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悲しみのオタク少女
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「私がガパオ流ムエタイの正統継承者! 一子相伝にして最強のアハ殺拳! 世紀末アハ救世主! タイキック侍少女、真理亜! ガパオの掟は私が守る! アハッ!」
「こんな姉でごめんなさい。」
真理亜、お友達70億人キャンペーン実施中!
「次は秋葉原村でござる。」
「ござる、ござる。そうでござる。」
真理亜と楓の大神姉妹は次の目的地まで、野盗や陸にあがった海賊と戦いながらレベルアップしながら、途中のお茶屋さんでお茶と団子食べて回復しながら山の手街道一周の武者修行の旅をしている。
「次はライバルだな! アハッ!」
助さん、格さんを死んだおじいちゃんの角栄とおばあちゃんの真紀子にし、敵を北島ファミリーにした。そしてヒーローにジョージを迎え、順調に配役が決まっていく。
「アリアでいいや。」
アリアとは、真理亜のお隣に住んでいる魔法少女である。
「アリアちゃんでいいの?」
「いいんだよ。時代劇に超能力少女がいたら、がコンセプトなんだから。時代劇に魔法少女がいてもおかしくない! アハッ!」
自由気ままな姉の真理亜。
「よし! そうと決まればアリアちゃんに連絡だ!」
「携帯電話はないんだよ!? スマホもないのにどうやって連絡するの? 飛脚? それとも伝書鳩?」
「衛星通信! アハッ!」
時代劇は世界各国の活動は宇宙には進出していないので、空は綺麗なのだ。
「ここはタイキッく少女らしく、テレパシーにしよう。」
「サイキック少女らしく! お姉ちゃん! 少しズレてるよ!」
「アハッ!」
真理亜は神経を集中して、アリアにテレパシーを送る。
「アリアちゃん。アリアちゃん。」
アリアにどこかからか声が聞こえる。
「はあ!? 変な声が聞こえる!?」
アリアに真理亜のテレパシーが届いた。
「耳クソが詰まっているんだろう。耳掃除しようっと。」
しかし、アリアは気にしない。
「こらー! アリアちゃん! 我がお隣さんで幼馴染で永遠のライバルよ!」
「その声は!? 恐怖の大魔王!?」
「そうです。私が恐怖の大魔王です! アハッ!」
「大正解!」
「・・・・・・なんでやねん!」
真理亜とアリアは仲がとても良い。
「お友達の声を忘れるな!」
「ごめんごめん。そういえば〇〇少女ワールドって、お友達をたくさん作るお話だったんだね。」
「そうなのよ。つい時代劇っていうから、悪代官を懲らしめることに重点を置いちゃった。アハッ!」
困った時は笑って誤魔化す真理亜。
「やっと配役を決め始めたところなの。アハッ!」
「真理亜ちゃんらしいね。」
「そうでしょ。」
「誰も褒めてない。」
「アハッ!」
こんなやり取りでも許されるのが気心の知れたお友達である。
「本当に真理亜ちゃんとは腐れ縁だな。」
「ワッハッハー! 私から逃れられると思ったら大間違いだぞ! アハッ!」
「ストーカーか。」
「その通り! 私はお友達ストーカーなのだ! アハッ!」
「お姉ちゃんは救世主でしょ! 救世主!」
「私とアリアちゃんの間に割って入るな! 楓!」
「楓ちゃんも、真理亜ちゃんがお姉ちゃんじゃ大変だね。」
「はい。私の苦労を分かってくれるにはパンダちゃんだけよ。ありがとう。」
楓はアリアのことをパンダちゃんと親しみを込めて言っている。
「こらー! 私のお姉ちゃんをパンダと呼ぶなー!」
アリアの妹のアリスである。
「いたの。アリス。」
「いたわよ。楓。」
姉たちはちゃん付けで呼び合うが、小学一年生の楓とアリスはギスギスしているので呼び捨てである。
「今日こそ超能力少女の名にかけて勝負にけりをつけてやる! 死ね! アリス! ビビビビビビビビー!」
「なんの! 死ぬのは楓! おまえの方だ! 魔法少女の恐ろしさを思い知るがいい! ビビビビビビビビ-!」
「あの!? 私のテレパシー交信の最中なんだけど!?」
「子供って、発想が自由だな。」
楓とアリスが真理亜のテレパシー空間で目からビームを出して戦い始めた。
「ダメだ。こりゃ。」
呆れる真理亜とアリア。
「ということで、秋葉原村から登場してね。アリアちゃん。」
「分かった。適当に現れるよ。またね。」
こうして真理亜はテレパシーでの交信を終えた。
「アリス! 殺す!」
「まったく。どうして子供って仲良く出来ないんだろう?」
殺意の高まっている楓に首を傾げる真理亜。
「それはお姉ちゃんが超能力少女に目覚めたのが最近だからよ!」
「あ、そっか。だから私は子供の頃からアリアちゃんと仲良く出来たのか。アハッ!」
ただ単に魔法少女のアリアに寄生して真理亜は助けてもらいながら生きてきただけである。
「助けてください!」
「出たな! 第一秋葉原村人!」
「実は・・・・・・悪代官が村人にアニメのコスプレを強要して困っています。」
秋葉原的悲劇的伝説。
「分かりました。悪代官を倒しましょう! アハッ!」
「ありがとうございます。救世主様。」
「いいえ、私は偽救世主です。アハッ!」
真理亜は偽救世主という設定に満足している。
「アハッ! っと笑い悪代官に苦しむ村人たちを救っている救世主様がいると巷で噂だが、きっと、あの少女が救世主様に違いない。自らを救世主の偽者だなんて、なんて謙虚なお方なんだ!」
「素晴らしい! なんてできた少女なんだ!」
村人たちは真理亜に救世主の妄想を重ねていた。
「お姉ちゃんに騙されるなんて、こいつらの目は節穴ね。」
楓は真理亜の本性を知っているので、村人たちを哀れに思った。
「頼もう!」
代官所にはお馴染みの道場破りスタイルで入場。
「遅かったね。真理亜ちゃん。」
「アリアちゃん!?」
既に悪代官はアリアが倒した後だった。
「もう悪代官は倒したよ。」
「さすが我が幼馴染にして、お友達の永遠のライバルのお隣さんだわ。」
こうして真理亜はアリアと出会ったのであった。
「真理亜ちゃん、登場シーンはこんな感じでよかったのかな?」
「バッチリよ! さすが我が永遠のライバル! アハッ!」
超能力少女と魔法少女は時代劇で仲良しだった。
つづく。
「こんな姉でごめんなさい。」
真理亜、お友達70億人キャンペーン実施中!
「次は秋葉原村でござる。」
「ござる、ござる。そうでござる。」
真理亜と楓の大神姉妹は次の目的地まで、野盗や陸にあがった海賊と戦いながらレベルアップしながら、途中のお茶屋さんでお茶と団子食べて回復しながら山の手街道一周の武者修行の旅をしている。
「次はライバルだな! アハッ!」
助さん、格さんを死んだおじいちゃんの角栄とおばあちゃんの真紀子にし、敵を北島ファミリーにした。そしてヒーローにジョージを迎え、順調に配役が決まっていく。
「アリアでいいや。」
アリアとは、真理亜のお隣に住んでいる魔法少女である。
「アリアちゃんでいいの?」
「いいんだよ。時代劇に超能力少女がいたら、がコンセプトなんだから。時代劇に魔法少女がいてもおかしくない! アハッ!」
自由気ままな姉の真理亜。
「よし! そうと決まればアリアちゃんに連絡だ!」
「携帯電話はないんだよ!? スマホもないのにどうやって連絡するの? 飛脚? それとも伝書鳩?」
「衛星通信! アハッ!」
時代劇は世界各国の活動は宇宙には進出していないので、空は綺麗なのだ。
「ここはタイキッく少女らしく、テレパシーにしよう。」
「サイキック少女らしく! お姉ちゃん! 少しズレてるよ!」
「アハッ!」
真理亜は神経を集中して、アリアにテレパシーを送る。
「アリアちゃん。アリアちゃん。」
アリアにどこかからか声が聞こえる。
「はあ!? 変な声が聞こえる!?」
アリアに真理亜のテレパシーが届いた。
「耳クソが詰まっているんだろう。耳掃除しようっと。」
しかし、アリアは気にしない。
「こらー! アリアちゃん! 我がお隣さんで幼馴染で永遠のライバルよ!」
「その声は!? 恐怖の大魔王!?」
「そうです。私が恐怖の大魔王です! アハッ!」
「大正解!」
「・・・・・・なんでやねん!」
真理亜とアリアは仲がとても良い。
「お友達の声を忘れるな!」
「ごめんごめん。そういえば〇〇少女ワールドって、お友達をたくさん作るお話だったんだね。」
「そうなのよ。つい時代劇っていうから、悪代官を懲らしめることに重点を置いちゃった。アハッ!」
困った時は笑って誤魔化す真理亜。
「やっと配役を決め始めたところなの。アハッ!」
「真理亜ちゃんらしいね。」
「そうでしょ。」
「誰も褒めてない。」
「アハッ!」
こんなやり取りでも許されるのが気心の知れたお友達である。
「本当に真理亜ちゃんとは腐れ縁だな。」
「ワッハッハー! 私から逃れられると思ったら大間違いだぞ! アハッ!」
「ストーカーか。」
「その通り! 私はお友達ストーカーなのだ! アハッ!」
「お姉ちゃんは救世主でしょ! 救世主!」
「私とアリアちゃんの間に割って入るな! 楓!」
「楓ちゃんも、真理亜ちゃんがお姉ちゃんじゃ大変だね。」
「はい。私の苦労を分かってくれるにはパンダちゃんだけよ。ありがとう。」
楓はアリアのことをパンダちゃんと親しみを込めて言っている。
「こらー! 私のお姉ちゃんをパンダと呼ぶなー!」
アリアの妹のアリスである。
「いたの。アリス。」
「いたわよ。楓。」
姉たちはちゃん付けで呼び合うが、小学一年生の楓とアリスはギスギスしているので呼び捨てである。
「今日こそ超能力少女の名にかけて勝負にけりをつけてやる! 死ね! アリス! ビビビビビビビビー!」
「なんの! 死ぬのは楓! おまえの方だ! 魔法少女の恐ろしさを思い知るがいい! ビビビビビビビビ-!」
「あの!? 私のテレパシー交信の最中なんだけど!?」
「子供って、発想が自由だな。」
楓とアリスが真理亜のテレパシー空間で目からビームを出して戦い始めた。
「ダメだ。こりゃ。」
呆れる真理亜とアリア。
「ということで、秋葉原村から登場してね。アリアちゃん。」
「分かった。適当に現れるよ。またね。」
こうして真理亜はテレパシーでの交信を終えた。
「アリス! 殺す!」
「まったく。どうして子供って仲良く出来ないんだろう?」
殺意の高まっている楓に首を傾げる真理亜。
「それはお姉ちゃんが超能力少女に目覚めたのが最近だからよ!」
「あ、そっか。だから私は子供の頃からアリアちゃんと仲良く出来たのか。アハッ!」
ただ単に魔法少女のアリアに寄生して真理亜は助けてもらいながら生きてきただけである。
「助けてください!」
「出たな! 第一秋葉原村人!」
「実は・・・・・・悪代官が村人にアニメのコスプレを強要して困っています。」
秋葉原的悲劇的伝説。
「分かりました。悪代官を倒しましょう! アハッ!」
「ありがとうございます。救世主様。」
「いいえ、私は偽救世主です。アハッ!」
真理亜は偽救世主という設定に満足している。
「アハッ! っと笑い悪代官に苦しむ村人たちを救っている救世主様がいると巷で噂だが、きっと、あの少女が救世主様に違いない。自らを救世主の偽者だなんて、なんて謙虚なお方なんだ!」
「素晴らしい! なんてできた少女なんだ!」
村人たちは真理亜に救世主の妄想を重ねていた。
「お姉ちゃんに騙されるなんて、こいつらの目は節穴ね。」
楓は真理亜の本性を知っているので、村人たちを哀れに思った。
「頼もう!」
代官所にはお馴染みの道場破りスタイルで入場。
「遅かったね。真理亜ちゃん。」
「アリアちゃん!?」
既に悪代官はアリアが倒した後だった。
「もう悪代官は倒したよ。」
「さすが我が幼馴染にして、お友達の永遠のライバルのお隣さんだわ。」
こうして真理亜はアリアと出会ったのであった。
「真理亜ちゃん、登場シーンはこんな感じでよかったのかな?」
「バッチリよ! さすが我が永遠のライバル! アハッ!」
超能力少女と魔法少女は時代劇で仲良しだった。
つづく。
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