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第一章 すべてのはじまり
調査仲間-3
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「さてと……里沙、営業二部の箱はどの辺りだ」
私は三人を連れて、その場所へ案内した。かなりの量の箱がある。
「おそらく、ここからが営業一部。二部は裏手だと思います。明日の夕方、業者が取りにきます。それまでに探して下さい」
「斉藤。昔運んでいた場所と違うか?」
関根課長が斉藤さんに聞いた。
「全然違います」
斉藤さんが答えた。それを聞いた関根さんが私を見て言う。
「北村さん。ここは置く場所を定期的に変えてる?」
「その通りです。一度社長や会長が見にきてからそういうことに。以前、捨てたはずのものが外に出て何かあったらしく、秘書課の方で定期的に入れ替えをしています。出す時はまとめてあそこに置くんですけど、運ぶのは別な人がやっています」
関根さんも、鈴木さんも黙っている。斉藤さんが口を開いた。
「つまり、ただのゴミ捨て場所ではないということね」
「溶解させる意味を考えるべきだな」
関根さんの言葉に斉藤さんが頷いた。
「これは……想像以上にマズイかもな」
ひと通り棚を見渡した鈴木さんが言う。関根さんも頷いた。
「ええ。二部だけ廃棄量が多い。気付くものはいるでしょうね」
鈴木さんと関根さんが顔を見合わせている。
「俺も関根課長に手伝いますよ。この量から探すには男手が必要だ」
「そうですね。助かります」
私は三人に言った。
「すみません、私は自分の棚へ移動します。それでは失礼します」
私は、三人を残して、会計の棚をようやく見つけてこの間運び込んだ箱の蓋を開けた。
中身を確認する。よく見ると稟議書類のすべてが同じ部。営業二部だ……。どうしよう、やっぱりなんか嫌な予感しかしない。
「ふーん。そうか、ここにあったんだな。俺が探しても見つからなかったわけだ」
「っわあっ!もう、忍者なの?あなた気配消してるでしょ」
私はビクッとして大声で振り向いた。彼はそんな私を無視して、箱の横に座って中を物色し始めた。
「里沙」
「なに?」
「中身を差し替えよう。この箱自体は登録済みだから持ち出すのはまずい」
「それで、何に差し替えるつもりなの?」
「紙ごみを貯めているところを教えろ。シュレッダーした紙ごみをためている場所だ」
彼に教えると空箱をいくつかとシュレッダーされたものを入れた大きな袋をいくつか持ってきた。
「よし。入れ替えろ」
ふたりでせっせと入れ替えた。時計を見て驚いた。まずい、専務の会議が終わる時間だ。
「ごめんなさい。私戻らないと……専務の会議が終わります」
「わかった。あとのことは、全部俺に任せておけ。それから……気をつけろ。何かあればすぐに俺に連絡しろ」
心配してくれているのね。黒縁眼鏡の奥の光る瞳がじっと私を見た。
「わかった」
そういうと、急いで部屋を出た。営業の二人はまだいるようだ。お先にといって出てきた。
「あれ、北村さん、どこに行ってたの?」
専務が戻っていた。ま、まずい。
「すみません、ちょっと……。会議早めに終わりました?」
「いや、ほとんど予定通り。少し早かったくらいかな?」
「そうなんですか。この後は、ええと……パソコンの案件を見ておいて欲しいと課長から連絡もらってます」
「そう?ああ、じゃあこれだけ承認したら、ちょっと電話したいから三十分くらい時間空けておいて」
「わかりました」
私も自分の席へ戻る。急いで、専務宛に来た郵便物を開封し、仕分けしていく。
電話もあり、鈴木さん達のことはすっかり頭から消えてしまった。
一区切りついたところでガラス越しにフロアを見たら、鈴木さんが戻ってきていた。
「北村さん」
「はい」
「とりあえず、そっちの部屋で内密の電話をしてくるから、誰にも取り継がないで……」
「はい、わかりました」
ガチャッと音を立て出て行った。専務の後ろ姿を見ながら、考える。こんなことはしたくないけど、ゆっくり立ち上がって専務が入っていった部屋のドアに耳を付けた。
「……いや、大丈夫でしょう……え……あ……やしい奴……ですが……はい」
すると、私の電話が鳴った。しょうがないので、席に戻った。
「はい、会計部秘書北村です」
「営業二部の斉藤です」
「あ、先ほどはどうも。お疲れ様です。見つかりました?目当てのもの……」
「……ええ。ありがとう、助かったわ」
「役に立てて良かった」
小声で急に話す。
「あ、のさ。鈴木さんって一体どこの誰なの?」
どこの誰なの、ってそれこそ私が聞きたい。関根課長はご存じな感じだったけど。
「私もよくは知らないの。でも、部長が身元を保証した人らしい。それより、関根課長が知ってそうじゃない?」
「課長は、教えてくれないんだもん。それにまだわからないとか言うし……」
そうなんだ……。知らない方がいいのかもしれないという気もするんだよね。なんとなく、勘だけど。
「……あのさ、捜していた内容って何か教えてもらえる?私も会計部で見つけられたら教えてあげられるでしょ」
「それはありがたいけど、まだ無理よ……はっきりしないから調べてるの。でも帰り際、鈴木さんが課長と私に、誰にも捜していることを悟られるなと言ってた。課長とふたりで話してたけど、おそらく協力し合うような話になってたわ」
なるほどね。
「ねえ、北村さんも何か知ってるの?というか、何か探ってるのね?」
ガチャ。扉が開いた音。専務が部屋から出てきた。
「……ごめん、専務が戻ってきた。また、連絡します」
「了解。今度、昼社食に来て。あ、外で一緒に食べようか。携帯メールアドレス交換しようよ」
「わかったわ。都合のいい日がわかったら社内メールするね」
「うん、待ってる」
専務がこちらをじっと見てる。
「専務、あの、何か?」
「いや。誰と話してたの?」
「……え?あ、同期の子です。今度一緒に昼を食べようと話していて……すみません」
専務はにっこりした。
「ああ、いや、いいんだよ、別に。僕の電話は終わったので、書類あるようなら見るよ」
「あ、はい。今お持ちします」
私は準備していた郵便や決済書類をまとめて持って行った。
私は三人を連れて、その場所へ案内した。かなりの量の箱がある。
「おそらく、ここからが営業一部。二部は裏手だと思います。明日の夕方、業者が取りにきます。それまでに探して下さい」
「斉藤。昔運んでいた場所と違うか?」
関根課長が斉藤さんに聞いた。
「全然違います」
斉藤さんが答えた。それを聞いた関根さんが私を見て言う。
「北村さん。ここは置く場所を定期的に変えてる?」
「その通りです。一度社長や会長が見にきてからそういうことに。以前、捨てたはずのものが外に出て何かあったらしく、秘書課の方で定期的に入れ替えをしています。出す時はまとめてあそこに置くんですけど、運ぶのは別な人がやっています」
関根さんも、鈴木さんも黙っている。斉藤さんが口を開いた。
「つまり、ただのゴミ捨て場所ではないということね」
「溶解させる意味を考えるべきだな」
関根さんの言葉に斉藤さんが頷いた。
「これは……想像以上にマズイかもな」
ひと通り棚を見渡した鈴木さんが言う。関根さんも頷いた。
「ええ。二部だけ廃棄量が多い。気付くものはいるでしょうね」
鈴木さんと関根さんが顔を見合わせている。
「俺も関根課長に手伝いますよ。この量から探すには男手が必要だ」
「そうですね。助かります」
私は三人に言った。
「すみません、私は自分の棚へ移動します。それでは失礼します」
私は、三人を残して、会計の棚をようやく見つけてこの間運び込んだ箱の蓋を開けた。
中身を確認する。よく見ると稟議書類のすべてが同じ部。営業二部だ……。どうしよう、やっぱりなんか嫌な予感しかしない。
「ふーん。そうか、ここにあったんだな。俺が探しても見つからなかったわけだ」
「っわあっ!もう、忍者なの?あなた気配消してるでしょ」
私はビクッとして大声で振り向いた。彼はそんな私を無視して、箱の横に座って中を物色し始めた。
「里沙」
「なに?」
「中身を差し替えよう。この箱自体は登録済みだから持ち出すのはまずい」
「それで、何に差し替えるつもりなの?」
「紙ごみを貯めているところを教えろ。シュレッダーした紙ごみをためている場所だ」
彼に教えると空箱をいくつかとシュレッダーされたものを入れた大きな袋をいくつか持ってきた。
「よし。入れ替えろ」
ふたりでせっせと入れ替えた。時計を見て驚いた。まずい、専務の会議が終わる時間だ。
「ごめんなさい。私戻らないと……専務の会議が終わります」
「わかった。あとのことは、全部俺に任せておけ。それから……気をつけろ。何かあればすぐに俺に連絡しろ」
心配してくれているのね。黒縁眼鏡の奥の光る瞳がじっと私を見た。
「わかった」
そういうと、急いで部屋を出た。営業の二人はまだいるようだ。お先にといって出てきた。
「あれ、北村さん、どこに行ってたの?」
専務が戻っていた。ま、まずい。
「すみません、ちょっと……。会議早めに終わりました?」
「いや、ほとんど予定通り。少し早かったくらいかな?」
「そうなんですか。この後は、ええと……パソコンの案件を見ておいて欲しいと課長から連絡もらってます」
「そう?ああ、じゃあこれだけ承認したら、ちょっと電話したいから三十分くらい時間空けておいて」
「わかりました」
私も自分の席へ戻る。急いで、専務宛に来た郵便物を開封し、仕分けしていく。
電話もあり、鈴木さん達のことはすっかり頭から消えてしまった。
一区切りついたところでガラス越しにフロアを見たら、鈴木さんが戻ってきていた。
「北村さん」
「はい」
「とりあえず、そっちの部屋で内密の電話をしてくるから、誰にも取り継がないで……」
「はい、わかりました」
ガチャッと音を立て出て行った。専務の後ろ姿を見ながら、考える。こんなことはしたくないけど、ゆっくり立ち上がって専務が入っていった部屋のドアに耳を付けた。
「……いや、大丈夫でしょう……え……あ……やしい奴……ですが……はい」
すると、私の電話が鳴った。しょうがないので、席に戻った。
「はい、会計部秘書北村です」
「営業二部の斉藤です」
「あ、先ほどはどうも。お疲れ様です。見つかりました?目当てのもの……」
「……ええ。ありがとう、助かったわ」
「役に立てて良かった」
小声で急に話す。
「あ、のさ。鈴木さんって一体どこの誰なの?」
どこの誰なの、ってそれこそ私が聞きたい。関根課長はご存じな感じだったけど。
「私もよくは知らないの。でも、部長が身元を保証した人らしい。それより、関根課長が知ってそうじゃない?」
「課長は、教えてくれないんだもん。それにまだわからないとか言うし……」
そうなんだ……。知らない方がいいのかもしれないという気もするんだよね。なんとなく、勘だけど。
「……あのさ、捜していた内容って何か教えてもらえる?私も会計部で見つけられたら教えてあげられるでしょ」
「それはありがたいけど、まだ無理よ……はっきりしないから調べてるの。でも帰り際、鈴木さんが課長と私に、誰にも捜していることを悟られるなと言ってた。課長とふたりで話してたけど、おそらく協力し合うような話になってたわ」
なるほどね。
「ねえ、北村さんも何か知ってるの?というか、何か探ってるのね?」
ガチャ。扉が開いた音。専務が部屋から出てきた。
「……ごめん、専務が戻ってきた。また、連絡します」
「了解。今度、昼社食に来て。あ、外で一緒に食べようか。携帯メールアドレス交換しようよ」
「わかったわ。都合のいい日がわかったら社内メールするね」
「うん、待ってる」
専務がこちらをじっと見てる。
「専務、あの、何か?」
「いや。誰と話してたの?」
「……え?あ、同期の子です。今度一緒に昼を食べようと話していて……すみません」
専務はにっこりした。
「ああ、いや、いいんだよ、別に。僕の電話は終わったので、書類あるようなら見るよ」
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