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少年、異世界に渡る
不幸と幸運が重なりあう日
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君たちは知っているかい?
月がもっとも輝く満月の日は近づいてはならないということを
なぜかって?
それは決まっている
月の出る日は神かくしになる言い伝えがあるからさ
ただの伝説だと思っているんだろ?
もし、事実ならどうする?
クスクス
その日だけは、月が赤くなり、人を拐う
当然、人はこう言うよ
”神かくし”と
そういう伝説があるからさ
もし、あなたが満月の日の夜
赤い月が出たら・・。
帰れなくなりますよ
さぁ、満月が見える前に
どうかお気をつけてお帰りください・・。
どうか、惑わされることのないように
気をつけてください。
***************
そんな危険な満月の日
ここに一人の少年が
彼の名は日生旬
もっとも不幸で幸運の日であり
そして、事件に巻き込まれる
ある意味最強伝説が始まる
*************
遅くなった・・。
時計をみたらもう夜の10時だ
遊びに夢中になってしまった俺
母さん、どうしているかな?
きっと、般若な顔をして仁王立ちをしているはずだ
考えるだけで恐ろしい
ゾゾ~っと身体を震わせる少年
俺は、日生旬
高校生だ。
今日は友達と一緒に遊びに行った帰り
かなり遅くなってしまった
いや~あいつらが俺を帰さないから
ゲームが勝つか負けるかでずっと争っていたんだよ!!
結果はどうだったって?
当然、俺の勝ちに決まっているだろう?
あいつらが悔しそうに俺に挑むから
いつまでも帰れなくてこまったよ。
そしてこんな時間になったみたい。
ハッハッハ
はぁ~っと大きなため息を吐く
そんな言い訳が通じると思いたい今日の自分
母親の小言を聞くのもうんざりだが
家に帰らないと母親の報復が怖い・・。
ああ、帰りたくない
旬は、自分のこの後の展開を予想しながらため息を吐く
ふと、空を見ると満月だ・・とても美しくて魅せられる
家に帰った後が怖い・・。
ええい、最後は神様に頼るしか俺の生きる道はない
こうなったら・・ヤケだ、ヤケ
自分の末路について俺は月にお願いする。
「・・お月様、今日の俺の人生に最高な日にしてください」
そして母さんに怒られない日にしてください
パンパンと手を叩いて、月にお願いする
神社ではないのに、奇妙なことだ
でも、それだけ俺は焦っていた
きっと、お月様は笑って俺の願いを叶えるに違いない
そう思って帰ろうとすると
いきなり、お月様が赤くなる
「・・?」
なんだ、急に赤くなったぞ?
ゴシゴシっと旬は、手で目をこする
きっと俺の目が狂ったからだろうな
そう旬は思った
そういえば、都市伝説があったな
満月の日に出ると大変なことが起きると
普通の満月はならまだいい
それは、何も起こらないから
しかし、その月が赤く染まる日が訪れると危険だといういい伝え
そんなデマあるわけない
今まで、満月の日も月が出ない日だって
遊び呆けて何も起こらなかったのに
旬は知らなかった
今日はとても恐ろしい日であること
そして、もっとも幸運の日でもあったこと
赤い月は旬の願いを叶えるかのように
始まりを告げる
運命の歯車が動く
帰宅の途中、俺は異様なことに気付いた
さっきから何か景色が
すべて変わったような
景色は赤だ・・。
周りの世界が赤く染まっていく・・。
旬は変だと気づいた
「うわっ。」
突然、グラリっと揺れる
クラクラする・・。
めまいか・・?
グニャリっと空間が曲がったような気がした。
めまいがさらに激しくなりもう立てなくなる
ドサっと音を立て
旬は倒れる
そして、光に包まれ
彼は・・姿を消した
「ヴッ・・。」
俺は目が覚めた。
ここは・・どこだ?
キョロキョロと周りを見る
朧げな世界が鮮やかになる
「うわぁぁぁぁぁ」
そこには、見慣れない森が目の前に見える
旬は同時に困惑した。
な・・なに・・?
ここは何処だ!?
静かな世界・・。
俺は自分の状況が良くわかっていなかった
たしか・・。
俺は赤い月を見て・・そして・・めまいに襲われて
ズキズキっと痛む頭で必死に思い出そうとする
「駄目だ・・分からない。」
とりあいずここがどこなのか
う~ん、日本かなぁ・・?
そういって、キョロキョロと、当たりを見渡していると
あ、近くに、水場がある
俺は喉が渇いていた
水場に近づき水を飲もうとしていると
「ん?」
俺の手が小さいことに気付いた
「・・・手が小さくない?俺の手」
そして、俺はおそるおそる水で自分の顔を写すと
そこには・・。
「うぎゃぁ、お、俺、子供になっとる」
そう、俺は子供になっていた
服はなぜか、サイズがあっていたから違和感はなかったけど
なんで、俺子供になっているの?
どうみても、実年齢の5歳ぐらい退化して
十一歳ぐらいになっているよぉぉぉ
どうしよう俺
オロオロとなる旬
冷静になろうと俺はカタカタ震える身体を抑える
「れ、冷静になれ。そうだ、これは夢に違いない」
そう、念じているとガサガサと草をかきわけるような
音がした
なんだろう・・兎かな・・?
そう思っていたが・・予想は裏切られ
「ヴヴっ~」
兎ではなく、とがった爪、鋭い瞳をした
狼が姿を現した
「お、狼・・。」
いきなり、狼がでたぁぁぁ
なにここ、もしかして俺、超ピンチ?
「な、なんでどうして・・!!」
どーなる俺。どーする、俺
絶対絶命・・だよ!?
家に帰る以前の問題だよね。
俺・・もしかしてここで終わる?
狼が近づいてくる
もう・・駄目だぁぁぁ
悲観してくる俺
これまでのことが走馬灯のように走る
その時、どこからか声がする
ツカッテ
「え・・。」
マホウヲ・・ツカッテ
「だ・・誰!?」
テヲ・・フリアゲテ
俺は、言う通りに手を振り上げた
もう、ヤケだ
サァ、トナエテ
俺は自棄になりながら声を出す
「俺に、力を貸してくれ!!」
すると、ピカ~っといきなり辺りが光だした
「ギャゥ」
ヨクデキマシタ・・。
すると、声はフッと消える
雷が狼に当たり狼は倒れた
そしてプスプスと煙が漂う
俺はいまの出来事に驚いた。
「何したの・・俺?」
そして、今の声は・・何だったの?
声は、どこから
俺は当たりを見渡すがいるのは狼の黒コゲだけだ。
そして、俺は今、実感した
きっと、幻聴だろ信じた方がいいかもしれないと・・。
それよりも、今俺がしたこと
もしかして・・今の俺は・・。
「もしかして・・魔法を使えるの・・?」
狼が黒こげを確認した俺はつい嬉しくなった
これって、RPGの世界じゃん!!
魔法使いになることが子供の頃からの夢に俺は嬉しくなった
うきうきしだした旬
そして、その日から俺は
異世界で、森で暮らすことになった俺
これから、俺は知らない
様々な出会いと別れを経験しながら
俺は、この世界にイレギュラーとして生きることになった・・・。
月がもっとも輝く満月の日は近づいてはならないということを
なぜかって?
それは決まっている
月の出る日は神かくしになる言い伝えがあるからさ
ただの伝説だと思っているんだろ?
もし、事実ならどうする?
クスクス
その日だけは、月が赤くなり、人を拐う
当然、人はこう言うよ
”神かくし”と
そういう伝説があるからさ
もし、あなたが満月の日の夜
赤い月が出たら・・。
帰れなくなりますよ
さぁ、満月が見える前に
どうかお気をつけてお帰りください・・。
どうか、惑わされることのないように
気をつけてください。
***************
そんな危険な満月の日
ここに一人の少年が
彼の名は日生旬
もっとも不幸で幸運の日であり
そして、事件に巻き込まれる
ある意味最強伝説が始まる
*************
遅くなった・・。
時計をみたらもう夜の10時だ
遊びに夢中になってしまった俺
母さん、どうしているかな?
きっと、般若な顔をして仁王立ちをしているはずだ
考えるだけで恐ろしい
ゾゾ~っと身体を震わせる少年
俺は、日生旬
高校生だ。
今日は友達と一緒に遊びに行った帰り
かなり遅くなってしまった
いや~あいつらが俺を帰さないから
ゲームが勝つか負けるかでずっと争っていたんだよ!!
結果はどうだったって?
当然、俺の勝ちに決まっているだろう?
あいつらが悔しそうに俺に挑むから
いつまでも帰れなくてこまったよ。
そしてこんな時間になったみたい。
ハッハッハ
はぁ~っと大きなため息を吐く
そんな言い訳が通じると思いたい今日の自分
母親の小言を聞くのもうんざりだが
家に帰らないと母親の報復が怖い・・。
ああ、帰りたくない
旬は、自分のこの後の展開を予想しながらため息を吐く
ふと、空を見ると満月だ・・とても美しくて魅せられる
家に帰った後が怖い・・。
ええい、最後は神様に頼るしか俺の生きる道はない
こうなったら・・ヤケだ、ヤケ
自分の末路について俺は月にお願いする。
「・・お月様、今日の俺の人生に最高な日にしてください」
そして母さんに怒られない日にしてください
パンパンと手を叩いて、月にお願いする
神社ではないのに、奇妙なことだ
でも、それだけ俺は焦っていた
きっと、お月様は笑って俺の願いを叶えるに違いない
そう思って帰ろうとすると
いきなり、お月様が赤くなる
「・・?」
なんだ、急に赤くなったぞ?
ゴシゴシっと旬は、手で目をこする
きっと俺の目が狂ったからだろうな
そう旬は思った
そういえば、都市伝説があったな
満月の日に出ると大変なことが起きると
普通の満月はならまだいい
それは、何も起こらないから
しかし、その月が赤く染まる日が訪れると危険だといういい伝え
そんなデマあるわけない
今まで、満月の日も月が出ない日だって
遊び呆けて何も起こらなかったのに
旬は知らなかった
今日はとても恐ろしい日であること
そして、もっとも幸運の日でもあったこと
赤い月は旬の願いを叶えるかのように
始まりを告げる
運命の歯車が動く
帰宅の途中、俺は異様なことに気付いた
さっきから何か景色が
すべて変わったような
景色は赤だ・・。
周りの世界が赤く染まっていく・・。
旬は変だと気づいた
「うわっ。」
突然、グラリっと揺れる
クラクラする・・。
めまいか・・?
グニャリっと空間が曲がったような気がした。
めまいがさらに激しくなりもう立てなくなる
ドサっと音を立て
旬は倒れる
そして、光に包まれ
彼は・・姿を消した
「ヴッ・・。」
俺は目が覚めた。
ここは・・どこだ?
キョロキョロと周りを見る
朧げな世界が鮮やかになる
「うわぁぁぁぁぁ」
そこには、見慣れない森が目の前に見える
旬は同時に困惑した。
な・・なに・・?
ここは何処だ!?
静かな世界・・。
俺は自分の状況が良くわかっていなかった
たしか・・。
俺は赤い月を見て・・そして・・めまいに襲われて
ズキズキっと痛む頭で必死に思い出そうとする
「駄目だ・・分からない。」
とりあいずここがどこなのか
う~ん、日本かなぁ・・?
そういって、キョロキョロと、当たりを見渡していると
あ、近くに、水場がある
俺は喉が渇いていた
水場に近づき水を飲もうとしていると
「ん?」
俺の手が小さいことに気付いた
「・・・手が小さくない?俺の手」
そして、俺はおそるおそる水で自分の顔を写すと
そこには・・。
「うぎゃぁ、お、俺、子供になっとる」
そう、俺は子供になっていた
服はなぜか、サイズがあっていたから違和感はなかったけど
なんで、俺子供になっているの?
どうみても、実年齢の5歳ぐらい退化して
十一歳ぐらいになっているよぉぉぉ
どうしよう俺
オロオロとなる旬
冷静になろうと俺はカタカタ震える身体を抑える
「れ、冷静になれ。そうだ、これは夢に違いない」
そう、念じているとガサガサと草をかきわけるような
音がした
なんだろう・・兎かな・・?
そう思っていたが・・予想は裏切られ
「ヴヴっ~」
兎ではなく、とがった爪、鋭い瞳をした
狼が姿を現した
「お、狼・・。」
いきなり、狼がでたぁぁぁ
なにここ、もしかして俺、超ピンチ?
「な、なんでどうして・・!!」
どーなる俺。どーする、俺
絶対絶命・・だよ!?
家に帰る以前の問題だよね。
俺・・もしかしてここで終わる?
狼が近づいてくる
もう・・駄目だぁぁぁ
悲観してくる俺
これまでのことが走馬灯のように走る
その時、どこからか声がする
ツカッテ
「え・・。」
マホウヲ・・ツカッテ
「だ・・誰!?」
テヲ・・フリアゲテ
俺は、言う通りに手を振り上げた
もう、ヤケだ
サァ、トナエテ
俺は自棄になりながら声を出す
「俺に、力を貸してくれ!!」
すると、ピカ~っといきなり辺りが光だした
「ギャゥ」
ヨクデキマシタ・・。
すると、声はフッと消える
雷が狼に当たり狼は倒れた
そしてプスプスと煙が漂う
俺はいまの出来事に驚いた。
「何したの・・俺?」
そして、今の声は・・何だったの?
声は、どこから
俺は当たりを見渡すがいるのは狼の黒コゲだけだ。
そして、俺は今、実感した
きっと、幻聴だろ信じた方がいいかもしれないと・・。
それよりも、今俺がしたこと
もしかして・・今の俺は・・。
「もしかして・・魔法を使えるの・・?」
狼が黒こげを確認した俺はつい嬉しくなった
これって、RPGの世界じゃん!!
魔法使いになることが子供の頃からの夢に俺は嬉しくなった
うきうきしだした旬
そして、その日から俺は
異世界で、森で暮らすことになった俺
これから、俺は知らない
様々な出会いと別れを経験しながら
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