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魔法メトロ銀座線、末広町から
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ここは魔法メトロ銀座線、末広町のホーム。
「4ターン目、いくわよ。」
「おお!」
末広町からゴールの浅草まで5駅。サイコロの目が5か6を出せば勝ちである。
「ゴールできる確率は、3分の1だね。」
「一層のこと、サイコロに魔法をかけてましょうか?」
「かわいいドキ子がサイコロを振れば6が確実に出るわよ。ドキ。」
「ダメ。みんなルール違反よ。」
栞とドキ子が好き勝手なことをいうので、魔法鉄道研究会の会長の鉄道子が注意する。
「じゃあ、どうするのよ?」
「ドキ子は続けてサイコロを振れないし、私は1しか出せない。怪獣ちゃんか道子がサイコロを投げて、5か6を出せないと負けてしまうわよ。」
「ドキ子分かった! ここで谷子ちゃんにサイコロを投げさせて、みんなでお祈りして友情を高め合って、ゴールする青春ストーリーね! ドキ。」
一般大衆が好きそうな仲間、友情、絆、勇気の話にすれば、実写やアニメ化は簡単にされると思う。
「いいえ。サイコロを振るのは私よ。」
奇跡を起こす谷子ではなく、道子がサイコロを振るという。
「大丈夫なの? 道子。」
心配そうな、栞。
「ドキ子は道子を信じてるわ! みんなで一緒にゴールして、優勝しましょう! 勝っても負けても仲間を信じ抜く! これが青春よ! ドキ。」
ドキ子は青春ストーリーである。
「私は負けるのは嫌いなので、カードを出すわ。」
「カード!?」
道子はカードを1枚取り出した。
「5進めるカード。」
このカードはサイコロを振ると、確実に5が出るようになるカードである。
「5進めるカード!?」
「まさかのここにきて、トレーディングカード!?」
「ドキ子の青春ストーリーを返して!?」
これでトレーディングカードにもできるエンターテイメント性をアピール。栞とドキ子は期待を裏切られた。
「やっぱり。」
谷子は予想通りの嫌な展開だった。
「私、負けるのが嫌なので。」
鉄道子と書いて、くろがねみちこ。鉄道が大好きという意外に個性が薄く存在感がなくなってきたので、道子に「負けず嫌い」という設定を足してみた。
「どうやってカードは手に入れるの?」
「いい質問ね。怪獣ちゃん。」
「ドキ子、親のカードで買いまくるわ! ドキ。」
「お金で買うだと、恐怖の課金ゲームができてしまうので、目的地に1位で着いた時の商品ってことにしておきましょう。」
丸く収まった所で道子はサイコロを振る。
「5、進みます。」
「やったー! ゴールだ!」
「これで私たちの負けは無くなったわ。」
「線路を破壊して、あいつらが追いかけてこないようにしようかしら? ドキ。」
「やめい!」
魔法渋谷高校鉄道研究会は、目的地の浅草を目指す。
「カード!? そんな話は聞いてないぞ!?」
「カードは、お金で買わしてちょうだいよ!? 神山財団で買い占めるわよ!」
「イカサマや!? こんなイカサマ、北新地でもないで!?」
「zzz。」
「3分の1の確立なんやから、誰か早くサイコロを振りなはれ。」
カードを1枚も持っていない魔法渋谷高校Bチームは発狂した。
「私がサイコロを振る。」
泪がサイコロを振ってみた。
「2・・・2だと!?」
サイコロの目は2だった。
「やったー! これで私たちの勝ちね! 私たちが魔法鉄道ゲームの代表ね!」
「ドキ子は勝利の女神よ! ドキ。」
「会長、魔法機関車トーマスの絵本の3は持ってないですか?」
「谷子ちゃん、それは今度ね。」
魔法渋谷高校鉄道研究会チームが、渋谷高校の代表に決まった。
「2・・・なんて私は運がないんだ。」
「いいじゃない。上野動物園によって、パンダを見て帰りましょうよ。」
「よし! 今から上野公園で桜の花見の場所をキープして、客に売りまくるぞ!」
「zzz。」
「寝てるだけの祐名はんが羨ましい。」
こうして魔法東京メトロロ銀座線は無事に終了した。
つづく。
「4ターン目、いくわよ。」
「おお!」
末広町からゴールの浅草まで5駅。サイコロの目が5か6を出せば勝ちである。
「ゴールできる確率は、3分の1だね。」
「一層のこと、サイコロに魔法をかけてましょうか?」
「かわいいドキ子がサイコロを振れば6が確実に出るわよ。ドキ。」
「ダメ。みんなルール違反よ。」
栞とドキ子が好き勝手なことをいうので、魔法鉄道研究会の会長の鉄道子が注意する。
「じゃあ、どうするのよ?」
「ドキ子は続けてサイコロを振れないし、私は1しか出せない。怪獣ちゃんか道子がサイコロを投げて、5か6を出せないと負けてしまうわよ。」
「ドキ子分かった! ここで谷子ちゃんにサイコロを投げさせて、みんなでお祈りして友情を高め合って、ゴールする青春ストーリーね! ドキ。」
一般大衆が好きそうな仲間、友情、絆、勇気の話にすれば、実写やアニメ化は簡単にされると思う。
「いいえ。サイコロを振るのは私よ。」
奇跡を起こす谷子ではなく、道子がサイコロを振るという。
「大丈夫なの? 道子。」
心配そうな、栞。
「ドキ子は道子を信じてるわ! みんなで一緒にゴールして、優勝しましょう! 勝っても負けても仲間を信じ抜く! これが青春よ! ドキ。」
ドキ子は青春ストーリーである。
「私は負けるのは嫌いなので、カードを出すわ。」
「カード!?」
道子はカードを1枚取り出した。
「5進めるカード。」
このカードはサイコロを振ると、確実に5が出るようになるカードである。
「5進めるカード!?」
「まさかのここにきて、トレーディングカード!?」
「ドキ子の青春ストーリーを返して!?」
これでトレーディングカードにもできるエンターテイメント性をアピール。栞とドキ子は期待を裏切られた。
「やっぱり。」
谷子は予想通りの嫌な展開だった。
「私、負けるのが嫌なので。」
鉄道子と書いて、くろがねみちこ。鉄道が大好きという意外に個性が薄く存在感がなくなってきたので、道子に「負けず嫌い」という設定を足してみた。
「どうやってカードは手に入れるの?」
「いい質問ね。怪獣ちゃん。」
「ドキ子、親のカードで買いまくるわ! ドキ。」
「お金で買うだと、恐怖の課金ゲームができてしまうので、目的地に1位で着いた時の商品ってことにしておきましょう。」
丸く収まった所で道子はサイコロを振る。
「5、進みます。」
「やったー! ゴールだ!」
「これで私たちの負けは無くなったわ。」
「線路を破壊して、あいつらが追いかけてこないようにしようかしら? ドキ。」
「やめい!」
魔法渋谷高校鉄道研究会は、目的地の浅草を目指す。
「カード!? そんな話は聞いてないぞ!?」
「カードは、お金で買わしてちょうだいよ!? 神山財団で買い占めるわよ!」
「イカサマや!? こんなイカサマ、北新地でもないで!?」
「zzz。」
「3分の1の確立なんやから、誰か早くサイコロを振りなはれ。」
カードを1枚も持っていない魔法渋谷高校Bチームは発狂した。
「私がサイコロを振る。」
泪がサイコロを振ってみた。
「2・・・2だと!?」
サイコロの目は2だった。
「やったー! これで私たちの勝ちね! 私たちが魔法鉄道ゲームの代表ね!」
「ドキ子は勝利の女神よ! ドキ。」
「会長、魔法機関車トーマスの絵本の3は持ってないですか?」
「谷子ちゃん、それは今度ね。」
魔法渋谷高校鉄道研究会チームが、渋谷高校の代表に決まった。
「2・・・なんて私は運がないんだ。」
「いいじゃない。上野動物園によって、パンダを見て帰りましょうよ。」
「よし! 今から上野公園で桜の花見の場所をキープして、客に売りまくるぞ!」
「zzz。」
「寝てるだけの祐名はんが羨ましい。」
こうして魔法東京メトロロ銀座線は無事に終了した。
つづく。
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