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1章 奴隷の育成

他のみんなの能力

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「次は私です」
アリスと入れ替わりで続いてフーロが入ってくる。
「フーロは自分のスキル知ってるんじゃないのか?」
「知っていますが、前の飼い主達が私に間違ったことを教えてるかもしれません、間違ってることを教えてご主人様が傷つくのは嫌です。それに年齢的に次が私です。」
「なるほど、じゃあ行ってこい。」
それで出たステータスがこちら。

フーロ
レベル164
体力F 筋力F 防御力F 調整力B 知力A 魔力s  素早さE 運SSS
スキル 神々の賽子

「スキルの説明は私がしましょう。」神殿長がやってくる。
「頼む」
「このスキルはサイコロを召喚し、賽の目1つずつに能力を決めておき、サイコロを振り出た目の能力が発動する。というスキルです。ただ運の評価が最高ですからね。狙った目を出せたのでしょう。運の値が高いもの運に頼ろうとすると相対的に自分の運が下がるのは常識なのですがね。スキル自体に特にデメリットがないため、おそらく罰を受けたもの達は皆彼女の運に頼り運がなくなっただけなのかと思います。」
「そうか、フーロ君も戦闘向きだがどうする?」
「もちろんお伴します。」
「わかった。これから頑張っていこうな。」

次にミロが来た、
「私は種族固有のものも持っているらしいです。」
「おそらく月海神殿だろうな、重力操作をする奴だ、他にもう一つもらえるはずだから、楽しみにしておけ。」
種族固有のスキルと個人で授かるスキルが違うのを初めて知ったらしく、うきうきしながらミロは神殿長のところへ行った。

ミロ
レベル206
体力B 筋力B 防御力C 調整力A 知力B 魔力A 素早さB 運A
スキル 月海神殿  空間跳躍

「これはまた珍しいものですな。」神殿長も驚いている。
「ご主人様、転移魔法があるのに空間跳躍は役に立つのですか?」
「まず魔法は詠唱と創造が必要だ。スキルは魔力と数値だけで足りるこれだけ言えばわかるか?」そう魔法では現象がどうなるか、想像しなくてはならない。すなわち行きたい場所と創造する場所が違うと別の場所に転移する。
「!知らないところにも行けるって事ですか?後、転移とわかりずらいってことですね?」
「まぁ今はそれでいいよ。使っていればその2つの有用性がわかるだろうし。ちなみに月海神殿は海での月による潮の満ち引きをイメージしてつけられた。要は重力を操ることができる。」
「わかりました。頑張ります。」

次にレイナ、レイカがやってくる。
レイナ
レベル54
体力F 筋力F 防御力F 調整力A 知力C 魔力D 素早さE 運 B
スキル 時間停止

レイカ
レベル36
体力F 筋力F 防御力F 調整力A 知力E 魔力D 素早さF 運B
スキル フェロモン生成

「2人とも個性的なのがきたな」
「使えないんですか?」2人は俺の感想をそう受け取ったらしく、泣きそうな表情で見上げてくる。
「いや、そうじゃない時間停止もフェロモン生成も使いこなせばものすごい強力なスキルだ。これから使いこなせるように頑張ろうな。」
「ちなみにレイナさんの時間停止は1秒でクールタイムが15秒だそうです。」
「そうか、わかったな?その時間をよく覚えておけよ」
元気な返事をして戻っていく2人と入れ替わりでノンが入ってくる。

「これで最後ですな、では行きますぞ」

ノン
レベル38
体力F 筋力F 防御力F 調整力A 知力E 魔力D 素早さD
運A
スキル 獣化 破矢

「獣化は獣人達の種族固有のスキルだな、破矢って俺は初めて見たな」
「破矢は魔力の矢を飛ばす奴のようです。魔力の量で大きさがと飛ばす距離が決まり、威力は必ず貫くらしいです。」神殿長がとんでもない事を教えてくれた。
「それってものすごいスキルじゃないのか?」
「その通りです。必勝の槍が乱射できるようなものですよ。」
「ご主人様のお役に立てるなら、なんでもいいです!」話が理解できなかったのか、とりえず喜んでいるノン。
全員終わったので祭壇をでて応接間に戻ると、待っていた5人の雰囲気が少し変わっていることに気づいた。
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