いとをかし

ちさここはる

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EP:2 UFOキャッチャー業務

今日12日 生き物の景品文化はクソである!

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 昆虫は追加と、思い出せば2回した記憶を掘り起こした。

 1回目と2回目は同じ年ではない。(例 今年、次の年)
 UFOキャッチャーに投入した型は同じだった。
 釣り爪なんかじゃなくて、小々SSアームで箱を掴むという荒業だ。
 ただ、アームが小さいから箱が落っこちる心配なんかはなかった。

 昆虫の種類の説明を受けたが興味がないから覚えてはいない。
 全部が同じな昆虫なんかではなかった。種類が豊富だった。
 ヘラクレストなんちゃらとか言ってたかな? 他にも違う名前を言っていたけど、本当に申し訳ないけど興味がないから覚えてなんかいないよね。

 私は熱帯魚よりは昆虫だ。
 それは実父親とーさんの影響もあるだろう。

 少し、またと路の反れる話しをしょう。(意味はないけど)
 カードゲームに【昆虫キング】というゲーム機があった。
 その大会は毎回と大人気だった。
 しかし、参加者も同じになり勝つのも同じになったのだが、参加者に大人が交じり、分けることによって変わった。
 昆虫の人形も爆発的に動いた。アニメ化や映画化もしたんだから凄いよね。
 
 しかし、薄れるムーブメント。

 その筐体は中身とガワが変わり残った。

 その層を狙って。
 昆虫は生き物の景品に選ばれたのだ。

 UFOキャッチャーの硬貨回収BOKの中のお金はみるみるうちに溜まっていく。

 しかし、今回は熱帯魚とは違い、生命力が高い。
 だから、現金回収が見込める生き物の景品として長く、UFOキャッチャーに鎮座することとなる。
 その間、もちろんうちが世話をした。

 餌やり自腹購入に、中に霧吹きで水を取らせ、出待ちホストのような彼らを活かした。
 朝から閉店までの間をUFOキャッチャーと事務所で暮らす彼らである。
 世話するうちは熱帯魚よりも楽しかったよ。うん、可愛かったし。
 それに死ぬ昆虫はほぼほぼといなかった。……気がする。

 生き物の景品の話しがくどく、長く書いてるので、ここいらで〆るとする。

 最終的に。
 残った昆虫をうちが引き取った。
 最初の昆虫をくわ太郎と名づけた。

 掃除はとっても、くそと面倒だった。
 土に小虫は湧くし、虫かごにもカビが生えてくるし。
 夏日と暑く扇風機もなかったうちに友人は扇風機を買ってくれた。
 しかし。

「あれ? ひっくり返ってるぞ????」

 一か月もいかないくらいに、くわ太郎はお亡くなりになった。
 遺骸は丁重に葬ったことは言うまでもないだろう。
 そして、また何年後に生きた景品が仕入れされた。

 最後の一匹を引き取った。

 くわ次郎だ。

 この子は半年と生きてくれたが、冬の日にお亡くなりなった。
 ……今に思えば、本当に死んでいたのか。
 北海道の冬に冬眠をしたのかも、……まぁ、掘って葬ったんだけど。

 本当に生き物の景品文化は滅亡して欲しいとうちは思うんですよ。

 はい。
 この話しをしたくて、いとをかしを書いたってのもありますw
 次回からは、普通のUFOキャッチャーの裏バナです。

 よろしくお願いします!
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