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航悠編

24、花譲る龍

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 航悠が戻り、数日が過ぎた。
 本人はまだ寝床から離れられないものの、暁の鷹は任務の請け負いを再開し、以前と同じような活気が生まれ始めた。
 そんな頃、蒼月楼に一人の来客があった。

「雪華の姐御ー。お客っすよ」

「客? 一体誰…だ……」

「その……。すまない、邪魔しても良いだろうか」

 梅林に先導されてやってきたその男の姿に、雪華は持っていた依頼書をぱさりと取り落とした。

「あんたはまた……神出鬼没だな」


 人目を忍ぶようにやってきた皇帝が、所在なさげに入り口に立ち尽くしていた。
 とりあえず梅林を追い払って自室まで引っ張り込むと、龍昇はようやくホッとしたように被り物を取る。

「まあ座れ。……今日はまた、どうしたんだ? ……と――。それよりも、言うことがあったな」

 席を勧め、口を開いたところで雪華はふと動きを止めた。姿勢を正すと龍昇に向かって頭を下げる。

「禁軍を差し向けてくれたこと、改めて感謝する。できれば直接会って、言いたかったんだ」

「そんな、礼など……。こちらこそ、あなた方に迷惑をかけた。改めてお詫びする。謝って済むことではないが――」

「……それは、私が言われることじゃない。あんたは最善の手を尽くしてくれたよ。あんたの力を借りなければ、きっとあいつを見つけることはできなかった。だから……感謝している」

 本心からの気持ちで告げると龍昇がより申し訳なさそうに恐縮する。なんとも言えない沈黙が落ち、気を改めるように彼は話題を切り替えた。

「彼の具合はどうなんだ? 侍医にできる限りの手当てはさせたが……」

「ああ。熱も下がったし、ずいぶん良くなってる。そろそろ任務に戻れそうだ」

「そうか。それを聞いて、少し安心した」

 龍昇の目に、ようやく安堵が浮かんだ。それを見て雪華もどこかホッとした気分になる。
 ……おかしなことだ。この男と、こんな空気を共有できるようになるとは。あれほど避けていた男に、自然と感謝の気持ちを告げられるようになるなんて。

「それで、わざわざ航悠の容態を聞きに来たのか?」

「あ、いや……それもあるが、実は陽連に、その下手人の移送車が入ったんだ。この近くで馬車を待機させてあるが……会うか?」

「……!」

 龍昇の言葉に、雪華の目が一瞬にして険しくなった。殺気を帯びたその姿に、龍昇は冷静に諭すように低く告げる。

「あの男たちは、これから法の下に裁かれる。彼の一件の他にも余罪があるから、おそらく極刑は免れないだろうが……」

「……手出しはしない。私刑でなく、罪を明らかにして裁いてくれるのなら。でも……顔を見ておきたい」

 殺したい気持ちは山々あったが、その「余罪」とやらが明らかにならなければその被害者も救われないだろう。殺気を暗い怒りで封じ込めて雪華がつぶやくと、龍昇も納得したように頷いた。

「分かった。俺はあとで顔を合わせることになるだろうから、一緒には行けないが……裏通りの方だ。今、行ってきてほしい」

「あんたはどうする?」

「そうだな……少し、航悠殿と話をさせてもらってもいいか? 彼は俺になど会いたくはないと思うが、直接謝りたいんだ」

 龍昇の発言に雪華は目を見開くと、小さな苦笑を浮かべて告げた。

「あいつはあんたに謝ってほしいなんて、全然思ってないと思うけどな。……隣の部屋だ。寝てたら叩き起こしていいから」

「ふ……。それはきっと、あなただからできることだ」





 それから数分後。隣室でまったりとうたた寝していた航悠は、扉を叩く音に顔を上げた。

「開いてるぜ? 入れよ」

「……失礼する」

「……こりゃ驚いた。あんたか」

 扉を開けて現れた珍客に、航悠は隻眼を見開いた。来訪者はむさい男部屋を見渡すと、入り口で手持ち無沙汰に立ちつくす。

「あからさまに『野郎の部屋なんか入りたくねぇ』ってツラすんなよ。まあ気持ちは分かるが。……とりあえず、座ったらどうだ?」

「ああ……。いや、あなたの部屋を別にどうこうは思わないが。……彼女の部屋と、ほとんど一緒だな」

「安宿が部屋ごとにいちいち内装変えるわけねーだろ。……んで? 今日は何の用だ?」

 椅子を勧めてやるとどこか所在なさげに龍昇が腰掛ける。航悠の視線に龍昇はわずかな憂慮を浮かべて口を開いた。

「ああ……例のやからが移送されてきたので、彼女に知らせに来た。今、行ってもらっている。……大丈夫か?」

「あ、そ。……大丈夫だろ。むしろ心配なのはあちらさんの方かもな」

 ちら、と意地の悪い笑みを浮かべると龍昇がなんとも言えぬ顔になる。彼は航悠の隻眼を見やり、憂いに満ちた顔で告げた。

「その……調子はどうだろうか。侍医は安静にしていれば大丈夫と言っていたが……」

「ん? 見た通りだぜ。ピンピンしてる。ちっとは熱も出たが、治まったな。そろそろ働かねぇとあいつに尻叩かれそうだ。……ああ、そうだ。医者やら軍やら、悪かったな。今回ばかりはマジで助かった。ありがとな」

「な――。そんな……あなたが謝ることなど……」

 軽口で礼を言うと、男の顔が目に見えて強張る。
 皇帝は唇を引き結ぶと、卓子に手をつき――深々と、頭を下げた。

「こちらこそ……本当に、すまなかった…! 巻き込んでしまったのは、私の責任だ。謝罪して済むことではないが、どう償えばいいのか――」

「……おいおい。あんた、何してんだ。やめろって。つーか、そんな簡単に皇帝が頭下げんなって」

「ここで詫びずに、何が皇帝だ……! 危険を分かっていたのに、あなたの立場に甘えた。あんな依頼、提案しなければ――」

「だーから、やめろって。マジで。しばくぞ」

 呆れたように再度告げると、至上の位にある男が顔をようやく上げる。悲痛なその表情に、航悠は溜息をついた。

「はぁ……。誰かに見られたらどうすんだ。ちっとは考えろよ、あんた。……でも、まあ……微妙に残ってた疑いが、解消はしたかな」

「……?」

「いや、な。もしかしたら仕組まれたんじゃねーかって、ほんの少しだけ疑ってたんだが……ないな。あんた、そんな腹芸はできなさそうだ」

「……っ」

 考えもしなかっただろう疑惑を向けられ、龍昇の顔がさっと怒りに強張る。航悠はどうどうと手を振ると苦笑した。

「だから悪かったって。……謝んなよ。俺が受けた依頼だ。責任はとっ捕まった俺にもある。つか、大口叩いといて結局あんたんとこの軍に助けられてるけどな。……うわ、格好わりーな俺」

「そんなことは――」

「ちっと不便だが、片目は残ったんだ。そのうち慣れんだろ。あのクソどもも、いつかは始末しないとヤバかったろうし」

「しかし……」

 何を言っても、龍昇の表情は晴れない。航悠は一つ溜息をつくと、どこかすっきりとした顔で告げた。

「ま、なんとか無事に帰ってこれたし、馬鹿は捕まったし。結果的には良かったんじゃねぇ? それにな、なんか……自分でもどうかと思うんだが、全然後悔してねーし惜しいとも思わねぇんだ。目玉一つでどうにかなったんだから、もういいよ」

 ん、と眼帯を示すと龍昇が渋面を浮かべる。航悠は少し明るい声で話題を切り替えた。

「……あ、そうだ。あんた、あれ実行したのか? 雪華を口説き落とすってやつ」

「は……?」

 虚を突かれたように龍昇がぽかんと目を見開く。次の瞬間、彼は顔を強張らせて叫んだ。

「――ッ! まさか……こんな時に実行するわけないだろう!」

「はぁ? ……あんた、馬鹿か? こんな絶好の機会を逃す阿呆がどこにいるよ」

「絶好の機会…!? それこそ、馬鹿か! そんなこと、できるわけないだろう…!」

「うわ、キレた。……弱ってるとこを優しくしてやりゃ、たいていの女はグラッと来るもんだぜ? ガキでも知ってる手管だ」

「知るか! そんな、つけ込むような真似をするぐらいなら何もしない方がよほどマシだ! ……それに、彼女は『たいていの女』に収まる性格ではないだろう」

「ま、それもそうだな」

 煽るつもりはなかったのだが、逆鱗に触れてしまったらしい。顔を赤くして激昂した男に、航悠はやれやれと同情めいた視線を向ける。

「はー……。あんた顔も性格も悪くないのに、それじゃモテねーわ。お堅すぎる」

「結構だ。そんな卑怯な手を使わなければいけないのならば、一生独身でいい」

「言ったよこの皇帝様は」

 馬鹿にしたように笑ってやると、龍昇はむっつりと押し黙り――やがて、かすかな笑みを浮かべた。初めてかもしれないその柔らかな表情に、航悠は小さく目を見開く。

「彼女のことは……もう、いいんだ。今回の件で、彼女が本当に必要とする人が誰か……痛いほど分かった。俺には代わりはできない」

「…………。あいつのこと、愛してたんじゃねーのか?」

「愛していた。……いや、愛している。でも、だからこそ……本当に愛する人と、幸せになってほしいと思う」

「幸せに、ね……」

 噛み締めるようにつぶやいた男を、航悠は無表情に見つめた。積年の想いが滲むその顔に、淡々と問いかける。

「今回はたまたま事前に食い止められたが、もしかしたらこれからも襲われるかもしれない。そのときに自分の側に置いて守りたいとか、思わないのか?」

「思うさ。でもそれは……俺の役目ではないだろう?」

 ちらりと、挑発的な視線が向けられた。否と言えば斬り捨てられそうな緊張感が、束の間流れる。だが男は自ら首を振ると、薄い笑みを唇に刻んだ。

「……俺の前で、頭を下げたんだ」

「……?」

「彼女が。憎んでいるだろう俺に……胡朝に膝をついて、言ったんだ。あなたを助けてほしいと」

「……っ」

 予想外の言葉に、今度は航悠が目を見開く番だった。男はその光景を思い返すように苦く視線を伏せる。

「今は何でもない顔をしているが……内心、どれほど悔しかったかと思う。誇り高い皇女が、簒奪者さんだつしゃに頭を下げるなど」

「…………」

「それでも、あなたを助けたい一心でそうした彼女を……俺は本当に、尊いと思った。俺では駄目なんだと……その時、はっきり分かった」

 男が視線を上げ、航悠をまっすぐ見つめる。本心を貫き通すような透徹とした眼差しで、彼は問うた。

「あの人のことを、愛しているんだろう?」

「……まさか。――とは、さすがにもう言えねぇか」

 龍昇の問いかけに、肩をすくめて答える。
 はっきりとした返答はしない。答えはもう、きっと分かっているけれど。

「彼女のこと……頼む。あなたも彼女も俺に頼まれたくなどないだろうが、大事な幼馴染なんだ」

「そうかい。……ま、あいつがここにいる限りは頼まれてやってもいいけどよ」

「……素直ではないな」

「ほっとけ」

 端正な顔に刻まれた呆れたような笑みに、小さく鼻で笑って返す。意趣返しをするように航悠は少々意地の悪い視線を男へと向けた。

「しかしあんた、女の趣味悪ぃな。だからいつまで経っても結婚できねぇんだよ」

「……失礼なことを言うな。俺だけならともかく、あの人のことまで悪く言うのはやめてくれ。それに、趣味を言うならあなただって同じだろう?」

 軽口に一瞬ムッとした表情を浮かべた男が、即座に攻勢に転じる。その挑発的な問いかけに、航悠はしれっと笑って返した。

「まあな。北奏ほくそうの男は乗馬が好きだからよ。俺は昔っから、じゃじゃ馬を乗りこなすのが楽しくて仕方ねぇんだよ」

「……本当に、素直じゃない」

 ちらりと呆れた笑みを浮かべ、龍昇が静かに立ち上がった。
 おそらくもう二度と、ここに来ることはないだろう。その後ろ姿に、思わず声を掛ける。

「……皇帝さんよ。俺はあんた個人に恨みはないが、一つだけ余計なことをしてくれたとは思う」

「……?」

「俺は別にな、あいつが誰と一緒になっても静観する気でいたんだ。過去に付き合ってた野郎とくっついても別に構わねぇし、何も思わなかったと思うぜ。……だがそれを、あんたが崩した。あんたのおかげで、俺の調子は崩れっぱなしだ」

「…………。それは――」

 男が驚いたように目を見開く。突然の心情の吐露に彼は困惑を浮かべかけ、だがむっすりと口を引き結んだ。

「……それぐらいして貰わないと、困る。当然の結果だ」

「当然かよ。うわ、意外と粘着質だなあんた」

「気が長いのだけが取り柄だ」

 想い人を諦める苦さを隠そうともせず、どこか恨みがましいような目で龍昇が航悠を見つめる。やがて彼は、はっとしたような顔で口を開いた。

「……ああ、そうだ。あなたには完敗したが……一つだけ、勝っているものがあった」

「……? なんだよ」

「俺は、幼少時の彼女を知っている。あなたは見たこともないだろうが……おそろしく、可愛らしかった」

 大真面目に、そしてどこか誇らしげに告げた皇帝に、航悠は目を見開いた。
 何を言うかと思えば――何を言ってるのか、この男は。

「俺、別に幼児趣味じゃねぇから羨ましかないんだが。つーか、それを言うなら俺は十の時からあいつが女になっていくのを一番そばで見てたんだが」

「……っ」

 とっておきの手札をあっさりと返され、男の表情にさっと悔しさが滲む。
 よし、勝った。……というか、どれだけ下らない自慢大会をしているんだ、自分たちは。

「いや、そんなガックリくるところか? 結構打たれ弱いな、あんた……」

 先ほどの気迫はどこに行ったのか、どこか消沈してしまった男に航悠はがりがりと頭を掻く。

「ああ、面倒くせぇな……。じゃあとっておきを教えてやる。あんたに会って、初めて分かったんだけどな。……あいつ、男言葉だろ?」

「……ああ。それが何か?」

「俺と最初に会った状況が状況だけに、そうせざるを得なかったし、俺のことを適当に真似して定着しちまったんだと思ってたが――それも間違いじゃないんだろうが、あんたに会って確信したよ」

「……?」

「……あいつのしゃべり方、あんたに似てるんだ。堅っ苦しいところとか」

「……っ」

 航悠の言葉に男が顔を上げる。その顔に、あのじゃじゃ馬の顔を重ね、航悠は低く笑った。

「最初から、あいつの中では……あんたの存在が大きいままだったって証拠だな。あいつの中に、あんたの影を見て―――。…………」

 そこで航悠は、珍しく言葉に詰まった。その言葉尻を継ぐように男がぽつりと呟く。

「……嫉妬、したのか?」

「言うな。……さあ、どうだろうな。あんま面白くねぇ気はしたが」

「……それを嫉妬と言うのではないか?」

 二度も繰り返され、航悠は苛立たしげに息を吐き出した。
 ……言わなければ良かった。こんな青臭い感情に振り回される自分など、誰が想像しただろうか。

「認めたくねぇんだよ。情けねーから。……あんたも同じ男なら分かんだろ」

「…………。認めたくはないが、同意する」

 龍昇の唇に、少し呆れたような気安い笑みが浮かんだ。
 男たちは小さく笑い合うと、視線を逸らし、何事もなかったかのように静かに別れた。


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