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妖
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神と妖と人が交わる国
エゼキエルで起きた物語である
僕には物心着く頃には、親がいなかった。
だが、孤児のみんなと楽しく暮らしていた。
「フェリー早く起きないと、朝ご飯なくなるよー」
「分かったよ、シャル」
彼女は、シャル・ディアルト
僕と同い年の女の子
しっかり者で可愛い女の子だ。
「もうっかりしてよね。私たちが一番年上なんだから」
こんな感じに毎日起こしてもらっている
「やっと起きたかフェリド兄ちゃん!
はやく飯食って遊ぶぞ」
「ヤダー。フェリドとは、私たちが遊ぶの」
「ミカ達は、シャルねぇーと遊んでればいいじゃん!」
「シャルねぇーは、お仕事手伝ってるから忙しいんだもん」
「フェリー!!フェリーがいつもサボってるから!」
「サボってないよ、シャル
みんなも兄ちゃんは、お仕事があるから、また後でな」
「どうせ、すぐサボるくせに!」
賑やかでいつも幸せだった
この、孤児院の人数は、俺達を合わせて10人
ご飯がたまに少ないこともあるが、それでも楽しくすごしている。
「院長!今日の仕事終わったよ」
院長こと、彼女は、シルディと呼ばれる
歳はかなりいってるはずなのに、20代くらいにしか見えない
「ありがとう!シャル」
「うん!でも、フェリーがまたサボってた」
「フェリーは、またサボったのかこいつめ」
そういうと俺の頭を拳骨でグリグリし始める
「痛い、痛いってこの若作りババア」あ、
やってしまった。
シルディの顔が般若の仮面のように変わる
「てめぇー、一番言ってはいけないことをいいやがったなーおい!」
「ごめん冗談だって、嘘だから、離して、
どんどん強くなってるって、頭壊れるー」
「痛てぇ」
「大丈夫?フェリー」
「あのババアの拳痛すぎなんだよな」
「フェリーが仕事サボるからだよ」
「シャルが黙っててくれれば」
「ダーメ!任された仕事は、しっかりするべきだよ」
「う、わ、わかったよー。」
そして夜になり、みんなでご飯を食べ
風呂に入って寝る
それが、僕の日常だった。
だが、終わりを告げるかのように、それは訪れる
ある夜だった、
「はやく、地下に行って、みんな起こして、はやく!!」
僕には、何が起きたか分からなかった
でも、院長の様子で、やばいことは、分かる
みんなを起こし、直ぐに地下に移動する
その一瞬で、見た、
九本のしっぽを持つ狐と人型の狼を
外では、物凄い音がしている
僕は、地下にみんなが入ったことを確認した
「シャル、院長にみんなが地下に行ったこと伝えてくる」
「ダメだよ、外見たでしょ」
「だからこそ、はやく院長にも地下に来てもらわないと!」
「でも、」
「ごめん行くね、シャルは、俺がいない間みんなを守って」
そう言って僕は、外に出る
「あ、、、」
外に行くと九本の尻尾を持つ狐が倒れていた
「お、いい餌がきたじゃねーか」
人型の狼が狐を踏みつけながら言った
「逃げて、フェリー」
狐が血を流しながらも、立ち上がろうとする。
僕は、その言葉で院長だと理解した
「うぉぉー!!」
僕は、すぐ近くにあった木の棒を持ち人型の狼に、殴りかかる
「はぁー、この狼男の俺様にそんな弱っちい攻撃が通用するわけねぇーだろが!」
そういうと僕は、中に蹴り上げられた。
「ぐはぁ」
血反吐を吐く
痛い痛い痛い
「やめて、子供には、手を出さ」
「うるせぇーな、弱いのが食われるのは、当たり前だろ」
そう言って院長を踏みつける。
やめろやめろやめろ
僕の大切なものに傷をつけるな
やめろやめろやめろ
「おい!なんなんだよ!あれは、」
「フェリー」
「俺の大切なものに、手を出すな!」
俺の周りに、蛇にも龍ににも見える八つの頭が見える。
やばい、やばすぎる
なんなんだ、あの化物は、
俺は、感覚だが八つの頭を操れる
「噛み砕け、ヤマタノオロチ!!」
狼男をヤマタノオロチが捉える
「やめ、やめろ、やめてく、」
狼男の頭を噛み砕いた、
狼男は、動かなくなった
僕は、ヤマタノオロチを元に戻した。
「大丈夫、院長」
そう言って、倒れた
目を覚ましたら、孤児院のベットにいた
エゼキエルで起きた物語である
僕には物心着く頃には、親がいなかった。
だが、孤児のみんなと楽しく暮らしていた。
「フェリー早く起きないと、朝ご飯なくなるよー」
「分かったよ、シャル」
彼女は、シャル・ディアルト
僕と同い年の女の子
しっかり者で可愛い女の子だ。
「もうっかりしてよね。私たちが一番年上なんだから」
こんな感じに毎日起こしてもらっている
「やっと起きたかフェリド兄ちゃん!
はやく飯食って遊ぶぞ」
「ヤダー。フェリドとは、私たちが遊ぶの」
「ミカ達は、シャルねぇーと遊んでればいいじゃん!」
「シャルねぇーは、お仕事手伝ってるから忙しいんだもん」
「フェリー!!フェリーがいつもサボってるから!」
「サボってないよ、シャル
みんなも兄ちゃんは、お仕事があるから、また後でな」
「どうせ、すぐサボるくせに!」
賑やかでいつも幸せだった
この、孤児院の人数は、俺達を合わせて10人
ご飯がたまに少ないこともあるが、それでも楽しくすごしている。
「院長!今日の仕事終わったよ」
院長こと、彼女は、シルディと呼ばれる
歳はかなりいってるはずなのに、20代くらいにしか見えない
「ありがとう!シャル」
「うん!でも、フェリーがまたサボってた」
「フェリーは、またサボったのかこいつめ」
そういうと俺の頭を拳骨でグリグリし始める
「痛い、痛いってこの若作りババア」あ、
やってしまった。
シルディの顔が般若の仮面のように変わる
「てめぇー、一番言ってはいけないことをいいやがったなーおい!」
「ごめん冗談だって、嘘だから、離して、
どんどん強くなってるって、頭壊れるー」
「痛てぇ」
「大丈夫?フェリー」
「あのババアの拳痛すぎなんだよな」
「フェリーが仕事サボるからだよ」
「シャルが黙っててくれれば」
「ダーメ!任された仕事は、しっかりするべきだよ」
「う、わ、わかったよー。」
そして夜になり、みんなでご飯を食べ
風呂に入って寝る
それが、僕の日常だった。
だが、終わりを告げるかのように、それは訪れる
ある夜だった、
「はやく、地下に行って、みんな起こして、はやく!!」
僕には、何が起きたか分からなかった
でも、院長の様子で、やばいことは、分かる
みんなを起こし、直ぐに地下に移動する
その一瞬で、見た、
九本のしっぽを持つ狐と人型の狼を
外では、物凄い音がしている
僕は、地下にみんなが入ったことを確認した
「シャル、院長にみんなが地下に行ったこと伝えてくる」
「ダメだよ、外見たでしょ」
「だからこそ、はやく院長にも地下に来てもらわないと!」
「でも、」
「ごめん行くね、シャルは、俺がいない間みんなを守って」
そう言って僕は、外に出る
「あ、、、」
外に行くと九本の尻尾を持つ狐が倒れていた
「お、いい餌がきたじゃねーか」
人型の狼が狐を踏みつけながら言った
「逃げて、フェリー」
狐が血を流しながらも、立ち上がろうとする。
僕は、その言葉で院長だと理解した
「うぉぉー!!」
僕は、すぐ近くにあった木の棒を持ち人型の狼に、殴りかかる
「はぁー、この狼男の俺様にそんな弱っちい攻撃が通用するわけねぇーだろが!」
そういうと僕は、中に蹴り上げられた。
「ぐはぁ」
血反吐を吐く
痛い痛い痛い
「やめて、子供には、手を出さ」
「うるせぇーな、弱いのが食われるのは、当たり前だろ」
そう言って院長を踏みつける。
やめろやめろやめろ
僕の大切なものに傷をつけるな
やめろやめろやめろ
「おい!なんなんだよ!あれは、」
「フェリー」
「俺の大切なものに、手を出すな!」
俺の周りに、蛇にも龍ににも見える八つの頭が見える。
やばい、やばすぎる
なんなんだ、あの化物は、
俺は、感覚だが八つの頭を操れる
「噛み砕け、ヤマタノオロチ!!」
狼男をヤマタノオロチが捉える
「やめ、やめろ、やめてく、」
狼男の頭を噛み砕いた、
狼男は、動かなくなった
僕は、ヤマタノオロチを元に戻した。
「大丈夫、院長」
そう言って、倒れた
目を覚ましたら、孤児院のベットにいた
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