【有能すぎて申し訳ない】～追放された前の職場にざまぁ's/もう遅い～３５歳エリートおっさんが行く世界『最強』無双コンサルティング

第六章 民主主義ってなんなんでしょうね

第２１７話 あなたの意見を代弁してくれるのは、あなただけですよ。

　ここは南日本の一般的な町。

（↓頭イカレ太郎、２５歳、スーツはないので葉っぱだけの変態）
「町の皆さん、こんにちはーーーー！！頭イカレ太郎２５歳でーーーーす！！

　親が１００兆マネー企業の社長だから、箔付けの為に立候補しました！！」

（↓有権者の皆様）
「あの頭イカレ太郎はチャランポラン太郎の兄弟だ！！どんな政策があるんだ？？聞いてみよう！！」

「政策～～？？そんなのなーーーーい！！経歴に立候補したって書く為にふざけて立候補したんだから、そんなのな～～～い！！」

「な、なんだって！！ふざけて立候補したのか！！これじゃあ、憲法違反の公職選挙法の供託金の目的である、「供託は、当選を争う意思のない人が売名などの理由で無責任に立候補することを防ぐための制度です。」が機能してない！！

　もっと供託金を上げないとダメだ！！こんなふざけた奴が立候補できるのは供託金が低すぎるからだ！！真剣に政治のことを考える人だったら無限にマネーを出せるはずだ！！」


（↓どこにでもいるエリートコンサルタントブラック佐山）
「ふむ、供託金３００万マネーだと、ふざけた奴が立候補できてしまう。
　なので１億マネーにしてみてはどうだろうか」


（↓民主主義国として制限選挙希望の国民ちゃん）
「そうか！！供託金１億マネーに引き上げても、真剣に政治のことを考える人間なら１億マネーぐらい出せるよね！！金を出す覚悟がない奴に政治家になる資格はないよね！！」

「その通りだ。民主主義国として、供託金を払えない貧乏人が政治家になれないから金持ちだけが立候補出来て、貧乏人を切り捨てる政策を実施して金持ちがより金持ちになる政策を実施するのは民主主義国として当然のことだ」


（↓貧乏派遣社員のおっさん）
「ちょっと待って！！貧乏人のことを本当に考えられるのは、同じ貧乏人だけだ！！

　金持ちなんぞに１マネーの重みが理解出来るのか！！」


（↓頭イカレ太郎）
「えぇ～～～～？？パピーが１００兆マネー企業の社長だけど

　貧乏人の気持ちマジわかる～～～～！

　だから消費税１０００％にしてみま～～す！！」


（↓金持ち＝優秀な有権者の皆様）
「すごい！！貧乏人の気持ちわかってる！！流石金持ちだ！！」


（↓有権者の皆様の称賛）
「供託金バンザーイ！！」

「憲法違反バンザーイ！！」

「民主主義国バンザーイ！！」

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