30 / 45
私、帝国領で暴れます!
私、おパンツ買います!
しおりを挟む さて、トカゲを担いでどっこいしょ! とやって来ましたのは、闘技場のように大きな施設です。
この施設、すごく大きいのは勿論なんですが、装飾も闘技場とは違って洒落ていると言うか、綺麗な感じです。流石に三種鉱石と呼ばれるミスリル、オリハルコン、アダマンタイトは使ってないみたいですが、金やら銀やらは節々に散りばめられているようです。
金や銀は三種鉱石には劣ると言えども、十分価値のある鉱石ですのに。さすがに皇子様が持っているオークション会場と言うだけあって、装飾のレベルも凄いんですね。(勘違いです)
「ほえ~」
ついつい、見惚れてしまいます。
王国にあった教会(笑)とか王城(笑)が、まるで瓦礫の山のように感じる凄さですからね。
ガヤガヤワヤワヤといった街の賑わいも、王都何かよりよっぽど大きいです。やはりマトモな人間が集まっている場所の方が、言い争いとかも少なくなって、結果的に治安が良くなるんでしょうね。
「……気に入ってもらえた様で何よりだ」
「はい。見た目がすごく綺麗で、とっても素敵です」
これは、皇子様が自慢したくなる気持ちも理解出来ると言うものです。私だって、こんな素敵な建物を所有していたら、思わず誰かに自慢してしまうでしょう。「ねえねえ、これ見て~!」と。(所有していません)
「そ、そうか……。それは、何よりだ。うむ。では、私は、少し用事がある故、しばしの間失礼する」
「え? ああ、はい」
今度は暑かったんですかね? なんだか寒いやら暑いやら、温度変化に忙しい人ですね。まあ、寒いのは私のせいですけど。
それより今は、商人さんたちの方が心配ですね。どこぞの国のとある街でのように、「その死体をよこせ!」とか言われたりしてないですかね。
街に入るときには、ヤベェぞ! ドラゴンだ! という感じで、てんやわんやの大騒ぎになるだけで、特に「それよこせ!」とかは言われてませんでしたけど。
少し心配なので、やはり様子を見に行きましょうか。
文句わぶーたらと垂れていたら、この国の偉い人に言いつけてやりますからね! 「この紋所が目に入らぬか!」をやったります。
「ええ。ではそのように頼みます」
「ええ、任せておいてください。久方ぶりの大仕事です。腕がなりますぞ! ほっほっほ」
……ちっ
私が現場に着くと、商人さんのボスと相手のボス(推定)が、お話を纏める瞬間でした。おもんないとか、別に思ってないですよ? ホントです。私嘘吐かない。
あ、そうだ。弟子も寝ていてやる事無さそうですし、私はお買い物に行ってこようかな。流石にいつまでも痴女さんのままでいるのは……、と。
あ、ちなみにですが、私は今黒い髪を着けてますよ。この街に向かう道中で、髪の毛は黒にしておいた方がいいと言われたので。はい。
おパンツ屋さんはどこにあるかなー? と、あっちをブラブラ。こっちをブラブラ。
大きな道を抜けて、裏路地を通って、グルグル回って、裏路地を抜けて、細道を突き進んでようやく辿り着いたのは、今にも看板が剥がれ落ちそうな、ボロボロのお店でした。
……なんで?
…………なんで?
「ヒッヒッヒッ。綺麗なお嬢さんだねェ……。そんなお嬢さんがウチに何の用かねェ?
ヒッヒッヒッ。お求めなのは、男を一発で落とす惚れ薬かい? それとも、死ぬまで果てなくなるような媚薬かい?」
……何やらヤバい事を言ってるんですけど、この人……。
黒いシワシワのローブを纏い、先っぽがピーン! とトンがった帽子を被った嗄れた声のお婆さん。
「……魔女ですか?」
思わず漏れた失礼極まりないその呟きに、けれどお婆さんは笑うだけでした。笑い方、不気味ですけどね。
「イッヒッヒ。魔女かなどうかと聞かれたら、どうだろうねェ? 私にゃ分からんよ。イヒヒヒヒ」
「そ、そうですか……。ところで……、その、おパンツって売ってますか?」
完全に気圧されているセレスティアさん。彼女は迷走を始めた!
惚れ薬に媚薬に禁書に、うんぬんかんぬん。そんなヤベェお店に、普通のおパンツなど売っている訳がない。常識的に考えて。
しかし、聞く。聞いてしまうのである。
それが、セレスティアさんクオリティなのだ。
「イッヒッヒッ。お求めはおパンツかい。あるよあるよォ。取っておきのがねェ。イヒヒヒヒ」
「え? ホントですか? じゃあ買います!」
何故そこで、買うなどと言ってしまうのか。明らかに様子のおかしいお店である。置いてあるものも、異常の一言に尽きる代物ばかりだ。
明らかに、ヤベェのである。
この場所が夕日に照らされていれば、きっと紅い目を光らせたカラスの群れが、カーカーと鳴いていることだろう。
そんなお店に、普通のおパンツなど売っている訳もないのだ!
「ホラ、コレだよ」
「おー! 可愛いですね!」
そう言ってお婆さんが持ってきたのは、白とピンクの可愛らしい物でした。アクセントに赤色の小さなリボンが付いています。
私は一目で、そのおパンツが気に入りました。
「買います! おいくらですか?」
「イッヒッヒッ。代金なんていいさねいいさね。遠慮なんてせず、そのまま持っていきなァ」
「え? いいんですかっ!? じゃあここで履かせていただきますね!」
んー。何だかムズムズしますけど、多分、今まで履いていなかったせいですよね。すぐに慣れるはずです。
それより今は、一目惚れしたおパンツを履けて、とっても気分がいいです。
「ありがとうございました! お婆さん! それでは、私はこれで失礼しますね!」
「ヒッヒッヒ。気を付けてねェ。……効果に振り回されんように、ねェ? ヒヒヒ」
……セレスティアさんは大丈夫だろうか?
════════════════
エール感謝7本目!
起きてから中々調子が上がらず、もうお昼頃になってしまいました。すみません!
ちゃんと後2話も更新するので、よろしくお願いします( ̄^ ̄)ゞ
この施設、すごく大きいのは勿論なんですが、装飾も闘技場とは違って洒落ていると言うか、綺麗な感じです。流石に三種鉱石と呼ばれるミスリル、オリハルコン、アダマンタイトは使ってないみたいですが、金やら銀やらは節々に散りばめられているようです。
金や銀は三種鉱石には劣ると言えども、十分価値のある鉱石ですのに。さすがに皇子様が持っているオークション会場と言うだけあって、装飾のレベルも凄いんですね。(勘違いです)
「ほえ~」
ついつい、見惚れてしまいます。
王国にあった教会(笑)とか王城(笑)が、まるで瓦礫の山のように感じる凄さですからね。
ガヤガヤワヤワヤといった街の賑わいも、王都何かよりよっぽど大きいです。やはりマトモな人間が集まっている場所の方が、言い争いとかも少なくなって、結果的に治安が良くなるんでしょうね。
「……気に入ってもらえた様で何よりだ」
「はい。見た目がすごく綺麗で、とっても素敵です」
これは、皇子様が自慢したくなる気持ちも理解出来ると言うものです。私だって、こんな素敵な建物を所有していたら、思わず誰かに自慢してしまうでしょう。「ねえねえ、これ見て~!」と。(所有していません)
「そ、そうか……。それは、何よりだ。うむ。では、私は、少し用事がある故、しばしの間失礼する」
「え? ああ、はい」
今度は暑かったんですかね? なんだか寒いやら暑いやら、温度変化に忙しい人ですね。まあ、寒いのは私のせいですけど。
それより今は、商人さんたちの方が心配ですね。どこぞの国のとある街でのように、「その死体をよこせ!」とか言われたりしてないですかね。
街に入るときには、ヤベェぞ! ドラゴンだ! という感じで、てんやわんやの大騒ぎになるだけで、特に「それよこせ!」とかは言われてませんでしたけど。
少し心配なので、やはり様子を見に行きましょうか。
文句わぶーたらと垂れていたら、この国の偉い人に言いつけてやりますからね! 「この紋所が目に入らぬか!」をやったります。
「ええ。ではそのように頼みます」
「ええ、任せておいてください。久方ぶりの大仕事です。腕がなりますぞ! ほっほっほ」
……ちっ
私が現場に着くと、商人さんのボスと相手のボス(推定)が、お話を纏める瞬間でした。おもんないとか、別に思ってないですよ? ホントです。私嘘吐かない。
あ、そうだ。弟子も寝ていてやる事無さそうですし、私はお買い物に行ってこようかな。流石にいつまでも痴女さんのままでいるのは……、と。
あ、ちなみにですが、私は今黒い髪を着けてますよ。この街に向かう道中で、髪の毛は黒にしておいた方がいいと言われたので。はい。
おパンツ屋さんはどこにあるかなー? と、あっちをブラブラ。こっちをブラブラ。
大きな道を抜けて、裏路地を通って、グルグル回って、裏路地を抜けて、細道を突き進んでようやく辿り着いたのは、今にも看板が剥がれ落ちそうな、ボロボロのお店でした。
……なんで?
…………なんで?
「ヒッヒッヒッ。綺麗なお嬢さんだねェ……。そんなお嬢さんがウチに何の用かねェ?
ヒッヒッヒッ。お求めなのは、男を一発で落とす惚れ薬かい? それとも、死ぬまで果てなくなるような媚薬かい?」
……何やらヤバい事を言ってるんですけど、この人……。
黒いシワシワのローブを纏い、先っぽがピーン! とトンがった帽子を被った嗄れた声のお婆さん。
「……魔女ですか?」
思わず漏れた失礼極まりないその呟きに、けれどお婆さんは笑うだけでした。笑い方、不気味ですけどね。
「イッヒッヒ。魔女かなどうかと聞かれたら、どうだろうねェ? 私にゃ分からんよ。イヒヒヒヒ」
「そ、そうですか……。ところで……、その、おパンツって売ってますか?」
完全に気圧されているセレスティアさん。彼女は迷走を始めた!
惚れ薬に媚薬に禁書に、うんぬんかんぬん。そんなヤベェお店に、普通のおパンツなど売っている訳がない。常識的に考えて。
しかし、聞く。聞いてしまうのである。
それが、セレスティアさんクオリティなのだ。
「イッヒッヒッ。お求めはおパンツかい。あるよあるよォ。取っておきのがねェ。イヒヒヒヒ」
「え? ホントですか? じゃあ買います!」
何故そこで、買うなどと言ってしまうのか。明らかに様子のおかしいお店である。置いてあるものも、異常の一言に尽きる代物ばかりだ。
明らかに、ヤベェのである。
この場所が夕日に照らされていれば、きっと紅い目を光らせたカラスの群れが、カーカーと鳴いていることだろう。
そんなお店に、普通のおパンツなど売っている訳もないのだ!
「ホラ、コレだよ」
「おー! 可愛いですね!」
そう言ってお婆さんが持ってきたのは、白とピンクの可愛らしい物でした。アクセントに赤色の小さなリボンが付いています。
私は一目で、そのおパンツが気に入りました。
「買います! おいくらですか?」
「イッヒッヒッ。代金なんていいさねいいさね。遠慮なんてせず、そのまま持っていきなァ」
「え? いいんですかっ!? じゃあここで履かせていただきますね!」
んー。何だかムズムズしますけど、多分、今まで履いていなかったせいですよね。すぐに慣れるはずです。
それより今は、一目惚れしたおパンツを履けて、とっても気分がいいです。
「ありがとうございました! お婆さん! それでは、私はこれで失礼しますね!」
「ヒッヒッヒ。気を付けてねェ。……効果に振り回されんように、ねェ? ヒヒヒ」
……セレスティアさんは大丈夫だろうか?
════════════════
エール感謝7本目!
起きてから中々調子が上がらず、もうお昼頃になってしまいました。すみません!
ちゃんと後2話も更新するので、よろしくお願いします( ̄^ ̄)ゞ
6
お気に入りに追加
2,380
あなたにおすすめの小説
元聖女だった少女は我が道を往く
春の小径
ファンタジー
突然入ってきた王子や取り巻きたちに聖室を荒らされた。
彼らは先代聖女様の棺を蹴り倒し、聖石まで蹴り倒した。
「聖女は必要がない」と言われた新たな聖女になるはずだったわたし。
その言葉は取り返しのつかない事態を招く。
でも、もうわたしには関係ない。
だって神に見捨てられたこの世界に聖女は二度と現れない。
わたしが聖女となることもない。
─── それは誓約だったから
☆これは聖女物ではありません
☆他社でも公開はじめました
勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?
猿喰 森繁
ファンタジー
「パーティーを抜けてほしい」
「え?なんて?」
私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。
彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。
私が聖女であることが、どれほど重要なことか。
聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。
―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。
前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。
魔力無しだと追放されたので、今後一切かかわりたくありません。魔力回復薬が欲しい?知りませんけど
富士とまと
ファンタジー
一緒に異世界に召喚された従妹は魔力が高く、私は魔力がゼロだそうだ。
「私は聖女になるかも、姉さんバイバイ」とイケメンを侍らせた従妹に手を振られ、私は王都を追放された。
魔力はないけれど、霊感は日本にいたころから強かったんだよね。そのおかげで「英霊」だとか「精霊」だとかに盲愛されています。
――いや、あの、精霊の指輪とかいらないんですけど、は、外れない?!
――ってか、イケメン幽霊が号泣って、私が悪いの?
私を追放した王都の人たちが困っている?従妹が大変な目にあってる?魔力ゼロを低級民と馬鹿にしてきた人たちが助けを求めているようですが……。
今更、魔力ゼロの人間にしか作れない特級魔力回復薬が欲しいとか言われてもね、こちらはあなたたちから何も欲しいわけじゃないのですけど。
重複投稿ですが、改稿してます
親友に裏切られ聖女の立場を乗っ取られたけど、私はただの聖女じゃないらしい
咲貴
ファンタジー
孤児院で暮らすニーナは、聖女が触れると光る、という聖女判定の石を光らせてしまった。
新しい聖女を捜しに来ていた捜索隊に報告しようとするが、同じ孤児院で姉妹同然に育った、親友イルザに聖女の立場を乗っ取られてしまう。
「私こそが聖女なの。惨めな孤児院生活とはおさらばして、私はお城で良い生活を送るのよ」
イルザは悪びれず私に言い放った。
でも私、どうやらただの聖女じゃないらしいよ?
※こちらの作品は『小説家になろう』にも投稿しています
『王家の面汚し』と呼ばれ帝国へ売られた王女ですが、普通に歓迎されました……
Ryo-k
ファンタジー
王宮で開かれた側妃主催のパーティーで婚約破棄を告げられたのは、アシュリー・クローネ第一王女。
優秀と言われているラビニア・クローネ第二王女と常に比較され続け、彼女は貴族たちからは『王家の面汚し』と呼ばれ疎まれていた。
そんな彼女は、帝国との交易の条件として、帝国に送られることになる。
しかしこの時は誰も予想していなかった。
この出来事が、王国の滅亡へのカウントダウンの始まりであることを……
アシュリーが帝国で、秘められていた才能を開花するのを……
※この作品は「小説家になろう」でも掲載しています。
捨てられた転生幼女は無自重無双する
紅 蓮也
ファンタジー
スクラルド王国の筆頭公爵家の次女として生を受けた三歳になるアイリス・フォン・アリステラは、次期当主である年の離れた兄以外の家族と兄がつけたアイリスの専属メイドとアイリスに拾われ恩義のある専属騎士以外の使用人から疎まれていた。
アイリスを疎ましく思っている者たちや一部の者以外は知らないがアイリスは転生者でもあった。
ある日、寝ているとアイリスの部屋に誰かが入ってきて、アイリスは連れ去られた。
アイリスは、肌寒さを感じ目を覚ますと近くにその場から去ろうとしている人の声が聞こえた。
去ろうとしている人物は父と母だった。
ここで声を出し、起きていることがバレると最悪、殺されてしまう可能性があるので、寝たふりをして二人が去るのを待っていたが、そのまま本当に寝てしまい二人が去った後に近づいて来た者に気づくことが出来ず、また何処かに連れていかれた。
朝になり起こしに来た専属メイドが、アイリスがいない事を当主に報告し、疎ましく思っていたくせに当主と夫人は騒ぎたて、当主はアイリスを探そうともせずに、その場でアイリスが誘拐された責任として、専属メイドと専属騎士にクビを言い渡した。
クビを言い渡された専属メイドと専属騎士は、何も言わず食堂を出て行き身支度をして、公爵家から出ていった。
しばらく歩いていると、次期当主であるカイルが後を追ってきて、カイルの腕にはいなくなったはずのアイリスが抱かれていた。
アイリスの無事に安心した二人は、カイルの話を聞き、三人は王城に向かった。
王城で、カイルから話を聞いた国王から広大なアイリス公爵家の領地の端にあり、昔の公爵家本邸があった場所の管理と魔の森の開拓をカイルは、国王から命られる。
アイリスは、公爵家の目がなくなったので、無自重でチートし続け管理と開拓を命じられた兄カイルに協力し、辺境の村々の発展や魔の森の開拓をしていった。
※諸事情によりしばらく連載休止致します。
※小説家になろう様、カクヨム様でも掲載しております。
5歳で前世の記憶が混入してきた --スキルや知識を手に入れましたが、なんで中身入ってるんですか?--
ばふぉりん
ファンタジー
「啞"?!@#&〆々☆¥$€%????」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
五歳の誕生日を迎えた男の子は家族から捨てられた。理由は
「お前は我が家の恥だ!占星の儀で訳の分からないスキルを貰って、しかも使い方がわからない?これ以上お前を育てる義務も義理もないわ!」
この世界では五歳の誕生日に教会で『占星の儀』というスキルを授かることができ、そのスキルによってその後の人生が決まるといっても過言では無い。
剣聖 聖女 影朧といった上位スキルから、剣士 闘士 弓手といった一般的なスキル、そして家事 農耕 牧畜といったもうそれスキルじゃないよね?といったものまで。
そんな中、この五歳児が得たスキルは
□□□□
もはや文字ですら無かった
~~~~~~~~~~~~~~~~~
本文中に顔文字を使用しますので、できれば横読み推奨します。
本作中のいかなる個人・団体名は実在するものとは一切関係ありません。
神に逆らった人間が生きていける訳ないだろう?大地も空気も神の意のままだぞ?<聖女は神の愛し子>
ラララキヲ
ファンタジー
フライアルド聖国は『聖女に護られた国』だ。『神が自分の愛し子の為に作った』のがこの国がある大地(島)である為に、聖女は王族よりも大切に扱われてきた。
それに不満を持ったのが当然『王侯貴族』だった。
彼らは遂に神に盾突き「人の尊厳を守る為に!」と神の信者たちを追い出そうとした。去らねば罪人として捕まえると言って。
そしてフライアルド聖国の歴史は動く。
『神の作り出した世界』で馬鹿な人間は現実を知る……
神「プンスコ(`3´)」
!!注!! この話に出てくる“神”は実態の無い超常的な存在です。万能神、創造神の部類です。刃物で刺したら死ぬ様な“自称神”ではありません。人間が神を名乗ってる様な謎の宗教の話ではありませんし、そんな口先だけの神(笑)を容認するものでもありませんので誤解無きよう宜しくお願いします。!!注!!
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾もあるかも。
◇ちょっと【恋愛】もあるよ!
◇なろうにも上げてます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる