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プロローグと奴隷生活

プロローグ

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蝉の声が鳴る闇夜。恐ろしい程までに街灯が無い山の中の道を、1人の青年が歩いて行く。何処と無く足元が怪しい。フラフラフラフラと歩いていく。だが次の瞬間には足を踏み外し、高い崖の上から落ちていった。
それがこの話の主人公の死に方だった。
彼は高校に行きながらバイトいつくか掛け持ちしていた。コンビニ店員やスーパーの裏方。自分の入っているジムの手伝い(給料は出る)や電化製品のおっちゃんの元、様々な機械を直したり…様々なバイトをしていた。

疲れに疲れていた彼は、いつか家に帰るまでに死ぬんじゃないかと悟っていたが、まさか本当に落ちるなんて思っていなかっただろう。友人達はバイトに明け暮れる事も無く、遊び回って居たというが、彼は大の大人が1人でやるような事を4つやっていたのだ。1日にその全てをこなす日もあれば、2つや3つの時もあるが、それでも多すぎる。

(なんでこんなバイトしてたんだっけ…あぁ、アイツに勝つために……ってこのままだと死ぬし、勝も負けるも無ぇよな)

『う~ん…この魂なら』

落下して行く彼の脳内に直接響くような声がした。走馬灯のように駆け巡る思い出たちの中で彼はふと思った。

(今度はゆとりある生活でもしたいわ…)

そんな事を噛み締めるように思った次の瞬間。彼の体に強すぎる衝撃が襲い、意識を手放した。



















ゴ観覧くだサリありガトウございマス。
今回以外の作品でハ2000文字程度で終わらセテありマス。
誤字脱字をしてイマシタラ、申し訳ありまセンが、お伝えいたダキたいデス。

不定期になりマスが、ヨロシクお願いしマスデス。

カタカナを所々使ってイルのは…何とナクです。読みにくくてすみません…でも続けたいデェス…
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