棺桶には空気を吸う穴がなかったようだ。さすがの眠れる長月も目が覚めた。
「待たせたな。」
状況が理解できない長月。
「そういえばアメリカなら悪魔はトランプ大統領とかでいいはずだ。なぜ悪魔の私が登場しているんだろう?」
首を傾げるベルフェゴール。
「俺は戌の干支の干支守だ! ・・・・・・俺の・・・・・・俺の眠りを妨げる奴は許さねえー!」
眠っている間にエネルギーを充電する長月の力が爆発する。
「俺はただ寝たいだけなんだー!」
長月は刀を構える。
「戌干支流奥義! これが本当のアメリカンドック!」
強大なエネルギー破がベルフェゴールに向けて飛ばされる。
「ギャアアアアアアー!? 忘れてくれ~。」
悪魔は撤退した。
「やったー! 勝ったぞー! 長月!」
喜ぶセプテンバー。
「zzz。」
「・・・・・・もう寝てる。」
勝利に喜ぶどころか長月は眠りに入った。
「おまえも大変だな。」
「俺もおまえの気持ちが分かるぞ。」
「どうやって日本に帰るんだよ!?」
慰め合うセプテンバーとアイオライト。
「そういえばドックは一緒じゃないんだな?」
「ずっと骨をしゃぶっているよ。」
「ワン!」
(美味しい!)
いつも戌の干支様のドックは大好物の骨に夢中で世界平和を忘れていた。
「私にかかれば、どんな事件でも解決してみせます! ワッハッハー!」
手柄は自分のモノにするサファイアに悪気はない。
「サファイア様! 素敵!」
サファイア親衛隊もサファイアが事件を解決したものと思っている。
「zzz。」
なぜなら長月は眠っているので反論しないからだ。
つづく
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