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EP:21 甘く熱く、誘って、擦って
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「本当に、こんな真似して、ごめっ! ゲイリー~~ッッ‼」
涙声で謝る安住に。
ゲイリーはどうしたものかと思っていた。
(このままだとー後腐れとか、無視されちゃったりする気がするなー)
きっと、安住はこの自分をおかずにオナったことに後悔をして。
距離をあけて来るはずだと。
ゲイリーは確信に近く、思った。
今でさえ。
泣いてしまっている彼が。
ギクシャクせずにいられるわけがない。
(どうせー避けられちゃうんだったらー)
薄い布を持ち上げ、ゲイリーは安住が勃起させた茎を見た。
(ぅんー~~抜いちゃうかなー)
びくびく!
「ゃだ、見ないーーっひ! っへ?!」
「ねーイキたい? アズミー」
「?! っそ、れは…」
安住は目を泳がせた。
目に見えるくらいに張りガチガチに勃起している。
明らかに射精まであと少しまで来ている以上はさっさっと出してしまいたい、と思うのが心情だ。
むしろ、見なかったことにして放っておいても欲しかったという気まずさもある。
「ボクもさぁーアズミの勃起したチンチンを見てたらーほら!」
ゲイリーは安住の手を掴むと。
自身の茎に招き触れさせた。
「‼ った、勃ってる、じゃない、か。ゲイリー」
「うんうん。えへへー~~ボクもゲイだからねー忘れちゃったのー?? アズミー」
「…そ、うだったな。忘れてた」
バツを悪そうに安住も答えた。
それに。
ゲイリーが笑うと。
安住もつられて笑った。
「で。抜いてもいいのー? きついんじゃないのー?」
「…ん。キツイ、てか…も、射精たいっ」
安住の言葉に。
ゲイリーが安住の茎に触れ、軽く扱いた。
「!? っは、っふ! っげ、ぃリー~~っ!」
指先を。
手の甲を。
「っげ、ぃりぃ~~」
安住の先走り汁が、ゲイリーの手を厭らしく汚していく。
涙目で安住がゲイリーを見つめた。
「ぁ、ズミぃー♡」
ごっくん! とゲイリーの喉が鳴った。
それは。
安住にも聞こえていた。
(ゲイリー…俺に、俺なんかに…っこ、うふん…してん、のか、な?)
あまりの恥ずかしさに。
頬も痛く感じていく。
恐る恐ると。
安住もゲイリーの股間に指をやった。
ドクドク。
ズクズク――…ッッ‼
(ゲイリーのも。熱ぃ…)
パンツの上から安住は、ぎこちない手つきでゲイリーの茎を扱いた。
「っふ…アズミ、んんん、ぃいよー♡」
「う、うん…力、加減とか…どぅ、かな?」
「んーそ、ぉうだね。も、ちょっと…強めで♡」
「! うん。分かった!」
ぢゅ。
っぢゅ!
「ん゛ンん゛! ぃ、いよー♡」
(硬く、なった。ちょっと、先走りも出てきた…)
「ね♡ アズミ♡」
「っは、はい?!」
熱いゲイリーの言葉。
安住は上擦った声を出してしまう。
そして。
安住の耳元に甘く、誘うような声を吐いた。
「一緒に、擦らない♡?」
涙声で謝る安住に。
ゲイリーはどうしたものかと思っていた。
(このままだとー後腐れとか、無視されちゃったりする気がするなー)
きっと、安住はこの自分をおかずにオナったことに後悔をして。
距離をあけて来るはずだと。
ゲイリーは確信に近く、思った。
今でさえ。
泣いてしまっている彼が。
ギクシャクせずにいられるわけがない。
(どうせー避けられちゃうんだったらー)
薄い布を持ち上げ、ゲイリーは安住が勃起させた茎を見た。
(ぅんー~~抜いちゃうかなー)
びくびく!
「ゃだ、見ないーーっひ! っへ?!」
「ねーイキたい? アズミー」
「?! っそ、れは…」
安住は目を泳がせた。
目に見えるくらいに張りガチガチに勃起している。
明らかに射精まであと少しまで来ている以上はさっさっと出してしまいたい、と思うのが心情だ。
むしろ、見なかったことにして放っておいても欲しかったという気まずさもある。
「ボクもさぁーアズミの勃起したチンチンを見てたらーほら!」
ゲイリーは安住の手を掴むと。
自身の茎に招き触れさせた。
「‼ った、勃ってる、じゃない、か。ゲイリー」
「うんうん。えへへー~~ボクもゲイだからねー忘れちゃったのー?? アズミー」
「…そ、うだったな。忘れてた」
バツを悪そうに安住も答えた。
それに。
ゲイリーが笑うと。
安住もつられて笑った。
「で。抜いてもいいのー? きついんじゃないのー?」
「…ん。キツイ、てか…も、射精たいっ」
安住の言葉に。
ゲイリーが安住の茎に触れ、軽く扱いた。
「!? っは、っふ! っげ、ぃリー~~っ!」
指先を。
手の甲を。
「っげ、ぃりぃ~~」
安住の先走り汁が、ゲイリーの手を厭らしく汚していく。
涙目で安住がゲイリーを見つめた。
「ぁ、ズミぃー♡」
ごっくん! とゲイリーの喉が鳴った。
それは。
安住にも聞こえていた。
(ゲイリー…俺に、俺なんかに…っこ、うふん…してん、のか、な?)
あまりの恥ずかしさに。
頬も痛く感じていく。
恐る恐ると。
安住もゲイリーの股間に指をやった。
ドクドク。
ズクズク――…ッッ‼
(ゲイリーのも。熱ぃ…)
パンツの上から安住は、ぎこちない手つきでゲイリーの茎を扱いた。
「っふ…アズミ、んんん、ぃいよー♡」
「う、うん…力、加減とか…どぅ、かな?」
「んーそ、ぉうだね。も、ちょっと…強めで♡」
「! うん。分かった!」
ぢゅ。
っぢゅ!
「ん゛ンん゛! ぃ、いよー♡」
(硬く、なった。ちょっと、先走りも出てきた…)
「ね♡ アズミ♡」
「っは、はい?!」
熱いゲイリーの言葉。
安住は上擦った声を出してしまう。
そして。
安住の耳元に甘く、誘うような声を吐いた。
「一緒に、擦らない♡?」
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