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自失
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「こんばんは~」
伸二の浮気相手──リンカさん、っていうんだろう、そのまだ20代前半と思しき女の子は唇に微笑みをたたえたまま、伸二の横に座った。
艶やかな茶髪が、綺麗に巻かれている。
「なんかシンちゃんコソコソしてるからぁ~、なにかなぁって尾行けちゃった」
「……お願いだから、邪魔しないでくれリンカ」
「やだ!」
つん! とリンカさんは顎をそらせる。私のことなんか、どうでもいいみたいだ。
「いいじゃんシンちゃん、こんな趣味の悪い女なんか!」
「……男の趣味は、悪かったみたい」
そう言い返すと、リンカさんは「は?」と低い声で私を睨む。
「違いますー。シーツの色とか、カーテンとか!」
「……ああ。もう一緒に住んでるの?」
……まぁ、私も謙一さんのところに丸め込まれて転がり込んでいるわけで、その辺は責められない。
お互い、フリーなのだし。
軽く肩をすくめて伸二を見ると、……真っ青だった。
そして、リンカさんを止めようとする。
「リン、リンカ、少し黙っ──」
「ちがいますぅ~。前から思ってたんですぅ!」
きゃはは、とリンカさんは楽しげに笑った。
「奥さん遅くなるときとか、シンちゃんちよくお邪魔してたんですよぉ~」
ひぅ、と息を吸った。
(……え?)
伸二に目を遣る。真っ青になって私と視線が合っては外れる。……なに、それ。
「ベッド、シーツの趣味は悪いけどエッチするときのスプリングはいい感じですね!」
にっこり、とリンカさんは笑う。
「あ、ごめんなさーい。奥さんはあのベッドでエッチしたことなかったんでしたっけ~」
どくん、と心臓が凍った。
え、っと。
じゃあ、なに?
私は──2人がセックスをした、そのあとの布団で寝ていたの?
口を押さえた。
セックスしてたって、ことは、……シーツ、変えてなかった、ってことは、……ふたりの、体液とか残って……た、かも、なベッドで……私は。
私は眠っていた。
毎晩。毎晩。毎晩。
赤ちゃん欲しいなって思いながら、赤ちゃんいたら変わるかなって思いながら、この2人がセックスしたシーツで眠っていた。
「奥さん、赤ちゃん欲しがってたんですよね」
リンカさんが目を細めた。
「あのベッドで、エッチとか強請ってたんですよね! 抱いてもらえるはずないのに!」
私は。
2人がセックスしていたベッドで、伸二にお願いしていた。
断られても気にしないふりをして、セックスしようって。何度も、何度も。
「だいたいあのベビードールも似合わないですよ~」
あはは、とリンカさんは笑った。
あ、……あれ、伸二、見せた……んだ。「無理すんなよアラサー」な、あのベビードール……で、2人で。
笑ってたんだ。
私のことを。
あのベッドで、睦みあいながら、笑っていたんだ。抱いてもらえない、惨めな妻のことを。
(帰りたい)
身体が震えた。
帰りたい。
ちがう、──会いたい。謙一さんに会いたい。
(たすけて)
身体が震える。
たすけて、たすけて、謙一さん、私、壊れてしまう。
「リン! いい加減にしろ……!」
「リン、シンちゃんの彼女だもん。ここにいる権利、あるよね」
「……っ、リン、オレ、別れてくれって何度も」
「きかなーい。ねぇ、奥さんに脅されてるの? 財産分与とか? 慰謝料?」
「違」
伸二の言葉を聞いているのかいないのか、リンカさんはきっ、と私を睨みつける。
「10年以上もシンちゃんの貴重な時間を奪っておいて、無駄にさせておいて! その上お金まで請求するの!? 恥知らず!」
その言葉に、呆然として──それから笑いが、こみ上げてきた。
(なに、それ)
頬が冷たい。
なんだろ、泣いてるのかな。
なんで泣いてるんだろ。
(貴重な時間、だって……)
無駄にさせたんだって。
私は、恥知らずなんだって。
確かに──別の女とセックスしたての夫に、その睦み合っていた同じベッドで子作りを強請るなんて、恥知らずもいいところなのかも、しれない。
伸二が必死に何か言ってる。リンカさんは喚いてる。
私と伸二が高校からの付き合いだって──知ってる、って感じの発言。
じゃあ伸二も、そう思っていたのかな。
無駄だったって。
初めてのキスも、処女も、全部あげたのに。全部全部、あげたのに──全部、伸二にとっては要らないモノ、だったのかな。
だから、──浮気なんて、できたんだろう。2人で選んだあのベッドに、不倫相手を引き込めたんだろう。
なんて、──惨め。
もう、笑うしかない。笑ってるのに泣いてる。めちゃくちゃだ。
「なに笑ってるの!?」
リンカさんの金切り声で、はっと我に返る。リンカさんは伸二がまだ口をつけてなかったホットコーヒーのマグカップを掴んだ。
「ムカつく! ムカつくっ!」
え、と私は固まる。
(水でしょ!?)
こういう時、かけるのに選ぶのって水じゃない!? いやまぁ、水のグラスなんてここにはないんだけれど──それにしたって!
……なんて冷静でいるつもりだったけれど、結局全然冷静じゃないってことなんだろう、と思う。
驚きのあまり、体が動かなくて──あ、だめ、やだなぁヤケドとかするかな、まだ熱そう……と、目の前に黒色の、何か。
「え」
目線を動かす。
その先には、黒いトレイを縦に持った謙一さんがいた。トレイは見事にコーヒーを跳ね返して、リンカさんと伸二に思い切りかかった。床とテーブルに落ちていく液体。
「っ、はぁあ!? なにすんのよ!」
大して熱くもなかったのか、リンカさんはきぃきぃと服にかかったコーヒーを拭きながら目を尖らせた。
「……こんばんは」
謙一さんはリンカさんを無視して、伸二を見つめた。怜悧な視線に、伸二がびくりと肩を揺らす。謙一さんは、地を這うような声で言う。
「麻衣さんの、元ご主人でしょうか?」
元、にニュアンスを強くして謙一さんは言った。
「……どちら、さまですか」
「彼女に、求婚している者です──答えは、まだいただけてませんが」
伸二は弾けたように私を見て、呆然と目を瞠った。
「な、……っ、求婚? 麻衣、どういうことだ?」
責めるような目線で見られる。そんな目で見られる筋合いはない、と思う。
「今後、こういった話は弁護士を通していただけませんか? 俺の方から連絡させますから」
「弁護士……!?」
伸二の呆然とした声を完全に無視して、謙一さんは淡々と続ける。感情を押さえつけて、どこか事務的な印象すらあった。
「ではここで失礼します。こんな場所に麻衣さんを置いておけない」
安心させるように、謙一さんは私を見て頬を緩める。
「遅くなってすまない」
謙一さんが、私の手を取る。ぎゅ、と握られた。
その温かさにほっとして、涙がころんと零れ落ちた。さっきまでの冷たい涙じゃなくて、体温がある涙。
伸二の浮気相手──リンカさん、っていうんだろう、そのまだ20代前半と思しき女の子は唇に微笑みをたたえたまま、伸二の横に座った。
艶やかな茶髪が、綺麗に巻かれている。
「なんかシンちゃんコソコソしてるからぁ~、なにかなぁって尾行けちゃった」
「……お願いだから、邪魔しないでくれリンカ」
「やだ!」
つん! とリンカさんは顎をそらせる。私のことなんか、どうでもいいみたいだ。
「いいじゃんシンちゃん、こんな趣味の悪い女なんか!」
「……男の趣味は、悪かったみたい」
そう言い返すと、リンカさんは「は?」と低い声で私を睨む。
「違いますー。シーツの色とか、カーテンとか!」
「……ああ。もう一緒に住んでるの?」
……まぁ、私も謙一さんのところに丸め込まれて転がり込んでいるわけで、その辺は責められない。
お互い、フリーなのだし。
軽く肩をすくめて伸二を見ると、……真っ青だった。
そして、リンカさんを止めようとする。
「リン、リンカ、少し黙っ──」
「ちがいますぅ~。前から思ってたんですぅ!」
きゃはは、とリンカさんは楽しげに笑った。
「奥さん遅くなるときとか、シンちゃんちよくお邪魔してたんですよぉ~」
ひぅ、と息を吸った。
(……え?)
伸二に目を遣る。真っ青になって私と視線が合っては外れる。……なに、それ。
「ベッド、シーツの趣味は悪いけどエッチするときのスプリングはいい感じですね!」
にっこり、とリンカさんは笑う。
「あ、ごめんなさーい。奥さんはあのベッドでエッチしたことなかったんでしたっけ~」
どくん、と心臓が凍った。
え、っと。
じゃあ、なに?
私は──2人がセックスをした、そのあとの布団で寝ていたの?
口を押さえた。
セックスしてたって、ことは、……シーツ、変えてなかった、ってことは、……ふたりの、体液とか残って……た、かも、なベッドで……私は。
私は眠っていた。
毎晩。毎晩。毎晩。
赤ちゃん欲しいなって思いながら、赤ちゃんいたら変わるかなって思いながら、この2人がセックスしたシーツで眠っていた。
「奥さん、赤ちゃん欲しがってたんですよね」
リンカさんが目を細めた。
「あのベッドで、エッチとか強請ってたんですよね! 抱いてもらえるはずないのに!」
私は。
2人がセックスしていたベッドで、伸二にお願いしていた。
断られても気にしないふりをして、セックスしようって。何度も、何度も。
「だいたいあのベビードールも似合わないですよ~」
あはは、とリンカさんは笑った。
あ、……あれ、伸二、見せた……んだ。「無理すんなよアラサー」な、あのベビードール……で、2人で。
笑ってたんだ。
私のことを。
あのベッドで、睦みあいながら、笑っていたんだ。抱いてもらえない、惨めな妻のことを。
(帰りたい)
身体が震えた。
帰りたい。
ちがう、──会いたい。謙一さんに会いたい。
(たすけて)
身体が震える。
たすけて、たすけて、謙一さん、私、壊れてしまう。
「リン! いい加減にしろ……!」
「リン、シンちゃんの彼女だもん。ここにいる権利、あるよね」
「……っ、リン、オレ、別れてくれって何度も」
「きかなーい。ねぇ、奥さんに脅されてるの? 財産分与とか? 慰謝料?」
「違」
伸二の言葉を聞いているのかいないのか、リンカさんはきっ、と私を睨みつける。
「10年以上もシンちゃんの貴重な時間を奪っておいて、無駄にさせておいて! その上お金まで請求するの!? 恥知らず!」
その言葉に、呆然として──それから笑いが、こみ上げてきた。
(なに、それ)
頬が冷たい。
なんだろ、泣いてるのかな。
なんで泣いてるんだろ。
(貴重な時間、だって……)
無駄にさせたんだって。
私は、恥知らずなんだって。
確かに──別の女とセックスしたての夫に、その睦み合っていた同じベッドで子作りを強請るなんて、恥知らずもいいところなのかも、しれない。
伸二が必死に何か言ってる。リンカさんは喚いてる。
私と伸二が高校からの付き合いだって──知ってる、って感じの発言。
じゃあ伸二も、そう思っていたのかな。
無駄だったって。
初めてのキスも、処女も、全部あげたのに。全部全部、あげたのに──全部、伸二にとっては要らないモノ、だったのかな。
だから、──浮気なんて、できたんだろう。2人で選んだあのベッドに、不倫相手を引き込めたんだろう。
なんて、──惨め。
もう、笑うしかない。笑ってるのに泣いてる。めちゃくちゃだ。
「なに笑ってるの!?」
リンカさんの金切り声で、はっと我に返る。リンカさんは伸二がまだ口をつけてなかったホットコーヒーのマグカップを掴んだ。
「ムカつく! ムカつくっ!」
え、と私は固まる。
(水でしょ!?)
こういう時、かけるのに選ぶのって水じゃない!? いやまぁ、水のグラスなんてここにはないんだけれど──それにしたって!
……なんて冷静でいるつもりだったけれど、結局全然冷静じゃないってことなんだろう、と思う。
驚きのあまり、体が動かなくて──あ、だめ、やだなぁヤケドとかするかな、まだ熱そう……と、目の前に黒色の、何か。
「え」
目線を動かす。
その先には、黒いトレイを縦に持った謙一さんがいた。トレイは見事にコーヒーを跳ね返して、リンカさんと伸二に思い切りかかった。床とテーブルに落ちていく液体。
「っ、はぁあ!? なにすんのよ!」
大して熱くもなかったのか、リンカさんはきぃきぃと服にかかったコーヒーを拭きながら目を尖らせた。
「……こんばんは」
謙一さんはリンカさんを無視して、伸二を見つめた。怜悧な視線に、伸二がびくりと肩を揺らす。謙一さんは、地を這うような声で言う。
「麻衣さんの、元ご主人でしょうか?」
元、にニュアンスを強くして謙一さんは言った。
「……どちら、さまですか」
「彼女に、求婚している者です──答えは、まだいただけてませんが」
伸二は弾けたように私を見て、呆然と目を瞠った。
「な、……っ、求婚? 麻衣、どういうことだ?」
責めるような目線で見られる。そんな目で見られる筋合いはない、と思う。
「今後、こういった話は弁護士を通していただけませんか? 俺の方から連絡させますから」
「弁護士……!?」
伸二の呆然とした声を完全に無視して、謙一さんは淡々と続ける。感情を押さえつけて、どこか事務的な印象すらあった。
「ではここで失礼します。こんな場所に麻衣さんを置いておけない」
安心させるように、謙一さんは私を見て頬を緩める。
「遅くなってすまない」
謙一さんが、私の手を取る。ぎゅ、と握られた。
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