おばあちゃんっ子 ｰもうこの世界にいないあなたへｰ

入院中の生活

病院で護られていました

入院し、すぐに傷は治ったのですが
虐待だったからでしょう。
退院せずにカウンセリングを
たまに受けました。
私はあれこれ聞かれるカウンセリングが
嫌いでした。
あまりまともに答えた覚えがありません。

私は退院するまでずっと
小児ICUにいさせてもらいました。
担当の先生と担当の看護士さんが
とても素敵な方でした。

心にも傷を負っていた私を側に
置いて下さっていたのだと思います。
私はきっとその時、
護られていたのでしょう。

入院中、身体は元気になった私は
看護士さんのお手伝いをしたり、
肩たたきをしたり、
赤ちゃんをあやしたり。
たまに年齢の近い子が入院してくると
友だちになれたりしました。

たくさんの人たちに
仲良くしてもらいました。