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EXTRA FILM 3rd ※三章の幕間
邪神ノ孕巫女に選ばれた淑女/ラウの純潔喪失と母胎とされた記憶 ★★★
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これは、サンダルフォンに捕らえられていたラウに告げられた。
本人の記憶から消されていた凄惨な過去。
父の邪神復活計画に利用され、純潔を散らした忌まわしき記憶の物語。
なお、本内容は通常の性描写とは別に異種交配も含まれておりますので、苦手な方は本編を読む分には影響はありません。そのため、拝読控えることを推奨致します。
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怪異使いとなる試験。窒素ガスの煙が立ち込める実験室に、全裸の女性が入室する。中央のテーブルに置かれている、ピストル式の注射器の前に立ち手に取る。
『では、フロス家のお嬢様。亡き父に代わって、怪異と人造怪異の撲滅を達成すること。ご健闘をお祈りいたします』
スピーカーから研究員の声が聞こえるなか、女性は注射器を自らの腕に刺した。背筋すら、女のものとは思えないほど屈強に鍛え抜かれた身体に、プロトハイブリッド因子と呼ばれる怪異を限定的に絞り込んで身体に宿すことの出来る、新世代怪異使い製造方法。
その実験体に自らを差し出した。彼女の名はラウ・フロス。人造怪異使いという、表向きは人間を怪異使いとしない方法を謳いながら、実態は怪異被害で身寄りも名前も失くした人間を人体実験に使うという非人道的な計画。その責任者、トビ・フロスの娘。
実験は成功。ラウは怪異因子による副作用が起きることなく、【雹隠れの淑女】を我がものにした。
『素晴らしい!悪魔型の怪異と融合を果たせるだなんて……。過去の事例では、副作用で怪異化してしまったケースしか報告にはありません』
「これで……、父の行なった罪の清算を……わたしが…………」
拳を握りしめ、腕の中で生命を静かに閉じた父の顔を思い出す。涙を浮かべ、すまないことをしたと必死に詫びる声。研究で生み出してしまった悪魔、そのすべてを倒してあの悲劇の爪痕を残さないで欲しいと。
そう願って消えた父のことを信じ、ラウは反対されていた怪異使いとなる道を選んだ。これは、その決断の瞬間であった。
□■□■□■□■□
「ラウさん」
「────。」
「ラウさんッ!!」
「────ッ!?ごめんなさい、ルサン。わたしと来たら、また……」
「いいんだ。ラウさんには許婚がいる訳だし、僕はラウさんのサポートくらいしか出来ないから」
カフェのテント席でカップに手を付けるラウ。
まだ彼女は、噂観測課ではなかった。怪異使いが噂観測課に統一されるのは、時間の問題である。そのなかでも、フリーランスの傭兵或いは探偵ともいうべき仕事で、怪異と日夜対峙していた。その方が、人造怪異使いを探して倒すのには都合がよかったからだ。
ルサンは、そんなラウの仕事仲間の一人だ。フロス家は財産もそれなりにあり、貴族院の名残りのある家柄であった。両親亡き今でも、関係を深めたいと寄ってくる貴族崩れがいるほどだ。
それらを回避するために、わざわざ許婚がいることを盾にしているラウ。そう、ラウにとって今は家の跡継ぎよりも家族の罪が、世界に害を成すことを一刻でも早く止めることであった。
「焦っていても何も生まないわよ、ラウ」
「ミリーゼ。分かっているわ。でも……」
「今回の依頼、ようやく掴んだ人造怪異の尻尾……だから見過ごせない?居ても立っても居られない?ふふっ、貴女らしいわラウ」
ミリーゼ。彼女はトビ・フロスの助手をしていた。ラウが怪異使いとなった後も、面倒を見てくれた人でもあり今や相棒でもある。それ故に、ラウは彼女の忠告には逆らえない。
これまで死線をくぐり抜けてきたことで、お互いのことをよく知っているからである。今回引き受けた依頼も、ミリーゼが情報を集めてくれたおかげでやっと、人造怪異と関わりのある人物との接触に成功するところまで迫ってきた。
ラウは深呼吸して精神を落ち着かせようとしたその時、スマホが着信の画面に切り替わる。ミリーゼはその画面を覗き込むと、クスクスと小さく笑ってルサンを捕まえて席を立った。
「はい、ラウです」
『あっ繋がった。ラウ、元気かい?』
「あ……、あの……シギル。今……お仕事中でして……その……」
『うん、分かっている。ボクには内緒なのだろう?仕事の内容は、機密漏洩させる訳にはいかないって前に言っていた。それに、許婚が居るって……ボクに言ってくれたのに、諦めきれなくて……ごめん』
「あっいやいやっ!わ、わたしの方こそ……こないだはせっ、せっかくデートに誘って貰えたのに……行くことが出来ず、申し訳ございません……でした……」
ぎこちないやり取りをする二人。
だが、決してラウはシギルを嫌っている訳ではなかった。シギルとは、ある依頼で怪異討伐へ赴いた際に色々と協力してもらうことがあった。その日を境に個人的に連絡を取り合うようになり、シギルはラウへ好意を持つようになった。
同じくラウもまた、シギルを男として興味を持っていた。しかし、ラウには一つ困ることがあった。それは、彼女がこれまで男性との接し方を知らずに育ったことであった。
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生まれてから邸での生活。その生活にはメイドか女執事しか、使用人としていない。唯一の男性は、たまに帰ってくる父だけであった。その後、学校は女子校。それも貴族校で、全員が男性を知らない世界で育った。
そのため、許婚を設けても財産目的でやって来る男性のアプローチも、受け答え方が分からずに戸惑っている日々が続いた。
そして、スポーツ万能に育ったラウは筋トレや護身術を欠かさず行い、自分の身は自分で守れる女へと成長した時には、近寄って来る財産目的の男どもを拳でいなせる程になっていた。
そんなラウも、シギルを知るに連れて胸の中に違和感を覚えていた。その正体を知ったのは、ディナーデートへ向かった時であった。ほどよく酔いが回っていたラウをシギルは、ホテルへ連れて行った。
ベッドに寝かせたラウを見て、そのまま部屋を立ち去るつもりだった。しかし、シギルは寝苦しそうにして服を脱ごうとしている姿を見た。シギルもまた、女性経験はない訳ではないが少ない男だった。
シギルは付き合ってもいないラウの服を脱がすことを一瞬、躊躇するも寝苦しくしている彼女を放っておけないと脱衣を試みた。
「はっ…………!?」
「んんっ、んん…………っ」
いつも男性を思わせる格好をしていたラウ。そんなラウのブレザーを取り、ボタンを解いた瞬間に重力を得て膨れる胸。
なんとラウは、サラシを巻くようにチューブトップブラで胸を押さえつけていたのだ。日頃から、怪異や危険犯罪に手を染めている人間を相手に体術を使うため、女性の象徴ともいえる乳房は邪魔になるとラウは感じていた。
普段は凛とした女性の持つ魔性の女らしさ。今、シギルの目の前にはその魔性を宿した果実があった。もっと、ラフな格好へとするために服を脱がせていく。それだけでなく、ズボンも剥がして下着姿になったまま眠りについているラウ。
初めて見る、自分の惚れた女の半裸。エロティックな吐息を寝息して、無防備な寝姿を晒している。それに似合わず、鍛え抜かれ筋肉が細身ながらも肉厚に備わった身体。
ストイックさとエロティックさを兼ね備えた、ラウの身体に夢中になるシギル。気が付けば、自分もズボンを脱ぎ高まっている息使いになっている。
普段の男らしさすら感じさせる肉体美からは想像し得ない、官能的な肉体美と女性らしさを際立たせる下着のチョイス。それは、男を知らないラウなりの勝負下着であることが伺えるパンツを着けていた。
抑えられなくなったシギルは、ラウの唇を奪った。口を塞がれたことで、ゆっくり目を開けるラウ。そのままシギルとの口付けを続ける。まるで、夢でも見ているかのように愛撫がはじまり、あっという間に挿入の時を迎えようとしていた。
「────はっ!?やめてっ!!」
ファーストキスから女にされる直前で、ラウは意識を覚醒させてシギルを突き飛ばした。
異常なまでに筋肉をつけているラウのそれは、シギルが軽い怪我を負うには充分過ぎた。壁に頭を打ち付け、手の甲を怪我してしまったシギル。それでもラウは、そんなシギルのことは心配もせずに服を手繰り寄せてベッドから起き上がり、部屋を後にした。
以来、ラウは後悔していた。
シギルを突き放してしまったこと。それでも謝ってくれたシギルに対し、許婚がいることを告げてしまった。関係は良好なのかと聞かれたことに対して、そうだと嘘を勢いで付いてしまった。
しかし、だからこそなのだろう。シギルと話す時、ぎこちなくなってしまうのは────。
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後ろめたさと嫌われたくないという思いから、上手く話を切り出せないでいるラウ。すると、シギルの方から言葉を発した。
『あまり執拗い男は、嫌われるよね?』
「い、いいえ。シギル、今度……」
『いいんだ。ボクもキミのことは考えないようにするよ。近々、仕事で大事なプレゼンがあるから───。それじゃ』
「あ…………っ」
半ば一方的に通話を切られてしまい、気分を落ち込ませるラウ。そこへ、わざとらしく今戻ってきた雰囲気を演じて戻ってくるミリーゼとルサン。
次いでに、作戦行動開始のための経路を用意したルサンがスマホへデータを送信した。ラウは気を引き締めて、ルサンのデータをもとに作戦を開始した。
ルサンの導き出した経路は、警備が少なくターゲットへの接触まであっという間であった。しかし、ルサンとの通信が途切れたことでラウは現場判断での行動を余儀なくされた。
摂取するはずだったターゲットが倒れていた。首元に指を当て、息を確認するも既に脈はなく死んでいた。人造怪異使いである可能性を疑われていたのに、こんなにあっさり倒されることが有り得るのだろうか。
ラウがその疑問を抱いた時、背後から気配を感じ咄嗟に構えながらを踵を返す。いつでも拳を突き出せる体勢で、見つめた先に居たのはミリーゼだった。
「ミリーゼ、貴女でしたか。そういえば、通信妨害の類いが働いているかもしれない。ルサンとも、さっきから連絡がつかない。ターゲットも既に沈黙していた。これは罠かもしれないわ」
「ええ、知っているわ。それにこれは罠よ。と言っても────」
「────ッ!?」
戦闘に入れる警戒体勢を解いたラウ。
相棒の姿を確認して警戒を解き、状況の説明をして背を向けたその一瞬。ミリーゼの言動に再び警戒するが、振り返ったラウのみぞおちに冷たい一撃が重くのしかかっていた。
服越しでも、対象を気絶させることの出来るスタンガンを押し当てられたラウは、全身に電気ショックが加わり意識を失う。薄れゆく意識のなか、「ワタシではなく、アナタに対する罠よ」と、相棒の声で聞かされた。
□■□■□■□■□
冷たいコンクリートに囲まれた空間。床に滴るピチャリッピチャリッという水音で、目を覚ましたラウ。
手足の感覚が徐々に伝わってくる。両手は頭の上に吊るされる形で縛り上げられ、両足はガニ股開きの手前になるところで拘束されていた。肌に当たる冷たい、陽の光を一切浴びていない空間の室温が襲う。
それによって、ラウは自分の格好を理解する。胸にかかる重力の枷。その隠れ美乳を持って、男の視線を釘付けにする魔性の果実が露となっている。それどころか、隠すことなくすべてを晒されている。すなわち、全裸の状態である。
「あら、お目覚めねラウ」
「ミリーゼ!?これはどういうことなの?まさか、貴女が裏切ったとでもいいの?」
「それは少し違うわね。トビさんの計画は次に進もうとしているのよ」
ミリーゼの口から、父親の名前が出て驚いたラウ。そして、自分を気絶させてこのような状態にしているにも関わらず、裏切りとは少し違うという言葉に混乱する。
突然、ミリーゼは指を鳴らす。すると、ラウの正面に広がる暗闇のなかで何かが這いずるように動き回っている音が反響する。
「邪神って知っているかしら?」
「ええ。父上が来るべき時に、わたし達人類が立ち向かうクトゥルフ神話の怪異。それに備え、父上は人造怪異使いを製造することを思い付いた。でも、それは非人道的な人体実験による早急な対策を立ち上げる研究となった」
ラウは闇に蠢いている得体の知れないものに、恐怖を覚えつつもフロス家の犯した過ちを口にした。
しかしミリーゼはそれに対し、「ほんと、何も知らないのね」と嘲笑うように言った。そして、ラウに近付き首に注射針を刺した。チクッとする感覚と同時に、血管を伝って脳に上がってくる感覚があった。
ミリーゼがラウに打ち込んだものは、怪異使いであっても記憶を封印することの出来る薬であった。
それは同時に、これからラウの身に起こる出来事が凄惨なものであることを物語っていた。駄目押しといわんばかりに、さらに三本も針を打ち込まれ薬液が入り切ったところで、針がすべて抜かれた。
「1つ聞かせてちょうだい。シギルとは、初夜を過ごしたのかしら?」
「っ?それを答える必要が?」
「困るのよねぇ。アナタが処女で居てくれないと」
相棒の口から、聞くことなどないと思っていた言葉が飛んできた。
その後も、ミリーゼが別の目的でラウと接触し、この時をどれほど待ちわびていたかについて語り出した。
トビ・フロスの助手をしていたミリーゼ。研究の失敗続きで、被験体の死体を見る日々に疲弊していたトビにとってミリーゼは癒しの存在であった。そう、肉体関係を持っていたのだ。
しかし、ミリーゼはその関係をよく思っていなかった。原因はラウであった。トビはいつも、ラウが悪魔怪異を宿すことが確定していること。このままいけば邪神復活に必要な約束の数になってしまうと。
ただ、約束の数に選ばれるのは名誉あることであるともトビは説いていた。だから、ミリーゼは自分にプロトハイブリッド因子を打ち込み、悪魔怪異を宿すことに成功した。だが、ミリーゼが宿した怪異は約束の数に含まれるものではなかった。
悪魔怪異であっても、上級階級の悪魔でなければいけない。ミリーゼが宿したのは中級階級の悪魔怪異だった。
はじめて思い知らされた。これまで、研究員となるまでもなってからもミリーゼに振り向かせられない男はいない。そう自信にすら、感じていた女であることの悦び。その魔性の女と言わしめた魅力を持ってしても、男からの注目を浴びなくなったミリーゼ。
その原因もまた、研究所に時折顔を出していたラウであった。未成年であったラウに、研究員達はみな興味津々。研究所長であるトビの娘だからというのが、一時的にそうしているだけ。
少なくとも、ミリーゼはそう思っていた。だが、トビが死亡し怪異使いとなったラウを見て、ミリーゼも認めるしかなかった。本人は見て見ぬふりではなく、本当に気が付いていない。とてつもない魔性の持ち主であることを。
「ほんっと、いいカラダしてるわよね……?鍛えてより際立った曲線美。その気になれば、一気に昇天させられるくらいには文句のつけようがない引き締まり」
「ミリーゼ。貴女はわたしに何をするつもりなのです?」
「そうね。まずは、トビさんに託されていた依頼を達成させてもらうわ」
ミリーゼが再び指を鳴らすと、闇の中から蠢いていたものが姿を現す。
そのおぞましくも、狂気的でグロテスクな蛸の足のような化け物。【魔女とサバト棲みつく闇舌】。邪神の化身怪異が、ラウの目の前に現れた。
「ひっ……」
「あら、アナタでもそんな顔するのね。健全な肉体に強靭な精神を持ったアナタには、邪神ノ孕巫女となる素質があるのよ。そして、この子がアナタの初めての相手になるのよ」
絶望と発狂を齎す瘴気が漂う。
ミリーゼが蛸足触手が畝ねる中心へ向かっていく。そこには、小さな男の子が立っていた。ラウは直感する。この【魔女とサバト棲みつく闇舌】は、元人間がある怪異。その元人間が、物心すらついていないであろう少年であると。
朧気な目でミリーゼに手を引かれ、椅子に腰かけるミリーゼの膝に乗る少年の名はラトニャ。ラトニャは朦朧とする意識のまま、ラウの方を見るように顎を持ち上げられる。
一方で、ラウのカラダには蛸足がヌメリを全身に塗りたくるように這いずり始めていた。
脚先から、螺旋を描いて脹ら脛、膝、太腿を締めつける。いやらしく下腹部にまきつき、薄っすらと浮かび上がる腹筋、綺麗に整った腹直筋、胸筋とバランスの取れた脂肪が織り成す奇跡の果実。その隅々まで、嬲り愛でる。
「うっ……く、……ぅ……」
不快でしかないはずの異形なものによる愛撫。
それなのに、感じているカラダはラウの意思に反して、発情させられて高温に熱した金属から出る湯気のような吐息が漏れる。幾つもの吸盤が皮膚を吸い上げ、ラウのカラダを性感帯へと変換する分泌液を塗りつける。
張りと弾力溢れる魅惑の果実。いや、邪神すらも性的興奮を抑えられない魔性の果実。一般の人よりも少し大きいものの決して、世に言う爆乳や巨乳が繰り出す魔性のソレとは違う。もっと野性的で神秘的な肉体美。
顔の頬、目元、額にも、満遍なく粘液を擦りつける蛸足。鼻を刺す得も言われない刺激臭に、吐き気を覚え口を開けるラウ。その隙を蛸足は逃がさない。粘液を全身に染み込ませるには、体内にも入れる必要がある。蛸足は先端触手を突き入れる。
空かさず、ラウの食道に進入して粘液を触手から放出する。目を見開くと同時に脳天に電気ショックが走る。同時に激痛が下から上へ駆け巡る。しかし、それは一瞬の出来事でミリーゼの声が、何が起きたのかを物語った。
「おめでとう、ラウ!ケツ処女膜貫通。それが、アナタの初アクメする性行為よ♡」
「あッ///はぁ……ハァ……ハァ……」
「あら、ラトニャ。アナタのココも……♡」
口と菊門の両方を犯され、無数の蛸足の嬲り愛撫に悶え感じているラウを見て、ラトニャのイチモツが初めて勃起していた。
先っぽからは、溢れんばかりのカウパーが垂れ下がっている。陰茎そのものが生命を得たかのように脈打って、その凶悪さを天に向けて肥大化していた。戸惑っているラトニャに、扱き方と慰め方を手解きするミリーゼ。
加速する愛撫。窒息しかけて目を白黒させるラウの息使いが、狂気的な空間にコーラスを奏でる。ラトニャは人間としての自我がある様子はなく、いうなれば依り代とした人間の体に邪神が侵入した状態。
人間に転身した【魔女とサバト棲みつく闇舌】、そのものと言った方が人間には馴染みがあるだろう。ラトニャはミリーゼの扱き上げに声を上げ、初めての精通を達してしまう。同時に、ラウの体を乱暴に畝ねり犯す蛸足達も、一斉にラウの胃腸や内臓機能を粘液漬けにして無理矢理ラウをイかせた。
入りきれず、口と菊門から決壊したダムのような粘液放出。白く粘ついた、男性の精液を連想させる冷たい粘液。そこへ、精通したてのラトニャの精液がラウのカラダにかかる。
「うっ!?ああああぁぁぁぁ!!白いオシッコ……っ出てるぅぅ!!!!」
「ふふふっ♡いい?ラトニャ。これは精液と言ってね、あそこにいるアナタの巫女にかけたり、注いだりするものよ。そぉれ、もっと射精しなさいっ!!精通ザー汁で、アナタの嫁をイかせてあげなさい♡」
吐き出してもまた新たな粘液を注がれ、呼吸出来ていることすら奇跡のラウ。そこへ容赦なく生暖かいラトニャの初搾り。ミリーゼの高等なテクによって、壊れたポンプのように放精を続けていた。
噎せ返るような臭いと、ラトニャから噴射しているさらに臭い精液をかけられながら、ラウは絶頂を繰り返した。
やがて、精通からの激しい責めで気絶してしまったラトニャ。それに続いて蛸足が煙のように姿を消す。
手錠で吊るされていなければ、床に倒れているくらいに疲弊しているラウ。その顎を掴んで、ミリーゼは口を開いた。
「さぁ、ボウヤは気を失っちゃったし。次に会う時までに躾をしておくわ♪だから、アナタには────純潔を散らして貰おうかしら?」
蛸足によって、全身を嬲り這いずられたラウのカラダ。しかし、全身に粘液を流し込まれ浸透させられたにも関わらず、純潔は奪われなかった。
この時、ラウは思っていた。ミリーゼが裏切りを企て、自分を捕らえて失踪しているのならルキンがここを突き止めて、助けに来ると───。
□■□■□■□■□
部屋を移されたラウは、手錠で腕を腰の後ろに組まされた状態で暗い空間を歩いた。普段なら、持ち前の怪力で壊せる手錠も怪異の力を吸収されてしまっては、ミリーゼに止められただけで抵抗しても無駄と分かる状況に陥っていた。
無防備となったラウの前に、ミリーゼが指を鳴らしたことで姿を現す次なる異形の怪物。ライオンやヘビ、闘牛の角、あらゆる肉食獣が合わさったようなキマイラ。威嚇の咆哮を浴びたラウは、その場に腰を落とし風圧を耐える。すると、キマイラのバケモノはラウに襲いかかる。
暗くてはっきりと見えない空間に、脚を取られて体勢を崩したラウは床に叩きつけられた。しかしそれは、柔らかい弾力を帯びてクッションとなりカラダが波打っていた。
「その子がアナタの処女を奪う怪異よ。大丈夫♪アナタもよく知っている子よ。あ~、あと……言い忘れていたけど。アナタとワタシがいた独立組織なら、もう解体されたわよ?つまり、邪魔は入らないから精一杯楽しんでちょうだい」
ミリーゼは部屋の扉を閉めて、怪異とラウを二人きりにした。
程よくライトアップされたことで、徐々に見えてくる視界。真っ暗でジメジメとした空間。沈んだカラダが背をつけているのは、何かの肉の塊にも見えるほどグロテスクな見た目をしている。
そして、何よりもキマイラのような怪異。ラウの裸体を認識したのか、いきなり唸り声を上げると異形なバケモノにお似合いの異形のモノを大きくさせていた。
「ま、まさか……、そんなモノでわたしを……っ!?」
「ラウ……サン……」
「────えっ……?」
異形なバケモノが発した言葉。それとミリーゼの言っていた言葉でようやく理解した。それはあまりにも酷い現実を突きつけるものであった。ラウの目の前にいるバケモノこそ、助けに来ると信じていたルサンだったのだ。
人の言葉を話せてはいるが、ラウが呼びかけても反応はない。すでにルサンとしての意識はなく、ミリーゼにラウへ抱いている心を利用され異形のバケモノへと変えられてしまったのだ。
呼びかけるラウを肉のベッドに叩きつけると、肉のベッドはラウを捕らえた。
まるで、これから起こることを予見して暴れられないようにする術を知っている動き。ラウの手足を肉壁に沈めて、拘束するだけでなく移動の間で少し乾き始めていた秘部を撫で上げる。
狂気で頭がおかしくなる。少なくとも、強靭な精神の持ち主であってもこんなところで、元は仕事仲間とはいえ異形のモノで純潔を散らされたくはない。
しかし、ラウのそんな願いは聴き入れられることはなかった。いくら不快感や恐怖を持っていても、邪神の粘液で発情するようになったラウの秘裂に異形のモノが挿入される。これまで大事にしてきた処女が、バケモノの肉棒で奪われる。
「あぁぁ────、やめ、て……ルサン……お願い…………」
「ラウノナカ……、オカス……ラウヲ…………」
「お願ぁ……ッ、イイィ────ッッ!!!!」
ルサンだったバケモノは、容赦なくラウの純潔を奪った肉棒で秘裂を掻き回していく。玩具も自分の指すらも知らなかった膣内に、異物が抜き差しされる。擦れる肉膜は火照る。ラウの心は凍りついていることとは裏腹に、カラダは絶頂に向けて激しく揺れる。
骨太な腕から見ればより華奢に見えるラウ。されど、その肉体美は異形の肉棒を受け入れ、通常の人間ならとっくに壊れている抽挿にも耐えた。腰を動かして、子宮に響く抽挿の振動を逃そうにも手足を拘束されている。それどころか、より快感を得やすい体勢で固定されている。
呼びかける声も快楽に負けて喘ぎ声へと変わる。お互いに熱暴走寸前の機械のような吐息を空気中に吐き、バケモノの腰使いが早くなった。それは射精まで余裕が、なくなってきたことを意味していた。必死に理性を振り絞って、懇願するラウであったがそんな言葉を聴き入れてくれるはずもない。
「いやああああぁぁぁぁぁ────ッ、いやいやいやいやぁぁぁ─────ッッッ!!!!イッ、グゥゥゥゥ────ッ…………」
何かに耐えるために絞り出された声。
それに乗せて、締め付けられた肉棒からは避妊のことなんて一ミリも考えていない本気繁殖射精が、ラウの子宮目掛けて解き放たれた。
初めての性行為がこんな異種生物との繁殖行為となるなんて、人間にはとても耐えられない。それでもラウは、打ち出された白濁液で追い絶頂を強いられていた。
しばらくして、ラウから離れた怪異は悶え苦しんでその場に倒れる。そこへミリーゼが入室してきた。ミリーゼは持っていた剣で、怪異を突き刺した。元ルサンである怪異は、断末魔を上げて黒い塵となって消滅した。
「使えないわね。アナタに対する愛は本物でも、まさかたった1発の射精くらいでへばるなんて……。まぁいいわ────」
膣内射精されて、肉のベッドに拘束されたことで無様な格好しか出来ないラウに向かって、嘲笑うように目線を向ける。
すると、初セックスで息も絶え絶えのラウの腹部が急に膨れ上がる。同時に陣痛が始まり、急激な変調に吐き気を催す。嘔吐するよりも先に、臨月となって子宮の中に生き物を感じる。
なんとラウは、純潔を散らした同時に出産を迎えるのであった。しかし、産まれてきたものはこの世のものとは思えない、これまた異形の生命体。
「ひ……ッ!?」
「この子達は、カンブリア紀にいたとされる生物にも似ているけれど、どれも邪神の瘴気に当てられて産まれた旧き者達よ。良かったわね♡孕巫女としての器であることは立証されたわ♡」
胎盤から出て来たのは卵。複数産み落とした卵は、外気に触れた途端に孵化してラウのカラダに群がる。そして、ラウの口に舌のようなものを入れて液体を流し込む。
飲む間もなく、腸内に液体が入ると息が整いはじめた。それどころか、カラダにあった疲れが嘘のように消え力が戻ってきた。それでも、怪異の力を行使するまでには至らない。敢えてそこまでしか回復できないように調整されているのだと、ラウが気付くのに時間はいらなかった。
同時にラウは恐怖の感情に支配されながら、強制的に快楽の渦へと引き込まれていくこととなる。胎内から産まれてきた、子どもにも等しい旧き者達は人型、虫型、甲殻型、獣型と様々な姿へと成長していった。成熟したものから、母であるラウのカラダを求めたのだ。
旧き者達とラウの狂気の乱交タイムが幕開けるのであった。しかし、旧き者達は怪異にはなりきれていないため、果てた瞬間にドロドロの粘液となってラウに降りかかる。
繁殖、妊娠、産卵を繰り返して新たに生まれた旧き者達との交配地獄を過ごす。肉のベッドの上でラウは気絶と絶頂を繰り返しながら、終わりの見えない初夜を過ごすのであった。
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静かな部屋。静かに目を覚まして、洗面台に向かうラウ。鏡に映る自分の顔を呆然と見つめる。次第にそれが、密かに愛を持って接していた想い人へと姿を変える。
ラウは鏡に映るシギルに口付けを交わした。そして、肉欲に溺れたようにベッドへとカラダを沈ませて、はじめて自分の指の味を知る。気持ちいいところがすぐに分かる自分の慰めで、小さな水飛沫を立たせる秘裂。カラダを捩らせてベッドのシーツをビショビショに濡らしていく。
官能的な汗と吐息。秘裂からは溢れ出す蜜汁で、小さな水溜まりを作ってシギルのモノを想像して挿入感を妄想する。ヘコヘコと腰を突き動かして、膣液を垂れ流すままに絶頂する。
「シギル……ッ、シギル……ッ……ハァァ♡シギルゥゥ…………ッ♡ンッ……イク……ッ♡♡」
ケダモノのようにはしたなく、舌を突き出して乱れるラウ。
やがて、疲れ果ててそのままベッドに沈む。急に押し寄せてくる、幸福感から来る激しい睡魔に意識を委ね暗闇に落ちる。
暗転した闇の中で、ミリーゼの声が聞こえてくる。同時にミチミチと、肉の擦れ合う音。お腹から胸まで這いずり回るヌメっとした感覚。ラウはその狂気極まりない、人外の恐怖に意識を引っ張り上げられる。
しかし、視界が真っ暗のままだ。目は開いているのに、一寸先も見えない。身体中に巻きつく蛸足の締めつけ、擦り上げる動きというのが正しいだろう。それが無理矢理再開され、ラウはカラダを跳ね除ける勢いで海老反り絶頂する。アクメ声を出す口を蛸足で塞がれ、吸盤で魔性の果実に備わったラズベリーに引っ付き吸い上げる。
吸い上げているのは、ラウの怪異の力。それと、巫女の体をまるで授乳するための搾乳器のように吸い付いていた。くぐもった声をステレオに、責めの手をさらに激しくする蛸足。吸盤はただ吸い上げるだけでなく、中に備わっている肉ヒダ部分でラウのラズベリーを擦り上げていた。
吸盤が離れて、コリッコリに勃起させられた乳首に針を構えた触手が向かってくる。すでに、海老反り絶頂で脳が焼ききれていてもおかしくないところに、勃起した乳首にマチ針サイズの触手針が刺さる。
「凄く淫乱な女になったんじゃないの?そうそう、辛抱強く耐えているアナタにプレゼントがあるの」
「んぱぁ……。はぁ……はぁ……はぁ……、ミリー、ゼ……。プレゼントだなんていいから、わたしを解放して……」
「そう焦らなくても、すぐに解放してあげるわ。このプレゼントが欲しくなるはずよ」
触手のアイマスクが取れ、目に光が指すラウ。その視界に入ったミリーゼのプレゼントとは、記憶を封じることの出来る注射針だった。しかも、最初に打たれた時とは比べ物にならない量。
ミリーゼは注射針を一つに束ねていく。魔女の怪異を宿すミリーゼの力で、錬成されて出来た漆黒の針。それを刺されてしまえば、いくら強靭な精神と肉体を持つラウであっても、ここで起きた出来事を丸ごとすっきり思い出すことが出来なくなるほど、強い暗示効果をもたらすものであった。
ラウは、激しい無限繁殖行為の中で現実逃避をしていたのだ。シギルを抱いて、この異形のバケモノ達で穢れきったカラダ綺麗に浄化するために、精神世界で空想に没頭していたのであった。
それも虚しく、ミリーゼによって調教されたラトニャの触手前戯で連れ戻され、最早肉体も精神も限界を迎えていた。粘液による強制身体活性化と、強制発情で灼熱の吐息を出しながらミリーゼに殺気を込めて睨みつける。
「さぁて、アナタが旧き者達と繁殖行為をしまくってる間、ワタシも暇だったからさ~~。いつも寝言で彼の名を呼んでいたから、会いに行ってきたのよ」
「…………へ?」
「彼……、童貞だったのね♡」
この地獄の状況を耐えることが出来たラウの希望。
そんなシギルの聞くことも出来なかった性事情が、かつての相棒の口から聞かされたことでラウの頭は真っ白になる。
そして、ラウが考えていた最悪のシナリオが答え合わせをするかのように、目の前に映し出される。
✳✳✳✳✳✳✳✳✳✳✳✳✳✳✳
「あっ……、まっ!?待ってくれ……ボク……」
「えぇ♡その反応、アナタ童貞なのねぇ♡いいわ、ワタシが筆おろししてあ・げ・る~♡」
「あああぁぁぁああぁあ!!!!」
ラブホテルに連れ込まれたシギル。ミリーゼに迫られ、強引に唇を奪われる。片想いをしているラウともしたことのない、キスの味を教え込ませるようにエロティックな息使いのディープキス。
そのキスで媚薬を飲まされたシギルは、平衡感覚を失いされるがままにミリーゼの愛撫と責めに屈服していた。そして、身体とは別で意思だけは強く残ったシギルは、童貞喪失だけはしたくない。初めての相手はラウに決めていると、懇願するも呆気なくミリーゼの蠱惑の蜜穴に飲み込まれた。
根本まで入った瞬間にシギルの腰が天井を突く。早漏であることを見抜かれ、射精が終わったあと直ぐに責めを再開するミリーゼ。一発、二発と容易くイカされるシギル。
それもそのはず。ミリーゼは研究員となる前は、売女から高級娼婦に登り詰めるほどのテクニシャン。性経験のない男なんて、彼女に勝てるはずもなかった。
「あぁ♡いいわよ♡男らしい腰突きッ♡さぁ、射精しなさいッッ♡♡」
「くあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!!!!」
初めての性行為とは思えない腰使いを覚えさせられたシギル。
媚薬と房中術で何度も再起させられた童貞勃起は、四十八手のすべてを叩き込まれながらミリーゼに搾精されていった。
「うふふっ、ラウのために溜め込んでいたザーメン、全部ワタシに出したっちゃっていいの?」
「ダメ……だ……。もう……、これ以上は……」
「ざぁんねん♡まだ、アナタの童貞奪いきっていないもの♡」
シギルの前でローションを取り出し、身体に塗り始める。それも一箇所には入念に塗り込み、シギルのイキリ立っている。いや、イキリ立たされているソレにも別のローションを染み込ませて愛撫を再開する。
魂を抜かれたように、ミリーゼの言いなりになって身体を動かすシギルが腰に手をかける。すると、乱暴にミリーゼをベッドに顔を押し込むように押し倒して挿入した。しかし、場所は無理矢理童貞を卒業させた蜜穴ではない。そう、菊門である。
童貞完全喪失を経て、シギルの童貞はミリーゼに犯し尽くされた。これまでの筆おろしで覚えさせられた、女をイカせる愛撫と男の欲望に忠実な犯し方でミリーゼの肉穴に出し入れを繰り返すシギル。
「ぐおおっっ♡締め付けが……っ……、アアァァ♡♡」
「なぁに?もうイッちゃったの?んふっ♡可愛い♡派手にイきなさい♡♡」
「アッ♡アァ────ッッ♡♡搾り……っ取られるぅ♡♡」
想い人であるラウを前にしても、出したことのない愛声でミリーゼのカラダに溺れてしまったこと喘ぎ宣言するシギル。
その後も、シギルが気絶するまでミリーゼの相手をさせられている映像が続いていた。
✳✳✳✳✳✳✳✳✳✳✳✳✳✳✳
映像から聴こえてくる、最愛の想い人の絶頂した絶叫がコンクリート張りの室内に響いた。
天井や蛸足触手から滴る液体とは、別の液体がラウの頬を伝って床に零れ落ちる。異様なまでの奇声を乗せた叫びが、今も続く映像から流れる乱れ声を掻き消した。
必死に全身を暴れさせて、蛸足触手の拘束から飛び出してミリーゼを殺してやろうと、ラウは発狂した。それに呼応して、触手達は一斉にラウのカラダを求めて襲いかかる。
孕巫女の発狂。それすなわち、邪神を産み直す母胎に異常が発生したことを意味する。蛸足触手達は、発狂してしまったラウの狂気に狂気をぶつけて相殺しようとカラダを舐り倒す。
「うっ///」
ラウの激しい怒りと憎悪がシンクロして、触手が吸い上げたことによって主であるラトニャが性快楽で、盛大に射精する。同時に触手達も溺れてしまうというほどの粘液を吐きかけ、ラウを白濁まみれに変えてしまう。
抵抗虚しく、触手によって手脚を拘束され挿入前段階の前戯でイカされる。度重なる嬲り、舐り、性感帯責めによってラウのカラダの発情方法を知った触手の愛撫。
それは、狂気的で猟奇的かつ奇っ怪でさえなければ、愛する人間にされる快楽を知らないラウにとっては一番の快楽責めであった。あっという間に、子作りをするのに適したカラダになってしまったラウは、すでに前回出会った幼い子ども感じをさせないラトニャに腰を掴まれる。
バックで突き犯されながら、ラウの絶望を訴える叫び声が喘ぎ声に変わるまで時間はそれほどいらなかった。
熱く甘い吐息がラトニャの勃起を更に促進させ、乱暴な腰突きを始める。顎を蛸足が持ち上げ、シギルとミリーゼの交ぐ合う映像の二つ目を観させられる。目を閉じて、現実と映像から意識を背ける。すると、細い蛸足触手がラウの耳穴に侵入する。
向かった先は脳髄。侵蝕と同化を果たし、ミリーゼの持つシギルとのハメ撮りの入った端末に触手を繋ぎ合わせる。頭を覆うほどのギアに変貌した、蛸足に目を覆われながら被せられる。
「ああああぁぁぁぁぁぁ────ッッ♡♡いやぁあぁ──ッ♡みた……く、ない……ッ♡」
「んんっ……。締め付け……強くなった…………、もう射精る……っ♡」
さながら、触手のVR装置だ。
ラトニャは目を背けるラウに、想い人であるシギルがミリーゼの体に溺れていくまでの映像を頭に直接流し込む。まるで、自分が居る目の前でミリーゼとシギルが性行為をしている様子が、脳に焼き付けられて離れない。
同時に、ラトニャの絶頂に合わせて仰け反るカラダ。屈辱的なのに好きな人の喘ぎ声を脳内再生させられたことで、ラウのカラダも発情した牝のカラダに書き換えられていく。呼吸困難になるほど息を荒くして、バキバキに勃起した乳首に吸盤触手が絡みつく。
舐り擦り上げられた果実が、子を宿し母となった証を先端から噴射していた。吸盤はそれを喜んで吸い出させる。シギルの寝取り映像と邪神の瘴気を吸わされ続けて、ラウのカラダは壊れてしまうほどの快楽で満たされる。
「アアッ♡乳首も、オマンコも……。脳みそも…………、にゃにもかも……犯しゃれてるぅぅ~~~~ッッ♡♡ゔゔっ───、ふぁぁぁぁぁ──────ッッッ♡♡」
「あはぁ……気持ちいいよ、ラウ。邪神を孕んでぇ♡♡────うぅッッ!!??」
全身どころか、心さえも性感帯に改造されたラウの絶頂に合わせて、ラトニャも膣奥で果てた。
もう愛液と精液と粘液。すべてが入り交じったラブジュースの泉を見て、ミリーゼは盛大に高笑いしてみせる。
しかし、それがラウに届くことはない。今もシギルのイキ声とミリーゼに調教搾精されている映像に耳レイプされ、心まで犯し尽くされながらイキ果て続けていた。
しばらくして、ラトニャはへたり混みしなしなに欲望の化身を鎮めていた。誰にも見せたくないほどに、だらしのない口の開き方。下品にヨダレを垂れ流して、塞がることのない口をしているラウにミリーゼが近づき触手のギアを引き剥がした。
「随分といい顔するようになったわね♡アナタほどアヘ顔の似合う女は居ないわ♡…………ッ!?」
勝利を確信した悪女のように、不敵に笑いはじめたミリーゼの頬に白い水玉が付着する。それはラウが吐き捨てた唾だった。不愉快な顔をしながら、唾を拭き取ってラウの方へ視線を向ける。
すると、ミリーゼの方を睨みつけながら決して許すことはないという、怨念を込めた言葉をラウは言い放った。
「ちょうだいっ!その手に持っているプレゼントッ!!こんな忌まわしいだけの記憶なんて要らないッ!!」
「あらそう♪なら、あげるわ。記憶がぶっ飛ぶくらいの快楽を────、ただ貪るだけのケモノになりなさい♡」
項に突き刺される漆黒の針。
途端に、立ち上がったラウは雄叫びをあげる。それは到底、人間の出せる声ではなかった。異形のバケモノの巫女の本来あるべき姿であるかのような、覇気すら纏った咆哮。
たじろいでいるラトニャに飛びつき、蛸足を連ねて拵えた肉のベッドに押し倒す。人間を捨てている荒々しい息使いで、ラトニャの陰茎を掴む。
躊躇せずに咥え込み、口内愛撫で責め立てる。唾液で出来た真珠色の逆アーチを描きながら、床にこぼれ落ちていく。すると今度は、引き締まった胸に挟み込んでモノを扱き上げる。
あれだけ出して、疲れ果ててすらいたラトニャの肉棒は勃起し、心臓と同じ脈打つ鼓動が早くなりマグマが噴火する準備を始める。先端がパクパクと口を開け、玉袋がせり上がり余裕がなくなっているラトニャに魔性の本質に飲まれたラウは、レイプ目を向け魅惑的で妖艶な笑み。
今までに見せたことのない、エロティックな姿となったラウの本気パイスリによって、ラトニャは胸内挟射させられる。いつの間にか、主導権すら奪われながら────。
「────、イけ」
「ぐっ!?うあぁぁ!!」
少年の声が弾むと同時に、肉棒が弾ける。スプリンクラーが破裂したように、吐精する邪神チンポを咥え込み胸と口で連続でイかせる。
蛸足のいくつかがその場にへたり込む。それでも、生気をまったく感じさせない目で淫猥にカラダを使ってラトニャを犯し続ける。それは、ラウであってラウではない。魔性そのものだ。
連続射精を強いられ、人間の身体をベースとしている【魔女とサバト棲みつく闇舌】は、怪異としての消滅が近付いていく。
「ダメッ♡まだ……、まだぁ♡わたしを……わたしをも~~とっ♡イかせてぇぇぇ♡♡あんっ♡お──ッ♡」
「なんてド淫乱な女……。邪神の化身触手だというのに、消滅させるまで搾り尽くすというの?」
バチュンバチュンという肉の音を立たせて、何度も何度も───。ラトニャの陰茎が再起する限り、続ける反撃レイプ。ラウは底なしの性欲を目覚めさせられ、ただ快楽を求めるだけのケモノと成り果てていた。
邪神ノ孕巫女に選ばれた、健全な精神も強靭な肉体も意味を成さない。ただ性と暴力に本能を乗せただけの凌辱。
「イグッイグッイグッ……ヴヴッ……フゥ──、ォ……ホォ…………ッ♡」
ラウの快楽天極を果て声とともに、【魔女とサバト棲みつく闇舌】は黒い綿胞子となり消滅した。
盛る相手が居なくなったラウは、その場に無様に倒れ伏して結合部から何度も溢れていた、邪神精液を垂れ流していた。視点定まらない目で、肉欲と快楽に溺れたカラダを感じながら快感に打ちのめされて、また絶頂繰り返す無限機関。
「信じられない……、これでもダメだったのね……。────ほんっと!ムカつく女……」
死にかけの虫のように、体を痙攣させながらキャパシタを越えている快楽に絶頂し続けるラウ。そのラウを見下ろして、ミリーゼはその場から姿を消した。
やがて、邪神怪異達が全滅して取り残されていたラウは、たまたま拷問に使われていた建物の肝試しにやって来た若者に見つけられ、病院に搬送された。
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