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学内実戦実習編
初実戦を終えて
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「わっちとぬしにかかればこんなものじゃの。」
「初めてにしてはだいぶできてたよな、合わせてくれてありがとな」俺はコンの頭を撫でる。
「これ、わっちと身長変わらんのに頭を撫でて子供扱いするな!」そうだコンも俺も身長が170と変わらない。
悲しみに打ちひしがれていると、4人が戻ってくる。
「いや~、強いですねぇ。」
「強いのはコンだけだぞ、俺はお前らとそんなに変わらん」そうなのだ、近接格闘のタイマンとかになると彼女達は俺と互角で戦う。むしろ杖術とか、近距離での弓戦闘を意識した短弓だったりするので、基本ククリナイフの俺は不利だ。ギリギリ同じ畑の投げナイフの子にならなんとかなるかな。
「あと少しでコンちゃんが抑えられそうな時に使われた地殻変動あれより私の方が早く行けそうで勝ったって思ったら、そこに八雲さんがステルスアタックしてきて、仲間のピンチを拾っていくのがチーム戦での隠形の基本なのに最後の最後で存在を忘れてしまいました。それにまだ尾の数増えそうですし。」チームリーダーらしき封印結界を放った彼女はコンの尾をチラッと見る。
今コンの尾はさっき出した4本、確かに9本まで増える。そして妖狐の尾は妖気の貯蔵庫として、仙狐はさらに自然界から妖気を取り込むためのものとして働くから、出す尾の数が多いいほど強力になる。
「コンちゃん、、、まぁ確かに戦闘らしきものはしてないからのぉ、初めの火柱で決まったと言っても過言ではないし」
コンちゃんって呼ばれてコンが少し喜んでいる。まぁ仙狐なんて恐れ多くて今まで腫れ物の様に扱われてきただけに嬉しくて当たり前か。
「私達にあの火柱を止めるだけの結界を出せればまだ勝負になったのでしょうけど、あれを防ぐ自信はなかったので。」
「じゃが結果的にその選択で勝負が決まってしまった。一人一人は無理でも4人で止められる程度にはならないといかんな」
そう言ってコンは4人に結界術を多重に施すコツとかを教えている。その辺は多彩な術を極めし仙狐からしたら、朝飯前だろう。
俺が一息ついていると恵子さんが水筒とタオルを差し出してくる。
「坊っちゃまの戦い方は他の式神使いと比べると異彩を放つものになりますね。」要はもっと式神使いらしく、式神を操れと言いたいらしい。
「式神使いは神憑きの状態で初めて式神使いの力を行使できるだろ、だから憑いてないときは自由でいいと思う。それに俺はコンに見合うだけの陰陽師になると約束したんだ、それは優秀な式使いという意味ではない。」
それを聞いて恵子さんは少し微妙な表情になる。
「それでは坊っちゃまにはもっと色々な事を覚えてもらわねばなりませんね。今から一戦致しましょうか。あぁ心配には及びません近接格闘のみで行うので」
そう言って開けた場所に恵子さんが歩き出す。
そこにさっきの女子達がこっちに駆け寄ってくる。
「お昼食べますよね?」
確かに昼時だ。誘ってくれたなら、ありがたく頂くのが筋だろう。
「では、坊っちゃま、お昼を終えてからに致しましょう。
「わかった、それじゃ頂くよ。」
「やった、コンちゃんとメイドさんも一緒にどうぞ!」
ということで、お昼ご飯をみんなで食べた。なぜかいなり寿司が山ほど置いてあったが、美味しかったし、コンがほとんど食べたので問題なかったけど。
「初めてにしてはだいぶできてたよな、合わせてくれてありがとな」俺はコンの頭を撫でる。
「これ、わっちと身長変わらんのに頭を撫でて子供扱いするな!」そうだコンも俺も身長が170と変わらない。
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「いや~、強いですねぇ。」
「強いのはコンだけだぞ、俺はお前らとそんなに変わらん」そうなのだ、近接格闘のタイマンとかになると彼女達は俺と互角で戦う。むしろ杖術とか、近距離での弓戦闘を意識した短弓だったりするので、基本ククリナイフの俺は不利だ。ギリギリ同じ畑の投げナイフの子にならなんとかなるかな。
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今コンの尾はさっき出した4本、確かに9本まで増える。そして妖狐の尾は妖気の貯蔵庫として、仙狐はさらに自然界から妖気を取り込むためのものとして働くから、出す尾の数が多いいほど強力になる。
「コンちゃん、、、まぁ確かに戦闘らしきものはしてないからのぉ、初めの火柱で決まったと言っても過言ではないし」
コンちゃんって呼ばれてコンが少し喜んでいる。まぁ仙狐なんて恐れ多くて今まで腫れ物の様に扱われてきただけに嬉しくて当たり前か。
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「じゃが結果的にその選択で勝負が決まってしまった。一人一人は無理でも4人で止められる程度にはならないといかんな」
そう言ってコンは4人に結界術を多重に施すコツとかを教えている。その辺は多彩な術を極めし仙狐からしたら、朝飯前だろう。
俺が一息ついていると恵子さんが水筒とタオルを差し出してくる。
「坊っちゃまの戦い方は他の式神使いと比べると異彩を放つものになりますね。」要はもっと式神使いらしく、式神を操れと言いたいらしい。
「式神使いは神憑きの状態で初めて式神使いの力を行使できるだろ、だから憑いてないときは自由でいいと思う。それに俺はコンに見合うだけの陰陽師になると約束したんだ、それは優秀な式使いという意味ではない。」
それを聞いて恵子さんは少し微妙な表情になる。
「それでは坊っちゃまにはもっと色々な事を覚えてもらわねばなりませんね。今から一戦致しましょうか。あぁ心配には及びません近接格闘のみで行うので」
そう言って開けた場所に恵子さんが歩き出す。
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「お昼食べますよね?」
確かに昼時だ。誘ってくれたなら、ありがたく頂くのが筋だろう。
「では、坊っちゃま、お昼を終えてからに致しましょう。
「わかった、それじゃ頂くよ。」
「やった、コンちゃんとメイドさんも一緒にどうぞ!」
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