狐、始めました。

怠惰

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神話時代

2度目の進化

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 私はステータスを確認する。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【名前】No name (Lv20/20 進化可能)
【種族】フォックス
【歳】18  【性別】♀
体力:31000
魔力:24000
物理攻撃:17000
物理防御:500
素早さ:2000
魔力攻撃:1500
魔力防御:500
【スキル】
[狐火Lv7(灯火、火炎)] [看破Lv8] [夜目Lv7]
[気配遮断Lv5] [高速思考Lv10] [自己回復Lv7]
[気配察知Lv9] [直感Lv4] [魔力操作Lv10]
[恐怖耐性Lv10] [毒生成Lv7] [火魔法Lv6]
[氷魔法Lv6] [風魔法Lv4] [飛行Lv4]
[威嚇Lv7] [空間魔法Lv3] [物理耐性Lv4]
[魔法耐性Lv3] [状態異常耐性Lv3]
[魔糸Lv5] [身体強化Lv4] [魔力強化Lv5]
[仙力Lv3] [妖力Lv6]
【ユニークスキル】
[強欲Lv7]
【SP】1300
【称号】
[転生者]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 今気づいたけど私の防御力、紙ではないだろうか?
 私は次から防御を強欲で奪った方がいいかと頭を悩ますが、そんなことよりも進化先を確認する方が今は大事だった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ポイズンフォックス:毒の扱いに長けた魔物。

火狐:火の扱いに長けた魔物。

氷狐:氷の扱いに長けた魔物。

妖狐:妖力と霊力の扱いに長けた魔物。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 私は長い間、頭を悩ましたが最終的には妖狐にした。
 氷や火はその特性種族にならなくても極められるし、ポイズンはあまりひかれなかった。
 そして妖狐になれば扱える魔力と妖力が増えるし、霊力と言う物も気になる。

 私は岩陰に隠れて進化を開始した。体が光に包まれ意識を失う。
 この間に補足を入れておくとこの身体は毎日ご飯を食べる必要がないようで余りお腹が空かない。
 代わりに周囲に漂う魔力に似たエネルギーを取り込んでいるようだが……。

 暫くして目が覚めた。身体がひとまわり大きくなり、身体の色は白くなった。更には何と尻尾が2本ある。目は相変わらず黒色だ。
 
 凄く変わったな…。ステータスを確認する。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【名前】No name (Lv1/50) 
【種族】妖狐(2尾)
【歳】18  【性別】♀
体力:32000
魔力:40000
物理攻撃:18000
物理防御:1000
素早さ:4000
魔力攻撃:3000
魔力防御:1000
【スキル】
[狐火Lv9(灯火、火炎、火玉)] [心眼Lv1]
[夜目Lv9] [気配遮断Lv7] [高速思考Lv10] 
[自己回復Lv9] [空間把握Lv1] [直感Lv6] 
[魔力操作Lv10] [恐怖耐性Lv10]
[毒生成Lv9] [火魔法Lv8] [氷魔法Lv8] 
[風魔法Lv6] [飛行Lv6] [威嚇Lv9] 
[空間魔法Lv5] [物理耐性Lv6]
[魔法耐性Lv5] [状態異常耐性Lv5]
[魔糸Lv7] [身体強化Lv6] [魔力強化Lv7]
[仙力Lv5] [妖力Lv8] [妖術Lv1]
[霊体化Lv1] [霊力Lv1]
【ユニークスキル】
[強欲Lv9]
【SP】1300
【称号】
[転生者] [妖魔]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・火玉:追跡可能の火炎が撃てる。

・心眼:相手の情報や相手の思考が読める。

・空間把握:スキルレベル×5メートルの空間を把握できる。

・妖術:妖力を使った格闘技。

・霊体化:身体の実体を無くせる。スキルレベルが高いほど長くなれる。

・霊力:念力や念話が使える。

・妖魔:妖怪種の魔物。妖術と言う種族専用スキルが使える。

 私は更にスキルポイントで……

・並列思考(100pt):スキルレベル分、並列して思考できる。

・水魔法(100pt):水に関するものを操れる。

・地魔法(100pt):地に関するものを操れる。

・光魔法(100pt):治癒や光の効果がある。

・闇魔法(100pt):影や呪いの効果がある。

・痛覚耐性(50pt):痛覚に耐性を持つ。

・五感強化(50pt):五感を強化する。

・情報整理(100pt):情報整理能力が上がる。

・全属性耐性(600pt):全属性に耐性を持つ。

を習得した。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【名前】No name (Lv1/50) 
【種族】妖狐(2尾)
【歳】18  【性別】♀
体力:32000
魔力:40000
物理攻撃:18000
物理防御:1000
素早さ:4000
魔力攻撃:3000
魔力防御:1000
【スキル】
〈技能〉[狐火Lv9(灯火、火炎、火玉)]
    [心眼Lv1] [夜目Lv9] 
                 [気配遮断Lv7] [高速思考Lv10]
    [自己回復Lv9] [空間把握Lv1]
    [直感Lv6] [魔力操作Lv10]
    [毒生成Lv9] [飛行Lv6]
    [威嚇Lv9] [魔糸Lv7] [妖術Lv1]
    [霊体化Lv1] [並列思考Lv1]
    [情報整理]
〈魔法〉[火魔法Lv8] [氷魔法Lv8]
    [風魔法Lv6] [水魔法Lv1]
    [地魔法Lv1] [光魔法Lv1]
    [闇魔法Lv1] [空間魔法Lv5]
〈耐性〉[恐怖耐性Lv10] [物理耐性Lv6]
    [魔法耐性Lv5] [状態異常耐性Lv5]
    [痛覚耐性Lv1] [全属性耐性Lv1]
〈強化〉[身体強化Lv6] [魔力強化Lv7]
    [五感強化Lv1]
〈能力〉[仙力Lv5] [妖力Lv8] [霊力Lv1]
【ユニークスキル】
[強欲Lv9]
【SP】0
【称号】
[転生者] [妖魔]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  驚くほど綺麗にステータスがまとまった。
 私は見やすくなったステータスを確認する。

 まず、基本魔法を取り敢えず全て取った。霊力系統のスキルも便利そうだ。
 しかし残念ながらステータスも全体的に上がったがまだ下層では生きていけない。

 私はひたすら中層への通り道を探した。そして迷宮の広さに対して僅か5週間ぐらいでやっと見つかった。
 だが、そこは溶岩地帯。ふと、目についたトカゲいや……ドラゴンを見る。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【名前】No name (Lv56)
【種族】マグマワイバーン
【歳】30  【性別】♂
体力:20000
魔力:15000
物理攻撃:13000
物理防御:30000
素早さ:7000
魔力攻撃:10000
魔力防御:20000
【スキル】
[咆哮Lv6] [火魔法Lv8] [水泳Lv4] 
[火属性無効Lv10]
【SP】6
【称号】なし
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 やはり中層でも油断ならない。こいつを倒して防御力を上げよう。私はマグマワイバーンに水魔法を撃った。
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