NOM ナイト・オブ・モンスター

渋谷かな

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7日目 一つ目目玉 ヤマ

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「ナイモンしようぜ! ヤマ!」
 サトはナイト・オブ・モンスターで、学校でもスマホがあれば楽しく遊べる。
「ああ!? なんで俺がおまえとナイモンなんかしないといけないんだよ! まあ、どうしてもというなら相手してやるぜ!」
 ヤマは強面の10才の男の子。
「ナイモン! ファイト!」
 サトとヤマは戦いを始める。
「サトの名において命じる! いでよ! スラちゃん!」
「スラスラ!」
 サトはスラちゃんをナイモン・カードから呼び出す。
「スラちゃん! 鎧に変身だ!」
「スラ!」
「ナイモン! 変身!」
 スラちゃんは鎧に変身し、サトの体に装着していく。
「ナイト・オブ・モンスター! スライムの騎士! スライム・ナイト! 参上!」
 サトはスライム・ナイトに変身した。
「はあっ? スライムだと! よくスライムなんかで対人戦をする気になるな!」
「だってスライムが好きなんだもの! アハッ!」
「ふざけやがって! 踏みつぶしてやる!」
 ヤマの怒りが爆発する。
「ヤマの名において命じる! こい! ガイコツ!」
「ガイガイ!」
 ヤマはナイモン・カードからガイコツを呼び出す。
「ガイコツ? ヤマ。おまえ口ほどにいいカードを持っていないな。」
「うるさい! スライムなんかガイコツで十分だ!」
 ヤマはサトと同じくらいしか物語が進んでいなかった。
「ガイコツ! 鎧に変身だ!」
「ガイガイ!」
「ナイモン! 変身!」
 ガイコツは鎧に変身し、ヤマの体に装着していく。
「ナイト・オブ・モンスター! ガイコツの騎士! ガイコツ・ナイト!」
 ヤマはガイコツ・ナイトに変身した。
「僕の家もお金持ちじゃないから課金させてくれないんだ。」
「分かる! 俺んちもそうだ! 俺たちみたいに親ガチャに失敗した子供は地道に物語を進めていくしかないんだよな!」
「ヤマ! 本当はいい奴なんだね!」
「そういうサトこそ!」
「ワッハッハー!」
 境遇を共有することでサトとヤマは打ち解ける。
「いくぞ! ナイモン・ファイト!」
 サトとヤマは戦いを始める。
「いくぞ! ヤマ! くらえ! スライム・ソード! でやあ!」
「なんのその! 返り討ちにしてくれる! ガイコツ・ソード! ガイガイ!」
 サトとヤマの攻撃。
「ギャア!」
 サトは倒された。
「やったー! 勝ったぞ! わ~い!」
 ヤマは大喜び。
「スライムとガイコツじゃ、最初から勝負がついていたようなもんだ。」
「それでも楽しかったよ! ありがとう! ヤマ!」
 サトとヤマは親睦を深める。
「記念にガイコツのカードを貰っておくわ。」
 ヤマはサトからガイコツのナイモン・カードを貰った。
「じゃあな! サト! がんばれよ!」
「お互いに次は物語の1-7だね。絶対にクリアしようね! アハッ!」
「おお!!」
 ヤマは去って行った。
「ヤマは怖い人だと思っていたけど、話してみたら良い奴だったな。アハッ!」
 サトはヤマと友達になれて嬉しかった。
「よし! 物語を進めるぞ!」
 サトは冒険を始める。

「最初の印象が悪いと、後からは良く見えるものだ。」
 サトの対人戦を覗き見していた悪魔バエルらしい人間観察。
「だが、そいつが良い人間になるのか、悪い人間になるのかは神様でも分からねえよな! ワッハッハー!」
 悪魔バエルの囁き。
「それにしても光の騎士のガキは成長してきたな。俺も成長しなければ! いけ! 一つ目目玉!」
「ヒトヒト!」
 悪魔バエルの命令で一つ目目玉が光の騎士のサトにむかう。
「約束通り、俺もスライムでも倒しまくってレベルアップするとするか! ワッハッハー!」
 悪魔バエルはサトに対抗するために自身のレベル上げを行うことにした。
「必ず強くなって、光の騎士を倒すんだ! 俺は魔王になる!」
 悪魔バエルの決意。

「おかえり! サト!」
「ただいま! エル!」
 物語を始めると陽気な光の精霊エルフが笑顔で出迎えてくれる。
「ほれ! お土産だぞ!」
 サトはお土産を差し出した。
「やったー! 乾電池!」
 光の精霊エルフは乾電池に大喜び。
「甘いものだと虫歯になるから、エルには乾電池がキャンディー代わりに一番いいだろう。」 
「味しい! ムシャムシャ!」
 虫歯の前科持ちの光の精霊エルフ。
「エル! それより次の物語は?」
 サトは物語を進めたい。
「洞窟に一つ目目玉が現れたんだって。怖いから人々が困っているの。サト! 一つ目目玉を倒しに行こう!」
「おお! 洞窟に行くぞ! とう!」
 サトは墓地に向かう。

「やって来ました! 洞窟! 相変わらず真っ暗だ・・・・・・。」
 サトは洞窟に着いた。
「闇を照らせ! 光魔法! ライト!」
 光の精霊エルフは光の魔法ライトを唱え洞窟を明るく照らす。
「ありがとう! エル!」
「どういたしまして! アハッ!」
「よし! いくぞ!」
「おお!」
 サトと光の精霊エルフは洞窟の中へ進んでいく。
「ちなみに洞窟も太陽の光が届かないので光エネルギーがきれたら私は役立たずだから期待しないでね! アハッ!」
「弱点を自慢すな!」
 光の精霊エルフは光エネルギーを充電できない所では弱い。
「よし! がんばるぞ!」 
 サトは気合を入れる。
「サトの名において命じる! いでよ! スラちゃん!」
「スラスラ!」
 サトはナイモン・カードからスラちゃんを呼び出す。
「よろしく! スラちゃん!」
「スラ!」
「よし! スラちゃん! 鎧に変身だ!」
「スラ!」
「ナイモン! 変身!」
 スラちゃんは鎧に変身し、サトの体に装着していく。
「ナイト・オブ・モンスター! スライムの騎士! スライム・ナイト! 参上!」
 サトはスライムの騎士に変身した。
「よし! いくぞ!」
 サトは気合を入れる。

バキューン!
 
「うわあ!? なんだ!?」
 レーザー光線が飛んできた。
「ヒトヒト!」
「あれは一つ目目玉よ!」
 一つ目目玉が現れた。
「出たな! 一つ目目玉! 僕が相手だ!」
「ヒトヒト! レーザー!」
 一つ目目玉は目から光線を出して攻撃。
「ギャア!」
 サトはダメージを受ける。
「あんな強烈なレーザー光線を受けたらひとたまりもないぞ!?」
 それだけ一つ目目玉のレーザー光線は強烈だった。
「相手に攻撃される前に倒す! いくぞ! 一つ目目玉! くらえ! スライム・ソード! でやあ! 22連撃!」
 サトの攻撃。
「ギャア!」
 一つ目目玉を倒した。
「やったー! 一つ目目玉を倒したぞ! 一つ目目玉のナイモン・カードだ! わ~い!」
 サトは一つ目目玉のナイモン・カードを手に入れた。
「よし! 一つ目目玉のナイモン・カードを試してみよう! サトの名において命じる! いでよ! ヒトちゃん!」
「ヒトヒト!」
 サトはナイモン・カードから一つ目目玉のヒトちゃんを呼び出す。
「ヒトちゃん! 鎧に変身だ!」
「ヒト!」
「ナイモン! 変身!」
 ヒトちゃんは鎧に変身し、サトの体に装着していく。
「ナイト・オブ・モンスター! 一つ目目玉の騎士! ワン・アイ・ナイト! 参上!」
 サトは一つ目目玉の騎士に変身した。
「よし! 一つ目目玉を倒しまくるぞ!」
 サトは一つ目目玉と戦いまくる。

「ヒトヒト!」
 一つ目目玉たちが現れた。
「出たな! 一つ目目玉! くらえ! ヒトヒト・レーザー! でやあ! 22連撃!」
 サトの攻撃。
「ギャア!」
 一つ目目玉たちを倒した。
「よし! ガンガンいくぞ!」
 サトは一つ目目玉たちと戦っていく。

「よし! 一つ目目玉を倒しきったぞ!」
 サトは一つ目目玉をほぼ全て倒した。

「哀れな一つ目目玉たちよ! おまえたちの無念を晴らさせてやるぞ! デビル・ヒュージ!」
 悪魔バエルが魔力でやられた一つ目目玉たちを一つに合体させていく。

ヒトヒト!

「巨大な一つ目目玉だ!?」
 一つ目目玉・ビックが現れた。
「ヒトヒト! レーザー!」
 一つ目目玉・ビックの攻撃。
「ギャア! あんなもんに当ったら体が溶けちゃうよ!?」
 サトは間一髪で避ける。
「よし! いくぞ! エル! 光の騎士になるぞ!」
「おお!」
「ナイモン! 変身!」
 光の精霊エルフは光の鎧に変身し、サトの体に装着していく。
「ナイト・オブ・モンスター! 光の騎士! ライト・ナイト! 参上!」
 サトは光の騎士に変身した。
「いくぞ! 一つ目目玉! くらえ! 必殺! ライト・ソード・スラッシュー!」
 サトの必殺の光攻撃。
「ギャア!」
 一つ目目玉・ビックを倒した。
「やったー! 一つ目目玉を倒したぞ! わ~い!」
 サトは勝利を喜んだ。

ピロロロローン!

「やったー! レベルアップだ!」
 サトのレベルが23になった。
「さすがにレベルはもう1つしか上がらないな。」
 結構強くなったサト。

ピキーン!

「バエルの気配だ? でもいつもと少し違うような?」
 サトは悪魔バエルの気配を感じる。
「ワッハッハー! よくぞ一つ目目玉を倒した!」
「出たな! バエル!」
 悪魔バエルが現れた。
「今日こそおまえを倒す!」
「それはどうかな? 今日の俺は昨日までの俺とは違うぞ!」
 サトと悪魔バエルが対峙する。
「いくぞ! バエル! 必殺! ライト・ソード・スラッシュー! でやあ! 23連撃!」
「くらえ! 光の騎士! 必殺! バエル・ソード・スラッシュー!! 5連撃!」
 サトと悪魔バエルの攻撃。
「ギャア! 覚えてろよ!」
 悪魔バエルは危機一髪のところで逃げた。
「やったー! 悪魔バエルを倒したぞ! わ~い! 正義は勝つ!」
 サトは勝利に大喜び。
「でも、バエルの攻撃が5連撃になっていた!? まさか!? 悪魔のあいつがレベル上げの修行をしているというのか!? もしバエルがレベル20くらいで20連撃でもしてきたら強敵になるはずだ!?」
 サトは一抹の不安を覚える。
「ぼくもがんばってレベルを上げよう! 負けないぞ! 悪魔なんかに!」
 サトは決意を新たにするのであった。

「手応えはあった。光の騎士の連撃には敵わないが、確かに俺の5連撃に意表を突かれた様な表情をしていた。俺がレベル上げを始めたことは間違いじゃない! このまま修行を続けていけば必ず光の騎士を倒せるはずだ! そうすれば俺が次の魔王になるんだ! 俺は魔王だ! ワッハッハー!」
 悪魔バエルの野心であった。

「何はともあれ、これで洞窟はクリアね! アハッ!」
「よし! 魔王を倒すぞ!」
 サトの冒険はつづく。
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