33 / 176
第二章 街に着きました。
2.
しおりを挟む
「君、本当にフェンリルに乗るの?」さっきまで抱っこをめぐって争っていたかと思うと、今度はひきぎみに聞いてくる。
「うん❗そうだよ?」
ピク、ピクピク…
「顔がひきつってるけどだいじょうぶ?」
「あっああ、大丈夫だ。このまま俺達についてきてくれるか?」
「うん、分かった。」
膝が、ガクガクしてるみたいだけど本当に大丈夫かな~?
それから私達は、街の入口だと思われる門の前に30分程並んだ。
***
やっと門に着いた。
「そちらの子供は?」門番だと思う男の人が聞いてくる。
「この近くにある不思議の森に居たんだ。多分捨てられたかなんかだと思う。」
「そうですか、ならお通りください。」
私達は、無事に街の中に入ることが出来た。
てくてくと歩いていると、3人が自己紹介を始めた。
「改めて、私はウィリアムだ。この国では、第一王子をしている。よろしくな?」
「僕はジルです。ウィリアム様の専属執事をしています。よろしくお願いします。」
「俺は、アランだ。ジルと同じくウィリアム様の専属執事をしている。よろしくな❗」
3人が自己紹介をしたので、私もしようと思う。
……えっ?第一王子って言った? すごくない⁉️
うん、今はおいといてとにかく自己紹介だ。
「私は深雪といいます。さんしゃいです。よろしくお願いします。 そして、こっちのフェンリルがスズナで、チェリーラビットはチェリニー、双子の妖精は、こっちが光の妖精のタポポでこっちは闇の妖精のヌレバです。 みんな私の契約獣です❗」
私は、一匹ずつ説明していく。
【スズナだよ❗よろしくね~】
【チェリニーっていうの。仲良くしてね?】
【【タポポと、ヌレバだよ❗よろしくね(お願いします。)】】
と、個々に挨拶を始めた。
私達が、歩いていくとお城が見えてきた。
お城の門に着くとスズナに乗るように言われて乗ると、玄関までウィリアム様達は馬に乗って進んだ。
進んでいる最中に、「私の家は城だが平気か?」と聞いてきたのでとにかくうなずいておいた。
玄関へ着くと、ジルとアランが玄関を開けてくれた。
パタパタパタ… 階段から女の人が降りてくる。
「ウィリアム、お帰りなさい。 あらあら~そこの可愛い子は誰? おいでおいで~」
女の人はウィリアム様に聞きながらも、私のことを呼んだ。 とてとて…私も女の人に駆け寄っていく。
なんか安心するんだよね、女の人って。
「うん❗そうだよ?」
ピク、ピクピク…
「顔がひきつってるけどだいじょうぶ?」
「あっああ、大丈夫だ。このまま俺達についてきてくれるか?」
「うん、分かった。」
膝が、ガクガクしてるみたいだけど本当に大丈夫かな~?
それから私達は、街の入口だと思われる門の前に30分程並んだ。
***
やっと門に着いた。
「そちらの子供は?」門番だと思う男の人が聞いてくる。
「この近くにある不思議の森に居たんだ。多分捨てられたかなんかだと思う。」
「そうですか、ならお通りください。」
私達は、無事に街の中に入ることが出来た。
てくてくと歩いていると、3人が自己紹介を始めた。
「改めて、私はウィリアムだ。この国では、第一王子をしている。よろしくな?」
「僕はジルです。ウィリアム様の専属執事をしています。よろしくお願いします。」
「俺は、アランだ。ジルと同じくウィリアム様の専属執事をしている。よろしくな❗」
3人が自己紹介をしたので、私もしようと思う。
……えっ?第一王子って言った? すごくない⁉️
うん、今はおいといてとにかく自己紹介だ。
「私は深雪といいます。さんしゃいです。よろしくお願いします。 そして、こっちのフェンリルがスズナで、チェリーラビットはチェリニー、双子の妖精は、こっちが光の妖精のタポポでこっちは闇の妖精のヌレバです。 みんな私の契約獣です❗」
私は、一匹ずつ説明していく。
【スズナだよ❗よろしくね~】
【チェリニーっていうの。仲良くしてね?】
【【タポポと、ヌレバだよ❗よろしくね(お願いします。)】】
と、個々に挨拶を始めた。
私達が、歩いていくとお城が見えてきた。
お城の門に着くとスズナに乗るように言われて乗ると、玄関までウィリアム様達は馬に乗って進んだ。
進んでいる最中に、「私の家は城だが平気か?」と聞いてきたのでとにかくうなずいておいた。
玄関へ着くと、ジルとアランが玄関を開けてくれた。
パタパタパタ… 階段から女の人が降りてくる。
「ウィリアム、お帰りなさい。 あらあら~そこの可愛い子は誰? おいでおいで~」
女の人はウィリアム様に聞きながらも、私のことを呼んだ。 とてとて…私も女の人に駆け寄っていく。
なんか安心するんだよね、女の人って。
14
お気に入りに追加
363
あなたにおすすめの小説

裏の林にダンジョンが出来ました。~異世界からの転生幼女、もふもふペットと共に~
あかる
ファンタジー
私、異世界から転生してきたみたい?
とある田舎町にダンジョンが出来、そこに入った美優は、かつて魔法学校で教師をしていた自分を思い出した。
犬と猫、それと鶏のペットと一緒にダンジョンと、世界の謎に挑みます!

(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。

野草から始まる異世界スローライフ
深月カナメ
ファンタジー
花、植物に癒されたキャンプ場からの帰り、事故にあい異世界に転生。気付けば子供の姿で、名前はエルバという。
私ーーエルバはスクスク育ち。
ある日、ふれた薬草の名前、効能が頭の中に聞こえた。
(このスキル使える)
エルバはみたこともない植物をもとめ、魔法のある世界で優しい両親も恵まれ、私の第二の人生はいま異世界ではじまった。
エブリスタ様にて掲載中です。
表紙は表紙メーカー様をお借りいたしました。
プロローグ〜78話までを第一章として、誤字脱字を直したものに変えました。
物語は変わっておりません。
一応、誤字脱字、文章などを直したはずですが、まだまだあると思います。見直しながら第二章を進めたいと思っております。
よろしくお願いします。

こちらの異世界で頑張ります
kotaro
ファンタジー
原 雪は、初出勤で事故にあい死亡する。神様に第二の人生を授かり幼女の姿で
魔の森に降り立つ 其処で獣魔となるフェンリルと出合い後の保護者となる冒険者と出合う。
様々の事が起こり解決していく

異世界の片隅で引き篭りたい少女。
月芝
ファンタジー
玄関開けたら一分で異世界!
見知らぬオッサンに雑に扱われただけでも腹立たしいのに
初っ端から詰んでいる状況下に放り出されて、
さすがにこれは無理じゃないかな? という出オチ感漂う能力で過ごす新生活。
生態系の最下層から成り上がらずに、こっそりと世界の片隅で心穏やかに過ごしたい。
世界が私を見捨てるのならば、私も世界を見捨ててやろうと森の奥に引き篭った少女。
なのに世界が私を放っておいてくれない。
自分にかまうな、近寄るな、勝手に幻想を押しつけるな。
それから私を聖女と呼ぶんじゃねぇ!
己の平穏のために、ふざけた能力でわりと真面目に頑張る少女の物語。
※本作主人公は極端に他者との関わりを避けます。あとトキメキLOVEもハーレムもありません。
ですので濃厚なヒューマンドラマとか、心の葛藤とか、胸の成長なんかは期待しないで下さい。
ひっそり静かに生きていきたい 神様に同情されて異世界へ。頼みの綱はアイテムボックス
於田縫紀
ファンタジー
雨宿りで立ち寄った神社の神様に境遇を同情され、私は異世界へと転移。
場所は山の中で周囲に村等の気配はない。あるのは木と草と崖、土と空気だけ。でもこれでいい。私は他人が怖いから。

巻き込まれたんだけど、お呼びでない?
ももがぶ
ファンタジー
メタボ気味というには手遅れな、その体型で今日も営業に精を出し歩き回って一日が終わり、公園のベンチに座りコンビニで購入したストロング缶をあおりながら、仕事の愚痴を吐く。
それが日課になっていたが、今日はなにか様子が違う。
公園に入ってきた男二人、女一人の近くの高校の制服を着た男女の三人組。
なにかを言い合いながら、こっちへと近付いてくる。
おいおい、巻き添えなんかごめんだぞと思っていたが、彼らの足元に魔法陣の様な紋様が光りだす。
へ〜綺麗だなとか思っていたら、座っていたベンチまで光に包まれる。
なにかやばいとベンチの上に立つと、いつの間にかさっきの女子高校生も横に立っていた。
彼らが光に包まれると同時にこの場から姿を消す。
「マジか……」
そう思っていたら、自分達の体も光りだす。
「怖い……」
そう言って女子高校生に抱き付かれるが俺だって怖いんだよ。

異世界無知な私が転生~目指すはスローライフ~
丹葉 菟ニ
ファンタジー
倉山美穂 39歳10ヶ月
働けるうちにあったか猫をタップリ着込んで、働いて稼いで老後は ゆっくりスローライフだと夢見るおばさん。
いつもと変わらない日常、隣のブリっ子後輩を適当にあしらいながらも仕事しろと注意してたら突然地震!
悲鳴と逃げ惑う人達の中で咄嗟に 机の下で丸くなる。
対処としては間違って無かった筈なのにぜか飛ばされる感覚に襲われたら静かになってた。
・・・顔は綺麗だけど。なんかやだ、面倒臭い奴 出てきた。
もう少しマシな奴いませんかね?
あっ、出てきた。
男前ですね・・・落ち着いてください。
あっ、やっぱり神様なのね。
転生に当たって便利能力くれるならそれでお願いします。
ノベラを知らないおばさんが 異世界に行くお話です。
不定期更新
誤字脱字
理解不能
読みにくい 等あるかと思いますが、お付き合いして下さる方大歓迎です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる