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『普通にはもう飽きた。』夢の館での<夢>編 ~ 8 ~
しおりを挟むタン・タン・タタタン・タン。私はダンスレッスンを受けている。
あの後暫くして学校でも普通に武史と顔を合わせるようになり。
私は自分のに集中した。水瀬雫もライブを成功し、次は自分の番だ。
千早「はぁはぁはぁ、んっよし!」
タン!とステップが華麗に決まり、心地よい疲労感がのこる。
すると。プロデューサーが来た。
プロ「千早!テレビ出演が決まったぞ、ローカルだがうちの事務所としては大きい仕事だ、トップバッターを努めてもらう」
千早「わかりました!」
私は応える。機会が来たのだ、嬉しくないわけがない
プロ「それでなんだが、言いにくいんだが向こうのディレクターが千早と打ち合わせを兼ねて食事したいと言い出してるんだ。」
千早「はい。」
私は即答する。
プロ「すまんなぁ、断れる状況じゃなかったんだ。」
千早「ええ、いいですよ」
私は微笑む。
プロ「じゃあそう伝えておく。ありがとう。」
そう言って彼は去っていった。
それから数日後の事である。
私はプロデューサーの車に乗って移動していた。
プロ「もうすぐ着くと思うんだが」
千早「はい」
私は窓の外を眺める。そこには大きな建物が見えてきた。
プロ「あそこだよ」
私は車を降りると目の前の建物を見る。
千早「ここですか?」
私は尋ねる。
プロ「ああ、なんでも今回の企画は、アイドルにコスプレをさせてそれを鑑賞するという趣向らしい」
千早「へぇ……」
私は少し嫌な予感を覚えた。
私は建物の中に入る。受付を済ませると控室に通された。
千早「……。」
私は部屋を見渡す。壁には鏡が貼られており、中央にはベッドが置いてある。その隣には大きなテレビが備え付けられている。
部屋の隅に衣装が積まれているのが見えた。
ガチャリと扉が開く。
男性「おぉ、君が藍沢千早ちゃんかい?」
スーツを着た男性が入ってくる。
千早「はい、よろしくお願いします」
私は頭を下げる。
男「あぁ、よろしく頼むよ」
男は手を差し出してくる。私はその手を握り返す。
男「いやぁ、いいねぇ。君はアイドルに向いているよ」
千早「いえ、そんな……」
私は苦笑いを浮かべる。
男「ところで、どんな服が好きなのかな?」
千早「私ですか?」
私は首を傾げる。
千早「特にこれといったものはありませんけど……」
私は少し考えてから答える。
千早「強いて言うならメイドさんとか好きですね」
私は無難に答えた。
男「なるほどね、わかったよ」
男性は満足げに微笑んだ。
男「そろそろ準備ができたみたいだから行ってきてもらえるかな」
そう言われて案内される。
男「じゃあ着替えたらまた声をかけてくれ」
そう言って男は出て行った。
私は部屋に一人取り残される。
衣装をみるとどれも露出の多いスケベが好きそうな服ばかりだ。
……最悪。
仕方なく着替えると、コンコンとノックの音が鳴る。私は慌てて返事をする。入ってきたのは先ほどの男性だった。
男「おお、似合ってるじゃないか」
そう言うとパシャッと写真を撮られる。私は顔をしかめた。
男「はははっ、まあそんな怖い顔しないでくれよ」
男は笑うと。
男「じゃあ行こうか」
と言って私の腕を掴む。そして控室を出ると廊下を歩きエレベーターに乗る。
私はため息をつくと、黙って従うことにした。
男「ここだよ」
男が指差したのは最上階だった。
千早「こんなところに個室があるんですね」
私は呟く。
男「まあね」
男はそう答えると、カードキーでロックを解除してドアを開ける。
そこにはまるで高級ホテルのような光景が広がっていた。
広い空間に豪華なソファーやテーブルが置かれている。奥の方では巨大なスクリーンがこちらに向かって映像を映し出しているようだ。
千早「すごい……」
私は思わずつぶやく。すると男が説明を始めた。
男「ここは会員制で、このフロアに来れる人間は限られているんだよ」
千早「そうなんですね……」
男「さぁ、こっちだよ」
私は彼に連れられ部屋の奥に進む。すると、ステージのようなものが目に入った。どうやらここで撮影を行うらしい。周りにはカメラが何台も置かれていた。
男「ほら、座って」
私は言われるがままに椅子に腰掛ける。すると彼が私の後ろに回り込んでくる。
千早「あの……」
私は振り向いた。すると彼は私の胸を揉み始める。
千早「きゃっ!?」
私は驚いて悲鳴をあげる。
男「ははっ、かわいい反応だね」
彼は笑いながらさらに強く揉んでくる。
千早「ちょっ、やめてください!」
私は抵抗するが、力で勝てるはずもなくされるがままだ。
千早「やめて……ください」
私がそう言った瞬間彼の手が止まる。私はホッとしたのも束の間、今度はスカートの中に手を突っ込まれ下着越しに秘部を触られた。
千早「ひゃうっ!」
私はビクッと体を震わせる。そしてそのまま弄ばれる。
千早「んっ……あっ……」
私は身を捩るが逃れられない。そこからは酷い有様だった。散々身体をいじくり回され、オマンコを吸われる
。私は何度も絶頂を迎えさせられた。
千早「んっ!イクっ!イッ、、」
男「敏感なんだね、可愛いよ」
私は必死に抵抗するが、力が入らない。結局私はなすがままだった。
千早「やめて、やめてくださぃ……」
私の言葉も虚しく、再び絶頂を迎える。
千早「んん~っ!」
体が痙攣すると同時に潮を吹き出す。
男「ふぅ、気持ちよかったかい?」
私は肩を上下させながら呼吸を整える。そしてキッと彼を睨むが、相手は気にしていない様子だ。
男「ははは、いいねその表情」
彼はそう言って私の頬に手を当てる。そしてそのいちもつを強引に私につっこむと永遠に腰を振り続ける。
男「いやぁ悪いねぇ、つい興奮しちゃって」
ひとしきり射精すると私を投げ捨て、彼はそう言って立ち上がると出口に向かう。
男「また会おう」
そう言って去っていく。私は呆然と立ち尽くしていた。
千早「最悪。」私は吐き捨てるように言うと、部屋を出て行く。早くここから出たかった。私は早足で歩くとエレベーターに乗り込む。1階のボタンを押して下に降りていくのを待つ間もイラつきは収まらなかった。
それから暫くしてようやく1階にたどり着くと、私は急いでタクシーに乗り込み家につくと全身を洗ってベットに飛び込んだ。
千早「汚された。」
私はそう呟いて眠りにつくと、また森の中にいた。
千早「ッッ?!」
私は全速力で走る。洋館の扉を蹴り破るように開けて部屋に走る。扉を開ける。
千早「武史!」
武史「あ、千早、さま、ごめんなさい俺まだアナル拡張終わって無くて」
そう言いながら武史は椅子に固定されたディルドを肛門に入れようと奮闘していた。
千早「武史っ!」
もうそんなことはどうでもいい、毛の長い絨毯に武史を引き倒すと、
無理やりキスをする。
千早「ちゅるっ、れろ、ぷはっ」
私は舌をねじ込み、唾液を流し込む。
千早「私、汚れちゃった。」
私は泣きながらそう言うと、自分の服を脱ぎ始めた。
千早「はぁはぁはぁ」
私は全裸になると、ベッドの上に寝転ぶ。
千早「きて……」
私は誘うように脚を開く。
武史「え、でも……」
私は起き上がると、武史を押し倒した。
千早「いいから、はやく」
私はそう言って武史の服を剥いでいく。
千早「はぁはぁ」荒くなった息遣いで私は武史の体に抱きつく。そしてゆっくりと胸に顔を埋めた。
武史「あぁ、千早」
私は無言のまま彼の乳首を吸い上げる。
千早「んっ」
私は小さく喘ぐと彼の股間に手を伸ばす。既にそれは固くなっていた。私は優しくそれを握りこむと軽く擦りあげる。
千早「はぁはぁ」
私は夢中でそれを扱く。やがて先端から液体が溢れてくる。それを潤滑油にしてさらに激しく動かすと、すぐに果ててしまったようだ。しかしそれでも萎える気配はない。それどころかますます硬くなっていく。
千早「すごい……」
私はそれに釘付けになる。
千早「いただきます」
私はそう言うと口に含む。
千早「んっ……」
少し苦味があるが気にならない。私は口の中で舐め回すと舌先でチロチロと刺激を与える。
千早「んっ、ちゅぱっ」
そして喉の奥までくわえる。
千早「じゅるるるるるるるる」
卑猥な音が部屋に響く。私は口をすぼめると頭を前後に動かした。
千早「んっ……んっ……んっ」
次第に動きが激しくなる。
千早「んっ!んっ!んっ!」
私は一心不乱にしゃぶり続けた。やがて限界に達したのか、突然大量の精液が吐き出される。飲み込もうとしたが量が多く、口から漏れてしまう。
武史「あぁ……」
彼は放心状態だ。私は構わず続ける。
千早「んっ……」
私はそれを全て飲み干すと、満足げに微笑んだ。
千早「美味しかったよ」
私はそう言って再び彼にまたがると腰を落とす。
千早「はぅっ!」
私はビクンッと震える。そしてそのまま動かなくなった。
千早「はぁはぁ」
しばらくすると息を整えて、ゆっくり腰を動かす。
千早「んっ……あっ……あんっ」
徐々にペースを上げていく。
千早「あぁっ!」
私はビクビクと体を震わせると絶頂を迎えた。
私は倒れ込んで余韻に浸っていた。しばらくして体を起こすと、今度は後ろ向きになりバックで突かれる形をとる。そして獣のようにひたすら快楽を求めた。
千早「はぁはぁはぁ」
私は四つん這いで必死に動く。
千早「んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!」
絶頂が近づいてくる。私は無意識に胸を揉みしだく。
千早「あぁっ!イクっ!イクイクイクイクイクイクっ!!」
絶頂を迎えると同時に意識が遠のいていく。
目が覚めた時、私は汗まみれだった。
ぐちゃぐちゃに武史と混ざり合い忘れたかったが、まだあの男の感触が残っている。
ぼーっとしていると着信音が鳴った。
武史「千早……?」
武史だった。
千早「何…?」
武史「あのさ俺、」
武史「夢のこと知ってるんだ」
後日談
私は今全国テレビの舞台で踊っている、あの後ディレクターはスキャンダルがバレて何処かへいなくなり。
私はアイドルからスターの道を歩んでいる。
そしてその隣には武史がいた。
武史「もう、千早笑い事じゃないんだよ。皆に隠れながら乳首オナニーしたり、トイレに入って乳首伸ばしたりしてさ。」
武史は私と同じ夢を見ていて大変だったらしい。慣れないアナル開発の為にアダルトショップで道具を買い込み試行錯誤頑張ってたところに私が来たらしい。それを聞いて笑った。
千早「ふふっ、ごめんね」
武史「まぁいいけど」
私達は笑い合う。
千早「ねぇ、今日は一緒に寝ようよ」
私は武史の手を握る。
武史「うん」
私たちは手を繋いで寝室に向かった。
武史「んっ……」
私たちは今も一緒にいる。もう洋館の夢は見ない。
私の夢は現実と混じり合って溶けてしまった。
千早「んっ……」
私は目を覚ました。目の前には武史の顔がある。そしてそっとキスをした。
千早「夢を……見てるんだ、私」
end
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