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番外編
【番外編SS】結婚式、どうしよう?(下)
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さすがに仙台日帰りはキツイ、ので一泊させてもらう予定で来てはいたけれど。
「……ごめん、本当にごめん」
恭介くんはそう言いながら、私が被っているナイトキャップを見て腹筋を鍛えていた。
お母さんが用意してくれてたパジャマ、すごい。すごいほんと、すごい。
「実在したんだ、こんなパジャマ……ネグリジェ?」
ふりっふりだ。ふりふり。セットのナイトキャップまである。
全身フリフリ莉子ちゃんを見て、恭介くんはもう、ずっと笑ってる。
(で、でも! せっかく用意してくれたフリフリ!)
使わなきゃ、申し訳ない。
ていうか、ベッドも天蓋付きのお姫様仕様。枕も布団も全部パステルなピンク。
「……俺、今日どんな夢みるんだろう」
恭介くんに背景のピンクが似合わない。
普段モノトーンとか好きだから、イメージになくて。
「夢かあ。ピンクの水玉の像とか」
「見そう」
恭介くんはため息をついて、それからふと口を開いた。
「莉子、結婚式……どうする」
「え、あ、うー」
あそこまで楽しみにしてもらってて……。
「俺は、式、したいと思ってた」
「でも」
恭介くんのお父さんのことが、どうしても気にかかる。
それで恭介くんに負担かけるくらいなら、ウェディングドレスなんか着なくていいって思うくらいに。
「俺も見たい。莉子のドレス」
「ドレス見てどうするのー」
私は口を尖らせた。
「いやちゃんと、……なんていうか」
恭介くんは少し口籠る。
「莉子のご両親に。ちゃんと幸せにします、って、形にできるような気がして」
「幸せだから問題ないよ!」
「んー」
恭介くんは私を抱きしめる。フリフリピンクの私。
「うちの親、そういうの気にしないよ」
「知ってる。知ってるから、だから余計に」
肩口に、顔を埋めて。
ごめん、て言われてるような気がして苦しくなった。
翌朝、恭介くんめっちゃスヤスヤ寝てる。
「……乙女~」
ピンクふりふり空間で眠ってる。
案外長い睫毛の恭介くんの、ちょっと硬い髪の毛を撫で撫でして部屋をでた。
「おはよう~」
恭介くんのお母さんはご機嫌で朝ごはんを作っていた。慌ててキッチンへ向かう。
「お手伝いします」
「いいのいいの~、長旅でしょー、もっとゆっくりしてけばいいのに」
「今度はそうします」
観光もしたいしなぁ、って頷く。
今回は牛タン食べるので精一杯だ。
「いやよねぇ」
お母さんは「紅茶でいいかしら」と言った後にとても普通に、そう言った。
「?」
「あの人たち。仲悪いのよ、恭介ったら高校さえ特待で行ったの、お父さんに1円も出させなかったくらい」
「……え」
「昔ね、お父さんが弁護した事件があって……それがね」
お母さんは急に、ってくらいに滔々と話し出した。
殺された女性。
限りなく「クロ」に近い被疑者を、逆転無罪に導いた恭介くんのお父さん。
釈放されてすぐ、また逮捕されたその人。
そのせいで世間からバッシングされて──それが、恭介くんたちが引っ越した理由。
「それ以来、もんのすごく仲悪いの」
「……」
「面白いのはね」
ふふふ、とお母さん。
「二人とも、わたしが二人の仲違いの原因、知ってると思ってないのよね」
急に引越しさせられたせいだって思ってるんじゃないかな、とお母さんはヤカンにお水を入れる。じゃああ、って水道の音。
「家族のことだもの」
「……はい」
「あの二人はね、相容れないわねぇ」
のんびりと、お母さんは言う。
「お互いの見てるものが違う。正義が違いすぎる。お父さんにはお父さんの正義があるんだけれど」
かち、とコンロに火がかかる。
「親子なのに。親子だから?」
お母さんはふふふ、と笑った。
「可愛いわねぇ男のひとって」
私は黙って、そのガスコンロの青い炎を見ていた。
きっと──あの二人は、理解し合うなんて絶対に無理なんだろう。絶対、なんて私が言えることじゃないし、もしかしたらいつか和解するのかもしれない。
でもそれを促したり強要したりするのは間違ってる、とヤカンから上がる蒸気を見ながら、思った。
とんとん、と階段を降りてくる音。
「……寝過ぎた」
恭介くんの、寝ぼけた声。
お母さんはとっても普通に「おはよう」と微笑んだ。
仙台駅で牛タン屋さんに入る。
「お昼から豪華~」
「いつぶりかな」
恭介くんは牛タンのセットを見ながら呟いた。
「地元だとあんまり食べないんだよな」
「地元かぁ」
恭介くんにとって「地元」は仙台なんだろうな。中学、高校と過ごした「地元」。
もぐもぐ、と美味しい牛タンを頬張りながら(お漬物がまた美味しい!)私は言う。
「ねー恭介くん」
「ん?」
「結婚式、しよっか」
「……急だな」
「んー」
首を傾げて、笑った。
「お父さんも、ちゃんと呼んで」
「……」
恭介くんが箸を置く。
私はそのまま続けた。
「見せつけてやろーよ」
「?」
「幸せです! って」
麦ご飯を食べる。美味しい。
「私だって、恭介くん幸せにできるって見せたいよ」
「……莉子」
「お父さんと仲直り? とか、うん。そういうのは、しなくていいと思うんだ」
親子でも、人間同士だから。
合う、合わないは絶対にある。
「たださ、恭介くんがウチの両親に私を幸せにするってちゃんと形にしたいなら」
お漬物、ほんとおいしいな。ぴりっと辛口。ご飯にも牛タンにも合う。
「私も、恭介くんのご両親に、見せたい。恭介くん幸せっぽいですよって」
「……ぽくない。幸せ」
嬉しいことを言ってくれる。
えへへ、と笑った。
「まぁあれですよ、うん」
これが正しい形なのか、なんて分からない。
恭介くんがお父さんと会うことが、いいことかどうかも分からない。
幸せですってお知らせして、それで何がどうかなるか、なんてことも分からない。
けど。
「区切りにはなるんじゃないかなって、思ったよ。私たち家族になりますっていう?」
式の必要性はないと思う。
けど、形にするのは──わかりやすくて、私みたいなフワフワしてる人間にはちょうどいい。
「どうでしょ?」
「……母さんにはあまり口出させない方がいいぞ」
恭介くんはぱくっ、と牛タンを口に運ぶ。
「パジャマみたいにフリッフリにされるぞ」
「……あは」
私たちは笑い合う。
なんか、うん。
こういう形の結婚式もあって、良いんじゃないかなぁって。
家族になりました、のご報告。
「幸せになろうね、恭介くん」
「だから幸せだって、もう」
「あはは、気が合うね」
そんな訳で──結婚式、やることになりました。
でもあんまり、うん。
ふりふりには、したくないかなぁ……。
「……ごめん、本当にごめん」
恭介くんはそう言いながら、私が被っているナイトキャップを見て腹筋を鍛えていた。
お母さんが用意してくれてたパジャマ、すごい。すごいほんと、すごい。
「実在したんだ、こんなパジャマ……ネグリジェ?」
ふりっふりだ。ふりふり。セットのナイトキャップまである。
全身フリフリ莉子ちゃんを見て、恭介くんはもう、ずっと笑ってる。
(で、でも! せっかく用意してくれたフリフリ!)
使わなきゃ、申し訳ない。
ていうか、ベッドも天蓋付きのお姫様仕様。枕も布団も全部パステルなピンク。
「……俺、今日どんな夢みるんだろう」
恭介くんに背景のピンクが似合わない。
普段モノトーンとか好きだから、イメージになくて。
「夢かあ。ピンクの水玉の像とか」
「見そう」
恭介くんはため息をついて、それからふと口を開いた。
「莉子、結婚式……どうする」
「え、あ、うー」
あそこまで楽しみにしてもらってて……。
「俺は、式、したいと思ってた」
「でも」
恭介くんのお父さんのことが、どうしても気にかかる。
それで恭介くんに負担かけるくらいなら、ウェディングドレスなんか着なくていいって思うくらいに。
「俺も見たい。莉子のドレス」
「ドレス見てどうするのー」
私は口を尖らせた。
「いやちゃんと、……なんていうか」
恭介くんは少し口籠る。
「莉子のご両親に。ちゃんと幸せにします、って、形にできるような気がして」
「幸せだから問題ないよ!」
「んー」
恭介くんは私を抱きしめる。フリフリピンクの私。
「うちの親、そういうの気にしないよ」
「知ってる。知ってるから、だから余計に」
肩口に、顔を埋めて。
ごめん、て言われてるような気がして苦しくなった。
翌朝、恭介くんめっちゃスヤスヤ寝てる。
「……乙女~」
ピンクふりふり空間で眠ってる。
案外長い睫毛の恭介くんの、ちょっと硬い髪の毛を撫で撫でして部屋をでた。
「おはよう~」
恭介くんのお母さんはご機嫌で朝ごはんを作っていた。慌ててキッチンへ向かう。
「お手伝いします」
「いいのいいの~、長旅でしょー、もっとゆっくりしてけばいいのに」
「今度はそうします」
観光もしたいしなぁ、って頷く。
今回は牛タン食べるので精一杯だ。
「いやよねぇ」
お母さんは「紅茶でいいかしら」と言った後にとても普通に、そう言った。
「?」
「あの人たち。仲悪いのよ、恭介ったら高校さえ特待で行ったの、お父さんに1円も出させなかったくらい」
「……え」
「昔ね、お父さんが弁護した事件があって……それがね」
お母さんは急に、ってくらいに滔々と話し出した。
殺された女性。
限りなく「クロ」に近い被疑者を、逆転無罪に導いた恭介くんのお父さん。
釈放されてすぐ、また逮捕されたその人。
そのせいで世間からバッシングされて──それが、恭介くんたちが引っ越した理由。
「それ以来、もんのすごく仲悪いの」
「……」
「面白いのはね」
ふふふ、とお母さん。
「二人とも、わたしが二人の仲違いの原因、知ってると思ってないのよね」
急に引越しさせられたせいだって思ってるんじゃないかな、とお母さんはヤカンにお水を入れる。じゃああ、って水道の音。
「家族のことだもの」
「……はい」
「あの二人はね、相容れないわねぇ」
のんびりと、お母さんは言う。
「お互いの見てるものが違う。正義が違いすぎる。お父さんにはお父さんの正義があるんだけれど」
かち、とコンロに火がかかる。
「親子なのに。親子だから?」
お母さんはふふふ、と笑った。
「可愛いわねぇ男のひとって」
私は黙って、そのガスコンロの青い炎を見ていた。
きっと──あの二人は、理解し合うなんて絶対に無理なんだろう。絶対、なんて私が言えることじゃないし、もしかしたらいつか和解するのかもしれない。
でもそれを促したり強要したりするのは間違ってる、とヤカンから上がる蒸気を見ながら、思った。
とんとん、と階段を降りてくる音。
「……寝過ぎた」
恭介くんの、寝ぼけた声。
お母さんはとっても普通に「おはよう」と微笑んだ。
仙台駅で牛タン屋さんに入る。
「お昼から豪華~」
「いつぶりかな」
恭介くんは牛タンのセットを見ながら呟いた。
「地元だとあんまり食べないんだよな」
「地元かぁ」
恭介くんにとって「地元」は仙台なんだろうな。中学、高校と過ごした「地元」。
もぐもぐ、と美味しい牛タンを頬張りながら(お漬物がまた美味しい!)私は言う。
「ねー恭介くん」
「ん?」
「結婚式、しよっか」
「……急だな」
「んー」
首を傾げて、笑った。
「お父さんも、ちゃんと呼んで」
「……」
恭介くんが箸を置く。
私はそのまま続けた。
「見せつけてやろーよ」
「?」
「幸せです! って」
麦ご飯を食べる。美味しい。
「私だって、恭介くん幸せにできるって見せたいよ」
「……莉子」
「お父さんと仲直り? とか、うん。そういうのは、しなくていいと思うんだ」
親子でも、人間同士だから。
合う、合わないは絶対にある。
「たださ、恭介くんがウチの両親に私を幸せにするってちゃんと形にしたいなら」
お漬物、ほんとおいしいな。ぴりっと辛口。ご飯にも牛タンにも合う。
「私も、恭介くんのご両親に、見せたい。恭介くん幸せっぽいですよって」
「……ぽくない。幸せ」
嬉しいことを言ってくれる。
えへへ、と笑った。
「まぁあれですよ、うん」
これが正しい形なのか、なんて分からない。
恭介くんがお父さんと会うことが、いいことかどうかも分からない。
幸せですってお知らせして、それで何がどうかなるか、なんてことも分からない。
けど。
「区切りにはなるんじゃないかなって、思ったよ。私たち家族になりますっていう?」
式の必要性はないと思う。
けど、形にするのは──わかりやすくて、私みたいなフワフワしてる人間にはちょうどいい。
「どうでしょ?」
「……母さんにはあまり口出させない方がいいぞ」
恭介くんはぱくっ、と牛タンを口に運ぶ。
「パジャマみたいにフリッフリにされるぞ」
「……あは」
私たちは笑い合う。
なんか、うん。
こういう形の結婚式もあって、良いんじゃないかなぁって。
家族になりました、のご報告。
「幸せになろうね、恭介くん」
「だから幸せだって、もう」
「あはは、気が合うね」
そんな訳で──結婚式、やることになりました。
でもあんまり、うん。
ふりふりには、したくないかなぁ……。
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