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第3章 街にお出かけします
13.
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【我の名はエレン、こっちの妹の名はエレナだ。 我らは、エンシェントドラゴンという種のドラゴンだ。 おぬしらが古竜だの伝説だのと言っているものだ。 我らは主を気に入ったから契約したまで、それ以上でもそれ以下でもない。】
エレンが、まくし立てるように説明をすると、お父様達がポカンと口を開けたまま動かなくなった。
いつもは驚かない執事さん達までもが驚いている。
えっ?そんなに驚くこと?
「いっ今、エンシェントドラゴンと言ったか? あの、伝説の古竜の? 嘘、信じられない…この目で生きているうちに見ることが出来るだなんて。」
お父様は、そう一言呟くとまた固まってしまった。
「お父様? お母様? 大丈夫ですか?」
私は、さすがに心配になって声をかけてみることにした。
「ああ、大丈夫だ。 ミユキ、ありがとな。 にしても、エンシェントドラゴンを二匹もだなんてすごいものを仲間にしたな。」
お父様は、ありがとうと言いながら私の頭を撫でてくれた。
えへへ、そうかな~?
「ああ、二人は後で私のところに残ってくれ、少し話がある。」
お父様はそう言うと、私達に部屋へ戻っても良いよと言ってくれた。
「ミユキちゃん、戻ってきてくれてありがとうね。」
お母様は、そう言いながら私をおもいっきり抱き締めると、アメリに私を渡した。
そしてそのままアメリは私の部屋へ向かって歩き始めた。
「エレナ、エレン、またあとでね❗」
私は、エレナ達に手を振ると、この部屋からみんなも連れてでていった。
***
【で、なぜ我らはここに残ったのだ?】
我は、主が部屋からでていったことを確認するとさっそく話を切り出した。
「それは、二人に守ってもらいたいことがあるからだ。 これが出来ないと、ミユキにが困るので一緒に居ることを許すことは出来なくなる。 だから絶対に守って欲しい。」
我らは、それを了承した。
「守ってもらいたい約束は少なくても3つ以上ある。 まずは、人の前でドラゴンになってはいけない。 次は、ドラゴンだと人に言ってはいけない。 その次は……というわけで、これらを守れなければミユキの側に居られないと思え。 分かったか? あと、これは王命だ。」
この説教じみた約束は、小一時間続いたのであった。
【分かった分かった。 守るからもういい、あとお主は王であったのだな。】
我とエレナは、最後にこう言い残すと、ミユキのもとへと向かったのであった。
ああ、これからの生活がとても楽しみだ。
こう思いながらすすむと、自然と嬉しくなってきた。
エレンが、まくし立てるように説明をすると、お父様達がポカンと口を開けたまま動かなくなった。
いつもは驚かない執事さん達までもが驚いている。
えっ?そんなに驚くこと?
「いっ今、エンシェントドラゴンと言ったか? あの、伝説の古竜の? 嘘、信じられない…この目で生きているうちに見ることが出来るだなんて。」
お父様は、そう一言呟くとまた固まってしまった。
「お父様? お母様? 大丈夫ですか?」
私は、さすがに心配になって声をかけてみることにした。
「ああ、大丈夫だ。 ミユキ、ありがとな。 にしても、エンシェントドラゴンを二匹もだなんてすごいものを仲間にしたな。」
お父様は、ありがとうと言いながら私の頭を撫でてくれた。
えへへ、そうかな~?
「ああ、二人は後で私のところに残ってくれ、少し話がある。」
お父様はそう言うと、私達に部屋へ戻っても良いよと言ってくれた。
「ミユキちゃん、戻ってきてくれてありがとうね。」
お母様は、そう言いながら私をおもいっきり抱き締めると、アメリに私を渡した。
そしてそのままアメリは私の部屋へ向かって歩き始めた。
「エレナ、エレン、またあとでね❗」
私は、エレナ達に手を振ると、この部屋からみんなも連れてでていった。
***
【で、なぜ我らはここに残ったのだ?】
我は、主が部屋からでていったことを確認するとさっそく話を切り出した。
「それは、二人に守ってもらいたいことがあるからだ。 これが出来ないと、ミユキにが困るので一緒に居ることを許すことは出来なくなる。 だから絶対に守って欲しい。」
我らは、それを了承した。
「守ってもらいたい約束は少なくても3つ以上ある。 まずは、人の前でドラゴンになってはいけない。 次は、ドラゴンだと人に言ってはいけない。 その次は……というわけで、これらを守れなければミユキの側に居られないと思え。 分かったか? あと、これは王命だ。」
この説教じみた約束は、小一時間続いたのであった。
【分かった分かった。 守るからもういい、あとお主は王であったのだな。】
我とエレナは、最後にこう言い残すと、ミユキのもとへと向かったのであった。
ああ、これからの生活がとても楽しみだ。
こう思いながらすすむと、自然と嬉しくなってきた。
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