10 / 44
10話 「血漿族の進撃と王子」
しおりを挟む
ガサガサ!
血漿族が恵に向かって突撃してくる。あまりにも早いスピードだった
血漿族は大中小様々な形で現れて襲いかかろうとした。恵たちはすぐに攻撃の準備をする
「あいつら…!すぐに戦いましょう!」
恵、ロザリー、杏、リミットは戦いのポーズをとる。一方門の上の見張り台にいる兵士は慌てた
「か、彼女たちを救わないと!」
「待て!何かおかしいぞ。彼女たち、何も驚いてない」
血漿族が近寄る!ロザリーはまず光をだそうとしていた。それは浄化の光だった
「まずは私です!はぁ!」
ぴかー!出てきてる血漿族は全員、その光に怯え、止まった
「次はアタシ!そりゃああ燃え尽きろおお!!」
ぼぉぉぉ!火炎放射で血漿族に炎を浴びせる。数体ぐらい一気に燃え尽きた
「ぐぐぐぐ…!」
だがまだいる。しかしロザリーの光で進撃が止まり、チャンスだと思った
「行くわよリミット!」
「うん!お姉ちゃん!」
恵、リミットは突進して残りの血漿族を倒しに行く
どごん!
これは恵の殴った音。あまりにも強い力で一瞬で浄化してKOした
がつん!
これはリミットのナックルの音。力を分け与え、強くなったリミットはもう何も怖くない
「ほら、ロザリー。ぼーっとしてないで援護続けるわよ!」
「はい!」
ロザリーと杏は引き続き血漿族への攻撃をした
ロザリーは光を出して血漿族を止めて、杏は炎で恵とリミットにかからないように注意しながら血漿族に火をあびさせる
どが!ぼか!
そして恵とリミットはどんどん血漿族をぶん殴り浄化をしていく。さっきまでたくさんの血漿族がいたがもうほとんど消えている
「残りの一体ね…!」
血漿族ラストの一体になった。血漿族は恵に向けて突撃した!
「ぐおおおお!」
「うりゃ!!」
ぼーん!
「ぐああああ…」
最後の血漿族は恵の猛烈な拳で一発ノックダウンした。もう血漿族はいない。いるのは彼女たち4人だけだ
「ふん。多勢に無勢。そんな言葉はいらないわね」
恵たちは勝ち。そして戦闘体形を終わらせた
その姿を見て見張り台にいる兵士はぽかんとした。当然である。4人であの数の血漿族を倒したのだから
そして戦闘が終わると門の扉が開いた。すると門から兵士たちが来てくれた
「き、君たち…!」
兵士たちは重装備な兵士がいれば弓兵みたいな軽装な格好でいる兵士がいた
「ようやく開けてくれたわね?」
重装備な兵士は隊長なのだろう。すぐ横にいる女弓兵もいた
「いったい…血漿族を全滅させて…何者なんだ…!?」
そう言われると恵は兵士たちに拳の甲を見せた。神の紋章が描かれた紋章を
「こ…これは神の紋章!?まさか予言どおり神に選ばれた女性が来るとは言ってたが…!」
隊長と兵士たちがざわめく。当然だろう。そんな動揺する兵士たちを見て恵は言う
「私、草原恵。血漿族っていうちゃらんぽらんをぶっ飛ばすためにこの世界にいるの」
「ノータリンの次はちゃらんぽらんですか。私はロザリー。シスターです」
「アタシは間宮恵。巫女なんだけど炎が使えるわ」
「ボクはリミット!得意技は強撃なんだ!」
自己紹介を終えると隊長の横にいる女弓兵が言った
「隊長。これは王子に言っておいたほうがいいとアタイ思うね」
「…そうだな」
重装備をした隊長は4人に向けて言う
「君たち。まずはこの国の王子に会おう。王子ならきっと君たちのことをわかってくれるはずだ。ついてきてくれ」
「わかったわ。みんな、行きましょう」
そう言うと兵士たちは恵たちを守りながら進んでいった
歩きながら4人は周りの景色をウロウロしていた。あまりにも大きい家だったり小さい家だったり様々だった
どこか美味しい香りがする料理店もあった。自分らにピッタリかもしれない服屋もあった
4人は兵士に守りながら進む。これが都会という国かあ。4人は思っていた
進むと城に入る。城もどこかかっこいい、言わば中世時代の城のような大きい建物だった
城に入り進むと王の間にたどり着く。隊長は言う
「そろそろ王子様がいる。失礼のないようにな」
がちゃ…王の間に入る。4人は王子を見た。王子というのならとても若さそうな王子だった。王の座椅子に座っている
赤い服を着て、イケメンで、さっき報告のあった4人をじっと見ていた。その顔を笑顔の顔をしていた
「…お前たちか。4人で奇襲してきた血漿族を全滅させたというのを」
王子は4人の姿を見てそう言った
「自己紹介しよう。俺はアルマイトという。一応今、王様の変わりをしてる息子だ。君たちの名前を知りたいな」
そう言うと恵一同は言う
「草原恵よ」
「ロザリーといいます」
「間宮杏っていうの」
「ボク、リミット」
簡単すぎる自己紹介が終わった。王子はその名前を聞くと嬉しそうな顔をする
「なるほど。お前たち。大変立派だ。むしろ、強そうな姿だ。そして恵、お前は神の紋章があるのだな?」
「そうよ。私、こんなのあるの」
王子の前で恵は神の紋章を見せた。王子の周りにいる兵士が思わず「おお…」という声が出た。王子はじっと見ていた
「…なるほど。久しぶりに見るなその紋章。だが女性が紋章があるとは驚きだ。このアルマイト、結構驚いている」
あまり驚いている様子はないが驚きが隠せないのだろう。恵はそう思っていた
「お前たちをぜひとも、我が軍団に入れたいが…俺が同伴でテストしてもらいたい」
「なんでもやるわ!血漿族をぶっ飛ばすことでしょ?」
わかりが早くて結構。アルマイトは心で思って4人に告げる
「近くに血漿族の温床がある。そこで浄化してくれ。まだ日は傾いてないから一緒に行ける。やれるな?」
「もちろんよ!」
恵は大きい声でお願いを聞いた。あまりにもわかりやすい態度でアルマイトはどこか嬉しい気持ちになった
「よし。じゃあ行こう」
こうして4人と王子は血漿族の温床へと向かうことになる
『恵…』
『王子の命令を聞くとはいい心構えだ』
『そしてその国にも新しい仲間がいる』
『お前なら平気だろう。きっと強い仲間だ…』
続く
血漿族が恵に向かって突撃してくる。あまりにも早いスピードだった
血漿族は大中小様々な形で現れて襲いかかろうとした。恵たちはすぐに攻撃の準備をする
「あいつら…!すぐに戦いましょう!」
恵、ロザリー、杏、リミットは戦いのポーズをとる。一方門の上の見張り台にいる兵士は慌てた
「か、彼女たちを救わないと!」
「待て!何かおかしいぞ。彼女たち、何も驚いてない」
血漿族が近寄る!ロザリーはまず光をだそうとしていた。それは浄化の光だった
「まずは私です!はぁ!」
ぴかー!出てきてる血漿族は全員、その光に怯え、止まった
「次はアタシ!そりゃああ燃え尽きろおお!!」
ぼぉぉぉ!火炎放射で血漿族に炎を浴びせる。数体ぐらい一気に燃え尽きた
「ぐぐぐぐ…!」
だがまだいる。しかしロザリーの光で進撃が止まり、チャンスだと思った
「行くわよリミット!」
「うん!お姉ちゃん!」
恵、リミットは突進して残りの血漿族を倒しに行く
どごん!
これは恵の殴った音。あまりにも強い力で一瞬で浄化してKOした
がつん!
これはリミットのナックルの音。力を分け与え、強くなったリミットはもう何も怖くない
「ほら、ロザリー。ぼーっとしてないで援護続けるわよ!」
「はい!」
ロザリーと杏は引き続き血漿族への攻撃をした
ロザリーは光を出して血漿族を止めて、杏は炎で恵とリミットにかからないように注意しながら血漿族に火をあびさせる
どが!ぼか!
そして恵とリミットはどんどん血漿族をぶん殴り浄化をしていく。さっきまでたくさんの血漿族がいたがもうほとんど消えている
「残りの一体ね…!」
血漿族ラストの一体になった。血漿族は恵に向けて突撃した!
「ぐおおおお!」
「うりゃ!!」
ぼーん!
「ぐああああ…」
最後の血漿族は恵の猛烈な拳で一発ノックダウンした。もう血漿族はいない。いるのは彼女たち4人だけだ
「ふん。多勢に無勢。そんな言葉はいらないわね」
恵たちは勝ち。そして戦闘体形を終わらせた
その姿を見て見張り台にいる兵士はぽかんとした。当然である。4人であの数の血漿族を倒したのだから
そして戦闘が終わると門の扉が開いた。すると門から兵士たちが来てくれた
「き、君たち…!」
兵士たちは重装備な兵士がいれば弓兵みたいな軽装な格好でいる兵士がいた
「ようやく開けてくれたわね?」
重装備な兵士は隊長なのだろう。すぐ横にいる女弓兵もいた
「いったい…血漿族を全滅させて…何者なんだ…!?」
そう言われると恵は兵士たちに拳の甲を見せた。神の紋章が描かれた紋章を
「こ…これは神の紋章!?まさか予言どおり神に選ばれた女性が来るとは言ってたが…!」
隊長と兵士たちがざわめく。当然だろう。そんな動揺する兵士たちを見て恵は言う
「私、草原恵。血漿族っていうちゃらんぽらんをぶっ飛ばすためにこの世界にいるの」
「ノータリンの次はちゃらんぽらんですか。私はロザリー。シスターです」
「アタシは間宮恵。巫女なんだけど炎が使えるわ」
「ボクはリミット!得意技は強撃なんだ!」
自己紹介を終えると隊長の横にいる女弓兵が言った
「隊長。これは王子に言っておいたほうがいいとアタイ思うね」
「…そうだな」
重装備をした隊長は4人に向けて言う
「君たち。まずはこの国の王子に会おう。王子ならきっと君たちのことをわかってくれるはずだ。ついてきてくれ」
「わかったわ。みんな、行きましょう」
そう言うと兵士たちは恵たちを守りながら進んでいった
歩きながら4人は周りの景色をウロウロしていた。あまりにも大きい家だったり小さい家だったり様々だった
どこか美味しい香りがする料理店もあった。自分らにピッタリかもしれない服屋もあった
4人は兵士に守りながら進む。これが都会という国かあ。4人は思っていた
進むと城に入る。城もどこかかっこいい、言わば中世時代の城のような大きい建物だった
城に入り進むと王の間にたどり着く。隊長は言う
「そろそろ王子様がいる。失礼のないようにな」
がちゃ…王の間に入る。4人は王子を見た。王子というのならとても若さそうな王子だった。王の座椅子に座っている
赤い服を着て、イケメンで、さっき報告のあった4人をじっと見ていた。その顔を笑顔の顔をしていた
「…お前たちか。4人で奇襲してきた血漿族を全滅させたというのを」
王子は4人の姿を見てそう言った
「自己紹介しよう。俺はアルマイトという。一応今、王様の変わりをしてる息子だ。君たちの名前を知りたいな」
そう言うと恵一同は言う
「草原恵よ」
「ロザリーといいます」
「間宮杏っていうの」
「ボク、リミット」
簡単すぎる自己紹介が終わった。王子はその名前を聞くと嬉しそうな顔をする
「なるほど。お前たち。大変立派だ。むしろ、強そうな姿だ。そして恵、お前は神の紋章があるのだな?」
「そうよ。私、こんなのあるの」
王子の前で恵は神の紋章を見せた。王子の周りにいる兵士が思わず「おお…」という声が出た。王子はじっと見ていた
「…なるほど。久しぶりに見るなその紋章。だが女性が紋章があるとは驚きだ。このアルマイト、結構驚いている」
あまり驚いている様子はないが驚きが隠せないのだろう。恵はそう思っていた
「お前たちをぜひとも、我が軍団に入れたいが…俺が同伴でテストしてもらいたい」
「なんでもやるわ!血漿族をぶっ飛ばすことでしょ?」
わかりが早くて結構。アルマイトは心で思って4人に告げる
「近くに血漿族の温床がある。そこで浄化してくれ。まだ日は傾いてないから一緒に行ける。やれるな?」
「もちろんよ!」
恵は大きい声でお願いを聞いた。あまりにもわかりやすい態度でアルマイトはどこか嬉しい気持ちになった
「よし。じゃあ行こう」
こうして4人と王子は血漿族の温床へと向かうことになる
『恵…』
『王子の命令を聞くとはいい心構えだ』
『そしてその国にも新しい仲間がいる』
『お前なら平気だろう。きっと強い仲間だ…』
続く
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説


結婚30年、契約満了したので離婚しませんか?
おもちのかたまり
恋愛
恋愛・小説 11位になりました!
皆様ありがとうございます。
「私、旦那様とお付き合いも甘いやり取りもしたことが無いから…ごめんなさい、ちょっと他人事なのかも。もちろん、貴方達の事は心から愛しているし、命より大事よ。」
眉根を下げて笑う母様に、一発じゃあ足りないなこれは。と確信した。幸い僕も姉さん達も祝福持ちだ。父様のような力極振りではないけれど、三対一なら勝ち目はある。
「じゃあ母様は、父様が嫌で離婚するわけではないんですか?」
ケーキを幸せそうに頬張っている母様は、僕の言葉にきょとん。と目を見開いて。…もしかすると、母様にとって父様は、関心を向ける程の相手ではないのかもしれない。嫌な予感に、今日一番の寒気がする。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
20年前に攻略対象だった父親と、悪役令嬢の取り巻きだった母親の現在のお話。
ハッピーエンド・バットエンド・メリーバットエンド・女性軽視・女性蔑視
上記に当てはまりますので、苦手な方、ご不快に感じる方はお気を付けください。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く

[完結長編連載]蔑ろにされた王妃様〜25歳の王妃は王と決別し、幸せになる〜
コマメコノカ・更新報告はTwitter等
恋愛
王妃として国のトップに君臨している元侯爵令嬢であるユーミア王妃(25)は夫で王であるバルコニー王(25)が、愛人のミセス(21)に入り浸り、王としての仕事を放置し遊んでいることに辟易していた。
そして、ある日ユーミアは、彼と決別することを決意する。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる