断罪される傲慢高飛車令嬢


「グリエンド侯爵令嬢!貴様を聖女に怪我及び、あらぬ噂をながし、王族と同等の立場を約束されている聖女の功績を|元《•》聖女の自分がやったと嘘をつき国民に信じさせ混乱を招き数人の貴族の令嬢にしかも自分より爵位が低い令嬢をっ!脅し共犯させた。罪状は以上だ!」

「ルセンド王太子殿下!どれも世迷い言で御座いますわ!|私《わたくし》全く身に覚えがないのですわ。いくら|私《わたくし》を嵌める為だからと言ってもこんなのお粗末としか言いようがありませんわ!だって誰がどう見ても|私《わたくし》を嵌めようとしているんですもの!いくら名門貴族出身の|私《わたくし》が羨ましいからって、あまり|私《わたくし》を怒らせないでくださいな。」

「ひっ。…グリエンド様ごめんなさいっごめんなさいっ」

「ふふっ…あら貴女達ね!|私《わたくし》を嵌めようとした犯人は…。ふふっ、王太子殿下も大概にしてくださいませ。王太子殿下が|私《わたくし》に真剣なお話があるかと思えば酷いですわ!|私《わたくし》王太子殿下の婚約者ですのに、でも今やっと分かりましたわ!何故今まで気付かなかったのでしょう?王太子殿下と聖女様は、騙されていたのですわ!」

「ですがもう大丈夫ですわ!|私《わたくし》が「言うことはそれだけかっ!聖女ユキナに謝る事もせず!あまつさえ!勇気をもって私達に伝えてくれた令嬢達に自分が嵌められて被害者面をしたっ!あまりにも見苦しいぞ!グリエンド侯爵令嬢っ!」」
24h.ポイント 0pt
0
小説 194,352 位 / 194,352件 恋愛 57,813 位 / 57,813件

あなたにおすすめの小説

伯爵令嬢のフレイムハート

夜桜
恋愛
 炎の心臓を持つ伯爵令嬢アムールは、ちょっとの事では動じない乙女だった。その炎のような情熱的な愛でイーガー辺境伯を射止める。  けれど、事態は急変していく。  婚約破棄を迫られ、アムールは『フレイムハート』で愛を燃やし尽くす。

夫が妹を第二夫人に迎えたので、英雄の妻の座を捨てます。

Nao*
恋愛
夫が英雄の称号を授かり、私は英雄の妻となった。 そして英雄は、何でも一つ願いを叶える事が出来る。 だが夫が願ったのは、私の妹を第二夫人に迎えると言う信じられないものだった。 これまで夫の為に祈りを捧げて来たと言うのに、私は彼に手酷く裏切られたのだ──。 (1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります。)

【完結】追い詰められた私に貴方がしてくれたこと

白草まる
恋愛
ケラー商会を継いだラウラはドライゼ商会のシルビオと婚約を結び将来は安泰に思えた。 しかしシルビオはラウラに対し一方的に要求を突き付けるばかり。 やがて要求は脅しのようなものになり、ラウラは愛されて婚約を結んだのではなく、商会を支配下に置くための婚約だったのだと理解した。

皇帝は虐げられた身代わり妃の瞳に溺れる

えくれあ
恋愛
丞相の娘として生まれながら、蔡 重華は生まれ持った髪の色によりそれを認められず使用人のような扱いを受けて育った。 一方、母違いの妹である蔡 鈴麗は父親の愛情を一身に受け、何不自由なく育った。そんな鈴麗は、破格の待遇での皇帝への輿入れが決まる。 しかし、わがまま放題で育った鈴麗は輿入れ当日、後先を考えることなく逃げ出してしまった。困った父は、こんな時だけ重華を娘扱いし、鈴麗が見つかるまで身代わりを務めるように命じる。 皇帝である李 晧月は、後宮の妃嬪たちに全く興味を示さないことで有名だ。きっと重華にも興味は示さず、身代わりだと気づかれることなくやり過ごせると思っていたのだが……

【完結】失いかけた君にもう一度

暮田呉子
恋愛
偶然、振り払った手が婚約者の頬に当たってしまった。 叩くつもりはなかった。 しかし、謝ろうとした矢先、彼女は全てを捨てていなくなってしまった──。

精女には選ばれなかったので追放されました。~えっ?そもそも儀式の場所が間違ってる?~

京月
恋愛
 精霊の加護を持って人々を救う精女に私は…選ばれませんでした。  両親に見捨てられ途方に暮れていた私の目の前に大精霊が現れた。  えっ?そもそも儀式の場所が間違っている?

【完結済】いじめ?そんなこと出来ないわよ

curosu
恋愛
【書きたい場面だけシリーズ】 なんか、いじめてたとかどうとか言われてますが、私がいじめるのは不可能ですわよ。

結婚が決まったので、あなたには私を好きになってもらいます!

夕立悠理
恋愛
「椿、お前には結婚してもらう」 「……は?」 五年ぶりに父に話しかけられたと思ったら、突然婚約者ができた八代椿(やしろつばき)。 引きこもり生活をやめ、しぶしぶ、その婚約者が通っている学園に通うことに。  けれどその学園で初めてあった、婚約者はどうやら、別の女に夢中らしい。 ──でも、そんなの関係ない。 「あなたには、今日から私を好きになってもらうわ!」 だって、椿の目標は、愛のある家庭を作ることなのだから。