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1章 奴隷の育成
奴隷達との出会い
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この世界は誰でも女神セレシアが14歳になると一人一人にスキルを渡される。それは1人しか持ってない珍しいものから、探せば同じものを持つ者がわんさか出て来たりとまちまちである。最もあたりだと言われているのは勇者のスキルだ。勇者のスキルを持つものには聖剣の召喚権と常人離れした身体能力が与えられる。俺はコウタ、別に勇者というわけではない。歳が30越えた冒険者だ。とある出来事で世界樹ユグドラシル様から加護をもらい、30越えた今でも衰えなく冒険者をしている。
今もAランクモンスター、ワイバーンを1人で倒し、解体してる真っ最中だ。あらかた解体を終えて不要な部分を地面に埋め終えると、俺の倍の大きさある白狼がやって来る。
「近くで盗賊のアジトを見つけたがどうする?」
「またか、あいつらほっとくと数増やして商人襲ってくるから、対処しに行こう。ハク案内してくれ。」 そう言って俺は白狼に跨る。
こいつは聖獣フェンリル、いわゆる従魔ってやつだ。
ハクに乗って、アジトに着く。基本盗賊は皆殺しだが、転移魔法が使えるので、降伏する奴は生かしておくことにする。
かなりの数いたがやはり盗賊はそこまで強いわけじゃないから、サクサク倒していく。
最深部の盗賊団のリーダーは衛兵に引き渡すとお金になるので、生かして捕まえた。おそらく商人から殺してぶんどったであろう、武器やポーション類がたくさんあった。探知スキルによるとまだ生きている奴がいるらしいのでそこへ向かう。そこは牢屋で奴隷の少女達が瀕死で横たわっていた。暴力やレイプされたうえ、ろくな食事や回復をされなかったのだろう。一応全員を回復して軽めの食事を与える、奴隷は所有者が殺されると所有権が殺した相手に移る。だから今彼女らは俺が所有権を持っていることになる。
「今君たちの所有権は俺にある、攫われてきて帰る場所があるなら、家に返すし、帰る場所がないなら奴隷商人に保護してもらえるようにしてやるがどうしたい?」
「私達、商人の元へ戻ったらどうなるんですか?」
「おそらく娼館行きじゃないか?流石に可愛くても、無法者にレイプされた女なんか貴族は買わないだろ。」
「あの私たち処女だからって、レイプはされなかったんです。」
「ならますます、商人の所に送れねえじゃねえか、帰る家はあるのか?」
処女なら貴族達にこぞって買われて、奴らの性癖を押し付けられるそうだ。ふつうに娼館とかよりきついと聞く。
「みんな家族に売られたのです。その頃はまだどこからどう見ても未成年だったので、性奴隷になんてされなかったのです。」
未成年のうちに契約してしまえば、メイドや侍女としての契約なので主人の性処理は断ることができる。だいたい性奴隷になるのは犯罪奴隷か、攫われた非合法な奴隷だ。話している限り性格が悪そうな子はいない。本当に生活が厳しくて親達が売ったのだろう。なんで性格がわかるかって、この世界では人の性格が魔力に出る。魔力は性格が悪いと元々持つ属性に加えて黒ずんで来る。
というわけでこの奴隷達をどうするかなんだけど、
「君らがしっかり働くなら、俺が契約してもいいが、どうする?」
「あのそれはご主人をご奉仕するって事ですか?」
「いや、しっかり他の仕事をしてくれるなら、無理矢理したりはしない。ただどうしようもない役立たずで、それでも保護して欲しいなら、貴族の性奴隷並みの待遇にすることもやぶさかでもないけど、基本的に失敗とかしても頑張っていればそんなことはしない。」そういうとホッとしたように息を吐き
「ご主人様、これから一生懸命によろしくお願いします。」
「「お願いします。」」と五人は元気よく挨拶してくれた。
1人は白髪の兎耳の獣人、他には1番年上そうな黒髪の少女、2人赤髪の少女、似てるから姉妹だな。あとは1番幼い見た目の茶髪の猫耳の獣人だ。
「じゃあ、とりあえず盗賊のリーダーと降伏した奴を引き渡すから街に行くよ?」
「「「「「はい!」」」」
「そういや服はないか、」
「そこに一応あるのですが」指をさした先には白い液に汚れた服や下着があった。
「私達から1日1枚ずつ服を剥ぎ取って、それをおちんちんに擦り付けてるの見せられました、あの自信満々に見せつけて来るわりにはあまり大きくなくて、臭いの近づけられてすごく不快でした。」なんか、ここの盗賊どんまい。
「まぁ事情はわかったから、これを羽織るといい。」とりあえず全員に外套を羽織らせる。
「あの、こんないいもの、着てもよろしいのですか?」
そう、これば上質なんてレベルじゃない、神樹の葉を食べた蚕から取る絹の糸で織られていて、神樹の加護がありとても丈夫で、着たものが神樹に気に入られればさらに状態異常効果無効までつく奴だ。貴族達も財産叩いて買ってたりする。
「まぁこれは俺が材料用意して作ったものだ気にするな。」
「「「え?」」」言っていることのすごさがわかったのは一部でちょっと他より幼い2人にはよくわからないらしい。
驚くのも無理はない、神樹の葉を蚕の餌としてまかなう量用意するには、神樹を所有してなくては無理だ。だが俺はユグドラシル様の加護により植物魔法が使える。植物魔法といっても、ただ好きな形で神樹を生やせるだけなんだけどね。これがあるから蚕の餌にしても問題はない。でもやはり奴隷という身分で着るのをためらっているのか、着ていない年上3人はまだ着ていない。
「早く外套羽織らないと、今着てる布ごと没収して、裸で街歩かせるよ?」流石にそれは嫌らしく、申し訳なさそうに着た。
「よし、裸で行きたい奴はいないな、じゃあ飛ぶぞ」俺は転移魔法を発動して、近くの町まで飛んだ。
今もAランクモンスター、ワイバーンを1人で倒し、解体してる真っ最中だ。あらかた解体を終えて不要な部分を地面に埋め終えると、俺の倍の大きさある白狼がやって来る。
「近くで盗賊のアジトを見つけたがどうする?」
「またか、あいつらほっとくと数増やして商人襲ってくるから、対処しに行こう。ハク案内してくれ。」 そう言って俺は白狼に跨る。
こいつは聖獣フェンリル、いわゆる従魔ってやつだ。
ハクに乗って、アジトに着く。基本盗賊は皆殺しだが、転移魔法が使えるので、降伏する奴は生かしておくことにする。
かなりの数いたがやはり盗賊はそこまで強いわけじゃないから、サクサク倒していく。
最深部の盗賊団のリーダーは衛兵に引き渡すとお金になるので、生かして捕まえた。おそらく商人から殺してぶんどったであろう、武器やポーション類がたくさんあった。探知スキルによるとまだ生きている奴がいるらしいのでそこへ向かう。そこは牢屋で奴隷の少女達が瀕死で横たわっていた。暴力やレイプされたうえ、ろくな食事や回復をされなかったのだろう。一応全員を回復して軽めの食事を与える、奴隷は所有者が殺されると所有権が殺した相手に移る。だから今彼女らは俺が所有権を持っていることになる。
「今君たちの所有権は俺にある、攫われてきて帰る場所があるなら、家に返すし、帰る場所がないなら奴隷商人に保護してもらえるようにしてやるがどうしたい?」
「私達、商人の元へ戻ったらどうなるんですか?」
「おそらく娼館行きじゃないか?流石に可愛くても、無法者にレイプされた女なんか貴族は買わないだろ。」
「あの私たち処女だからって、レイプはされなかったんです。」
「ならますます、商人の所に送れねえじゃねえか、帰る家はあるのか?」
処女なら貴族達にこぞって買われて、奴らの性癖を押し付けられるそうだ。ふつうに娼館とかよりきついと聞く。
「みんな家族に売られたのです。その頃はまだどこからどう見ても未成年だったので、性奴隷になんてされなかったのです。」
未成年のうちに契約してしまえば、メイドや侍女としての契約なので主人の性処理は断ることができる。だいたい性奴隷になるのは犯罪奴隷か、攫われた非合法な奴隷だ。話している限り性格が悪そうな子はいない。本当に生活が厳しくて親達が売ったのだろう。なんで性格がわかるかって、この世界では人の性格が魔力に出る。魔力は性格が悪いと元々持つ属性に加えて黒ずんで来る。
というわけでこの奴隷達をどうするかなんだけど、
「君らがしっかり働くなら、俺が契約してもいいが、どうする?」
「あのそれはご主人をご奉仕するって事ですか?」
「いや、しっかり他の仕事をしてくれるなら、無理矢理したりはしない。ただどうしようもない役立たずで、それでも保護して欲しいなら、貴族の性奴隷並みの待遇にすることもやぶさかでもないけど、基本的に失敗とかしても頑張っていればそんなことはしない。」そういうとホッとしたように息を吐き
「ご主人様、これから一生懸命によろしくお願いします。」
「「お願いします。」」と五人は元気よく挨拶してくれた。
1人は白髪の兎耳の獣人、他には1番年上そうな黒髪の少女、2人赤髪の少女、似てるから姉妹だな。あとは1番幼い見た目の茶髪の猫耳の獣人だ。
「じゃあ、とりあえず盗賊のリーダーと降伏した奴を引き渡すから街に行くよ?」
「「「「「はい!」」」」
「そういや服はないか、」
「そこに一応あるのですが」指をさした先には白い液に汚れた服や下着があった。
「私達から1日1枚ずつ服を剥ぎ取って、それをおちんちんに擦り付けてるの見せられました、あの自信満々に見せつけて来るわりにはあまり大きくなくて、臭いの近づけられてすごく不快でした。」なんか、ここの盗賊どんまい。
「まぁ事情はわかったから、これを羽織るといい。」とりあえず全員に外套を羽織らせる。
「あの、こんないいもの、着てもよろしいのですか?」
そう、これば上質なんてレベルじゃない、神樹の葉を食べた蚕から取る絹の糸で織られていて、神樹の加護がありとても丈夫で、着たものが神樹に気に入られればさらに状態異常効果無効までつく奴だ。貴族達も財産叩いて買ってたりする。
「まぁこれは俺が材料用意して作ったものだ気にするな。」
「「「え?」」」言っていることのすごさがわかったのは一部でちょっと他より幼い2人にはよくわからないらしい。
驚くのも無理はない、神樹の葉を蚕の餌としてまかなう量用意するには、神樹を所有してなくては無理だ。だが俺はユグドラシル様の加護により植物魔法が使える。植物魔法といっても、ただ好きな形で神樹を生やせるだけなんだけどね。これがあるから蚕の餌にしても問題はない。でもやはり奴隷という身分で着るのをためらっているのか、着ていない年上3人はまだ着ていない。
「早く外套羽織らないと、今着てる布ごと没収して、裸で街歩かせるよ?」流石にそれは嫌らしく、申し訳なさそうに着た。
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