黒物語

よるになったら

僕の名前は「かつき」もうすぐ1年生

夜1人でも寝れるんだ

でもお化けだけはダメで凄く怖いです。

夜1人で眠っていると、窓からコンコンと音がします。

カーテンを開けて見てみるとそこには大きなお顔で大きな目をしていて、そして大きな口をしているお化けが笑っています。

「タベテイイ?ボクゥオナカガァアスイタンダータベテイイ?」

そう聞いて来るので僕は怖くなってカーテンを閉めて寝ました。

僕は夏でどんなに暑くても窓は開けません。だってお化けに食べられちゃうから...

お父さんとお母さんに絵で描いて説明したけど信じてくれませんでした。


  ある日
いつも暑いはずの部屋が涼しいです。
(お父さんかお母さんが開けたたんだ)
そう思いながら慌てて閉めました。

「お化けはまだ来ていない...良かった」

そう呟いた時に後ろから

「タベテイイノオオォオ?」


そこから僕の目の前は真っ暗になりました。

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「あれ?」

僕食べられたはずなのに生きてる
あれは夢だったのかな?

でも外にいるって事はこれが夢なのかな?

「ん?」

あの部屋の明かりに見えるのは隣の家のこよみちゃんだ!

ねぇねぇ!僕だよ!かつきだよ!

コンコン コンコンと窓を叩くが開けてくれない。

.....そういえばお腹が空いたなぁ

こよみちゃん見てたらお腹が空いてきたなぁああ

ねぇ食べてもいぃい?


「タベテイイ?ボクゥオナカガァアスイタンダータベテイィイ?」

そう言いながら恐る恐る窓を開けたこよみちゃんを僕は食べた