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35話 「運命の浄化者と勇者」
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…学園都市は恵たちの手によって救われた
血漿族に噛まれて弱くなった人がいなかったのが幸いだった。それだけでも十分な戦果だった
しかし門の前で地帯が出てきたのはなぜだろう。もしかして血漿族の一員が作ったのだろうか?
そんなこと思いつつ、恵は重役というか校長だろう人物に学園を紹介された。名前は「デイビッド学園」と言うらしい
その校長は白髪があるもの、メガネをしてどこか後ろ姿は勇ましい。まるであらゆる人生を経験してきた人っぽい雰囲気がした
ここは世界の中でも有数な剣と魔法の学園らしい。たくさんの学び場があり、それに行きたい人がこの学園に来るそうだ
「ところで街の修復は私たち行かなくていいの?」
「大丈夫です。兵士たちがすべてやっております。そして貴女たちはゲスト扱い。そんなことさせませんよ」
恵たち一行は大丈夫なのかとは思ったが、まあ大丈夫だろう
「…」
コルスは周りをウロウロしながら景色を見ていた。その顔をウェナが見ていた
「どうした貴様。そんな珍しいか?」
「へえ。アタシ実はこの学園に知り合いがいるんすよ。その人は変態なんですが、有能ですごい人なんす」
「ほう…」
ウェナは変態とは?と思ったがこれ以上は聞かないことにした
門を通って学園へ。その道はまあまああって並木道にイチョウがあった
道なりを進むと学園の玄関へと到着した。たくさんの生徒が校長を待っていた
「校長先生!」「大丈夫ですか?」「この人たちは?」
男女関係無く校長の姿を待っていた。そして校長は言う
「大丈夫です。皆さんは安心してください。この方たちがすべて血漿族を倒しました。さあ、授業の続きをしてください」
「はーい」
集まっていた生徒たちは散り散りになって普段いる場所へと向かっていく
「…ああいう生徒たちも、いつか私たちのような人になるのがいるのでしょうか」
「多分ね。あたしもこんな学校へ通ってみたかったわ」
ロザリーと杏は思ったことを言う。校長は9人のほうに向いて言った
「さあ皆さん。会わせたい人がいます。私に着いてください」
そう言うと校長を先頭に9人は向かっていく
~
その学園はとてもきれいな廊下だった。まるで宮殿にいるような、そんな気がした
電気が着いており窓もどこかかっこいい。床は磨きあがったようなきれいな床であった
…そんなきれいな学園内を歩く9人。いつもワイルドに生きている9人はこのきれいな学園に驚いていた
会わせたい人。その人のいる部屋に着いた。看板っぽいものを見ると「副校長室」とかかれてあった
「ここにいます」
こんこん。ドアをノックして入る。そこには大きい書斎と大きい机、大きい巨体の人物がいた
「おお~。これはこれは。校長さん。そして良い女たちがいるねえ」
「デイビッド学園副校長のノッタと言います。彼は歴史と運命の浄化者に詳しい人です」
運命の浄化者に詳しい人?そんな人がいたとは
「えへへ…。こんな可愛い女の子たちと一緒にいられるのはうれしいものだな」
鼻の下が伸びてる。間違いなくこいつは女の子を見ると興奮する変態だ
「では早速女の子の香りでも間近で吸っておこうかなあ」
何を言ってるんだ。ノッタは席を立つと知り合いの子を見て驚く
「な!コルスではないか!」
「へっへっへ…相変わらず変態は変わりませんなあ。ノッタ」
「…」
ノッタは止まった。コルスを見て止まったのだ。立ったままコルスを中心に見ていた
「…お前たち、もしかして運命の浄化者だと言うのか?」
「ええ。そうよ。名前は恵って言うの」
そう言うと恵は手の甲をノッタに見せた。間違いなく運命の証であった
「…なるほどな。恵。私は浄化者について詳しい。なら、その文献を見せてあげよう」
ノッタは書斎まで行き、ある本を用意してくれた。ものの1分もしないうちに古い本を見つけて、恵の前まで来る
「古い文献なんだが…ここに書かれてあるだろ?」
恵はこの世界に来ているが、文字はなぜか読めていた
「えーと。『世界に血漿族が満ち足りる時、運命の浄化者は現れる。8人の選ばれし者たちとその未来を元に…』ってあるわね」
「そうだ。お前たちがそうならきっとこの文章通りのやつらなのかもしれない」
神に言われたこと。今ノッタに言われたこと。もしかして全部そうなのか
「8人の選ばれし者…私も含まれているのですね」
ロザリーを皮切りにそれぞれの人が言う
「じゃあ、あたしもそうなんだ。占い師に言われてたけどさ」
「ボクもそうなんだね」
「アタイもかあ。ただの弓兵から選ばれし者になっちゃったよ」
「私は後を着いているだけだが…いつの間にか。ってやつか」
「面白そうだから着いていくのはサンダースと一緒だけど、まさかね」
「んじゃあ私もか。どこか不思議な気分だ」
「へへへ…巡り合った運命ってやつですかね」
ロザリー、杏、リミット、カロフト、サンダース、リリアナ、ウェナ、そしてコルス
それぞれ特徴のある戦い方をする恵たちの仲間だが、その選ばれし者だったというわけだ
「…そういうわけだ。きっと、選び方もあったかもしれない。しかし血漿族を滅ぼす力のある人は全員女性だとはな」
そう言うとノッタは文献を閉じて元の場所に戻す。そして9人に振り向く
「お前たち。これは運命だ。あの勇者のようなやつではない。大丈夫だろう。お前たちのような女性がいれば」
ノッタはどこか真摯な顔つきで言う。だがあの勇者とは一体なんだろうか?
「ねえノッタ。勇者って、何?前に聞いたことあるけど」
勇者。その言葉を言うとノッタは少しうつむく
「恵以前の運命の浄化者さ。あまりにも力が強くて一人で戦ってた男性の勇者。しかしある時姿を消してしまった」
うつむいた後、もう一度恵のほうに向く
「なぜ姿を消したのか。おそらく血漿族の中心に言ったと予想されたがまだ完全にはわかっていない」
わかっていない。確かにわからないとどこへ行ったかわからないだろう
「そして、また血漿族が現れる…。その勇者は死んだのではないかという予想もある」
「死んだ…」
恵の心がざわついた。なぜ死んだのだろうか?この世界はあまりにも残酷だ
「だが、お前たちは強そうだ。きっと血漿族なぞ殲滅できるだろう。私のお墨付きの人として応援してやるからな」
ノッタはそう言うとニコッとした。この人、変態な顔してるより真面目な顔してたほうが結構それっぽい副校長だ
「だから…頼むぞ。未来の浄化者。選ばれし者たちよ。お前たちの行動ですべてが変わるだろう」
ノッタは真面目な顔をして言う
「当然よ!血漿族とか言うおマヌケは私たちで倒すんだから!」
「次はおマヌケですか」
恵が言った後ロザリーはぽつりと突っ込む
~
「いや~。まさかこんな情報を聞けるなんて驚きね~」
ノッタの部屋に出た後、恵が言う。私たちが運命の浄化者、そして選ばれし者。それだけでも十分な情報であった
「でも…まずは勇者がどこに行ったのか探すところから初めないといけないわね」
「そうねえ。勇者の足取りを求めないとわからないわ」
恵、杏は言う。するとコルスが言う
「勇者さん、この大陸ではエルフの村の更に向こう側に行ったなんて言う噂が村で流れてましたねえ」
コルスは恵に向けて言う
「うん?貴様、エルフの村の向こう側というと秘境村のほうになるな?」
「へえ!そうっす!そこに行けば何かわかるかもしれませんっす!」
なるほど。そんな村があったとは
「ありがとうコルス。なら暇があったらそこに行きましょう」
「コルスは情報通だね。だが恵。今日襲ってきた血漿族。どこかにまだ地帯があるのではないか?」
サンダースは恵に言う
「そうね…じゃあ学園都市の周りを見てみましょう。…校長先生。ありがとう」
そう言うと校長先生は笑顔で言う
「ええ。こちらこそありがとうございます。地帯があるのなら貴女たちに任せます」
「大丈夫よ!平和にしてあげるから!」
恵は胸をどんと叩いた。校長は思ったが、なんて頼もしい人たちなんだろうと
次は血漿族の地帯探しだ
どこかにあるだろう
血漿族に噛まれて弱くなった人がいなかったのが幸いだった。それだけでも十分な戦果だった
しかし門の前で地帯が出てきたのはなぜだろう。もしかして血漿族の一員が作ったのだろうか?
そんなこと思いつつ、恵は重役というか校長だろう人物に学園を紹介された。名前は「デイビッド学園」と言うらしい
その校長は白髪があるもの、メガネをしてどこか後ろ姿は勇ましい。まるであらゆる人生を経験してきた人っぽい雰囲気がした
ここは世界の中でも有数な剣と魔法の学園らしい。たくさんの学び場があり、それに行きたい人がこの学園に来るそうだ
「ところで街の修復は私たち行かなくていいの?」
「大丈夫です。兵士たちがすべてやっております。そして貴女たちはゲスト扱い。そんなことさせませんよ」
恵たち一行は大丈夫なのかとは思ったが、まあ大丈夫だろう
「…」
コルスは周りをウロウロしながら景色を見ていた。その顔をウェナが見ていた
「どうした貴様。そんな珍しいか?」
「へえ。アタシ実はこの学園に知り合いがいるんすよ。その人は変態なんですが、有能ですごい人なんす」
「ほう…」
ウェナは変態とは?と思ったがこれ以上は聞かないことにした
門を通って学園へ。その道はまあまああって並木道にイチョウがあった
道なりを進むと学園の玄関へと到着した。たくさんの生徒が校長を待っていた
「校長先生!」「大丈夫ですか?」「この人たちは?」
男女関係無く校長の姿を待っていた。そして校長は言う
「大丈夫です。皆さんは安心してください。この方たちがすべて血漿族を倒しました。さあ、授業の続きをしてください」
「はーい」
集まっていた生徒たちは散り散りになって普段いる場所へと向かっていく
「…ああいう生徒たちも、いつか私たちのような人になるのがいるのでしょうか」
「多分ね。あたしもこんな学校へ通ってみたかったわ」
ロザリーと杏は思ったことを言う。校長は9人のほうに向いて言った
「さあ皆さん。会わせたい人がいます。私に着いてください」
そう言うと校長を先頭に9人は向かっていく
~
その学園はとてもきれいな廊下だった。まるで宮殿にいるような、そんな気がした
電気が着いており窓もどこかかっこいい。床は磨きあがったようなきれいな床であった
…そんなきれいな学園内を歩く9人。いつもワイルドに生きている9人はこのきれいな学園に驚いていた
会わせたい人。その人のいる部屋に着いた。看板っぽいものを見ると「副校長室」とかかれてあった
「ここにいます」
こんこん。ドアをノックして入る。そこには大きい書斎と大きい机、大きい巨体の人物がいた
「おお~。これはこれは。校長さん。そして良い女たちがいるねえ」
「デイビッド学園副校長のノッタと言います。彼は歴史と運命の浄化者に詳しい人です」
運命の浄化者に詳しい人?そんな人がいたとは
「えへへ…。こんな可愛い女の子たちと一緒にいられるのはうれしいものだな」
鼻の下が伸びてる。間違いなくこいつは女の子を見ると興奮する変態だ
「では早速女の子の香りでも間近で吸っておこうかなあ」
何を言ってるんだ。ノッタは席を立つと知り合いの子を見て驚く
「な!コルスではないか!」
「へっへっへ…相変わらず変態は変わりませんなあ。ノッタ」
「…」
ノッタは止まった。コルスを見て止まったのだ。立ったままコルスを中心に見ていた
「…お前たち、もしかして運命の浄化者だと言うのか?」
「ええ。そうよ。名前は恵って言うの」
そう言うと恵は手の甲をノッタに見せた。間違いなく運命の証であった
「…なるほどな。恵。私は浄化者について詳しい。なら、その文献を見せてあげよう」
ノッタは書斎まで行き、ある本を用意してくれた。ものの1分もしないうちに古い本を見つけて、恵の前まで来る
「古い文献なんだが…ここに書かれてあるだろ?」
恵はこの世界に来ているが、文字はなぜか読めていた
「えーと。『世界に血漿族が満ち足りる時、運命の浄化者は現れる。8人の選ばれし者たちとその未来を元に…』ってあるわね」
「そうだ。お前たちがそうならきっとこの文章通りのやつらなのかもしれない」
神に言われたこと。今ノッタに言われたこと。もしかして全部そうなのか
「8人の選ばれし者…私も含まれているのですね」
ロザリーを皮切りにそれぞれの人が言う
「じゃあ、あたしもそうなんだ。占い師に言われてたけどさ」
「ボクもそうなんだね」
「アタイもかあ。ただの弓兵から選ばれし者になっちゃったよ」
「私は後を着いているだけだが…いつの間にか。ってやつか」
「面白そうだから着いていくのはサンダースと一緒だけど、まさかね」
「んじゃあ私もか。どこか不思議な気分だ」
「へへへ…巡り合った運命ってやつですかね」
ロザリー、杏、リミット、カロフト、サンダース、リリアナ、ウェナ、そしてコルス
それぞれ特徴のある戦い方をする恵たちの仲間だが、その選ばれし者だったというわけだ
「…そういうわけだ。きっと、選び方もあったかもしれない。しかし血漿族を滅ぼす力のある人は全員女性だとはな」
そう言うとノッタは文献を閉じて元の場所に戻す。そして9人に振り向く
「お前たち。これは運命だ。あの勇者のようなやつではない。大丈夫だろう。お前たちのような女性がいれば」
ノッタはどこか真摯な顔つきで言う。だがあの勇者とは一体なんだろうか?
「ねえノッタ。勇者って、何?前に聞いたことあるけど」
勇者。その言葉を言うとノッタは少しうつむく
「恵以前の運命の浄化者さ。あまりにも力が強くて一人で戦ってた男性の勇者。しかしある時姿を消してしまった」
うつむいた後、もう一度恵のほうに向く
「なぜ姿を消したのか。おそらく血漿族の中心に言ったと予想されたがまだ完全にはわかっていない」
わかっていない。確かにわからないとどこへ行ったかわからないだろう
「そして、また血漿族が現れる…。その勇者は死んだのではないかという予想もある」
「死んだ…」
恵の心がざわついた。なぜ死んだのだろうか?この世界はあまりにも残酷だ
「だが、お前たちは強そうだ。きっと血漿族なぞ殲滅できるだろう。私のお墨付きの人として応援してやるからな」
ノッタはそう言うとニコッとした。この人、変態な顔してるより真面目な顔してたほうが結構それっぽい副校長だ
「だから…頼むぞ。未来の浄化者。選ばれし者たちよ。お前たちの行動ですべてが変わるだろう」
ノッタは真面目な顔をして言う
「当然よ!血漿族とか言うおマヌケは私たちで倒すんだから!」
「次はおマヌケですか」
恵が言った後ロザリーはぽつりと突っ込む
~
「いや~。まさかこんな情報を聞けるなんて驚きね~」
ノッタの部屋に出た後、恵が言う。私たちが運命の浄化者、そして選ばれし者。それだけでも十分な情報であった
「でも…まずは勇者がどこに行ったのか探すところから初めないといけないわね」
「そうねえ。勇者の足取りを求めないとわからないわ」
恵、杏は言う。するとコルスが言う
「勇者さん、この大陸ではエルフの村の更に向こう側に行ったなんて言う噂が村で流れてましたねえ」
コルスは恵に向けて言う
「うん?貴様、エルフの村の向こう側というと秘境村のほうになるな?」
「へえ!そうっす!そこに行けば何かわかるかもしれませんっす!」
なるほど。そんな村があったとは
「ありがとうコルス。なら暇があったらそこに行きましょう」
「コルスは情報通だね。だが恵。今日襲ってきた血漿族。どこかにまだ地帯があるのではないか?」
サンダースは恵に言う
「そうね…じゃあ学園都市の周りを見てみましょう。…校長先生。ありがとう」
そう言うと校長先生は笑顔で言う
「ええ。こちらこそありがとうございます。地帯があるのなら貴女たちに任せます」
「大丈夫よ!平和にしてあげるから!」
恵は胸をどんと叩いた。校長は思ったが、なんて頼もしい人たちなんだろうと
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どこかにあるだろう
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