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鶴の恩返し(令和Ver.)
しおりを挟むある日、罠に掛かった鶴を助けた。
その日の夜中。戸を叩く音がする。見に行くと、魔王が立っていた。
「あの時助けていただいた鶴です」
「嘘だよね?」
「お礼をしに来ました」
「魔王なのに律儀だね」
「欲しいのは権力ですか? それとも世界ですか?」
「スケールでかいね」
「これ、配信していいですか?」
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