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15話 実態②×テスト勉強②×やきもち
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「な、なに勝手に人の写真見ちゃってるの!?」
賢人は四人が自らの写真を見ていることを気づき、
お盆を机の上に素早く置くなり、瞬時に写真を取り上げた。
その様子は怒っているというより、かなり焦っている様子だった。
「ままままま、まぁその~~~、だな・・・」
「お前の部屋が気になって見てたら、たまたま写真を見つけてな・・・」
怜人は首を傾げながらどこかで一度は聞いたことがある議員の喋り方で、
伸之は冷静かつ反省の色を見せつつ賢人に言い訳(?)した。
「それにしても、賢人くんってこんな趣味あったんだね」
「本当よね、これを学校で拡散したらエラいことになりかねないわ」
「うっ、それを言われると・・・」
二人の女子先輩に図星を突かれ、さっきまで赤面しながら強気になっていた賢人は、
思わず賢人は一気に弱気になってしまった。
「この頃の賢人って、今の賢人と比べてイメージが全然違い過ぎるんだけど・・・?」
早くも開き直った(?)と思われる怜人が口を開いた。
言われてみると、確かに写真に写っている賢人と、今目の前にいる賢人をどの角度から見比べても、
髪型や髪の色、そして器用に施されたメイクや衣装からして、どこからどう見ても全く似つく気配が無かった。
二人の様子を黙って見ていた伸之は少しからかってやろうと思い、怜人に続いてこう言った。
「賢人、お前ってもしかして外見だけでなく、趣味まで可愛いんじゃないか?」
「なっ・・・!?」
「学年一の秀才くんがこんな趣味があったなんて聞いたら、笑われるっしょ(笑)違いますかね?」
「ま、まぁその通りやね」
事実とはいえ、友人にして同級生である男二人にニヤニヤした顔でイジりまくられ、
もはや賢人は無意識に大阪弁で喋ってしまう程に何も言い返せない状態だった。
「キング・オブ・クリエイトでコスプレで出場して下さいって言われたその時、賢人はどうしたさ?」
「あー、コスプレといえば・・・
僕が好きなアニメキャラが良いなって思ったかなー?って・・・」
「「何を言ってんだ!(笑)」」
照れながら当時の自分の気持ちを語る賢人に、
怜人と伸之は笑いながら東京出身ながらお笑い芸人ならではのツッコミを入れたのだった。
◇◇◇◇
「ーーーそれでこの問題はね、記号と数字同士を合わせて計算すると・・・」
「あぁ、なるほどなるほど!」
「そういう解答もアリなのか・・・」
「・・・」
「ねぇ賢人くん、この古文の書き下し文なんだけど、
『子』の次はどの文字から読めば良いのかな?」
「え?あぁこれは、えーと・・・上から3文字目にある『敢ヘテ』の『敢』ですね」
「あっ本当だ!この『無カレ』の下にある『二』がホントややこしいのよねー」
賢人の意外な過去の一部を語る写真を見つけたことを発端に大はしゃぎした後、
暫しひと休みして落ち着いたところで五人は期末テストに向け、テスト勉強を取り掛かった。
五人の中でも勉強力がずば抜けている賢人と里奈が残りの三人に勉強を教えながら、
二人もまたその中で勉強していくフォーマットとなっている。
今の状況から見て、里奈が怜人と伸之に数学を、賢人が莉央に国語と古典を教えていく形になっている。
「うわぁ、この方程式の方式が苦手なんだよなー!」
「てか、お前はほとんどの方式が出来ないだろ」
「あっ!この方式はね、語呂合わせか略称で覚えられるよ」
「・・・・・・」
怜人と伸之に勉強を教える里奈。
それを賢人は少々気に食わないのか、頬杖を付いて表情を曇らしながら見ていた。
すると賢人に勉強を教わっていた莉央がすぐさまその様子に気づき、
怜人と伸之が賢人からかっていた様子を思い浮かべて、少しだけ煽りたい気持ちになり、
自身なりに賢人を気遣う(?)ようにして、里奈に言った。
「やきもち、妬いているよ。彼氏が」
「なっ!?」
「「ハァッ!?」」
「えっ!?」
莉央の思いがけない発言に莉央を除く四人全員が驚いた。
驚きこそしたが、これを好機と見た怜人と伸之は互いに顔を合わせ、ニヤッとして頷いた。
「あらごめんなさいね?賢人ちゃ~ん」
「自分だけ可愛い彼女さんに構ってもらえなくて、淋しかったんだよねー?」
「~~~っ・・・!!」
(え!?や、やきも・・・!?賢人くんが!?・・・・・・可愛い、可愛い!!)
賢人は莉央に自身の今の心情を見透かされて他の三人に暴露されたこと、
更にはオネェ口調で煽ってくる怜人ならともかく、普段は冷静な口調の伸之にまでもおちょくった口調で煽られ、
それを里奈の前で言われた事が恥ずかしいあまり、顔を真っ赤しながらプルプルと震え、
里奈は賢人がやきもちを妬く程自身が好きでいてくれたこと嬉しいあまり、
思わず昇天しそうだった。
「あぁもう!ちょっと冷たいもの持ってくる!!」
賢人は腹立たしさと恥ずかしさに耐えられず急に立ち上がって、
バグに近い錯乱を起こすしている今の心情を誤魔化すかのように、部屋を出ていった。
「あっ、逃げた」
「逃げたな」
(まさかあそこまで本気になると思わないつもりで言ったのに・・・)
この状況を作った張本人であるはずの莉央も流石にここまでこうなるとは思っていなかったらしく、
笑いと憐れみの気持ちがごっちゃになってしまった。
一方その頃、賢人は1階に降りていき居間に出た途端、
誰もいない場所に移動したことでさっきまでの緊張が解けたのか、
思わず壁に寄りかかり、そのまま座り込んでしまった。
「やきもち」か・・・・・・
確かにちょっと嫌だったかも・・・」
賢人の右の掌を眺めながら、さっきまでの自身の気持ちと莉央の言葉を思い返した。
『やきもち』、いつの間にかそんな感情を抱いてしまうようになったことは、
今の賢人にはときめきと戸惑いが隠せなかった。
こんな感情を抱くのは、人生で感じたことはない。
やはり里奈という女性に出会ったあの時からだと、改めて実感した。
そして賢人は、今の自分自身の心情から悟った。
「参ったな・・・・・・
僕も里奈先輩のこと好きになってもうてる」
高校に出ると、美女から告白されるイベントは来るはずないと思い込んでいた矢先に、
図らずも里奈と出会って、彼女から告白され、
嬉しながらも『付き合う』というものがどんなものか知らずに了承して関係を築いてきたが、今はその意味が分かる。
『付き合う』というのは、こんなにも心が温まるもの、だと・・・
賢人は心が落ち着くまで、しばらくその場に座り込んだままにしようと思い、
膝に肘を付けて頬杖を付いたが、しかし頬は賢人が感じた事が無い程に熱かった。
「好きって、賢人くんが・・・私のこと、好きって言ってくれた・・・・・・」
リビングから出てすぐの廊下には、里奈が今にも叫びたい程の嬉しさを我慢しながら、
賢人と同じ態勢で壁に寄りかかっていた。
いきなり出ていってしまった賢人のことが心配になり、三人にはトイレに行ってくる、と口実を作り、
賢人に気づかれないようにしながら、様子を見にきたのである。
すると偶然ドアが開けっぱなしのままで、たまたま賢人が放った独り言を聞いてしまったのだ。
賢人の本心を聞いて嬉しさと幸せの絶頂に至った里奈と、里奈に対する真の恋愛感情を覚えた賢人。
この時、一つの壁越しの距離でありながら、
二人の互いが互いの想う恋心が近いようで遠かった距離が、
より一層近づいたのかもしれない。
賢人は四人が自らの写真を見ていることを気づき、
お盆を机の上に素早く置くなり、瞬時に写真を取り上げた。
その様子は怒っているというより、かなり焦っている様子だった。
「ままままま、まぁその~~~、だな・・・」
「お前の部屋が気になって見てたら、たまたま写真を見つけてな・・・」
怜人は首を傾げながらどこかで一度は聞いたことがある議員の喋り方で、
伸之は冷静かつ反省の色を見せつつ賢人に言い訳(?)した。
「それにしても、賢人くんってこんな趣味あったんだね」
「本当よね、これを学校で拡散したらエラいことになりかねないわ」
「うっ、それを言われると・・・」
二人の女子先輩に図星を突かれ、さっきまで赤面しながら強気になっていた賢人は、
思わず賢人は一気に弱気になってしまった。
「この頃の賢人って、今の賢人と比べてイメージが全然違い過ぎるんだけど・・・?」
早くも開き直った(?)と思われる怜人が口を開いた。
言われてみると、確かに写真に写っている賢人と、今目の前にいる賢人をどの角度から見比べても、
髪型や髪の色、そして器用に施されたメイクや衣装からして、どこからどう見ても全く似つく気配が無かった。
二人の様子を黙って見ていた伸之は少しからかってやろうと思い、怜人に続いてこう言った。
「賢人、お前ってもしかして外見だけでなく、趣味まで可愛いんじゃないか?」
「なっ・・・!?」
「学年一の秀才くんがこんな趣味があったなんて聞いたら、笑われるっしょ(笑)違いますかね?」
「ま、まぁその通りやね」
事実とはいえ、友人にして同級生である男二人にニヤニヤした顔でイジりまくられ、
もはや賢人は無意識に大阪弁で喋ってしまう程に何も言い返せない状態だった。
「キング・オブ・クリエイトでコスプレで出場して下さいって言われたその時、賢人はどうしたさ?」
「あー、コスプレといえば・・・
僕が好きなアニメキャラが良いなって思ったかなー?って・・・」
「「何を言ってんだ!(笑)」」
照れながら当時の自分の気持ちを語る賢人に、
怜人と伸之は笑いながら東京出身ながらお笑い芸人ならではのツッコミを入れたのだった。
◇◇◇◇
「ーーーそれでこの問題はね、記号と数字同士を合わせて計算すると・・・」
「あぁ、なるほどなるほど!」
「そういう解答もアリなのか・・・」
「・・・」
「ねぇ賢人くん、この古文の書き下し文なんだけど、
『子』の次はどの文字から読めば良いのかな?」
「え?あぁこれは、えーと・・・上から3文字目にある『敢ヘテ』の『敢』ですね」
「あっ本当だ!この『無カレ』の下にある『二』がホントややこしいのよねー」
賢人の意外な過去の一部を語る写真を見つけたことを発端に大はしゃぎした後、
暫しひと休みして落ち着いたところで五人は期末テストに向け、テスト勉強を取り掛かった。
五人の中でも勉強力がずば抜けている賢人と里奈が残りの三人に勉強を教えながら、
二人もまたその中で勉強していくフォーマットとなっている。
今の状況から見て、里奈が怜人と伸之に数学を、賢人が莉央に国語と古典を教えていく形になっている。
「うわぁ、この方程式の方式が苦手なんだよなー!」
「てか、お前はほとんどの方式が出来ないだろ」
「あっ!この方式はね、語呂合わせか略称で覚えられるよ」
「・・・・・・」
怜人と伸之に勉強を教える里奈。
それを賢人は少々気に食わないのか、頬杖を付いて表情を曇らしながら見ていた。
すると賢人に勉強を教わっていた莉央がすぐさまその様子に気づき、
怜人と伸之が賢人からかっていた様子を思い浮かべて、少しだけ煽りたい気持ちになり、
自身なりに賢人を気遣う(?)ようにして、里奈に言った。
「やきもち、妬いているよ。彼氏が」
「なっ!?」
「「ハァッ!?」」
「えっ!?」
莉央の思いがけない発言に莉央を除く四人全員が驚いた。
驚きこそしたが、これを好機と見た怜人と伸之は互いに顔を合わせ、ニヤッとして頷いた。
「あらごめんなさいね?賢人ちゃ~ん」
「自分だけ可愛い彼女さんに構ってもらえなくて、淋しかったんだよねー?」
「~~~っ・・・!!」
(え!?や、やきも・・・!?賢人くんが!?・・・・・・可愛い、可愛い!!)
賢人は莉央に自身の今の心情を見透かされて他の三人に暴露されたこと、
更にはオネェ口調で煽ってくる怜人ならともかく、普段は冷静な口調の伸之にまでもおちょくった口調で煽られ、
それを里奈の前で言われた事が恥ずかしいあまり、顔を真っ赤しながらプルプルと震え、
里奈は賢人がやきもちを妬く程自身が好きでいてくれたこと嬉しいあまり、
思わず昇天しそうだった。
「あぁもう!ちょっと冷たいもの持ってくる!!」
賢人は腹立たしさと恥ずかしさに耐えられず急に立ち上がって、
バグに近い錯乱を起こすしている今の心情を誤魔化すかのように、部屋を出ていった。
「あっ、逃げた」
「逃げたな」
(まさかあそこまで本気になると思わないつもりで言ったのに・・・)
この状況を作った張本人であるはずの莉央も流石にここまでこうなるとは思っていなかったらしく、
笑いと憐れみの気持ちがごっちゃになってしまった。
一方その頃、賢人は1階に降りていき居間に出た途端、
誰もいない場所に移動したことでさっきまでの緊張が解けたのか、
思わず壁に寄りかかり、そのまま座り込んでしまった。
「やきもち」か・・・・・・
確かにちょっと嫌だったかも・・・」
賢人の右の掌を眺めながら、さっきまでの自身の気持ちと莉央の言葉を思い返した。
『やきもち』、いつの間にかそんな感情を抱いてしまうようになったことは、
今の賢人にはときめきと戸惑いが隠せなかった。
こんな感情を抱くのは、人生で感じたことはない。
やはり里奈という女性に出会ったあの時からだと、改めて実感した。
そして賢人は、今の自分自身の心情から悟った。
「参ったな・・・・・・
僕も里奈先輩のこと好きになってもうてる」
高校に出ると、美女から告白されるイベントは来るはずないと思い込んでいた矢先に、
図らずも里奈と出会って、彼女から告白され、
嬉しながらも『付き合う』というものがどんなものか知らずに了承して関係を築いてきたが、今はその意味が分かる。
『付き合う』というのは、こんなにも心が温まるもの、だと・・・
賢人は心が落ち着くまで、しばらくその場に座り込んだままにしようと思い、
膝に肘を付けて頬杖を付いたが、しかし頬は賢人が感じた事が無い程に熱かった。
「好きって、賢人くんが・・・私のこと、好きって言ってくれた・・・・・・」
リビングから出てすぐの廊下には、里奈が今にも叫びたい程の嬉しさを我慢しながら、
賢人と同じ態勢で壁に寄りかかっていた。
いきなり出ていってしまった賢人のことが心配になり、三人にはトイレに行ってくる、と口実を作り、
賢人に気づかれないようにしながら、様子を見にきたのである。
すると偶然ドアが開けっぱなしのままで、たまたま賢人が放った独り言を聞いてしまったのだ。
賢人の本心を聞いて嬉しさと幸せの絶頂に至った里奈と、里奈に対する真の恋愛感情を覚えた賢人。
この時、一つの壁越しの距離でありながら、
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