いとをかし

ちさここはる

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EP:8 アーケードゲーム教務

今日29日 それは、突然に……①

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 老若男女問わずとした、年齢や性別と関係なく遊べるアーケードゲーム。
 その名は何か言ってみろぉうう!

 はい!

 QMAクイズマジックアカデミー

 え? え? ええ?? 存じ上げないですってぇええ!

 名前のまんまですよ。はい。
 あらゆるジャンル別で問題Q回答Aする魔法学園《M》をモチーフにしたクイズゲームっす! 名前の由来なんかは、ググってくださいね! うちの個人的な見解なので! こーだから、あーいう名前なんですよね? ってw 覚えていますからwwwww

 うちはゲームセンターに勤める前まで一切合切と、ぷよぷよとテトリスぐらいしかやれない|(アクションゲームの攻略本も読めず、基本うちも短気なのでw ドラクエやFFなんかもやるよりは見る専です)、うちなんかでも夢中になれる(一時的にですね。今も好きですが。ゲーセンに行く機会が中々となく、ひとりで行く気もないので今の生存は分かりかねます。携帯ゲームでもあったような気がするけど。どうなんだろう)、教育と一般的な知識や勉強に最適な、完全なるマニア向けのアーケードゲームとは、こいつのことだぜぇええ!

 昔で言うところの《脳トレ》ですね。
 それをキャラクターを可愛く、設定も様々、それでいて問題はきちんと洗礼されていて、ランキング制だから、中々の中毒性と自己顕示願望、……いや、心酔ですかね。
 もうね。問題や回答なんかをノートに、一問一句と書いて書いて、暗記されるんですよ。
 やられているお客様方。マジですよ。
 液晶に触れるから滑り防止で、音ゲーのお客様のように|(後に、音ゲーでも手袋に触れます)手袋を履きプレイをされています。
 うちの知り合いも、本格的派の方でノートも手袋も、常備し装着してプレイをされていましたよ。
 
 最初は4台程度だったのが、気がつけば、8台くらい筐体が増えてました。

 誰もが楽しめるQMAは言わずと王手のKONAMI様。
 天才的な開発力だと思ってます。いかにお客様を楽しんでもらうか、問題や回答なんかを増やし、ランキングを目指してもらうか、1コインを入れて楽しんでもらうか。
 開発の方々も大変かと思います。

 一年間の間に何回、更新アップデートをするのかも驚きの回数ですよ。

 ですが。
 ここで書いてでも、言いたいことがあるっっっっ!

 一般的なゲームの更新なんかは、大きな筐体の装飾ガワと一緒にDVDが届きます。
 中身が一新するから、筐体の装飾自体も変えなきゃならんわけですよ。

 1:筐体装飾 (×筐体分。×メイン分)
 2:更新DVD (店内にある読み込みデッキで行う)
 3:冊子 (無料配布。よく、KONAMIカード店頭50~100枚と来て、先着順に差し上げてました。店では告知してなくても、やり込んでる人は「ください」とカウンターに来てました。基本、カウンターでの受け渡しです。なぜなら、……あるだけ無制限に、人って、持って行っちゃうからね!)

 開店前には、来ません!
 10時過ぎに、○○日厳守! ってシールが張られて届きます。
 それをですね。

 従業員一人で行わなけれなならないんですよ!
 
 待ってるお客様の視線の中で! ぴえん! ですよ。

 メインにデッキのコネクターつけてON! して読み込ませます。(確か、だったはず)
 その間。マイキングでQMAの更新の話しをします。パチ屋みたいにですね。

「終わり次第、筐体を解放いたしま~~す」

 しかしです。
 これらは筐体を含めた装飾なんかがある場合の仕事なのです。
 ただ、中身のみの更新の場合。
 KONAMI筐体の全てが自動|《ネットワークのみの》更新となると。

 場はえらいことになります。

 何故かというと――……

 事前告知してくれる場合と、← ①

 事前告知が上司で停まり(しかも、上司が休みで)知らされていない場合と、← ②

 事前告知がKONAMIのサイトに乗せられているのに、現場に通知されていない場合とが、← ③

 これらが本当にあったと、想像してください。
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