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第六章 民主主義ってなんなんでしょうね

第203話 ちぃーす!少年法に守られた屑で~す☆彡

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 ここは北日本の一般的な小中学校。

(↓タブレット信者の教師)
「タブレットーーー!!タブレット教育こそジャスティス!!OKイングリッシュ!!」

(↓科学的根拠に基づく一般的な生徒)
「先生!!タブレットより紙の教科書の方が頭に入りやすいって知らないの?」

「お黙まり!!時代は最先端なのよ!!」

(↓エリート教育者佐山)
「やれやれ、置き勉すればいいだけなのでタブレット教育は認めていないぞ」

「お黙まり!!時代はタブレット会社に賄賂を貰うからタブレット教育なのよ!!」


 ピコン!ピコン!(佐山の学校配布のタブレットにメッセージが届く音)


(↓学生からのメッセージ)
「うざい」

「きもい」

「死んで」

「草」


(↓子供の未来を広げるエリート教育者佐山)
「やれやれ、クソガキにネットは早いからIT教育(笑)は廃止になったんだぞ?クソガキが悪口書いていじめに利用するのは頭が付いていれば分かることだからな。その代わりにITでも何でも学習したいことがあれば大学や企業から学習支援が受けられる教育環境が整備されている」

(↓発狂してる教師)
「そんなことは許しませんよ!!賄賂!!生徒のいじめより金が大事なんですからね!!

 キエェエエエーーーー!!

 教師の給料をアップ↑↑したのは褒めてやりましょう」

「やれやれ、公務員だから生徒が自殺しても隠蔽するんだろう。だが人命を守るホワイト国家・北日本では公務員であってもクビになるからお前はクビだ」


「なんでだよーーーーー!!「学校側は「トラブルは自殺の2か月前には解決していた」などと説明しているということです。学校側が教育委員会に「重大事態」として報告したのは今年2月に入ってからだったということで、市教育委員会は「自殺といじめとの因果関係は調査中」とコメントしています。」だから自殺してもどうでもいいだろ!!教師は神なんだからな!!」


(↓少年法に守られてる18歳未満の学生たち)
「そうだそうだーー!!何がそうなんだーー?少年法で守られてる18歳未満の俺たちは誰でもいじめて殺したい放題なんだーー!!」


 ドドドドド!!(少年法に守られてる18歳未満の学生たちが佐山に襲い掛かる音)


「やれやれ、少年法が改正されたのを知らないのか?普通の人は18歳未満でも殺人したりしないし、殴ったり蹴ったり器物損壊したり侮辱したりしない。よって犯罪は大人と等しく罰するのは常識だ。そして18歳未満の犯罪は親の教育や養育環境が間違っていることに起因しているので、日本人の大好きな連帯責任で親も逮捕する」


(↓逮捕される親たち)
「なんで親も逮捕するんだよ!!親ガチャだからか!!ゴミ親ガチャだから犯罪者育成装置になっているって言うの!?私たちの教育は間違っていない!!」


(↓少年法に守られてる18歳未満の学生たち)
「ふざけんな!!法律は性善説に基づいてんだよ!!18歳未満だったら猥褻略取誘拐・監禁・強姦・暴行・殺人・死体遺棄を起こしてドラム缶にコンクリート詰めにしても死刑にならねーんだよ!!バーーカ!!」


「やれやれ、情状酌量の余地がない殺人事件に対する求刑は死刑だけだ。普通の人は人生で1度も人殺しなんてしないからな。情状酌量の余地がある殺人以外は死刑1択だ。親には刑期を刑務所で過ごしてもらう」


 死刑ターイム!!(少年法がなくなった18歳未満の学生たちが死刑になる音)


「未成年者を死刑にするのか!!この人殺し!!未成年者が殺人しても少年法が守ってくれるはずなんだーー!!」

「不当逮捕よ!!子供は別人格だから無罪!!無罪を主張する!!」


 ドカーーーーン!!(少年法がなくなった18歳未満の学生たちが死刑になって、親が刑務所に収監される音)


「やれやれ、被害者の為の法律こそ法治国家として当たり前なのは当然のことだ」


(↓少年法に守られた18未満の犯罪被害者の皆様の称賛)
「凄い!!普通の人は重罪なんて起こさないもんね!!」


「素晴らしい!!クソガキは根っからの悪人だから死んで当然だね!!」


「ありがとうエリート教育者佐山!!親ガチャ外れたってのは、親がクズってことだから連帯責任で矯正されないと不幸の連鎖が止まらないよね!!」

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