21 / 176
深雪と会う前のチェリニー
2.
しおりを挟む
【うう~ん、よく寝た❗】 チェリニーは、伸びをして起きると、また歩き出した。
グーキュルルル
【お腹すいたな… 何かあるといいな~】
チェリニーがチェリー系の食べ物を探して歩くが、ここにはあまり生えてないのか見つからない。
ないな~ 昨日も食べようとしたところだったし、昨日から何も食べてない。
クンクン…
【なんか、いい匂いがする。】
私は、匂いのもとをたどって歩き出した。
この茂みの向こうから匂いがするみたいだ。
ガサガサガサッ
あっ茂みが音を立ててしまった。 でも、そのお陰で向こうが少し見えた。
小さな女の子とフェンリルがさくらぼんを食べている。
いいな~
【出てくるなら出てこい❗】
ガサガサッ【ひいっごめんなさい❗】
私はそう言いながら二人の前に飛び出した。
「かっかわい~❗」女の子がそう叫ぶが、フェンリルは警戒を止めない。
「スズナ、謝ってるんだし、害も無さそうだから警戒しなくても大丈夫だよ?」女の子がフェンリルのことをなだめる。
【何言ってるの深雪、こいつはチェリーラビットだよ❗チェリーラビットはさくらぼんなどのチェリー系のものを食べるんだよ?食べられちゃう。】 そんなことしないよ?少し分けて欲しいだけ… そんなことを考えながら様子を伺う。
グーキュルルル
【お腹すいたな… 何かあるといいな~】
チェリニーがチェリー系の食べ物を探して歩くが、ここにはあまり生えてないのか見つからない。
ないな~ 昨日も食べようとしたところだったし、昨日から何も食べてない。
クンクン…
【なんか、いい匂いがする。】
私は、匂いのもとをたどって歩き出した。
この茂みの向こうから匂いがするみたいだ。
ガサガサガサッ
あっ茂みが音を立ててしまった。 でも、そのお陰で向こうが少し見えた。
小さな女の子とフェンリルがさくらぼんを食べている。
いいな~
【出てくるなら出てこい❗】
ガサガサッ【ひいっごめんなさい❗】
私はそう言いながら二人の前に飛び出した。
「かっかわい~❗」女の子がそう叫ぶが、フェンリルは警戒を止めない。
「スズナ、謝ってるんだし、害も無さそうだから警戒しなくても大丈夫だよ?」女の子がフェンリルのことをなだめる。
【何言ってるの深雪、こいつはチェリーラビットだよ❗チェリーラビットはさくらぼんなどのチェリー系のものを食べるんだよ?食べられちゃう。】 そんなことしないよ?少し分けて欲しいだけ… そんなことを考えながら様子を伺う。
36
お気に入りに追加
363
あなたにおすすめの小説

裏の林にダンジョンが出来ました。~異世界からの転生幼女、もふもふペットと共に~
あかる
ファンタジー
私、異世界から転生してきたみたい?
とある田舎町にダンジョンが出来、そこに入った美優は、かつて魔法学校で教師をしていた自分を思い出した。
犬と猫、それと鶏のペットと一緒にダンジョンと、世界の謎に挑みます!

(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。

野草から始まる異世界スローライフ
深月カナメ
ファンタジー
花、植物に癒されたキャンプ場からの帰り、事故にあい異世界に転生。気付けば子供の姿で、名前はエルバという。
私ーーエルバはスクスク育ち。
ある日、ふれた薬草の名前、効能が頭の中に聞こえた。
(このスキル使える)
エルバはみたこともない植物をもとめ、魔法のある世界で優しい両親も恵まれ、私の第二の人生はいま異世界ではじまった。
エブリスタ様にて掲載中です。
表紙は表紙メーカー様をお借りいたしました。
プロローグ〜78話までを第一章として、誤字脱字を直したものに変えました。
物語は変わっておりません。
一応、誤字脱字、文章などを直したはずですが、まだまだあると思います。見直しながら第二章を進めたいと思っております。
よろしくお願いします。

こちらの異世界で頑張ります
kotaro
ファンタジー
原 雪は、初出勤で事故にあい死亡する。神様に第二の人生を授かり幼女の姿で
魔の森に降り立つ 其処で獣魔となるフェンリルと出合い後の保護者となる冒険者と出合う。
様々の事が起こり解決していく

『転生したら「村」だった件 〜最強の移動要塞で世界を救います〜』
ソコニ
ファンタジー
29歳の過労死サラリーマン・御影要が目覚めたのは、なんと「村」として転生した姿だった。
誰もいない村の守護者となった要は、偶然迷い込んできた少年リオを最初の住民として迎え入れ、徐々に「村」としての力を開花させていく。【村レベル:1】【住民数:0】【スキル:基本生活機能】から始まった異世界生活。

異世界の片隅で引き篭りたい少女。
月芝
ファンタジー
玄関開けたら一分で異世界!
見知らぬオッサンに雑に扱われただけでも腹立たしいのに
初っ端から詰んでいる状況下に放り出されて、
さすがにこれは無理じゃないかな? という出オチ感漂う能力で過ごす新生活。
生態系の最下層から成り上がらずに、こっそりと世界の片隅で心穏やかに過ごしたい。
世界が私を見捨てるのならば、私も世界を見捨ててやろうと森の奥に引き篭った少女。
なのに世界が私を放っておいてくれない。
自分にかまうな、近寄るな、勝手に幻想を押しつけるな。
それから私を聖女と呼ぶんじゃねぇ!
己の平穏のために、ふざけた能力でわりと真面目に頑張る少女の物語。
※本作主人公は極端に他者との関わりを避けます。あとトキメキLOVEもハーレムもありません。
ですので濃厚なヒューマンドラマとか、心の葛藤とか、胸の成長なんかは期待しないで下さい。
ひっそり静かに生きていきたい 神様に同情されて異世界へ。頼みの綱はアイテムボックス
於田縫紀
ファンタジー
雨宿りで立ち寄った神社の神様に境遇を同情され、私は異世界へと転移。
場所は山の中で周囲に村等の気配はない。あるのは木と草と崖、土と空気だけ。でもこれでいい。私は他人が怖いから。

巻き込まれたんだけど、お呼びでない?
ももがぶ
ファンタジー
メタボ気味というには手遅れな、その体型で今日も営業に精を出し歩き回って一日が終わり、公園のベンチに座りコンビニで購入したストロング缶をあおりながら、仕事の愚痴を吐く。
それが日課になっていたが、今日はなにか様子が違う。
公園に入ってきた男二人、女一人の近くの高校の制服を着た男女の三人組。
なにかを言い合いながら、こっちへと近付いてくる。
おいおい、巻き添えなんかごめんだぞと思っていたが、彼らの足元に魔法陣の様な紋様が光りだす。
へ〜綺麗だなとか思っていたら、座っていたベンチまで光に包まれる。
なにかやばいとベンチの上に立つと、いつの間にかさっきの女子高校生も横に立っていた。
彼らが光に包まれると同時にこの場から姿を消す。
「マジか……」
そう思っていたら、自分達の体も光りだす。
「怖い……」
そう言って女子高校生に抱き付かれるが俺だって怖いんだよ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる