48 / 151
色々しき風
こまどり姉妹
しおりを挟む
いま気付く九条武子に玉三郎よく似たりしがはていづれ美(は)しきや
【九条武子肖像:彼女は有名女流歌人でもあります】
カティアカティアきみ讃へんに言葉なくその歌声(こゑ)聞かばきみにサウターデ
※カティア:ポルトガルのファドの歌姫カティア・ゲレイロのこと。サウターデはポルトガル人が外国で故国を偲ぶことを云う。
―以下三首、杉浦日向子さんを詠む―
うらうらと杉の木陰にまどろみて日向子入るをばただ知らざりき
べらんめえとは云ふまじを観音でもあるものかあちし江戸っ子気質(かたぎ)とぞ
江戸っ子のこのひとあはれと思ふなら涙やらずにひたみち笑顔
鉄火肌はだけて桴の乱れ打ちのせて暴りょか喧嘩太鼓だ
※湯島天神の白梅太鼓を詠む。それと日向子さんの気質も(?)。
老ひたりとおもふものからなほ愛し昭和歌姫いとどしのべり
※こまどり姉妹のことを詠んでいるのです。
【こまどり;渓流に住む美しい鳥。小さな体ながら凛とした声で鳴く】
【↑Miroslav Sárkozyさんの写真作品です】
わすれはつ日本のこころ情けをよゆすりかへしむこまどり姉妹
【伝統的な阿波踊りでの姉妹(?)の踊りをこまどり姉妹に見立てて】
【九条武子肖像:彼女は有名女流歌人でもあります】
カティアカティアきみ讃へんに言葉なくその歌声(こゑ)聞かばきみにサウターデ
※カティア:ポルトガルのファドの歌姫カティア・ゲレイロのこと。サウターデはポルトガル人が外国で故国を偲ぶことを云う。
―以下三首、杉浦日向子さんを詠む―
うらうらと杉の木陰にまどろみて日向子入るをばただ知らざりき
べらんめえとは云ふまじを観音でもあるものかあちし江戸っ子気質(かたぎ)とぞ
江戸っ子のこのひとあはれと思ふなら涙やらずにひたみち笑顔
鉄火肌はだけて桴の乱れ打ちのせて暴りょか喧嘩太鼓だ
※湯島天神の白梅太鼓を詠む。それと日向子さんの気質も(?)。
老ひたりとおもふものからなほ愛し昭和歌姫いとどしのべり
※こまどり姉妹のことを詠んでいるのです。
【こまどり;渓流に住む美しい鳥。小さな体ながら凛とした声で鳴く】
【↑Miroslav Sárkozyさんの写真作品です】
わすれはつ日本のこころ情けをよゆすりかへしむこまどり姉妹
【伝統的な阿波踊りでの姉妹(?)の踊りをこまどり姉妹に見立てて】
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
【完結】二度目のお別れまであと・・・
衿乃 光希(恋愛小説大賞参加します)
ライト文芸
一年前の夏、大好きな姉が死んだ。溺れた私を助けて。後悔から、姉の代わりになろうと同じ看護科に入学した。
でも授業にはついていけない。そもそも看護には興味がない。
納骨をすると告げられ反対したその日、最愛の姉が幽霊になってあたしの前に現れた――。
仲良し姉妹の絆とお別れの物語
第7回ライト文芸大賞への投票ありがとうございました。71位で最終日を迎えられました。
人生負け組のスローライフ
雪那 由多
青春
バアちゃんが体調を悪くした!
俺は長男だからバアちゃんの面倒みなくては!!
ある日オヤジの叫びと共に突如引越しが決まって隣の家まで車で十分以上、ライフラインはあれどメインは湧水、ぼっとん便所に鍵のない家。
じゃあバアちゃんを頼むなと言って一人単身赴任で東京に帰るオヤジと新しいパート見つけたから実家から通うけど高校受験をすててまで来た俺に高校生なら一人でも大丈夫よね?と言って育児拒否をするオフクロ。
ほぼ病院生活となったバアちゃんが他界してから築百年以上の古民家で一人引きこもる俺の日常。
――――――――――――――――――――――
第12回ドリーム小説大賞 読者賞を頂きました!
皆様の応援ありがとうございます!
――――――――――――――――――――――
ゼフィルス、結婚は嫌よ
多谷昇太
ライト文芸
あるエッセーで「わたしは結婚しない。男に家庭に社会に(女とはかくあるべしと決めつける社会に)縛られ、決めつけられたくはない。わたしは100%、自分自身を生き抜く。生き抜いてみせる。これだけのことをこうしてエッセーで云ったからには、それだけの‘覚悟’がある。わ、た、し、は、結婚しない!」というちょっと眉に唾つけて見なければ信じられないほどの、すさまじい覚悟を述べた方がおられました。ご自分の写真付きでしたが、その写真を拝見してなおびっくり。髪の毛を長く伸ばした(お世辞ではなく)超美人だったからです。年令は28くらいだったかと記憶していますが定かではありません。1990年前後のことでした。これに感心のあまり書こうと思い立ったのがこの拙著「ぜフィルス、結婚は嫌よ」でした。ゼフィルスとは彼の巨匠手治虫先生の作品「ゼフィルス」から名をお借りしたのです。御作品では(男への)復讐の女神ゼフィルスということでしたが。とにかく、この端倪すべかざる女性をエッセーで知って思い立った作品です。先に一度(ラジオ)シナリオにしてNHKの公募に応募したのですが力たらずに入選しませんでした。今回20年近くを経てあらためて小説にしてみようと思い立ちました。主人公の名前は惑香、エッセーの主のようにできるだけ美しいイメージを出そうとして考えた名前です。作中にも記しましたが「みずからの美しさにと惑う」ほどの美貌の主ということです。その美しさは単に外形のみならず…? どうぞ作品内でご確認ください。手前味噌ですがラストは(たぶん)感動的だと思いますのでぜひどうぞ。
東大卒男と中退女~正反対な2人の恋愛譚~
たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ライト文芸
高校を中退して、不動産会社で働く笹川舞。
東大を出て、一流商社で働く新田明。
静かで穏やかな雰囲気流れる山あいの田舎で、これまで正反対の人生を歩んできた二人はおよそ最悪の出会いを果たす。
はじめは相容れることのなかった二人だが、どちらも引っ越してきたばかりで友達がいなかったことから、二人は仮の友人となることに。
そしてそのうち、お互いに欠けたものを持つ二人は、互いに惹かれあい補い合っていく。
その出会いにより、変わらないと思っていた平坦な日常が変わっていく。
もうしないと思っていた恋をする。
希望なんてないと思っていた日常に光がさす。
何歳になっても、青春は訪れる。
ほろ苦くも最後に甘くなる、大人のための社会人恋愛小説。
涙間違いなしです。
ライト文芸賞参加作品です。応援よろしくお願いします。
完結保証
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる