異世界転移したら……。~色々あって、エルフに転生してしまった~

伊織愁

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第三十八話 『グラディアス村へ』

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 首都ユスティティアは、エルフの里で一番大きなツリーハウスだ。

 主に政治を行う12戸のログハウスと、学術塔と呼ばれる研究機関や教育機関、戦士隊の本部と施設が入った7戸のログハウスで構成されているツリーハウスだ。

 一段目から4段目のログハウスは、各役所の部屋や所員食堂、休憩所があり、一般の首都勤めのエルフたちが働いている。

 5段目のログハウスは、資料室や会議室など多目的ホールがある。

 6段目から8段目のログハウスは、宿泊施設が遠い村から来る村長たちや帰れなかった職員の為に用意されている。 

 9段目から11段目のログハウスは、各大臣の部屋がある。

 「そして、12段目のログハウスは、里長の執務室だ。 ここにティオスがいる。 後、ユスティティアの地下牢に現里長が捕らえられている。 ウロの奥だな。 きっと各ログハウスに居るエルフたちは、ティオスたちに操られている。 普段は転移魔法陣を使用してユスティティアへ入るんだが、そこは抑えられているから、転移魔法で入るのは無理だろ」

 苦々しい表情でクリストフが呟く。 

 優斗の斜め向かいに座ったクリストフが、食堂のテーブルにユスティティアの間取り図を拡げ、優斗たちに説明した。

 「……じゃ、1段目から最上段まで上がって、待ち受けているだろうティオスの配下を倒して、最上段のログハウスへ行かないと、ティオスには会えないのか?」
 「だな」
 「1段1段、攻略するのか……なんか、ゲームみたいだな」

 優斗の向かいに座った瑠衣がポツリと呟いた。
 
 優斗たちは8人掛けのテーブルを囲み、クリストフと向き合っていた。 

 いつもはログハウスの温かみのある空気が食堂で流れているが、今は張りつめた緊張感が流れていた。

 華の魔道具が出来上がり、ユスティティアの奪還の為、動き出そうとしていた。

 「悪魔を取り込んだエルフは5人だけだろうけど、本部の戦士隊に入れる程のエルフがわんさかいる。 そいつらを倒すだけでも一苦労だぞ。 まぁ、お前たちだけで行かせねぇけどな」
 「……えっ、それはあんたも着いて来るって事か?」
 「当たり前だ。 成人したばかりのまだまだ未熟な子供だけで行かせる訳ないだろう。 しかも、俺たち戦士隊が行かないなんて選択肢はない」
 「……っ子供じゃないからっっ」

 優斗の左隣に座った華から突き刺すような視線を感じる。 脳内でも透視スキルが働いたのか、華の伺う様な眼差しが、脳内のモニター画面を通して流れて来ていた。

 1つ息を吐いて華へ視線を送る。

 「そんな心配しなくても、置いて行かないから……」
 「……っ本当に?」
 「本当に」

 安心させるように華に笑いかけると、華がホッと安堵した様に微笑む。 2人の間に甘い空気が流れると、斜め向かいから鋭い視線が突き刺さる。

 「「「「……」」」」

 『人の幸せを祝えなくなるくらい振られるなんて、どんな地獄を見たんだろう』

 監視スキルの声が頭の中で響くと、優斗の顔に苦笑が零れた。 瑠衣たちもクリストフの様子に頬を引き攣らせている。

 (本当に……どんな目に遭ったんだろう?)

 食堂の雰囲気が悪くなると、目の前にあるキッチンの扉が開いた。 出て来たのは、ワゴンを牽いたリュディだ。 

 ワゴンには人数分の昼食が乗せられており、トマトスープから湯気が立ち昇っていた。 昼食のいい香りが開けたキッチンの扉から漂い、食堂で拡がる。

 「お昼で来たわよ。 一旦、休憩しない?」

 リュディの姿を見ると、隣で華が椅子を引いて立ち上がり、椅子の足が床板を擦る音を鳴らした。

 華の前に座っていた仁奈も立ち上がり、女性陣は出来上がった昼食をテーブルへ並べていく。 優斗たちも席を立って自身の分を取りに行く。

 「「やったぁっ、ご飯っ!!」」

 フィルとフィンは優斗の右側に座っていたのだが、跳ねる様に向かい、ワゴンへ飛びついた。

 「すみません、リュディさん。 お手伝い出来なくてっ」
 「いいのよ、気にしないで。 作戦会議に参加できない方が嫌でしょ」

 華はリュディを手伝いながら、申し訳なさそうに眉尻を下げた。 昼食を乗せたワゴンを牽いて出て来たリュディは、テーブルの上に昼食を並べていく。 朝食の後からずっと作戦会議をしていて、いつの間にかお昼の時間になっていた様だ。 

 リュディがキッチンへ入って行ったのも、優斗たちは気づいていなかった。

 「じゃ、私はクオンとリューたちに昼食を持って行くから、気にしないでゆっくり食べていて」

 リュディは軽く手を振り、食道を出て行った。 優斗たちは一旦、作戦会議を中断して、昼食を摂る事にした。

 ◇

 ユスティティアが襲撃され、クリストフに無事に保護された戦士隊たちの怪我も、リュディや華、治療班の働きで完治していた。 タルピオス家を占領していた戦士隊たちもエーリスの詰め所であるツリーハウスのログハウスを拡げ、空き部屋が増えた為、戦士隊たちは詰め所へ移動して行った。

 戦士隊が出て行った為、瑠衣たちに自分たちの部屋が明け渡され、部屋へ戻って行った。 クリストフだけは、タルピオス家の客室を占領している。 クリストフとしては、瑠衣と仁奈を守る為に必要だと思っている様だ。 瑠衣からは『いい迷惑だっ』と苦言を呈されている。

 エルフのツリーハウスは不思議なもので、暮らす人が増えると、ログハウスが増殖する。 ツリーハウスも生きている植物なので、魔力を帯びている。 

 生活している人々から溢れ出る魔力を取り込んで、自身を維持しているらしい。

 1泊するくらいで部屋は出来ないが、数日生活した華の部屋が出来た。 しかも、優斗の部屋を経由しないと部屋へ行けない場所に。 

 見つけたのは、弟のクオンだった。

 まだ戦士隊がタルピオス家に居て、瑠衣たちが優斗の部屋で寝ている時期だった。

 夜中に、トイレに立ったクオンが部屋へ戻って来た時に気づいた様で、布団に潜り込んでいた優斗を揺り動かした。

 「ユウトっ! 起きてっ」
 「……っどうした、クオン。 トイレか?」
 「ちがうよっ! トイレはもう行ったよ。 あれ、見てっ」

 クオンが指を指す方へ視線を動かすと、薄暗い部屋の中、扉が見えた。 優斗の部屋の木製の扉は、部屋の隅にあり、直ぐ横の壁、暖炉が置いてる横に新たな扉が出来ていた。

 「えっ……何で俺の部屋に……」
 「わかんない。 ねぇ、入ってみよう」

 3段目のログハウスは全ての部屋が子供部屋だ。 瑠衣と仁奈が来るまでは、優斗とクオンの部屋、トイレしかなかった。

 瑠衣と仁奈がタルピオス家に引き取られ、客室で暮らすようになると、数日で子供部屋のログハウスに部屋が2つ増えた。 

 とても不思議な現象であった。

 クオンは瑠衣と仁奈の部屋が増えた現象を見て、とても興奮していた。 華がタルピオス家で生活する様になって、いつ新たな部屋が出来るのか、クオンはとても楽しみにしていたのだ。

 優斗の部屋に新たに出来た扉の取っ手を掴んで押し開いた。

 新たな部屋には、窓が正面と右側に2つ。 窓際にダブルサイズのベッドが1つ、ベッドの左横の壁際に作り付けのクローゼット。 服をハンガーにかけて仕舞うタイプのものと、畳んで仕舞えるタイプがあった。 

 扉の右横には暖炉が置かれて、暖房設備はバッチリだった。

 「何で……俺の部屋経由なんだ?」
 「ベッドのシーツの色……モモ色だね。 ハナちゃんの部屋だよ」
 「……状況的にそうだろうな」

 次の夜から華と仁奈は、出来立ての部屋で過ごす事になった。 クオンは、ツリーハウスが華を家族として認めたと、喜んでいたが、優斗は自身の部屋を経由している事に複雑な気持ちだった。

 ◇

 優斗たちが作戦会議をしている頃、最上段にある里長の執務室で、ティオスもカラトスから報告を受けて、指示をしていた。

 「まだ、抵抗している集落があるのか……」
 「はい、申し訳ありません。 全ての里を潰すのはまだ、時間が掛かります。 後、人員も足りません」

 カラトスの言葉に暫し考え込んだティオスは、執務机の上に置いてある羽ペンを手に取った。 羊皮紙に文字を書くと、インクが光を放っては消えていく。 暫くすると、白紙だった羊皮紙に文字が浮かび上がって来た。 文字の内容を読んで、ティオスの口元に笑みが零れる。

 「ルクスが新たに人を出してくれるそうだ。 召喚の準備と宿泊所と防具を用意して置いてくれ。 まだ、ルクスたちの事をエレクトラたちには知られたくないからな」
 「承知致しました、直ぐに用意させます。 ルクス殿はどのくらい援軍を出して頂けるのでしょうか?」
 「……一個小隊くらいだろうな。 あちらは、こちらよりも広大な土地があるからな。 繁殖力も違うから、民の数も多い。 いくらでも兵隊は作れるだろう」
 「一個小隊分、用意して置きます」
 「頼む。 それと、パレストラから何か報告はあったか?」
 「いえ、まだです。 ただ、ディプスも暴れたいと申してまして……。 今は待機するようにと言っているんですが」
 「分かった。 ルクスから送られて来る一個小隊をディプスに任せる。 それまでは大人しくしていろと伝えておけ」
 「承知致しました、ディプスに伝えておきます」

 カラトスは頭を下げると、執務室を後にした。 ティオスの視線はずっと窓の外にあり、白銀の瞳には何の感情も映し出されていなかった。

 ティオスから人員の派遣の依頼を受けたルクスは、先程まで文字が光っていた羊皮紙を眺め、口元に楽しそうな笑みを浮かべた。 側で控えている配下の者に、人員派遣の要望書を手渡した。

 「おい、これの処理を頼む」
 「また、人員の派遣ですか? この間、大分と出したはずでは?」
 「反抗的なのが居て困っているのだと。 まぁ、直ぐに白旗を上げられても詰まらんしな」
 「ルクス様のように、お力を示せば一発で皆がひれ伏しますのに」
 「まぁ、ティオスは悪魔を飼っていないし、術者だ。 出来ないだろう」
 「……そうなのですか。 私はてっきりティオス様も悪魔を取り込んでいるものと思っていました」
 「悪魔なんて……飼わない方が良いがな」

 最後にルクスが呟いた言葉は配下の者には聞こえていなかった。

 「少し、遠乗りに出る。 誰も着いて来るな」
 「承知致しました。 お戻りはいつです?」
 「……夕方には戻る。 ユウェン、後を頼んだ」
 「承知致しました」

 ルクスと呼ばれた青年は、褐色の肌にグレーの髪、グレーの瞳の美丈夫だ。

 ダークエルフと呼ばれる種族だ。

 エルフの里とダークエルフの草原を手中に収める為、ティオスとルクスは結託していた。 ルクスが取り込んだ悪魔は力がとても強く、魔力量も多い。 

 ルクスが力を示しただけで、ダークエルフの草原の民たちはすぐさまルクスに膝まづいた。

 あっさりと手に入れたダークエルフの草原を、ルクスはつまらないと思っていた。

 長髪のグレーの髪を1つに結び、天幕を出た。 黒馬の愛馬に跨り、ルクスは目的地である小高い丘に愛馬を走らせた。

 ◇

 クリストフが言うには、半分ほどの集落や村がティオスの配下から襲撃を受け、潰されている様だ。

 ティオスは南の里だけでなく、エルフの里全土を襲撃している。 少ない戦力で東西南北の全ての里を襲撃する事は、難しいと考えられる。 安全な経路で転移魔法を繰り返し、先ずは華の家があるグラディアス村を目指す事にした。 人質になっている華の母親を助け出すつもりでいる。

 助け出した母親はエーリスで保護しようと、計画を立てた。

 「早急に、安全な集落を調べる。 襲撃がいつから始まったのか分からないが、まだ無事な集落があるはずだ。 ただ、中央の里は全滅したと思っていていいと思う」
 「「「「「「……っ」」」」」」

 クリストフの言葉に優斗たちは声も出せなかった。 グラディアス村は、エーリスから最短距離で3つの集落を超えた位置にある。 3つがダメだと、右回りか左回りのどちらかの安全な道を通る事になる。

 恐らく、優斗たちの考えを読んで、ティオスの配下たちが待ち伏せしている可能性もある。

 (もし、1人だけが待ち伏せしているなら……華の魔道具もあるし、次こそは悪魔を浄化しないとっ……)

 『そんな都合よく行かないだろうけど、次はやらないと危ないかもね』

 監視スキルの声に優斗は覚悟を決めた。

 優斗の雰囲気に瑠衣たちも自然と気合いが入った。 報告をただ待っているのは心苦しいので、優斗たちも調査隊へ加わる事にした。

 安全な集落が見つかり、グラディアス村へ出発する日が決まった。 参加人数は優斗たち6人と、クリストフを含めた戦士隊が数十人だ。 大人数を転移魔法で移動する事に、一抹の不安を覚えたが、クリストフが大丈夫だと請け負った。

 「クリストフさん、もう少しだけ減らせません?」
 「駄目だ。 前にも言っただろう? 次期里長を警護するんだぞ? これでも少ない方だ」
 「いや……ですからね。 秘密裏に動きたいですから、もっと少ない……というか、俺たちとクリストフさんだけで良いと思うんですよ」
 「それだと戦力的に少なすぎるだろう」
 「……」

 大人数で動くことに慣れていない優斗は、団体行動が苦手だ。 というか仰々しいのが嫌だし、大人数だと移動も遅くなる。 馬車や馬を使わずに、徒歩で移動したかったのだ。

 「大丈夫だ、馬車と馬は使わないし、戦士隊の方が物音を鳴らさないからな。 これでも副隊長だぞ。 それに俺たちだけだと、雑魚どももやらないといけないだろう。 雑魚は戦士隊に任せて、俺たちは人質救出に専念するんだ」
 「……分かりましたっ。 クリストフさんも救出の方に加わるんですねっ」
 「ああ、当たり前だろう。 誰が次期里長を守るんだ」
 「……」

 クリストフはニッカと笑った。 何を言っても引かないだろうクリストフの事は諦める事にした。

 優斗とクリストフの話し合いが終わり、食道に集まっていた瑠衣たちと戦士隊と合流し、一行はグラディアス村へ出発した。
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