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なんでも部活動開始
1話 完全に悪気あるだろ
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それから1週間後の放課後。
俺は、勝手に出された入部届け出について1人部室で頬を着いて考えていた。
なぜかって?
俺がこのなんでも解決部に入る覚悟で入部届け出を書いた記憶がない上に、その入部届け出はあの時の破り捨てた。
なのに……
「曖ちゃ~ん!!!部活の時間だ~!!」
なんでも部を立ち上げるに無理やりいや、ほぼ強制で入れた彩音先輩だけしかいない。
「俺、退部します。」
「そうはさせないよ~!!!」
部室から出ようとする俺の前に仁王立ちでだって見せた。
この人、やってることは馬鹿なくせに白い肌でその上にフランス人形のように綺麗な顔立ちをしている。
その上に俺よりも数cm上で、男としての何かが虚しくなってくる。
「それよりも曖ちゃん!!!
そのままだとまるで地味メガネみたいな外見で真面目くんに見えすぎてみんな近寄り難いって!!」
「俺はそのままでいいと思いますけど!!」
「ダメだって!!
このままだと、みんなに嫌われちゃうって!!」
「俺はその方が勉強しやすいし、戯れるのは嫌いだ。」
「そういうのは、3年になってから後悔するよ!!」
「俺は一生しないと思いますけど!」
「またそう言うこと言って!!
3年頃になったら絶対後悔する!!!」
「だからしねーよ!!!」
そういうと睨みつける。
だが、先輩は、挫けない。
「今イメチェンしとけば、モッテモテだよ~!!
メガネかけてない曖ちゃん見てみたい~!」
「丁重にお断りしておきます。」
「拒否権無し!」
そのまま素早く俺のメガネに手を伸ばした。
「やめろって!!」
叫ぶより先に俺の視界がぼやけた。
「メガネ無しの方が女ったらしっぽくなった!」
「嫌味をどうも。
それより視界がぼやけてるんで早くメガネ返してください。」
全く見えない視界の中で手探りでメガネを探した。
「曖ちゃん、メガネ外すと女たらしチャラ男に見えるー!」
「俺は女たらしでもないし、『曖ちゃん』言うのやめてください。」
さっきから女たらしだのチャラ男とか言ってるけど、俺は昔からそういう遊びだの性格にもなったことは無い。
…というか、メガネ外しただけでチャラ男に変身とかどこの少女漫画だ。
「いっそこのままコンタクトにチェンジしちゃえば?」
「メガネ使った方が楽だし、そんなふうに見えるなら尚更つけていたい。
だから返してください。」
探すのを諦めて俺は先輩の方に手を出した。
「そんなことがあろうと、曖ちゃんの為にコンタクトを持ってきました~!」
「俺をイメチェンする前提で話してたのはそういう事か……」
先輩は、何かを渡してきた。
ぼんやりと見える視界の先には、コンタクトのパッケージが見えた。
おそらく、これをつけて明日から来い。そういうことだろう。
「曖ちゃんには、毎日コンタクトをつけて来てもらいます!!
早速今からつけてください!」
「投げ捨ててもいいですか。」
「付けないとメガネ没収しちゃうよ~?」
それだけはごめんだ。
チャラ男だなんて言われに言われて下手に目立つのは嫌だ。
「明日、曖ちゃんが着けてくるの楽しみにしてるよ!
じゃあ、また明日~!!!」
そう一言だけ言い残すとあの人は、部室から出て行った。
俺一人を残した部室には、静けさが訪れて俺だけがここに取り残されまるで俺一人だけし残っていないように感じた。
そして、ぼやけている視界の中には、メガネはなかった。
まるでやっぱりか……
あの人にまたメガネという人質を取られてしまった。
あの人どれだけメガネを買い換えるのにお金かかるのかわかってない。
「結局、俺のメガネは返してくれないんだな。」
そうぼやきながら机に伏せる。
顔を上げた先にはあの先輩が俺にこれを付けてこいと要求をしてきたあのコンタクトの入った箱。
返してくれよメガネ……目が悪いからほんと勘弁してくれよ。
帰るにも手段がなくて困りつつある俺は、いまさっき渡されたそれが手元にあることに気づいた。
「結局は、これつけて帰ることになるんか……」
そうして俺は、あの先輩の思うがままにつけることになった。
そう、俺のメガネを返して欲しくて次の日コンタクトを付けて登校した。
俺の知らない裏で付けられた「女たらしの曖ちゃん」というあだ名……誤解が生まれそうで「これは違う、俺はそういう遊びもした経験もない。」
そう言いたくなるような被害を受ける事になる。
その出来事を知る事になるのは、あの先輩がいや、あの「バカ部長」が新たな部員を強制入部させるまで知りもしない事だった。
そうして、俺は結局部活が終わるまでコンタクトを渋々付け、部活が終わるまで読書をしていた。
そうして、なんでも解決する部なだけあるのに何故か依頼人すら来ず、ほんとになんでも解決する部だよな?
活動時間が終わるまで疑い続けていた。
そうして、それ専用のポストがあるのだがそれを覗きに行っても結局何も無い。
そうして俺の一回目の部活は、終わった。
俺は、勝手に出された入部届け出について1人部室で頬を着いて考えていた。
なぜかって?
俺がこのなんでも解決部に入る覚悟で入部届け出を書いた記憶がない上に、その入部届け出はあの時の破り捨てた。
なのに……
「曖ちゃ~ん!!!部活の時間だ~!!」
なんでも部を立ち上げるに無理やりいや、ほぼ強制で入れた彩音先輩だけしかいない。
「俺、退部します。」
「そうはさせないよ~!!!」
部室から出ようとする俺の前に仁王立ちでだって見せた。
この人、やってることは馬鹿なくせに白い肌でその上にフランス人形のように綺麗な顔立ちをしている。
その上に俺よりも数cm上で、男としての何かが虚しくなってくる。
「それよりも曖ちゃん!!!
そのままだとまるで地味メガネみたいな外見で真面目くんに見えすぎてみんな近寄り難いって!!」
「俺はそのままでいいと思いますけど!!」
「ダメだって!!
このままだと、みんなに嫌われちゃうって!!」
「俺はその方が勉強しやすいし、戯れるのは嫌いだ。」
「そういうのは、3年になってから後悔するよ!!」
「俺は一生しないと思いますけど!」
「またそう言うこと言って!!
3年頃になったら絶対後悔する!!!」
「だからしねーよ!!!」
そういうと睨みつける。
だが、先輩は、挫けない。
「今イメチェンしとけば、モッテモテだよ~!!
メガネかけてない曖ちゃん見てみたい~!」
「丁重にお断りしておきます。」
「拒否権無し!」
そのまま素早く俺のメガネに手を伸ばした。
「やめろって!!」
叫ぶより先に俺の視界がぼやけた。
「メガネ無しの方が女ったらしっぽくなった!」
「嫌味をどうも。
それより視界がぼやけてるんで早くメガネ返してください。」
全く見えない視界の中で手探りでメガネを探した。
「曖ちゃん、メガネ外すと女たらしチャラ男に見えるー!」
「俺は女たらしでもないし、『曖ちゃん』言うのやめてください。」
さっきから女たらしだのチャラ男とか言ってるけど、俺は昔からそういう遊びだの性格にもなったことは無い。
…というか、メガネ外しただけでチャラ男に変身とかどこの少女漫画だ。
「いっそこのままコンタクトにチェンジしちゃえば?」
「メガネ使った方が楽だし、そんなふうに見えるなら尚更つけていたい。
だから返してください。」
探すのを諦めて俺は先輩の方に手を出した。
「そんなことがあろうと、曖ちゃんの為にコンタクトを持ってきました~!」
「俺をイメチェンする前提で話してたのはそういう事か……」
先輩は、何かを渡してきた。
ぼんやりと見える視界の先には、コンタクトのパッケージが見えた。
おそらく、これをつけて明日から来い。そういうことだろう。
「曖ちゃんには、毎日コンタクトをつけて来てもらいます!!
早速今からつけてください!」
「投げ捨ててもいいですか。」
「付けないとメガネ没収しちゃうよ~?」
それだけはごめんだ。
チャラ男だなんて言われに言われて下手に目立つのは嫌だ。
「明日、曖ちゃんが着けてくるの楽しみにしてるよ!
じゃあ、また明日~!!!」
そう一言だけ言い残すとあの人は、部室から出て行った。
俺一人を残した部室には、静けさが訪れて俺だけがここに取り残されまるで俺一人だけし残っていないように感じた。
そして、ぼやけている視界の中には、メガネはなかった。
まるでやっぱりか……
あの人にまたメガネという人質を取られてしまった。
あの人どれだけメガネを買い換えるのにお金かかるのかわかってない。
「結局、俺のメガネは返してくれないんだな。」
そうぼやきながら机に伏せる。
顔を上げた先にはあの先輩が俺にこれを付けてこいと要求をしてきたあのコンタクトの入った箱。
返してくれよメガネ……目が悪いからほんと勘弁してくれよ。
帰るにも手段がなくて困りつつある俺は、いまさっき渡されたそれが手元にあることに気づいた。
「結局は、これつけて帰ることになるんか……」
そうして俺は、あの先輩の思うがままにつけることになった。
そう、俺のメガネを返して欲しくて次の日コンタクトを付けて登校した。
俺の知らない裏で付けられた「女たらしの曖ちゃん」というあだ名……誤解が生まれそうで「これは違う、俺はそういう遊びもした経験もない。」
そう言いたくなるような被害を受ける事になる。
その出来事を知る事になるのは、あの先輩がいや、あの「バカ部長」が新たな部員を強制入部させるまで知りもしない事だった。
そうして、俺は結局部活が終わるまでコンタクトを渋々付け、部活が終わるまで読書をしていた。
そうして、なんでも解決する部なだけあるのに何故か依頼人すら来ず、ほんとになんでも解決する部だよな?
活動時間が終わるまで疑い続けていた。
そうして、それ専用のポストがあるのだがそれを覗きに行っても結局何も無い。
そうして俺の一回目の部活は、終わった。
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