詩集

愛してる

いつまでもいつまでも笑って過ごす為に
僕は君を追いかける
どこまでもどこまでも走り続ける為に
僕は君に想いを馳せる

あの青空の果てから　
この海原の向こうまで
果てしない道のりも　
君がいるなら苦にならないさ

愛してると告げさせておくれ
秘密めいた園の先に咲いている
花を捕まえるから　君へ　
ときめかせておくれ　愛のために
水平線の端っこから
君の心臓の鼓動を打っている足音を
僕に聴かせておくれ

そうして僕と君はずっと結ばれる
頑なに秘められた想いを打ち明けあえば
もう怖いことはなにもない
二人の行く末を阻むものはどこにもない

愛してる愛してる君を
幾千万も　唄にのせて
奏でつづけよう　
聴かせておくれ
僕たちの愛に共鳴する音叉の音色を
響かせよう　空の彼方まで