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第2魔法少女、泪。
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ここは魔法自衛隊渋谷駐屯地の代々木公園。
「私も栞の所のケーリーとバーキンみたいな、忠犬ハチ公のような使い魔兼家族が欲しかったな。」
空を見上げながら独り言を言う泪。
「どうしたんですか? ルイヴィトン様。ちゅん。」
「モノグラム、火の鳥になって。」
「はあー!? 無理です!?」
「アホー! アホー! 泪のアホー。」
「zzz。」
久しぶりの登場、泪の使い魔兼家族の雀のモノグラム、カラスのヴェルニ、フクロウのダミエ。
「おまえたちは自由でいいな。」
「そうそう、うちの祐名はんも自由でっせ。」
「zzz。」
そこに第6魔法少女、森田祐名と使い魔兼家族のジャパロボのAIロボットの明治天皇が現れた。
「おお! ロボットなのに私の気持ちを分かってくれるのか! ありがとう!」
「分かりますとも! 出番が来るまで寝てるだけの主を持ったら、あんさんの気持ちが痛いほど分かりますとも!」
同じ魔法自衛隊員として泪とAIロボットの明治天皇は悩みを共有している。
「結の所の幽霊、魔法少女になれたみたいだけど、天皇も魔法少女になったらどうだ?」
「残念。わて、男でっせ。」
「そうなんだ。でもロボットの魔法少女もおもしろそうだな。」
ここで思い出した。昔、書いた超合金DX女子高生、佐藤さくらロボ。どこで登場させることが出来るかがポイントである。立派な魔法少女候補である。
「BLだと書籍化とか、魔法NHKで実写化されるそうでっせ。」
「レズな小百合魔法少女もありかも。名字は小池小百合でいいわよね。」
時代の流れ、トレンドに合わせた魔法少女、ゾクゾク開発中。
「私の時に、魔法自衛隊ジャパロボ中隊の話を進めて、祐名の時にジャパロボの開発の話でいいんだよな。」
「そうでんな。せやけど、このペースでいったら、魔法自衛隊ジャパロボ中隊の初出撃は、いつになることやら?」
メインストーリーの他に、ファン作り、世界観作りで各キャラクターの話を作成しているが、魔法少女が増えすぎて、1シリーズで1度か2度チャンスが回ってくれば良いところになってしまった。1チャンスにかけなければいけない。
「クソッ!? 渋井姉妹の谷子は、ほんのおねえさんだし、栞も本シリーズがメインだし、どうしても順番が早い私の物語が進まないじゃない!? こうしてはいられないわ! 尺がないのよ! 魔法自衛隊ジャパロボ中隊! 全員整列!」
泪の掛け声に、魔法自衛隊ジャパロボ中隊の隊員が整列する。
「番号!」
「1、2、3、4、5、ちゅん、アホー、zzz、zzz、・・・なんでやねん!?」
隊員を紹介する。順番に、2等陸士、2等海士、2等空士、事務のお姉さん、ジャパロボの整備士、雀、アホガラス、フクロウ、祐名、AIロボットである。
「ダメだー!? ジャパロボ中隊の話が先に進めることが出来ないよ!?」
泪はさじを投げる。
「ちゅんちゅん、ルイヴィトン様。桜の木の下に何かが埋まっています。」
突然、雀のモノグラムの特殊能力が開花する。
「魔法自衛隊隊員の皆さん、掘っちゃってください。」
「はい!」
魔法自衛隊隊員はスコップで桜の木の下を掘り出した。
「泪幕僚長! 何か出てきました!」
「こ、これは!?」
桜の木の下には、女子高生が埋まっていた。
「死んでるんですか!?」
「違う! これは超合金DX女子高生、佐藤さくらロボだ!」
なんと埋まっていたのは噂話ででたアンドロイドだった。
「他も掘れば、レズの女子高生も埋まっているかも!?」
「掘りまくるんや!」
「おお!」
おかげで代々木公園は穴だらけになっていった。
「話が進まない!?」
泪の苦悩は続く。
魔法少女化=自分のオリジナルストーリーが持てる、になってきた。
つづく。
「私も栞の所のケーリーとバーキンみたいな、忠犬ハチ公のような使い魔兼家族が欲しかったな。」
空を見上げながら独り言を言う泪。
「どうしたんですか? ルイヴィトン様。ちゅん。」
「モノグラム、火の鳥になって。」
「はあー!? 無理です!?」
「アホー! アホー! 泪のアホー。」
「zzz。」
久しぶりの登場、泪の使い魔兼家族の雀のモノグラム、カラスのヴェルニ、フクロウのダミエ。
「おまえたちは自由でいいな。」
「そうそう、うちの祐名はんも自由でっせ。」
「zzz。」
そこに第6魔法少女、森田祐名と使い魔兼家族のジャパロボのAIロボットの明治天皇が現れた。
「おお! ロボットなのに私の気持ちを分かってくれるのか! ありがとう!」
「分かりますとも! 出番が来るまで寝てるだけの主を持ったら、あんさんの気持ちが痛いほど分かりますとも!」
同じ魔法自衛隊員として泪とAIロボットの明治天皇は悩みを共有している。
「結の所の幽霊、魔法少女になれたみたいだけど、天皇も魔法少女になったらどうだ?」
「残念。わて、男でっせ。」
「そうなんだ。でもロボットの魔法少女もおもしろそうだな。」
ここで思い出した。昔、書いた超合金DX女子高生、佐藤さくらロボ。どこで登場させることが出来るかがポイントである。立派な魔法少女候補である。
「BLだと書籍化とか、魔法NHKで実写化されるそうでっせ。」
「レズな小百合魔法少女もありかも。名字は小池小百合でいいわよね。」
時代の流れ、トレンドに合わせた魔法少女、ゾクゾク開発中。
「私の時に、魔法自衛隊ジャパロボ中隊の話を進めて、祐名の時にジャパロボの開発の話でいいんだよな。」
「そうでんな。せやけど、このペースでいったら、魔法自衛隊ジャパロボ中隊の初出撃は、いつになることやら?」
メインストーリーの他に、ファン作り、世界観作りで各キャラクターの話を作成しているが、魔法少女が増えすぎて、1シリーズで1度か2度チャンスが回ってくれば良いところになってしまった。1チャンスにかけなければいけない。
「クソッ!? 渋井姉妹の谷子は、ほんのおねえさんだし、栞も本シリーズがメインだし、どうしても順番が早い私の物語が進まないじゃない!? こうしてはいられないわ! 尺がないのよ! 魔法自衛隊ジャパロボ中隊! 全員整列!」
泪の掛け声に、魔法自衛隊ジャパロボ中隊の隊員が整列する。
「番号!」
「1、2、3、4、5、ちゅん、アホー、zzz、zzz、・・・なんでやねん!?」
隊員を紹介する。順番に、2等陸士、2等海士、2等空士、事務のお姉さん、ジャパロボの整備士、雀、アホガラス、フクロウ、祐名、AIロボットである。
「ダメだー!? ジャパロボ中隊の話が先に進めることが出来ないよ!?」
泪はさじを投げる。
「ちゅんちゅん、ルイヴィトン様。桜の木の下に何かが埋まっています。」
突然、雀のモノグラムの特殊能力が開花する。
「魔法自衛隊隊員の皆さん、掘っちゃってください。」
「はい!」
魔法自衛隊隊員はスコップで桜の木の下を掘り出した。
「泪幕僚長! 何か出てきました!」
「こ、これは!?」
桜の木の下には、女子高生が埋まっていた。
「死んでるんですか!?」
「違う! これは超合金DX女子高生、佐藤さくらロボだ!」
なんと埋まっていたのは噂話ででたアンドロイドだった。
「他も掘れば、レズの女子高生も埋まっているかも!?」
「掘りまくるんや!」
「おお!」
おかげで代々木公園は穴だらけになっていった。
「話が進まない!?」
泪の苦悩は続く。
魔法少女化=自分のオリジナルストーリーが持てる、になってきた。
つづく。
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