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それを恋と呼ぶのかもわからない

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それは少しばかり熱った夏の恋
ずっと夢中になっていた人がいた
しかしふたりは禁じられた関係
そして夏の終わりと共に
恋心は少しずつ意識の中から消えていった

翌年の夏の終わり
再び出逢う日が訪れた
何も言えなかった
ただ当たり障りのない話しか
浮かばなかった
そしてふたりの時間は過ぎ去っていった

今思えばあの恋は
抱き締められたいとも思わなかったし
愛されたいとも思わなかった
それを恋と呼ぶのかもわからない
だけど確かに胸の高鳴りを感じた

あのときのときめきを
あなたへの感謝の心にかえて
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