136 / 151
<ジルベール>シリアス ルート
12
しおりを挟む
―― あれ……
遠目に、ヴァルが見えた。背が高いから、離れていても直ぐに分かる。
頭が下がっていて、肩が落ちている。なにかあったのだろうか。
「ヴァル、どうした。なにか、あったのか」
「うん? 何がだ。何もないぞ」
―― 嘘をついてるな
近づいていくと見えた表情は、暗く沈んでいるように見えた。
「ヴァル、俺の家で茶を飲もう」
「かまわないけど、どうした?」
首を傾げたヴァルに答えずに、腕を掴んで歩く。
―― ヴァルは
俺の事に関しては心配性なところがあって、あれこれ聞いてくるところがある。けど自分の事は、あまり話さない。今だって気落ちしているように、見えるのに何でもないと口にした。
―― 別に
話したくないことを、無理に話して欲しいとは思っていない。言いたくないことだって、あるだろう。付き合いが長くても、そんなことは当たり前にあると思う。俺だって腐男子だって、言ってないしな。というか一生伝える気はない。俺は隠れ腐男子なんだ。オープンに、するつもりはない。
うん、だから別に良いんだ。言わなくても、それで構わない。けど露骨に落ち込んで見えるのに、放っておきたくない。
「いれてくるから、待っててくれ」
「わかった。ありがとう」
家まで連れて行くと、大人しく座ってくれる。
―― これに、するかな
茶葉を入れた缶の一つを、手に取る。沢山の茶葉を置いているジルベールの家と違って、選ぶのに迷うほどの茶葉はない。ただジルベールが時々、茶葉をくれるから良い茶葉が常時そろっている。
さすがに最初は、遠慮した。良い茶葉だし俺が入れても、美味しくなる。適当に入れても美味しいお茶が飲めるのは最高だ。けどこう定期的だと、金銭面が気になってくる。俺が行く庶民向けの店でも問題だが、ジルベールの行く店は高級店だ。想像したくない金額が、かかっているのは聞かなくても分かる。
『ジルベール、もう茶葉はいい』
『えっ』
お金の面でも悪いし、もう気持ちだけで良い。と、そこまで続けるべきだったのかも知れない。沈んだ表情のジルベールを、見た後で気づく。
『随分と金がかさむだろう。だから気持ちだけもらっておく』
『大した額じゃないから、気にしないで。それより気に入ったお茶を、君に飲んでもらって感想を聞くのが楽しみなんだ』
俺にしては、頑張った方だと思う。言えば良かったと思ったことを、後からでも伝えられたのだから。うん、凄く頑張ったと思う。
けどジルベールに笑顔を返されて、それでも不要だとは続けられなかった。だってあれだろう。友達と自分が好きなものを、共有したいって言う純粋な気持ちだろう。いくら俺が万年真性ボッチで、ジルベールと友達になる前は誰も友達がいなかったとしてもそれくらいは気づく。
だから止めろとは、強く言えなかった。でもやはり金銭面が、気になる。だがら色々とブレンドとかを試したいから茶葉を、持ってくる間を少し長くしてくれと伝えた。
―― うん、良い香りだ
ジルベールがくれるものは、香りも味も良い。どれも外れがない。
―― 少し気が晴れると、良いな
俺は口が上手くないから、言葉を持ってヴァルの沈んでいる原因を取り除くのは無理かもしれない。だから茶を入れたんだ。美味しいお茶を飲むと、ほっとする。沈んだ気分も、少しはよくなるかもしれない。
それに皆でお茶する時間は、楽しい。
―― うん?
なんだ、今何を考えてたんだ。自分の考えなのに、疑問が湧き上がってくる。皆って誰だ。ジルベールとお茶をしたときも、ヴァルの時も二人だけだ。皆って、何か違う気がする。
―― ああ、そうか
夕食の時にジルベールとヴァルと、一緒に茶も飲んだ。きっとそれだな。
「どうした? 大丈夫か?」
「ああ。問題ない。蒸らしていただけだから」
時間がかかりすぎたらしい。心配をしたらしいヴァルが、後ろから覗き込んでくる。
「そうだ、これ」
「これ買ってきてくれたのか?」
差しだしてきた小さな包みに、見覚えがあった。中は見えないが、オッサンのとこで菓子を買ったときに包んでくれる包装紙と一緒だ。
「ああ、店の方に用があったんだ」
「そうか、ありがとう」
皿を出して、そっと乗せる。ごついオッサンが作ったとは思えないほど、繊細な菓子だから壊れないように丁寧に扱うことにしている。
「なあレイザード、もし……」
「もし、なんだ?」
お茶もヴァルが買ってきてくれた菓子も、とても美味しかった。俺としては大満足だけれど、ヴァルの表情はいつもと違ったままだ。
上手いことは言えないだろうけど、話したら楽になることもあるかもしれない。そう思って話しかけようとした時、ヴァルから声をかけてきた。
「もし辛いことがあったら、忘れたいと思うか?」
「辛いこと?」
聞かれて、何かあったか考える。
二回ほど焼け焦げてみたりしたけど、今は特に問題ない。ああ、嫌な事ならあったな。騎士Aに、首に短刀を突きつけてきた。けどあれは辛いというより嫌な事だな。
―― 辛いことがあったら?
ふと目の前がぼやけて、ヴァルが―― 昔のヴァルが見えた。
『すまない』
俺が、辛い? 痛みを堪えているような顔をしているのは、ヴァルじゃないか。
『すまない、俺は……』
謝らなくて良い。なんでそんなに辛そうなんだ。何かあったのか。なんで悲しそうに、しているんだ。
「良くは分からないけれど、ヴァルが辛そうにしているのは嫌だ」
口から出てきたのは、問われたことへの答えになっていない。
―― 驚いてる
目を見開いているヴァルが、見える。きっと訳の分からない返しを、したからだろう。
そうだ俺が発した言葉は、見えているバグに対しての反応だ。本来俺のモノでもないバグで見たヴァルの姿だ。
悲愴な顔をしている。誰に謝っているのかは。分からない。
―― けど嫌だったんだ
自分を責めないでほしい。傷つけないでほしい。だってヴァルは、悪くない。
「辛い目にあったことがないから分からないけど、忘れたとしても覚えていたとしても
ヴァルが傷つくのは嫌だと思う」
「……」
―― まずい
まずい、間違った。最大に、間違った。きっとヴァルにとって、一番最悪の答えをしてしまったのかもしれない。
今にも泣いてしまうんじゃないかって思うほど、表情が歪んでいる。
―― どうしよう
どうしたら、良いんだ。こういときは、どうしたら――
「大丈夫だ。もう大丈夫」
気づいたら正面に座っているヴァルの所まで行って、抱きしめていた。
―― 何をやっているんだ、俺は
正直、自分の事ながら、混乱している。いくらヴァルが泣きそうな顔をしていたから、動揺したにしてもこれはないだろう。
―― けど
『大丈夫だ、もう大丈夫』
ただの音として耳に届いた声と、温かいぬくもりがあったから僕は――
砂嵐のように酷い耳鳴りが、響いて聞こえる。頭に痛みが走る。
それでも同時に頭に響く言葉を、繰り返した
遠目に、ヴァルが見えた。背が高いから、離れていても直ぐに分かる。
頭が下がっていて、肩が落ちている。なにかあったのだろうか。
「ヴァル、どうした。なにか、あったのか」
「うん? 何がだ。何もないぞ」
―― 嘘をついてるな
近づいていくと見えた表情は、暗く沈んでいるように見えた。
「ヴァル、俺の家で茶を飲もう」
「かまわないけど、どうした?」
首を傾げたヴァルに答えずに、腕を掴んで歩く。
―― ヴァルは
俺の事に関しては心配性なところがあって、あれこれ聞いてくるところがある。けど自分の事は、あまり話さない。今だって気落ちしているように、見えるのに何でもないと口にした。
―― 別に
話したくないことを、無理に話して欲しいとは思っていない。言いたくないことだって、あるだろう。付き合いが長くても、そんなことは当たり前にあると思う。俺だって腐男子だって、言ってないしな。というか一生伝える気はない。俺は隠れ腐男子なんだ。オープンに、するつもりはない。
うん、だから別に良いんだ。言わなくても、それで構わない。けど露骨に落ち込んで見えるのに、放っておきたくない。
「いれてくるから、待っててくれ」
「わかった。ありがとう」
家まで連れて行くと、大人しく座ってくれる。
―― これに、するかな
茶葉を入れた缶の一つを、手に取る。沢山の茶葉を置いているジルベールの家と違って、選ぶのに迷うほどの茶葉はない。ただジルベールが時々、茶葉をくれるから良い茶葉が常時そろっている。
さすがに最初は、遠慮した。良い茶葉だし俺が入れても、美味しくなる。適当に入れても美味しいお茶が飲めるのは最高だ。けどこう定期的だと、金銭面が気になってくる。俺が行く庶民向けの店でも問題だが、ジルベールの行く店は高級店だ。想像したくない金額が、かかっているのは聞かなくても分かる。
『ジルベール、もう茶葉はいい』
『えっ』
お金の面でも悪いし、もう気持ちだけで良い。と、そこまで続けるべきだったのかも知れない。沈んだ表情のジルベールを、見た後で気づく。
『随分と金がかさむだろう。だから気持ちだけもらっておく』
『大した額じゃないから、気にしないで。それより気に入ったお茶を、君に飲んでもらって感想を聞くのが楽しみなんだ』
俺にしては、頑張った方だと思う。言えば良かったと思ったことを、後からでも伝えられたのだから。うん、凄く頑張ったと思う。
けどジルベールに笑顔を返されて、それでも不要だとは続けられなかった。だってあれだろう。友達と自分が好きなものを、共有したいって言う純粋な気持ちだろう。いくら俺が万年真性ボッチで、ジルベールと友達になる前は誰も友達がいなかったとしてもそれくらいは気づく。
だから止めろとは、強く言えなかった。でもやはり金銭面が、気になる。だがら色々とブレンドとかを試したいから茶葉を、持ってくる間を少し長くしてくれと伝えた。
―― うん、良い香りだ
ジルベールがくれるものは、香りも味も良い。どれも外れがない。
―― 少し気が晴れると、良いな
俺は口が上手くないから、言葉を持ってヴァルの沈んでいる原因を取り除くのは無理かもしれない。だから茶を入れたんだ。美味しいお茶を飲むと、ほっとする。沈んだ気分も、少しはよくなるかもしれない。
それに皆でお茶する時間は、楽しい。
―― うん?
なんだ、今何を考えてたんだ。自分の考えなのに、疑問が湧き上がってくる。皆って誰だ。ジルベールとお茶をしたときも、ヴァルの時も二人だけだ。皆って、何か違う気がする。
―― ああ、そうか
夕食の時にジルベールとヴァルと、一緒に茶も飲んだ。きっとそれだな。
「どうした? 大丈夫か?」
「ああ。問題ない。蒸らしていただけだから」
時間がかかりすぎたらしい。心配をしたらしいヴァルが、後ろから覗き込んでくる。
「そうだ、これ」
「これ買ってきてくれたのか?」
差しだしてきた小さな包みに、見覚えがあった。中は見えないが、オッサンのとこで菓子を買ったときに包んでくれる包装紙と一緒だ。
「ああ、店の方に用があったんだ」
「そうか、ありがとう」
皿を出して、そっと乗せる。ごついオッサンが作ったとは思えないほど、繊細な菓子だから壊れないように丁寧に扱うことにしている。
「なあレイザード、もし……」
「もし、なんだ?」
お茶もヴァルが買ってきてくれた菓子も、とても美味しかった。俺としては大満足だけれど、ヴァルの表情はいつもと違ったままだ。
上手いことは言えないだろうけど、話したら楽になることもあるかもしれない。そう思って話しかけようとした時、ヴァルから声をかけてきた。
「もし辛いことがあったら、忘れたいと思うか?」
「辛いこと?」
聞かれて、何かあったか考える。
二回ほど焼け焦げてみたりしたけど、今は特に問題ない。ああ、嫌な事ならあったな。騎士Aに、首に短刀を突きつけてきた。けどあれは辛いというより嫌な事だな。
―― 辛いことがあったら?
ふと目の前がぼやけて、ヴァルが―― 昔のヴァルが見えた。
『すまない』
俺が、辛い? 痛みを堪えているような顔をしているのは、ヴァルじゃないか。
『すまない、俺は……』
謝らなくて良い。なんでそんなに辛そうなんだ。何かあったのか。なんで悲しそうに、しているんだ。
「良くは分からないけれど、ヴァルが辛そうにしているのは嫌だ」
口から出てきたのは、問われたことへの答えになっていない。
―― 驚いてる
目を見開いているヴァルが、見える。きっと訳の分からない返しを、したからだろう。
そうだ俺が発した言葉は、見えているバグに対しての反応だ。本来俺のモノでもないバグで見たヴァルの姿だ。
悲愴な顔をしている。誰に謝っているのかは。分からない。
―― けど嫌だったんだ
自分を責めないでほしい。傷つけないでほしい。だってヴァルは、悪くない。
「辛い目にあったことがないから分からないけど、忘れたとしても覚えていたとしても
ヴァルが傷つくのは嫌だと思う」
「……」
―― まずい
まずい、間違った。最大に、間違った。きっとヴァルにとって、一番最悪の答えをしてしまったのかもしれない。
今にも泣いてしまうんじゃないかって思うほど、表情が歪んでいる。
―― どうしよう
どうしたら、良いんだ。こういときは、どうしたら――
「大丈夫だ。もう大丈夫」
気づいたら正面に座っているヴァルの所まで行って、抱きしめていた。
―― 何をやっているんだ、俺は
正直、自分の事ながら、混乱している。いくらヴァルが泣きそうな顔をしていたから、動揺したにしてもこれはないだろう。
―― けど
『大丈夫だ、もう大丈夫』
ただの音として耳に届いた声と、温かいぬくもりがあったから僕は――
砂嵐のように酷い耳鳴りが、響いて聞こえる。頭に痛みが走る。
それでも同時に頭に響く言葉を、繰り返した
113
あなたにおすすめの小説
流行りの悪役転生したけど、推しを甘やかして育てすぎた。
時々雨
BL
前世好きだったBL小説に流行りの悪役令息に転生した腐男子。今世、ルアネが周りの人間から好意を向けられて、僕は生で殿下とヒロインちゃん(男)のイチャイチャを見たいだけなのにどうしてこうなった!?
※表紙のイラストはたかだ。様
※エブリスタ、pixivにも掲載してます
◆4月19日18時から、この話のスピンオフ、兄達の話「偏屈な幼馴染み第二王子の愛が重すぎる!」を1話ずつ公開予定です。そちらも気になったら覗いてみてください。
◆2部は色々落ち着いたら…書くと思います
転生したら乙女ゲームのモブキャラだったのでモブハーレム作ろうとしたら…BLな方向になるのだが
松林 松茸
BL
私は「南 明日香」という平凡な会社員だった。
ありふれた生活と隠していたオタク趣味。それだけで満足な生活だった。
あの日までは。
気が付くと大好きだった乙女ゲーム“ときめき魔法学院”のモブキャラ「レナンジェス=ハックマン子爵家長男」に転生していた。
(無いものがある!これは…モブキャラハーレムを作らなくては!!)
その野望を実現すべく計画を練るが…アーな方向へ向かってしまう。
元日本人女性の異世界生活は如何に?
※カクヨム様、小説家になろう様で同時連載しております。
5月23日から毎日、昼12時更新します。
拝啓、目が覚めたらBLゲームの主人公だった件
碧月 晶
BL
さっきまでコンビニに向かっていたはずだったのに、何故か目が覚めたら病院にいた『俺』。
状況が分からず戸惑う『俺』は窓に映った自分の顔を見て驚いた。
「これ…俺、なのか?」
何故ならそこには、恐ろしく整った顔立ちの男が映っていたのだから。
《これは、現代魔法社会系BLゲームの主人公『石留 椿【いしどめ つばき】(16)』に転生しちゃった元平凡男子(享年18)が攻略対象たちと出会い、様々なイベントを経て『運命の相手』を見つけるまでの物語である──。》
────────────
~お知らせ~
※第3話を少し修正しました。
※第5話を少し修正しました。
※第6話を少し修正しました。
※第11話を少し修正しました。
※第19話を少し修正しました。
※第22話を少し修正しました。
※第24話を少し修正しました。
※第25話を少し修正しました。
※第26話を少し修正しました。
※第31話を少し修正しました。
※第32話を少し修正しました。
────────────
※感想(一言だけでも構いません!)、いいね、お気に入り、近況ボードへのコメント、大歓迎です!!
※表紙絵は作者が生成AIで試しに作ってみたものです。
美形×平凡のBLゲームに転生した平凡騎士の俺?!
元森
BL
「嘘…俺、平凡受け…?!」
ある日、ソーシード王国の騎士であるアレク・シールド 28歳は、前世の記憶を思い出す。それはここがBLゲーム『ナイトオブナイト』で美形×平凡しか存在しない世界であること―――。そして自分は主人公の友人であるモブであるということを。そしてゲームのマスコットキャラクター:セーブたんが出てきて『キミを最強の受けにする』と言い出して―――?!
隠し攻略キャラ(俺様ヤンデレ美形攻め)×気高い平凡騎士受けのハチャメチャ転生騎士ライフ!
最可愛天使は儚げ美少年を演じる@勘違いってマジ??
雨霧れいん
BL
《 男子校の華 》と呼ばれるほどにかわいく、美しい少年"依織のぞ"は社会に出てから厳しさを知る。
いままでかわいいと言われていた特徴も社会に出れば女々しいだとか、非力だとか、色々な言葉で貶された。いつまでもかわいいだけの僕でいたい!いつしか依織はネットにのめり込んだ。男の主人公がイケメンに言い寄られるゲーム、通称BLゲーム。こんな世界に生まれたかった、と悲しみに暮れ眠りについたが朝起きたらそこは大好きなBLゲームのなかに!?
可愛い可愛い僕でいるために儚げ男子(笑)を演じていたら色々勘違いされて...!?!?
主人公のライバルポジにいるようなので、主人公のカッコ可愛さを特等席で愛でたいと思います。
小鷹けい
BL
以前、なろうサイトさまに途中まであげて、結局書きかけのまま放置していたものになります(アカウントごと削除済み)タイトルさえもうろ覚え。
そのうち続きを書くぞ、の意気込みついでに数話分投稿させていただきます。
先輩×後輩
攻略キャラ×当て馬キャラ
総受けではありません。
嫌われ→からの溺愛。こちらも面倒くさい拗らせ攻めです。
ある日、目が覚めたら大好きだったBLゲームの当て馬キャラになっていた。死んだ覚えはないが、そのキャラクターとして生きてきた期間の記憶もある。
だけど、ここでひとつ問題が……。『おれ』の推し、『僕』が今まで嫌がらせし続けてきた、このゲームの主人公キャラなんだよね……。
え、イジめなきゃダメなの??死ぬほど嫌なんだけど。絶対嫌でしょ……。
でも、主人公が攻略キャラとBLしてるところはなんとしても見たい!!ひっそりと。なんなら近くで見たい!!
……って、なったライバルポジとして生きることになった『おれ(僕)』が、主人公と仲良くしつつ、攻略キャラを巻き込んでひっそり推し活する……みたいな話です。
本来なら当て馬キャラとして冷たくあしらわれ、手酷くフラれるはずの『ハルカ先輩』から、バグなのかなんなのか徐々に距離を詰めてこられて戸惑いまくる当て馬の話。
こちらは、ゆるゆる不定期更新になります。
最弱白魔導士(♂)ですが最強魔王の奥様になりました。
はやしかわともえ
BL
のんびり書いていきます。
2023.04.03
閲覧、お気に入り、栞、ありがとうございます。m(_ _)m
お待たせしています。
お待ちくださると幸いです。
2023.04.15
閲覧、栞、お気に入りありがとうございます。
m(_ _)m
更新頻度が遅く、申し訳ないです。
今月中には完結できたらと思っています。
2023.04.17
完結しました。
閲覧、栞、お気に入りありがとうございます!
すずり様にてこの物語の短編を0円配信しています。よろしければご覧下さい。
転生したけどやり直す前に終わった【加筆版】
リトルグラス
BL
人生を無気力に無意味に生きた、負け組男がナーロッパ的世界観に転生した。
転生モノ小説を読みながら「俺だってやり直せるなら、今度こそ頑張るのにな」と、思いながら最期を迎えた前世を思い出し「今度は人生を成功させる」と転生した男、アイザックは子供時代から努力を重ねた。
しかし、アイザックは成人の直前で家族を処刑され、平民落ちにされ、すべてを失った状態で追放された。
ろくなチートもなく、あるのは子供時代の努力の結果だけ。ともに追放された子ども達を抱えてアイザックは南の港町を目指す──
***
第11回BL小説大賞にエントリーするために修正と加筆を加え、作者のつぶやきは削除しました。(23'10'20)
**
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる