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ラブホテル
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「黒崎さん,ここは・・・・・・」
「あら,あゆむ君,もしかして初めて?」
今まで泊まったことのあるビジネスホテルと比べると,何倍も広い部屋。大きなテレビの横にはマイクが置いてあり,ソファの前にあるローテーブルの上には,きらびやかなクロスが敷かれている。
「ここはどんな感じかなあ」
黒崎さんは,小悪魔の尻尾を左右に揺らしながら奥の部屋へと進んでいった。これだけ広い部屋なのに,この先に何があるのだろうと気になり,黒崎さんの後を追いかける。
「わお,最高!」
目の前に広がる光景に,目がくらみそうになる。ミラーボールのようなライトと,家にある風呂と比べるとあまりにも大きすぎるバスタブから,ネオン街を思わせる光線が放たれている。
「もしかしてこれが・・・・・・」
「そう,これがラブホテルよ」
黒崎さんは,飛びつくようにしておれに抱きついた。
「黒崎さん・・・・・・当たってるから」
華奢な体で支えるには辛そうな豊満な胸が押し付けられ,おれは自我を保つのに必死になる。
「ねえねえ,あゆむ君。飲み直す? お風呂にする? それとも・・・・・・」
上目遣いでおれを見るその表情があまりにも可愛くて,悶々とする。尻尾の下のミニスカートがふりふりと揺れて,そこから覘いている太ももが妙にエロい。
だめだだめだ。我に返って頭を振る。理性ではわかっているのに,どうしても生理的な反応は抑えられない。
おれのあそこは,今にも駆け出しそうなほど猛りたっていた。おれの名前はあゆむと言うのに,息子がこんな風になるとは。トンビが鷹を産むとはこのことか。
「私,初めてって大好き」
いいのか? おれよ。ここは超えてはいけないレッドゾーンではないのか?
「後ろめたく思う必要はないんだよ,あゆむ君。これは私たちにとっては勝負だし,あゆむ君は自分の幸せのためにいろんな経験をしたらいいの。ね? 一緒に気持ちよくなろ?」
黒崎さんとおれで,ムフフな展開が待っている。
ベッドにダイブして,おいでと言わんばかりに両手を広げている黒崎さんは,デビルの皮を被った天使だ。これが小悪魔だと言うなら,おれは喜んで地獄に落ちることを受け入れるかもしれない。
理性は血の池に沈み,おれは目をハートにして黒崎さんの伸ばす手の中に包み込まれにいった。
「あら,あゆむ君,もしかして初めて?」
今まで泊まったことのあるビジネスホテルと比べると,何倍も広い部屋。大きなテレビの横にはマイクが置いてあり,ソファの前にあるローテーブルの上には,きらびやかなクロスが敷かれている。
「ここはどんな感じかなあ」
黒崎さんは,小悪魔の尻尾を左右に揺らしながら奥の部屋へと進んでいった。これだけ広い部屋なのに,この先に何があるのだろうと気になり,黒崎さんの後を追いかける。
「わお,最高!」
目の前に広がる光景に,目がくらみそうになる。ミラーボールのようなライトと,家にある風呂と比べるとあまりにも大きすぎるバスタブから,ネオン街を思わせる光線が放たれている。
「もしかしてこれが・・・・・・」
「そう,これがラブホテルよ」
黒崎さんは,飛びつくようにしておれに抱きついた。
「黒崎さん・・・・・・当たってるから」
華奢な体で支えるには辛そうな豊満な胸が押し付けられ,おれは自我を保つのに必死になる。
「ねえねえ,あゆむ君。飲み直す? お風呂にする? それとも・・・・・・」
上目遣いでおれを見るその表情があまりにも可愛くて,悶々とする。尻尾の下のミニスカートがふりふりと揺れて,そこから覘いている太ももが妙にエロい。
だめだだめだ。我に返って頭を振る。理性ではわかっているのに,どうしても生理的な反応は抑えられない。
おれのあそこは,今にも駆け出しそうなほど猛りたっていた。おれの名前はあゆむと言うのに,息子がこんな風になるとは。トンビが鷹を産むとはこのことか。
「私,初めてって大好き」
いいのか? おれよ。ここは超えてはいけないレッドゾーンではないのか?
「後ろめたく思う必要はないんだよ,あゆむ君。これは私たちにとっては勝負だし,あゆむ君は自分の幸せのためにいろんな経験をしたらいいの。ね? 一緒に気持ちよくなろ?」
黒崎さんとおれで,ムフフな展開が待っている。
ベッドにダイブして,おいでと言わんばかりに両手を広げている黒崎さんは,デビルの皮を被った天使だ。これが小悪魔だと言うなら,おれは喜んで地獄に落ちることを受け入れるかもしれない。
理性は血の池に沈み,おれは目をハートにして黒崎さんの伸ばす手の中に包み込まれにいった。
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