39 / 61
Ⅱ.クニツクリの涙
(4)雷神ノ牙
しおりを挟む
――その夜。
寝静まったノノミヤ公爵邸を、トウヤはそっと抜け出した。
タマヨとヒカルコの母君に宣言した以上、怪盗稼業も怠ってはならないと、道具を取りに行くためだ。
天井裏を抜け、換気窓から顔を出す。光学迷彩マントをまとって庭木の隙間を抜けて、塀際の木から通りに飛び下りれば、抜け出すのは簡単だった。
あとは、尾行の確認……。
さすがに気付かれていないとは思いつつも、義眼のサーモグラフィーで周囲を確認しつつ、夜の街の屋根を走る。
そして、マンセー橋の下の、彼だけが知る出入口からそっと入り、暗視モードで廃駅舎に向かった。
……全く変わりのない我が家に安心しつつ、裸電球を灯す。
すると、マントの下からリュウがピョンと飛び出した。
「腹が減ったでアリマス」
「さっき金平糖を食べただろ」
「尾行がいないかずっと見てたでアリマス。サーモグラフィーは消費電力が激しいでアリマス」
「それで、どうだった?」
「いなかったでアリマス」
と、リュウはテーブルによじ登ってトウヤを見上げる。
苦笑しながら金平糖の瓶を転がしてやると、リュウは瓶の口に頭を突っ込んだ。
その間に、トウヤは荷物をまとめる。
ここにある道具のほとんどは、この世界に来てからトウヤが自分で作ったものだ。怪盗になると意を決してから、コツコツと材料を集め、リュウに知恵を借りながら道具を揃えた。
とはいえ、用なしになった通信端末から流用したチップなどはこの時代では手に入らないため、一度紛失したら最後。怪盗ジュークにとって、手足に等しい道具ばかりだ。
折り畳みドローンの動作を確認して風呂敷で包む。フロックコートを羽織り、特別製のポケットに細かい道具を納めていく。ついでに脳波ピアスを修理して工具もポケットに入れ、人のいた痕跡を消すために家具類を分解して、マンセイ橋の下の川に捨てる。
――そして、最後に残ったトランクを眺める。
古物屋で買った、頑丈さだけが売りの傷だらけのトランク。
この中には、これまでに盗んだ魔法石が入っている。雷神の牙だけではない。この世界に来てから手に入れた魔法石全てを収めてあるのだ……ヒカルコの予想通り。
そのまま取っ手に手を掛け、だがトウヤは違和感を覚えた。
その正体を、トウヤは目を細めて観察する――そして気付いた。
ダイヤル錠がずれている。
ダイヤルの桁は四桁。
万一の場合に備え、いつも決まった数字にしておくのだが、今はその末尾の桁が、ほんの数ミリ上にずれているのだ。
「…………」
慎重にダイヤル鍵を解錠する。
そして中を見た瞬間、彼の全身から血の気が引いた。
「――ない」
「何がないでアリマスか?」
「雷神の、牙」
漆黒の布を敷いた上に並べられた、色とりどり多数の魔法石の中央にだけ、拳一個分の隙間があるのだ。
「失くしたでアリマスか?」
「そんな訳ないだろ」
「なら……」
「――盗まれた」
そう答えたトウヤの声は震えていた。
「ここに、誰かが入ったんだ」
考えたくないが、そうとしか考えられない。
しかし、なぜ雷神の牙だけを……?
ここにある魔法石は、闇市場に出せば、どれも目玉の飛び出るような値が付くものばかり。トランクごと盗まれたのならまだ分かる。怪盗ジュークのアジトとして部屋を荒らされるのも理解できる。
だが、そんな痕跡を一切残さず、トランクの中の雷神の牙だけを盗んでいったのだ――まるで初めからそれだけを狙っていたかのように。
あれほど有名な魔法石は、逆に換金などできない。犯人の意図が彼には理解できなかった。
だが今は、呑気に考えている場合ではない。
身を伏せ、義眼を操作する。しかし、暗視モードにもサーモグラフィーにも何の反応もなかった。
「……畜生!」
悔しさのあまり歯ぎしりする。
誰にも使わせなくないから、盗んで隠しておいたのだ。それが再び世に出るとなると……!
「行くぞ、リュウ」
すると彼は、口いっぱいに金平糖を頬張ってからトップハットの中に飛び込んだ。
それを被り、風呂敷とトランクを手に取ると、トウヤは廃駅を飛び出した。
◇
翌朝。
朝食の席でトウヤは無言だった。
雷神の牙を盗んだ犯人像を考えていて、一睡もできなかったのだ。
……疑いたくはないが、この家の誰かである可能性の検証をしてみた。だが、探偵選考試験から彼は隠れ家へ一度も戻っておらず、その上、試験に参加したのも偶然でしかないから、隠れ家を知っている可能性は限りなく低い。
なら、テラダか?
彼は優秀な魔法使いだし、頭も切れる。
しかし、もし彼が犯人であるとすれば、性格的に、必ず何らかのアプローチをしてくるはずだ。
となると、雷神の牙を盗まれたタジミ公爵の手の者……だが、ノノミヤ家の人々やテラダ以上に、彼らがトウヤの正体を見抜いたり、あの隠れ家を発見したりする可能性は低く思える。
隣の駅の、風が吹き込む裂け目にたまたま入り込んだ人物か? いや、それなら雷神の牙だけを盗む理由がない。
ならば、一体誰が……。
思考は堂々巡りをして果てがない。
ぼんやりとパンをかじっていると、タマヨに呼ばれた。
「エンドー様」
「あ、はい」
「どうなさいましたか? 何度もお呼びしましたけど」
「すいません、ちょっと考え事を……」
「お体の具合がお悪いのでなければ結構です。本日、お嬢様がアフタヌーンティーをご一緒にと仰せですので、お忘れなく」
◇
今日のアフタヌーンティーはサンルームだった。
体幹トレーニングも含め、色々な用途で使われるようだ。
「タマヨに聞いたわ。何かお困りの事がおありなの?」
ヒカルコは小首を傾げる。
「あ……いや……そんな大した事じゃ」
紅茶に角砂糖をいくつか落として一気飲みする。すると、溶け残った砂糖がジャリッと口に入り、不快さに眉をひそめた。
そんなきっかけでも気分転換になるようで、トウヤはややスッキリした頭で考えた……ヒカルコなら、魔法石に詳しいだろう。
「ちょっと聞きたいんだけど、雷神の牙って、そんなに特別なものなの?」
……考えた割にどストレートである。やっぱり今日はダメかもしれない。
しかしヒカルコは疑う様子もなく答えた。
「雷神の牙が、っていうより、各属性の最強の魔法石が、とても特別なものなの」
彼女はミルクティーにビスケットを浸す。
「『五貴石』と呼ばれる、それぞれの属性の最強魔法石は……」
火属性が『火産の首』
水属性が『天竜の涙』
風属性が『嵐勇の剣』
雷属性が『雷神の牙』
土属性が『地母の要』
「これらの魔法石はとても大きくて、特別な戦杖でないと使えないの。でも付けっぱなしだと置き場に困るから、普段は外して専用金庫に入れてるって、お父様が言っていたわ」
「杖ごと飾ってあるパターンもあるけどな」
「……え?」
「あ、いや、何でも……で、その続きは?」
「それらの魔法石の特別なのは、大きさやその魔力だけじゃないの」
「というと?」
「――五貴石の力を合わせると、とんでもない事が起こるのよ」
「どんな?」
「詳しくは知らないけどね、かつて、英国海軍が率いる連合艦隊を撃破したのはそれだったとか」
トウヤはゾクッとした。
恐らく、天変地異レベルの効果を発揮するのだろう。
「でも、五貴石だけでは効果がなくて、要となるモノに取り付ける必要があるの。それが……」
ヒカルコは、ミルクティーでふやけたビスケットを示す。
「天照の宝鏡――光属性の、五貴石の力を合わせるためだけに存在するもの。帝城で最も重要な宝物とされているわ」
トウヤはゴクリと唾を呑む。
「な、なんか、凄そうなのは伝わった」
「とは言っても、誰も実物を見た人はいないんだけどね」
と、ヒカルコはパクリとビスケットを口に入れる。
「……だけどね、その力に恐れをなしたのは、連合艦隊だけじゃなかった」
彼女は次のビスケットを手に取って、半分に割ると片方をミルクティーに浸した。
「ヒノモトの国内でも、イザナヒコ一人にそれだけの力を集中させておくのは危険だという風潮になったのね。そこでまず、僧侶たちが集まって、魔法の力を弱める呪いを掛けた魔法石を作って献上したの」
ヒカルコは、ビスケットの上にイチゴを乗せる。
「それが、文殊の白毫――天照の宝鏡と合わせて『双宝』とも呼ばれているわ」
寝静まったノノミヤ公爵邸を、トウヤはそっと抜け出した。
タマヨとヒカルコの母君に宣言した以上、怪盗稼業も怠ってはならないと、道具を取りに行くためだ。
天井裏を抜け、換気窓から顔を出す。光学迷彩マントをまとって庭木の隙間を抜けて、塀際の木から通りに飛び下りれば、抜け出すのは簡単だった。
あとは、尾行の確認……。
さすがに気付かれていないとは思いつつも、義眼のサーモグラフィーで周囲を確認しつつ、夜の街の屋根を走る。
そして、マンセー橋の下の、彼だけが知る出入口からそっと入り、暗視モードで廃駅舎に向かった。
……全く変わりのない我が家に安心しつつ、裸電球を灯す。
すると、マントの下からリュウがピョンと飛び出した。
「腹が減ったでアリマス」
「さっき金平糖を食べただろ」
「尾行がいないかずっと見てたでアリマス。サーモグラフィーは消費電力が激しいでアリマス」
「それで、どうだった?」
「いなかったでアリマス」
と、リュウはテーブルによじ登ってトウヤを見上げる。
苦笑しながら金平糖の瓶を転がしてやると、リュウは瓶の口に頭を突っ込んだ。
その間に、トウヤは荷物をまとめる。
ここにある道具のほとんどは、この世界に来てからトウヤが自分で作ったものだ。怪盗になると意を決してから、コツコツと材料を集め、リュウに知恵を借りながら道具を揃えた。
とはいえ、用なしになった通信端末から流用したチップなどはこの時代では手に入らないため、一度紛失したら最後。怪盗ジュークにとって、手足に等しい道具ばかりだ。
折り畳みドローンの動作を確認して風呂敷で包む。フロックコートを羽織り、特別製のポケットに細かい道具を納めていく。ついでに脳波ピアスを修理して工具もポケットに入れ、人のいた痕跡を消すために家具類を分解して、マンセイ橋の下の川に捨てる。
――そして、最後に残ったトランクを眺める。
古物屋で買った、頑丈さだけが売りの傷だらけのトランク。
この中には、これまでに盗んだ魔法石が入っている。雷神の牙だけではない。この世界に来てから手に入れた魔法石全てを収めてあるのだ……ヒカルコの予想通り。
そのまま取っ手に手を掛け、だがトウヤは違和感を覚えた。
その正体を、トウヤは目を細めて観察する――そして気付いた。
ダイヤル錠がずれている。
ダイヤルの桁は四桁。
万一の場合に備え、いつも決まった数字にしておくのだが、今はその末尾の桁が、ほんの数ミリ上にずれているのだ。
「…………」
慎重にダイヤル鍵を解錠する。
そして中を見た瞬間、彼の全身から血の気が引いた。
「――ない」
「何がないでアリマスか?」
「雷神の、牙」
漆黒の布を敷いた上に並べられた、色とりどり多数の魔法石の中央にだけ、拳一個分の隙間があるのだ。
「失くしたでアリマスか?」
「そんな訳ないだろ」
「なら……」
「――盗まれた」
そう答えたトウヤの声は震えていた。
「ここに、誰かが入ったんだ」
考えたくないが、そうとしか考えられない。
しかし、なぜ雷神の牙だけを……?
ここにある魔法石は、闇市場に出せば、どれも目玉の飛び出るような値が付くものばかり。トランクごと盗まれたのならまだ分かる。怪盗ジュークのアジトとして部屋を荒らされるのも理解できる。
だが、そんな痕跡を一切残さず、トランクの中の雷神の牙だけを盗んでいったのだ――まるで初めからそれだけを狙っていたかのように。
あれほど有名な魔法石は、逆に換金などできない。犯人の意図が彼には理解できなかった。
だが今は、呑気に考えている場合ではない。
身を伏せ、義眼を操作する。しかし、暗視モードにもサーモグラフィーにも何の反応もなかった。
「……畜生!」
悔しさのあまり歯ぎしりする。
誰にも使わせなくないから、盗んで隠しておいたのだ。それが再び世に出るとなると……!
「行くぞ、リュウ」
すると彼は、口いっぱいに金平糖を頬張ってからトップハットの中に飛び込んだ。
それを被り、風呂敷とトランクを手に取ると、トウヤは廃駅を飛び出した。
◇
翌朝。
朝食の席でトウヤは無言だった。
雷神の牙を盗んだ犯人像を考えていて、一睡もできなかったのだ。
……疑いたくはないが、この家の誰かである可能性の検証をしてみた。だが、探偵選考試験から彼は隠れ家へ一度も戻っておらず、その上、試験に参加したのも偶然でしかないから、隠れ家を知っている可能性は限りなく低い。
なら、テラダか?
彼は優秀な魔法使いだし、頭も切れる。
しかし、もし彼が犯人であるとすれば、性格的に、必ず何らかのアプローチをしてくるはずだ。
となると、雷神の牙を盗まれたタジミ公爵の手の者……だが、ノノミヤ家の人々やテラダ以上に、彼らがトウヤの正体を見抜いたり、あの隠れ家を発見したりする可能性は低く思える。
隣の駅の、風が吹き込む裂け目にたまたま入り込んだ人物か? いや、それなら雷神の牙だけを盗む理由がない。
ならば、一体誰が……。
思考は堂々巡りをして果てがない。
ぼんやりとパンをかじっていると、タマヨに呼ばれた。
「エンドー様」
「あ、はい」
「どうなさいましたか? 何度もお呼びしましたけど」
「すいません、ちょっと考え事を……」
「お体の具合がお悪いのでなければ結構です。本日、お嬢様がアフタヌーンティーをご一緒にと仰せですので、お忘れなく」
◇
今日のアフタヌーンティーはサンルームだった。
体幹トレーニングも含め、色々な用途で使われるようだ。
「タマヨに聞いたわ。何かお困りの事がおありなの?」
ヒカルコは小首を傾げる。
「あ……いや……そんな大した事じゃ」
紅茶に角砂糖をいくつか落として一気飲みする。すると、溶け残った砂糖がジャリッと口に入り、不快さに眉をひそめた。
そんなきっかけでも気分転換になるようで、トウヤはややスッキリした頭で考えた……ヒカルコなら、魔法石に詳しいだろう。
「ちょっと聞きたいんだけど、雷神の牙って、そんなに特別なものなの?」
……考えた割にどストレートである。やっぱり今日はダメかもしれない。
しかしヒカルコは疑う様子もなく答えた。
「雷神の牙が、っていうより、各属性の最強の魔法石が、とても特別なものなの」
彼女はミルクティーにビスケットを浸す。
「『五貴石』と呼ばれる、それぞれの属性の最強魔法石は……」
火属性が『火産の首』
水属性が『天竜の涙』
風属性が『嵐勇の剣』
雷属性が『雷神の牙』
土属性が『地母の要』
「これらの魔法石はとても大きくて、特別な戦杖でないと使えないの。でも付けっぱなしだと置き場に困るから、普段は外して専用金庫に入れてるって、お父様が言っていたわ」
「杖ごと飾ってあるパターンもあるけどな」
「……え?」
「あ、いや、何でも……で、その続きは?」
「それらの魔法石の特別なのは、大きさやその魔力だけじゃないの」
「というと?」
「――五貴石の力を合わせると、とんでもない事が起こるのよ」
「どんな?」
「詳しくは知らないけどね、かつて、英国海軍が率いる連合艦隊を撃破したのはそれだったとか」
トウヤはゾクッとした。
恐らく、天変地異レベルの効果を発揮するのだろう。
「でも、五貴石だけでは効果がなくて、要となるモノに取り付ける必要があるの。それが……」
ヒカルコは、ミルクティーでふやけたビスケットを示す。
「天照の宝鏡――光属性の、五貴石の力を合わせるためだけに存在するもの。帝城で最も重要な宝物とされているわ」
トウヤはゴクリと唾を呑む。
「な、なんか、凄そうなのは伝わった」
「とは言っても、誰も実物を見た人はいないんだけどね」
と、ヒカルコはパクリとビスケットを口に入れる。
「……だけどね、その力に恐れをなしたのは、連合艦隊だけじゃなかった」
彼女は次のビスケットを手に取って、半分に割ると片方をミルクティーに浸した。
「ヒノモトの国内でも、イザナヒコ一人にそれだけの力を集中させておくのは危険だという風潮になったのね。そこでまず、僧侶たちが集まって、魔法の力を弱める呪いを掛けた魔法石を作って献上したの」
ヒカルコは、ビスケットの上にイチゴを乗せる。
「それが、文殊の白毫――天照の宝鏡と合わせて『双宝』とも呼ばれているわ」
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
異世界に転生した社畜は調合師としてのんびりと生きていく。~ただの生産職だと思っていたら、結構ヤバい職でした~
夢宮
ファンタジー
台風が接近していて避難勧告が出されているにも関わらず出勤させられていた社畜──渡部与一《わたべよいち》。
雨で視界が悪いなか、信号無視をした車との接触事故で命を落としてしまう。
女神に即断即決で異世界転生を決められ、パパっと送り出されてしまうのだが、幸いなことに女神の気遣いによって職業とスキルを手に入れる──生産職の『調合師』という職業とそのスキルを。
異世界に転生してからふたりの少女に助けられ、港町へと向かい、物語は動き始める。
調合師としての立場を知り、それを利用しようとする者に悩まされながらも生きていく。
そんな与一ののんびりしたくてものんびりできない異世界生活が今、始まる。
※2話から登場人物の描写に入りますので、のんびりと読んでいただけたらなと思います。
※サブタイトル追加しました。
悪役令嬢、第四王子と結婚します!
水魔沙希
恋愛
私・フローディア・フランソワーズには前世の記憶があります。定番の乙女ゲームの悪役転生というものです。私に残された道はただ一つ。破滅フラグを立てない事!それには、手っ取り早く同じく悪役キャラになってしまう第四王子を何とかして、私の手中にして、シナリオブレイクします!
小説家になろう様にも、書き起こしております。
参上! 怪盗イタッチ
ピラフドリア
児童書・童話
参上! 怪盗イタッチ
イタチの怪盗イタッチが、あらゆるお宝を狙って大冒険!? 折り紙を使った怪盗テクニックで、どんなお宝も盗み出す!!
⭐︎詳細⭐︎
以下のサイトでも投稿してます。
・小説家になろう
・エブリスタ
・カクヨム
・ハーメルン
・pixiv
・ノベルアップ+
・アルファポリス
・note
・ノベリズム
・魔法ランド
・ノベルピア
・YouTube
【本編完結】婚約者には愛する人がいるのでツギハギ令嬢は身を引きます!
ユウ
恋愛
公爵令嬢のアドリアーナは血筋だけは国一番であるが平凡な令嬢だった。
魔力はなく、スキルは縫合という地味な物だった。
優しい父に優しい兄がいて幸せだった。
ただ一つの悩みごとは婚約者には愛する人がいることを知らされる。
世間では二人のロマンスが涙を誘い、アドリア―ナは悪役令嬢として噂を流されてしまう。
婚約者で幼馴染でもあるエイミールには友人以上の感情はないので潔く身を引く事を宣言するも激怒した第一皇女が王宮に召し上げ傍付きに命じるようになる。
公爵令嬢が侍女をするなど前代未聞と思いきや、アドリア―ナにとっては楽園だった。
幼い頃から皇女殿下の侍女になるのが夢だったからだ。
皇女殿下の紹介で素敵な友人を紹介され幸せな日々を送る最中、婚約者のエイミールが乗り込んで来るのだったが…。
神によって転移すると思ったら異世界人に召喚されたので好きに生きます。
SaToo
ファンタジー
仕事帰りの満員電車に揺られていたサト。気がつくと一面が真っ白な空間に。そこで神に異世界に行く話を聞く。異世界に行く準備をしている最中突然体が光だした。そしてサトは異世界へと召喚された。神ではなく、異世界人によって。しかも召喚されたのは2人。面食いの国王はとっととサトを城から追い出した。いや、自ら望んで出て行った。そうして神から授かったチート能力を存分に発揮し、異世界では自分の好きなように暮らしていく。
サトの一言「異世界のイケメン比率高っ。」
独身おじさんの異世界ライフ~結婚しません、フリーな独身こそ最高です~
さとう
ファンタジー
町の電気工事士であり、なんでも屋でもある織田玄徳は、仕事をそこそこやりつつ自由な暮らしをしていた。
結婚は人生の墓場……父親が嫁さんで苦労しているのを見て育ったため、結婚して子供を作り幸せな家庭を作るという『呪いの言葉』を嫌悪し、生涯独身、自分だけのために稼いだ金を使うと決め、独身生活を満喫。趣味の釣り、バイク、キャンプなどを楽しみつつ、人生を謳歌していた。
そんなある日。電気工事の仕事で感電死……まだまだやりたいことがあったのにと嘆くと、なんと異世界転生していた!!
これは、異世界で工務店の仕事をしながら、異世界で独身生活を満喫するおじさんの物語。
小さな大魔法使いの自分探しの旅 親に見捨てられたけど、無自覚チートで街の人を笑顔にします
藤なごみ
ファンタジー
※2024年10月下旬に、第2巻刊行予定です
2024年6月中旬に第一巻が発売されます
2024年6月16日出荷、19日販売となります
発売に伴い、題名を「小さな大魔法使いの自分探しの旅~親に見捨てられたけど、元気いっぱいに無自覚チートで街の人を笑顔にします~」→「小さな大魔法使いの自分探しの旅~親に見捨てられたけど、無自覚チートで街の人を笑顔にします~」
中世ヨーロッパに似ているようで少し違う世界。
数少ないですが魔法使いがが存在し、様々な魔導具も生産され、人々の生活を支えています。
また、未開発の土地も多く、数多くの冒険者が活動しています
この世界のとある地域では、シェルフィード王国とタターランド帝国という二つの国が争いを続けています
戦争を行る理由は様ながら長年戦争をしては停戦を繰り返していて、今は辛うじて平和な時が訪れています
そんな世界の田舎で、男の子は産まれました
男の子の両親は浪費家で、親の資産を一気に食いつぶしてしまい、あろうことかお金を得るために両親は行商人に幼い男の子を売ってしまいました
男の子は行商人に連れていかれながら街道を進んでいくが、ここで行商人一行が盗賊に襲われます
そして盗賊により行商人一行が殺害される中、男の子にも命の危険が迫ります
絶体絶命の中、男の子の中に眠っていた力が目覚めて……
この物語は、男の子が各地を旅しながら自分というものを探すものです
各地で出会う人との繋がりを通じて、男の子は少しずつ成長していきます
そして、自分の中にある魔法の力と向かいながら、色々な事を覚えていきます
カクヨム様と小説家になろう様にも投稿しております
転生幼女の攻略法〜最強チートの異世界日記〜
みおな
ファンタジー
私の名前は、瀬尾あかり。
37歳、日本人。性別、女。職業は一般事務員。容姿は10人並み。趣味は、物語を書くこと。
そう!私は、今流行りのラノベをスマホで書くことを趣味にしている、ごくごく普通のOLである。
今日も、いつも通りに仕事を終え、いつも通りに帰りにスーパーで惣菜を買って、いつも通りに1人で食事をする予定だった。
それなのに、どうして私は道路に倒れているんだろう?後ろからぶつかってきた男に刺されたと気付いたのは、もう意識がなくなる寸前だった。
そして、目覚めた時ー
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる