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mission 2 オーリオーンの暗闇
・飛竜ファフナと第二次イチャラブデート - 許されざる晩餐 -
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「うむ、今日も塔の水しぶきが心地よい。そなたを連れた飛行が、これほどまでに楽しいとは大発見であったぞ」
「ぅ……ぁ…………」
「はははっ、魂が抜けておるなー。ほれ、しっかりせい」
おっぱいが、いや心配したファフナさんが目の前に迫ってきたので、俺はヘタり込んだまま後ずさった。
辺りを見回すと、背中側に地中より突き出た巨大エメラルド塊があった。
俺は外の世界との行き来を可能にする不思議な台座、ポータルに情けなくヘタり込んでいた。
頭上では滝のように水流が塔から降り注ぎ、それが銀色の魚影と共に湖にへと落ちてゆく。
なんて非現実的で壮大な風景だろう……。
「おい、いつまでへたりこんでおる! さあ、代わり番こで釣るぞぉーっ!」
「嫌って言ったのに、強引だよ……」
「楽しい買い物に連れて行ってくれた礼だ! 我も楽しいことを教えてやる!」
「新しい釣り竿を使いたいだけじゃ……」
「バカめっ、我は考える前に行動する性格ぞ! 我の行動に打算などないわーっ!」
それ、裏を返せば何も考えていないということでは……。
「なんじゃその顔は? まあよい、ほれこい、はよこっちじゃ!」
「うん、わかったよ」
ふらつく足でファフナさんの隣に歩いて、すぐそばに腰掛けた。
彼女は今にも歌い出しそうなウキウキの笑顔で釣り竿を握っていた。
「釣り、やったことないんだけど……」
「そうかそれはよい! ほれ、餌は付けておいたぞ! 特別にそなたが先でよい、さあ始めようぞ!」
「よろしくお願いします、先生……」
「うむ、よきにはからってやろう」
ご機嫌のファフナさんと釣りをした。
彼女がするようにポータルの端に座って、10メートルは下にある怖い湖を見下ろした。
彼方には広大な農園地帯。
それを維持するための上水路が葉脈のように張り巡らされ、それがさらに住宅地のある地平の彼方へと続いている。
「オルヴァールって、不思議だね……!」
「おい、パルヴァス、魚が逃げるぞ」
「え、そうなの……?」
「うむ、やつらは意外と耳がよくてなー」
魚は地上の音に敏感だそうだ。
そのため喋るときは相手の耳元に口を寄せて、小声でささやくのがいいらしい。
「なんか、これはこれでちと、照れ臭いな……っ。ぬぁっ、こ、こっちを向くな……っっ」
「ご、ごめん……」
マニュアルから外れた行動になると俺はやっぱりダメダメだった。
俺たちはこの独特の距離感に戸惑いながら、気持ちのいい水しぶきと、彼方に広がる絶景に見とれた。
・
気持ちのふわふわする一時が過ぎ去り、日暮れが訪れた。
俺は飛竜ファフナにまた運ばれて、一度宿屋コルヌコピアに戻った。
「今日は少ないじゃないかい、アンタらしくないねぇ……」
「う、うむ……今日は釣り場を絞ることになってな……」
釣果はニジマスが2匹のヤマメ1匹。
それを鮮度が落ちる前にミルラママに引き取ってもらった。
「はぁぁっ、デート中に下処理までするなんて、バカな子だねぇ……。明日の朝食にするよう引き継いでおくよ」
「おお、助かるぞー、ママーッ!」
少し、引いた……。
ファフナさんは魚を釣り上げるとそのお腹を引き裂いて、臓物を湖の反対側に投げ捨てていた……。
その辺りに転移させた川の水を、元の川に戻す装置があるそうだ……。
釣りって楽しいけど、臭くて生々しい趣味だった……。
「ちょっと待ちなよ、このまま行くつもりかい?」
「すまんっ、ママの飯も好きだが今日は外で食べる!」
「はぁっ、アンタねぇ……。魚をさばいた手でデートに行く女なんて、あたしゃ聞いたこともない、って言ってんのさ……」
「ナハハハッッ!! そんな女が一人くらいいてもよかろう、パルヴァスは別に気にして――アダッ、アデデデッッ?!」
ファフナさんは小さなミルラママに髪を引っ張られて厨房に連れて行かれた。
今頃は厨房の石鹸で手を洗わされているのだろう。
「なーんかいい雰囲気じゃーん♪」
「あ、ラケシスさんっ! あ、今夜はお客様なんだねっ」
「まーねー。それよかがんばってねー! あわよくばー、そのまま押し倒しちゃったりしてーっ!?」
「おし、たおす……? あ、それもエッチな意味の言葉?」
「うん、そうだよー。こういうのはー、うちの姉さんが詳しいから、明日にでも聞いてみるといいよー!」
「わかった、そうする」
ちょうどいいところで石鹸の匂いのするファフナさんが戻ってきたので、酒場宿コルヌコピアを出た。
すっかりお腹が空いていたので、闇夜の中を駆け足で走った。
ファフナさんと一緒にいると気持ちが幼くなる。
顔を合わせるだけで笑顔がこぼれる。
まさか夜の街を一緒に走るだけで、こんなにも楽しくなるとは思いもしなかった。
「肉っ、肉っ、肉っ!!」
「そうだね、焼き鳥だね」
商店街の広場に着いた。
広場には焼き鳥屋さんがきていたので、早速買って食べた。
鳥肉は塩コショウだけのシンプルな味付けで、肉と肉の間にピーマンと物体Xがはさまっていた。
「む、食べないのか?」
「う、うん……半分あげる……」
こんなに美味しいのに、どうして……。
どうしてこんな料理が許されているのだろう。
物体Xと鳥肉が残った串をファフナさんに譲った。
「ああ、そなたはいいやつだなぁ……。我は肉と焼きパイナップルが大好物でなぁ……!」
は……? 邪道だよ!!!
焼いたパイナップルは法律で禁止にするべきだよ!!!
甘酸っぱいパイナップルのせいでせっかくの焼き鳥が台無しじゃないか!!!
鳥肉とパイナップルを一緒に口に入れる冒涜的な光景を横目に、次の店に並んだ。
「肉っ、白パンッ、タマネギサラダッ!」
「そうだね、焼き肉サンドだね」
焼き肉サンドは味付けが辛かった。
肉の油と生タマネギ、パンの組み合わせはどう調理しても美味しくなる黄金トリオだった。
「む、もしや……また我に分けてくれるのかぁーっ!?」
「貰ってくれる? 俺にはちょっと辛くて……」
でもその焼き肉サンドはトウガラシソースが効き過ぎていた。
舌がヒリヒリしてそれ以上は食べられなかった。
「そうか! おい店主、これにパイナップルをトッピングしてくれ!」
「えっ、ええええーーっっ?!!」
店のお兄さんは慣れた手つきで食べかけを受け取り、半分になった焼き肉サンドにパイナップルの輪切りを入れた。
「うっっまああああいっっ!!」
どうして……。
どうしてそんなおぞましい行為をいともたやすく行えるんだ……。
「許されない……こんなの、許されるわけないよ……」
肉やパンにパイナップルを組み合わせるのも、法律で禁止しなきゃダメだよ!!
「はーーっ、美味かったー! おっ、甘いやつだっ、甘いやつがあるぞーっ!」
「あれは……スコーンだね」
スコーンを食べたら気持ちが落ち着いた。
ヒリヒリしていた舌も楽になった。
でもパイナップルは、パイナップルだけは許せない。
明日にでもミルディンさんに相談してみよう。
料理へのパイナップルの利用の是非について。
「ふーー、食った食った! お、あれも食っておこう!」
「よく食べるね……」
揚げ物を取り扱う屋台があった。
そこで玉ねぎと川魚の揚げ物を注文した。
「どうだ、美味いだろう!」
「うん、こういうの、この時間に食べると最高だね」
碧色が混じる夜空を見上げながら、川魚のフライをほおばった。
魚のフライって小骨が苦手なんだけど、これは骨までサクサクに揚がっていた。
食べきれない分はファフナさんにあげた。
ファフナさんにご飯を食べさせるのって、お金はかかるけど案外楽しかった。
でもパイナップルは許さない。
「お腹いっぱいになれた?」
「うむ、おかげさまでポンポンだ!」
「じゃあそれ食べ終わったら、そろそろ帰ろうか」
「ウグフッッ?!!」
帰宅を切り出したらファフナさんが口を押さえて真っ赤になった。
喉が詰まったのか、それとも恥じらいか、夜でもわかるほどの真っ赤な顔だった。
「う、うぅぅ……」
「大丈夫?」
「ついに、年貢の納め時、というわけじゃな……」
ファフナさんは背中を向けてしまった。
いつも堂々と胸を張っている人がうつむくだけで、やけに小さく見えた。
「よ、よかろう……。勝利のためだ、これより我は、どんな暴挙も受け入れよう……」
「ファフナさんを辱めることなんてしないよ。俺を信じて」
「ああ……その言葉、信じよう。今日のそなたは、いつもにも増してやさしかった……」
それは罪悪感があったからだ。
しかしここまできたら俺も覚悟を決めよう。
ミルディンさんのあの冷徹さを見習い、未来だけを見すえよう。
「大丈夫、俺を信じて」
「うん……信じる……信じるぞ……」
急に後ろを歩きたがるようになったファフナさんと、酒場宿コルヌコピアに帰った。
宿が静まるにはまだ早く、入店してすぐの酒場には酒の匂いと騒ぎ声が充満していた。
「ぅ……ぁ…………」
「はははっ、魂が抜けておるなー。ほれ、しっかりせい」
おっぱいが、いや心配したファフナさんが目の前に迫ってきたので、俺はヘタり込んだまま後ずさった。
辺りを見回すと、背中側に地中より突き出た巨大エメラルド塊があった。
俺は外の世界との行き来を可能にする不思議な台座、ポータルに情けなくヘタり込んでいた。
頭上では滝のように水流が塔から降り注ぎ、それが銀色の魚影と共に湖にへと落ちてゆく。
なんて非現実的で壮大な風景だろう……。
「おい、いつまでへたりこんでおる! さあ、代わり番こで釣るぞぉーっ!」
「嫌って言ったのに、強引だよ……」
「楽しい買い物に連れて行ってくれた礼だ! 我も楽しいことを教えてやる!」
「新しい釣り竿を使いたいだけじゃ……」
「バカめっ、我は考える前に行動する性格ぞ! 我の行動に打算などないわーっ!」
それ、裏を返せば何も考えていないということでは……。
「なんじゃその顔は? まあよい、ほれこい、はよこっちじゃ!」
「うん、わかったよ」
ふらつく足でファフナさんの隣に歩いて、すぐそばに腰掛けた。
彼女は今にも歌い出しそうなウキウキの笑顔で釣り竿を握っていた。
「釣り、やったことないんだけど……」
「そうかそれはよい! ほれ、餌は付けておいたぞ! 特別にそなたが先でよい、さあ始めようぞ!」
「よろしくお願いします、先生……」
「うむ、よきにはからってやろう」
ご機嫌のファフナさんと釣りをした。
彼女がするようにポータルの端に座って、10メートルは下にある怖い湖を見下ろした。
彼方には広大な農園地帯。
それを維持するための上水路が葉脈のように張り巡らされ、それがさらに住宅地のある地平の彼方へと続いている。
「オルヴァールって、不思議だね……!」
「おい、パルヴァス、魚が逃げるぞ」
「え、そうなの……?」
「うむ、やつらは意外と耳がよくてなー」
魚は地上の音に敏感だそうだ。
そのため喋るときは相手の耳元に口を寄せて、小声でささやくのがいいらしい。
「なんか、これはこれでちと、照れ臭いな……っ。ぬぁっ、こ、こっちを向くな……っっ」
「ご、ごめん……」
マニュアルから外れた行動になると俺はやっぱりダメダメだった。
俺たちはこの独特の距離感に戸惑いながら、気持ちのいい水しぶきと、彼方に広がる絶景に見とれた。
・
気持ちのふわふわする一時が過ぎ去り、日暮れが訪れた。
俺は飛竜ファフナにまた運ばれて、一度宿屋コルヌコピアに戻った。
「今日は少ないじゃないかい、アンタらしくないねぇ……」
「う、うむ……今日は釣り場を絞ることになってな……」
釣果はニジマスが2匹のヤマメ1匹。
それを鮮度が落ちる前にミルラママに引き取ってもらった。
「はぁぁっ、デート中に下処理までするなんて、バカな子だねぇ……。明日の朝食にするよう引き継いでおくよ」
「おお、助かるぞー、ママーッ!」
少し、引いた……。
ファフナさんは魚を釣り上げるとそのお腹を引き裂いて、臓物を湖の反対側に投げ捨てていた……。
その辺りに転移させた川の水を、元の川に戻す装置があるそうだ……。
釣りって楽しいけど、臭くて生々しい趣味だった……。
「ちょっと待ちなよ、このまま行くつもりかい?」
「すまんっ、ママの飯も好きだが今日は外で食べる!」
「はぁっ、アンタねぇ……。魚をさばいた手でデートに行く女なんて、あたしゃ聞いたこともない、って言ってんのさ……」
「ナハハハッッ!! そんな女が一人くらいいてもよかろう、パルヴァスは別に気にして――アダッ、アデデデッッ?!」
ファフナさんは小さなミルラママに髪を引っ張られて厨房に連れて行かれた。
今頃は厨房の石鹸で手を洗わされているのだろう。
「なーんかいい雰囲気じゃーん♪」
「あ、ラケシスさんっ! あ、今夜はお客様なんだねっ」
「まーねー。それよかがんばってねー! あわよくばー、そのまま押し倒しちゃったりしてーっ!?」
「おし、たおす……? あ、それもエッチな意味の言葉?」
「うん、そうだよー。こういうのはー、うちの姉さんが詳しいから、明日にでも聞いてみるといいよー!」
「わかった、そうする」
ちょうどいいところで石鹸の匂いのするファフナさんが戻ってきたので、酒場宿コルヌコピアを出た。
すっかりお腹が空いていたので、闇夜の中を駆け足で走った。
ファフナさんと一緒にいると気持ちが幼くなる。
顔を合わせるだけで笑顔がこぼれる。
まさか夜の街を一緒に走るだけで、こんなにも楽しくなるとは思いもしなかった。
「肉っ、肉っ、肉っ!!」
「そうだね、焼き鳥だね」
商店街の広場に着いた。
広場には焼き鳥屋さんがきていたので、早速買って食べた。
鳥肉は塩コショウだけのシンプルな味付けで、肉と肉の間にピーマンと物体Xがはさまっていた。
「む、食べないのか?」
「う、うん……半分あげる……」
こんなに美味しいのに、どうして……。
どうしてこんな料理が許されているのだろう。
物体Xと鳥肉が残った串をファフナさんに譲った。
「ああ、そなたはいいやつだなぁ……。我は肉と焼きパイナップルが大好物でなぁ……!」
は……? 邪道だよ!!!
焼いたパイナップルは法律で禁止にするべきだよ!!!
甘酸っぱいパイナップルのせいでせっかくの焼き鳥が台無しじゃないか!!!
鳥肉とパイナップルを一緒に口に入れる冒涜的な光景を横目に、次の店に並んだ。
「肉っ、白パンッ、タマネギサラダッ!」
「そうだね、焼き肉サンドだね」
焼き肉サンドは味付けが辛かった。
肉の油と生タマネギ、パンの組み合わせはどう調理しても美味しくなる黄金トリオだった。
「む、もしや……また我に分けてくれるのかぁーっ!?」
「貰ってくれる? 俺にはちょっと辛くて……」
でもその焼き肉サンドはトウガラシソースが効き過ぎていた。
舌がヒリヒリしてそれ以上は食べられなかった。
「そうか! おい店主、これにパイナップルをトッピングしてくれ!」
「えっ、ええええーーっっ?!!」
店のお兄さんは慣れた手つきで食べかけを受け取り、半分になった焼き肉サンドにパイナップルの輪切りを入れた。
「うっっまああああいっっ!!」
どうして……。
どうしてそんなおぞましい行為をいともたやすく行えるんだ……。
「許されない……こんなの、許されるわけないよ……」
肉やパンにパイナップルを組み合わせるのも、法律で禁止しなきゃダメだよ!!
「はーーっ、美味かったー! おっ、甘いやつだっ、甘いやつがあるぞーっ!」
「あれは……スコーンだね」
スコーンを食べたら気持ちが落ち着いた。
ヒリヒリしていた舌も楽になった。
でもパイナップルは、パイナップルだけは許せない。
明日にでもミルディンさんに相談してみよう。
料理へのパイナップルの利用の是非について。
「ふーー、食った食った! お、あれも食っておこう!」
「よく食べるね……」
揚げ物を取り扱う屋台があった。
そこで玉ねぎと川魚の揚げ物を注文した。
「どうだ、美味いだろう!」
「うん、こういうの、この時間に食べると最高だね」
碧色が混じる夜空を見上げながら、川魚のフライをほおばった。
魚のフライって小骨が苦手なんだけど、これは骨までサクサクに揚がっていた。
食べきれない分はファフナさんにあげた。
ファフナさんにご飯を食べさせるのって、お金はかかるけど案外楽しかった。
でもパイナップルは許さない。
「お腹いっぱいになれた?」
「うむ、おかげさまでポンポンだ!」
「じゃあそれ食べ終わったら、そろそろ帰ろうか」
「ウグフッッ?!!」
帰宅を切り出したらファフナさんが口を押さえて真っ赤になった。
喉が詰まったのか、それとも恥じらいか、夜でもわかるほどの真っ赤な顔だった。
「う、うぅぅ……」
「大丈夫?」
「ついに、年貢の納め時、というわけじゃな……」
ファフナさんは背中を向けてしまった。
いつも堂々と胸を張っている人がうつむくだけで、やけに小さく見えた。
「よ、よかろう……。勝利のためだ、これより我は、どんな暴挙も受け入れよう……」
「ファフナさんを辱めることなんてしないよ。俺を信じて」
「ああ……その言葉、信じよう。今日のそなたは、いつもにも増してやさしかった……」
それは罪悪感があったからだ。
しかしここまできたら俺も覚悟を決めよう。
ミルディンさんのあの冷徹さを見習い、未来だけを見すえよう。
「大丈夫、俺を信じて」
「うん……信じる……信じるぞ……」
急に後ろを歩きたがるようになったファフナさんと、酒場宿コルヌコピアに帰った。
宿が静まるにはまだ早く、入店してすぐの酒場には酒の匂いと騒ぎ声が充満していた。
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