21 / 33
EP:5 しくじり接客伝 《病編》
今日21日 普段と変わらない症状の脅威 《発覚編》
しおりを挟む
母もうちもぐったりと席で屍のようになっていて、
「ちささーん」
看護師さんの言葉にも「ふぁいぃ」なんて弱々しくも応えたます。友人は車の中で待機をしてくれていました。行き返りと付き合ってくれました。
「じゃあ。鼻の中ぐりぐりしますよぉう」と細長い棒を取り出した看護師さん。あれはもう凶器ですよ。先端が鼻の奥にはいるんですよ!? しかも、ぐりぐりとされるんですよ?? しかも、わりと強い手つきで逃がさないようににこやかに作業を行うんですよ。あががががっ!
じんじん。
鼻の穴の奥が痛みながらも呼ばれるのを待ちました。母も同様に。
「インフルエンザで間違いないよ」
呼ばれてくらくらと、違ってくれ! と願ったうちの祈りは儚くも塵になります。
「だいたい3、4日。家で安静にして、熱が下がったら2日後くらいから出歩いてもいいよ」
つまりは一週間くらいは、会社は休まなければならないということです。
まさに地獄。何故なら会社を休む → 給料が減る!
うちにとっては死活問題! でしょう!?
母と寝たきりになる訳です。
そして、
「店長……すいません。インフルでした」
報告には勇気がいりましたw
『A君もインフルだったよ』
ががぁん!
素っ気ない言い方だった記憶とやっちまったという記憶があります。
明らかにうちが移した風邪じゃないですか。他のスタッフも、そう思っていたとはずです。聞かなかったけど恐らくはねw
「熱が下がって2日くらいから出勤が出来そうです」
『うん。お大事にね』
から。
うちは寝てました。
母が何故か早く回復しました。
無職のように食っちゃ寝をし続けた私の顔は大きくまん丸になっちまいました。
後日、出勤して全員に顔の大きさに突っ込まれました。ちっくしょうぅうう‼
以後。うちの顔から肉が削れることはなくなったのが【罪】と【罰】なのかもしれませんね。
このとき。本当にA君には申し訳ないとしか思いませんでした。明らかに感染源はうちなわけでしょ? やっちまったとしかね。後は、ビンゴ大会の司会をしたことは本当にしたくなかったし、店長にも言ったのに聞く耳みないしで最悪で、ひやひやしましたよ。子どもが間近に来るんですもの。(来ないで、来ないで)と唸ってましたよ。インフル確定も、久しぶりの長い休みだったので仕事に行きたくてうずうずとしていました。
次回。
ふざけんなよ! な展開になりますw
「ちささーん」
看護師さんの言葉にも「ふぁいぃ」なんて弱々しくも応えたます。友人は車の中で待機をしてくれていました。行き返りと付き合ってくれました。
「じゃあ。鼻の中ぐりぐりしますよぉう」と細長い棒を取り出した看護師さん。あれはもう凶器ですよ。先端が鼻の奥にはいるんですよ!? しかも、ぐりぐりとされるんですよ?? しかも、わりと強い手つきで逃がさないようににこやかに作業を行うんですよ。あががががっ!
じんじん。
鼻の穴の奥が痛みながらも呼ばれるのを待ちました。母も同様に。
「インフルエンザで間違いないよ」
呼ばれてくらくらと、違ってくれ! と願ったうちの祈りは儚くも塵になります。
「だいたい3、4日。家で安静にして、熱が下がったら2日後くらいから出歩いてもいいよ」
つまりは一週間くらいは、会社は休まなければならないということです。
まさに地獄。何故なら会社を休む → 給料が減る!
うちにとっては死活問題! でしょう!?
母と寝たきりになる訳です。
そして、
「店長……すいません。インフルでした」
報告には勇気がいりましたw
『A君もインフルだったよ』
ががぁん!
素っ気ない言い方だった記憶とやっちまったという記憶があります。
明らかにうちが移した風邪じゃないですか。他のスタッフも、そう思っていたとはずです。聞かなかったけど恐らくはねw
「熱が下がって2日くらいから出勤が出来そうです」
『うん。お大事にね』
から。
うちは寝てました。
母が何故か早く回復しました。
無職のように食っちゃ寝をし続けた私の顔は大きくまん丸になっちまいました。
後日、出勤して全員に顔の大きさに突っ込まれました。ちっくしょうぅうう‼
以後。うちの顔から肉が削れることはなくなったのが【罪】と【罰】なのかもしれませんね。
このとき。本当にA君には申し訳ないとしか思いませんでした。明らかに感染源はうちなわけでしょ? やっちまったとしかね。後は、ビンゴ大会の司会をしたことは本当にしたくなかったし、店長にも言ったのに聞く耳みないしで最悪で、ひやひやしましたよ。子どもが間近に来るんですもの。(来ないで、来ないで)と唸ってましたよ。インフル確定も、久しぶりの長い休みだったので仕事に行きたくてうずうずとしていました。
次回。
ふざけんなよ! な展開になりますw
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
目覚めぬ悪夢:性感染症の罠
卍ェリーナジョリー
エッセイ・ノンフィクション
28歳の広告ディレクター、エリカは、都会で孤独を感じながらも魅力的な男性カズキと出会い、彼との関係にのめり込む。しかし、体に異変が現れ、性感染症にかかっていることが発覚。梅毒に感染したエリカは、カズキとの関係に苦しみながらも、自分の人生を見つめ直し、再生の道を歩み始める。性感染症の恐怖と向き合い、彼女がたどる成長と自己再生の物語。
天涯孤独のアーティスト
あまゆり
エッセイ・ノンフィクション
はじめに…
自分自身の波瀾万丈の人生を書いてます。 こんな生き方も参考にしてください。
学もない私が書いていきますので読みづらい、伝わりづらい表現などあるかもしれませんが広い心でお付き合い頂ければと思います。
平成や令和の方などには逆に新鮮に思えるような昭和な出来事などもありますので不適切な表現があるかもせれませんが楽しんでもらえたらと思います。
両親が幼い頃にいなくなった私
施設に行ったり、非行に走ったり
鑑別所や、少年院に入ったり
音楽を始めたり、住む家がなくフラフラして生きて、いつの間にか会社を経営して結婚して子どもが生まれたり、女装を始めたり
こんな生き方でも今生きている自分がいるってことを伝えたいと思います。
過去を振り返ることで今の自分が怠けずに生きられているのか、自分を見つめ直すことができるので頑張って書いていこうと思います。
この物語に出てくる登場人物は本人を除いて一部の人は仮名で表現しております。
QUEENファンのひとりごと
安明(あんめい)
エッセイ・ノンフィクション
特にテーマを決めずに、QUEENについて書いてみたいと思いました。防備録的なものでもあるので、お読みいただく価値があるか甚だ心許ないところですが、もしかしたら「私ならもっといいものが書ける」という方が出てこられる、呼び水くらいにはなりかもしれません。お暇なときにでも覗いてやってください。
「HOTランキング用ジャンル選択」はどっちかを選ばないといけないので「女性向け」としましたが、もちろん性別問わずお読みいただけると嬉しいです。
腐女子看護師の日常
とっぽ
エッセイ・ノンフィクション
看護師……それは白衣の天使。人々の癒やしであり、人々の苦痛を取り除き、日々笑顔を絶やさず聖母のごとき博愛精神で人々を包み込む清らかな職業。
一方、腐女子……それは腐臭漂う末期のヲタク。BがLしてれば人生ハッピー。火のないところに煙を立たせてなんぼな火起こし職人。
これは、腐女子兼看護師な主人公・とっぽが、日々襲い来るキラキラ同僚との会話やリアル社会への適応に苦しみながらも、必死に現代を生きていく、希望と愛の物語である───。(クソッ、夜勤だ!深夜アニメがリアタイできねぇ!)
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
平成元年カナダ・バンクーバー行き
イマガーDC
エッセイ・ノンフィクション
前書き その2 “福岡国際空港”
昨日から平成元年にタイムスリップしている。この時は昭和天皇崩御でとにかくえらい騒ぎだった。自粛ムードの真っ最中、名だたるテレビ番組は退屈で、僕もレンタルビデオ屋に走った。人気の作品は貸し出し中の札ばかりで、中に見つけた“ウエルター”という邦画(もう、この言い方も古いのかな)を借りて楽しむ。案外面白かった。実はカナダに行くまでにセルフディフェンスというか、何か格闘技を経験した方が良いだろうと小倉高橋ボクシングジムに通った。自分のペースでトレーニングが進められ、学生時代のような集団練習でないところに惹かれてボクシングを楽しんだ。その経験もあったせいか、現役のプロボクサーが演じた役はリアリティにあふれ興奮した。
さて、僕はというとカナダはおろか外国に出たこともなく航空券を買うのも大学を出た友人に頼った。わざわざ福岡市の生協関連の旅行代理店を紹介してもらい大韓航空の1番安いチケットを買ったのだった。今思えば小倉でも買えたのだろうが、高速バスで行った博多は随分都会に感じられた。その時にワーキングホリディの説明会に参加した気がする。そこから、週刊プロレスに宣伝が載っていたバッシュ=Troopのコブラという靴を買う。生活したバンクーバーではスケボー少年たちからよく履いているバッシュの銘柄を聞かれた。結果、それから5年ほどを履いてボロボロになってから捨てた。
福岡空港へは両親に送ってもらう。航空機に乗り込んでからも両親の姿が見えた。分からないとは思ったがMA-1を裏返してオレンジの色を窓に押し付けてここにいる事を示した。1年後に帰国して聞いたが全く覚えていない、との事で可愛がっていた犬にも死ぬほど吠えられた。こいつ(モモ)も僕も覚えていなかった。僕は少し泣いた。
後悔と快感の中で
なつき
エッセイ・ノンフィクション
後悔してる私
快感に溺れてしまってる私
なつきの体験談かも知れないです
もしもあの人達がこれを読んだらどうしよう
もっと後悔して
もっと溺れてしまうかも
※感想を聞かせてもらえたらうれしいです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる