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4. サーヤ様の住んでいる場所は
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スズナが置いていかれてから一時間がたった。
その間ずっとスズナは泣いていた。
『スズナ、そろそろ泣き止んだ? スズナの友達が沢山いるんだけれど、会いに行ってみない?』
サーヤ様っていう人は、スズナに気を遣いながらも優しく提案してくれる。
「うん、行く…」
スズナは、サーヤ様っていう人に着いていくことにした。
ずっと、スズナが泣いている間も、サーヤ様っていう人はスズナの背中を撫でていてくれたから、悪い人では無いんだということはわかった。
ぐずぐずと引きずっていた涙も止まった頃、ひとつの部屋の前についた。
サーヤ様っていう人が連れていってくれたお部屋の扉を開けると、沢山の種類の生き物達が興味しんしんという感じでスズナを見てきた。
「お前、誰だ? 新入りか?」
「はじめまちて、スズナといいましゅ」
とにかくスズナは自己紹介をしておく。
ところでだけどね、サーヤ様っていう人が、ここに来るまでに自己紹介と軽い説明をしてくれたの。
サーヤ様はサーヤ様で、偉い神様なんだって。
そして、ここは神界といって、外の「人」っていう生き物のいる世界に合わなかった生き物達が向こうで過ごせるようになるまで過ごす場所なんだって。
だからね、スズナも向こうが合わなかったから置いていかれたんだって。
そうならそうといってくれれば良かったのにね。
そして、話を戻すとやっぱりここは向こうに合わなかった生き物達がいる場所みたい。
しかも、スズナと同じくらいの年の子がいる場所なんだって。
だからね、毎年いる人が少しずつ変わるみたい。
スズナに自己紹介をみんなしてくれた。
まず、スズナとおなじフェンリルのアルに、チェリーラビットのラビが一番年も近くて話があった。
次は、スライムのハナが一番の年上で、みんなのお姉さん的存在だったんだ。
なかなか、個性が強いけれどもスズナはここでやっていけると思う。
その間ずっとスズナは泣いていた。
『スズナ、そろそろ泣き止んだ? スズナの友達が沢山いるんだけれど、会いに行ってみない?』
サーヤ様っていう人は、スズナに気を遣いながらも優しく提案してくれる。
「うん、行く…」
スズナは、サーヤ様っていう人に着いていくことにした。
ずっと、スズナが泣いている間も、サーヤ様っていう人はスズナの背中を撫でていてくれたから、悪い人では無いんだということはわかった。
ぐずぐずと引きずっていた涙も止まった頃、ひとつの部屋の前についた。
サーヤ様っていう人が連れていってくれたお部屋の扉を開けると、沢山の種類の生き物達が興味しんしんという感じでスズナを見てきた。
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「はじめまちて、スズナといいましゅ」
とにかくスズナは自己紹介をしておく。
ところでだけどね、サーヤ様っていう人が、ここに来るまでに自己紹介と軽い説明をしてくれたの。
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そして、ここは神界といって、外の「人」っていう生き物のいる世界に合わなかった生き物達が向こうで過ごせるようになるまで過ごす場所なんだって。
だからね、スズナも向こうが合わなかったから置いていかれたんだって。
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