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私小説 3
ミルク少女日記より
しおりを挟む「うんしょ。うんしょ。うんしょ」
今日もミルクを運んでますけど、ミルク運んでいない時は何をしているのかというと、ソープランドで働いています。あたし。こう見えてもベテランなんです。
「あのさ。やっぱり、十万円返すわ」
シズマさんは、やっぱり人からお金をチューチュー吸い取るようなクズではなかったようね。で、あたしは
「ソープに行くんならあたしが勤めているところ、タダでできるから、きてね」
と言ったのだった。だって、そっちの方がホテルに泊まるよりも安上がりだから。静馬さんは
「どこでやってんの」
「栄町のアラビア館」
「そう。じゃあさ。そのレポートを小説に書いたら、経費が浮くから、その線で行こう」
「静馬さんって、頭いいわね」
「うん。俺、そーなんだ」
「じゃあ、そういうことで」
というわけで、私と静馬先輩とのラブラブお風呂物語は、次回、ご期待よろしこ!
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